JPH04181133A - 三次元力覚センサーの起歪体構造 - Google Patents

三次元力覚センサーの起歪体構造

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JPH04181133A
JPH04181133A JP2309576A JP30957690A JPH04181133A JP H04181133 A JPH04181133 A JP H04181133A JP 2309576 A JP2309576 A JP 2309576A JP 30957690 A JP30957690 A JP 30957690A JP H04181133 A JPH04181133 A JP H04181133A
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JP
Japan
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cover
distortion
chip
force sensor
strain
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Pending
Application number
JP2309576A
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English (en)
Inventor
Tsudoi Ebina
蝦名 集
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Enplas Corp
Original Assignee
Enplas Corp
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Publication date
Application filed by Enplas Corp filed Critical Enplas Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はシリコン単結晶基板に拡散歪ゲージを形成し、
起歪体上にシリコン単結晶基板を接合した拡散型力覚セ
ンサー(以下単に力覚センサーという)の起歪体構造に
関する。
(従来の技術) 先ず、本発明の対象とする力覚センサーについての概略
を説明する。
従来から知られた力覚センサーは三次元構造に加工され
た起歪体にストレインゲージを貼付したものであるが、
大きさや感度、更に価格の面で充分なものであるとは言
えないものであった。
ところが、このような従来からの力覚センサーに改良を
加え、シリコン単結晶基板に機械的外力を加えると結晶
格子に歪みを生じ、半導体中のキャリア数や移動度が変
化して抵抗率が変わる現象即ちピエゾ抵抗効果を利用し
て起歪体の歪みを抵抗の変化に変換し、ブリッジ回路に
より起歪体に加わる力を電気信号に変換する方法を用い
た三次元力覚センサーが考え出された。
第3図に示すものは上述の三次元力覚センサーの断面図
である。この力覚センサーlOの起歪体11は外周部1
1aと、中心部に垂直に突出した検出アーム13と、こ
れら外周部11aと検出アーム13の間は環状のダイア
フラム12で形成し、このダイアフラム12のエツジ部
12a 、 12b(上記外周部11a及び検出アーム
13との境界部)の上方(エツジ部12a、12bと反
対側の面)には14−1.14−2.14−3.14−
4よりなるゲージ抵抗14が形成されている。このゲー
ジ抵抗は起歪体11の一つの直径上に14−1.14−
2.14−3.14−4の順に並んで配置されている。
第5.6.7図は上述の力覚センサーエ0のゲージ抵抗
14−1.14−2.14−3.14−4でブリッジ回
路の構成を示しているが、ダイアフラム12の各ゲージ
抵抗14−1.14−2.14−3.14−4が外力を
受けた時、ブリッジ回路各辺の電気抵抗Rx1〜RX4
、Ry1〜Ry4 、Rzl”Rz4は第1表に示す変
化を起こし、X軸モーメント(Mx)、Y軸モーメント
(My)、Z軸押張力(FZ)を検出することが出来る
ここで、各ゲージ抵抗14−1.14−2.14−3.
14−4はX軸、Y軸、Z軸の各ブリッジ抵抗Rxl〜
Rx2、Ryl 〜RV4 、Rz1〜RZ4に共通で
ある。
第1表 (発明が達成しようとする課題) 上述の力覚センサーで三次元の力を測定する場合、人体
がこの力覚センサーに触れたり、又は極度に接近すると
力覚センサーの出力値に影響を及ぼして、正確な値が得
られないという問題がある。
これは力覚センサーに使用している拡散歪ゲージを形成
したシリコン単結晶板よりなるチップをPN接合型ダイ
オードと見做すと、力覚センサーに人体等が接触するか
、又は極端に接近することにより順方向バイアスを加え
た状態となり、弱電流が流れることにより出力電圧値が
変化する。特にチップのPN耐圧値が低い場合、第2図
のバイアスの有無による出力変化特性図に示す■のよう
に影響が顕著である。
このような問題を解決する手段として、逆バイアスを加
える方法が有るが、ブリッジ回路の入力端に加わる電圧
よりも高い逆バイアスを加えなければならず、力覚セン
サーの耐久性等を考慮すると、余り実用的ではないばか
りか、更に力覚センサーの出力側に接続する増幅器等の
計測回路を構成する場合、複雑高価なものとなってしま
う。
本発明は上述の問題を解決して、力覚センサーの耐久性
が良く、しかも付属する計測回路も簡単で済む力覚セン
サーを提供するこ、とを課題とする。
(課題を達成するための手段) 上述の課題を達成するために、拡散歪ゲージを形成した
シリコン単結晶板を起歪体11に接合してなる力覚セン
サー10において、前記シリコン単結晶板よりなるチッ
プ20を覆うように前記起歪体11に設けたカバー15
と、前記起歪体11及び前記カバー15の外側を被覆す
る絶縁被膜18とを設けたものである。
(作用) 上述のように、カバー15はチップ20を外部からの機
械的及び電気的衝撃から保護するとともに、外側の絶縁
被膜18は外部で発生した異常電圧の影響を排除する。
(実施例) 第1図は本発明の力覚センサーの構造を示した断面図で
ある。起歪体11そのものは従来の力覚センサーの起歪
体と同様であるが、N型半導体16とP型半導体17よ
りなるチップ20がダイアフラム12の上側に貼付して
あり、このチップ20を覆うようにアルミ等の非鉄金属
で構成されたカバー15が起歪体11の外周部11aに
接着又は溶接等で接合されている。更にこれら起歪体1
1及びカバー15の外側を絶縁性の塗料を塗布するか、
又はポリイミドフィルム等の絶縁性フィルムを貼付する
かして外周に絶縁被膜18を構成しである。
なお、チップ20のP型半導体17とコンタクトピン1
9とは金等のリード線21で接続しであることは従来例
と同じである。
次に本発明の力覚センサーの動作について説明する。第
1図に示すように、検出アーム13(起歪体11でも良
い)とコンタクトビン19間にeVのバイアス電圧を印
加してお(。このバイアス電圧のために、力覚センサー
10に人体等が接触しても第2図に示す■のように接触
時間T間に多少の出力変化はあるが、バイアス無しの■
の場合の出力変化に比べて大幅な減少が見られる。なお
、■はバイアス無しで、接触もしない従来の場合の例で
ある。
(発明の効果) 上述のように、チップ20を覆うカバー15及びこのカ
バー15と起歪体11の外側を覆う絶縁被膜を形成する
ことにより、 1)起歪体外部からの電気的影響を受けず、正しい変位
量を検出することが出来る。
2)周囲で異常電圧が発生しても検出値に影響を与える
ことがない。
3)簡単な構造で耐久性を維持することが出来、低価格
の力覚センサーを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の力覚センサーの構造を示した断面図、
第2図はバイアスの有無による出力変化特性図、第3図
は従来の拡散型力覚センサーの断面図、第4図はX軸周
ブリッジ回路図、第5図はY軸周ブリッジ回路図、第6
図はZ軸周ブリフジ回路図である。 10:力覚センサー、 11:起歪体、 15:カバー
、 18:絶縁被膜、 20:チップ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  拡散歪ゲージを形成したシリコン単結晶基板を起歪体
    に接合してなる拡散型力覚センサーにおいて、前記シリ
    コン単結晶基板よりなるチップを覆うように前記起歪体
    に設けたカバーと、前記起歪体及び前記カバーの外側を
    被覆する絶縁被膜とを設けたことを特徴とする三次元力
    覚センサーの起歪体構造。
JP2309576A 1990-11-14 1990-11-14 三次元力覚センサーの起歪体構造 Pending JPH04181133A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010230490A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Panasonic Corp 物理量センサ
CN103323152A (zh) * 2013-05-15 2013-09-25 中国矿业大学 仿生皮肤三维力触觉感知装置及其测量方法
CN114434413A (zh) * 2020-10-30 2022-05-06 中国核工业二三建设有限公司 一种核岛支架安装车

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JP2010230490A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Panasonic Corp 物理量センサ
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