JPH04179458A - 茶の抽出後に残った茶かすの粉末を主成分とした滋養食、飲料及びその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、薬用効果の高い滋養食品、飲料及びその製造
方法に関し、特に、ウーロン茶、紅茶、緑茶、その他の
茶（以下単に茶と称する）の抽出後に残った茶かす（茶
滓）を原料として生成した滋養食品、飲料及びその製造
方法に関する。

従来の技術 現在、各稲藁の各メーカは、ウーロン茶、紅茶を原料か
ら抽出したものを飲料として販売している。しかるに、
茶の抽出後に残った茶かすに対しては、一部肥料等とし
て用いられているものの、多くの場合、メーカは多額の
費用を使って廃棄処理業者にその処分を依存しているの
が実情である。

発明が解決しようとする課題 古代より人々は茶を飲み、その慣習は毎日の生活に欠か
せないものとなっており、また、茶は体に蓄積される脂
肪の除去、胃腸、便秘等にもよいとされている。

茶はｔた、植物の葉１００％のものであって、その葉に
はさまざまな栄養分あるいは薬用成分があり、今見直さ
れている繊維質がたくさん含まれていることも事実であ
る。

このような有効成分が多く含まれた茶かすが、植物繊維
飲料となることは知られてはおらず、叙上のように簡単
に廃棄されている。

本発明は従来の上記実情に鑑みてなされたものであり、
従って本発明の目的は、廃棄処分に困っていた廃棄物で
あった茶かすを、有効に利用し、滋養、薬用効果の高い
食品、飲料に転換することを可能とした新規な生成物及
びその製造方法を提供することにある。

課題を解決するための手段 上記目的を達成する為に、本発明に係る茶の抽出後に残
った茶かすの粉末を主成分とした滋養食、飲料及びその
製造方法は、抽出した茶かすを約１００℃の熱湯若しく
は蒸気熱で所定の時開蒸し、その後に拡散して約１０°
Ｃ以下になるまで自然冷却し、次いで発酵室に入れて発
酵が終了するまで所定の日数貯蔵し、発酵後に乾燥させ
、乾燥させて生成した前記生成物を微粉末に粉砕するこ
とを特徴としている。

実施例 次に本発明をその好ましい一実施例について詳細に説明
する。

まず、茶かすを蒸気熱もしくは熱湯１００°Ｃ以上にて
殺菌処理をする。蒸す時間は５〜１０分間とし、熱湯の
場合には、２〜３分間煮沸する。殺菌処理した茶かすを
その後に布またはござ等の上に拡散し、約１０°Ｃ以下
になるまで自然冷却させる。

次いで発酵室に入れて約１５〜１８日間かけて発酵させ
る６発酵室の温度は４５〜５５℃とするのが最適である
。また発酵の過程で中身が平均に発酵するように途中４
．５日ごとに切り返しを行うことが大事である。

この発酵工程により発酵させることで原料のセルローズ
が分解し、養分が人体に吸収され易くなる０発酵後にそ
の発酵生成物を発酵室から取り出して乾燥機による完全
乾燥を行う。

以上の工程によって処理生成された生成物を更に、粉砕
機を使って微粉末状態になるまで粉砕する。

この微粉末は、植物繊維を含む弱アルカリ性食品あるい
は飲料として利用される。

以上の工程により処理生成された生成物に含まれている
成分は、繊維、蛋白質、糖質、鉄、りん、カルシウム、
脂肪、灰分、水分、マグネシウム、カリウム等である。

本発明に係る滋養食品、飲料の用途は次の通りである。

（１）、水、あるいは湯に混入して飲む。

（２）１缶入り及びびん入りの飲料水の製造に用いる。

（３）、あらゆる食品に添加して滋養食品にする。

（４）、入浴剤、化粧品の製造に用いる。

（５）、動物の飼料の製造に用いる。

発明の効果 本発明は以上の如く構成され、作用するものであり、本
発明によれば、本発明に係る食品、飲料を肥満体質、食
欲不振、胃腸障害、虚弱体質の人が使用することにより
、体質が改善される為に慢性成人病なども改善される。

また本発明によれば、健康な人が使用することにより、
その健康状態を長期間維持することが可能となる。

従来より知られている、せんじたり、茶として引用する
植物（薬用植物を含む）全て、同じ様に製造することが
可能であり、また同様の効果が得られる。

特許出願人　元　　木　征　　治 代　理　人　弁理士　熊谷雄太部

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）、茶を抽出後の茶かすを原料とし、この原料を蒸
   気熱若しくは１００℃以上の熱湯にて殺菌処理し、冷却
   した後に発酵させて乾燥し、粉末にして生成したことを
   特徴とする茶の抽出後に残った茶かすの粉末を主成分と
   した滋養食、飲料。
2. （２）、抽出した茶かすを約１００℃の熱湯若しくは蒸
   気熱で所定の時間蒸し、その後に拡散して約１０℃以下
   になるまで自然冷却し、次いで発酵室に入れて発酵が終
   了するまで所定の日数貯蔵し、発酵後に乾燥させること
   を特徴とする茶の抽出後に残った茶かすの粉末を主成分
   とした滋養食、飲料の製造方法。
3. （３）、発酵後に乾燥させて生成した前記生成物を微粉
   末に粉砕することを更に特徴とする請求項（２）に記載
   の茶の抽出後に残った茶かすの粉末を主成分とした滋養
   食、飲料の製造方法。
4. （４）、前記蒸気熱で蒸す時間を約５〜１０分間とし、
   または前記熱湯に通す時間を約２〜３分間とし、前記発
   酵室の温度を約４５〜５５℃とすると共に、前記生成物
   を前記発酵室に保存する日数を約１５〜１８日とするこ
   とを更に特徴とする請求項（２）または（３）に記載の
   茶の抽出後に残った茶かすの粉末を主成分とした滋養食
   、飲料の製造方法。