JPH04178517A - 二軸角速度計 - Google Patents

二軸角速度計

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JPH04178517A
JPH04178517A JP2306866A JP30686690A JPH04178517A JP H04178517 A JPH04178517 A JP H04178517A JP 2306866 A JP2306866 A JP 2306866A JP 30686690 A JP30686690 A JP 30686690A JP H04178517 A JPH04178517 A JP H04178517A
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JP
Japan
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angular velocity
temperature
piezoelectric
time constant
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP2306866A
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English (en)
Inventor
Kaneyuki Umemoto
梅本 金之
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、飛翔体などの各種運動体において、姿勢計
測や制御のために用いられ、角速度を検出するもので、
回転軸に直角に一対の圧電検出器を対称、かつ平行に取
付け、その回転軸を回転させ、回転軸と直交する面内の
直交する二軸に関する角速度を検出する二軸角速度計に
関する。
「従来の技術」 第3図に従来の二軸角速度計を示す。レートセンサ部1
1内において回転軸12に、一対の平行したビーム状の
圧電検出器13.14が回転軸12と直角に、かつ回転
軸と対称に取付けられている。
回転軸12はスピンモータ15により一定速度で回転さ
れる。回転軸12と直交する面内に作用する角速度によ
り圧電検出器13.14にコリオリ力が作用し、圧電検
出器13.14が図に点線で示すように互いに逆方向に
たわみ、このたわみにより圧電検出器13.14に発生
する各【気信号がそれぞれスリ・7プリング及びプラン
16を介して前置増幅器17.18に導ひかれ、前置増
幅器17.18の各出力はレートセンサ部11の外のセ
ンサエレクトロニクス部19内のフィルタ移相回路21
へ供給され、フィルタ移相回路21で両電気信号の感度
及び位相合せが行われる。フィルタ移相回路21の百出
力は差動回路22で互いに引算されて、回転軸11に沿
う加速度にもとすく同相成分が除去される。
回転軸12に基準パターン板23が取付けられてあり、
この例では基準パターン板23に形成されている基準パ
ターンを光検出器24で検出し、その検出出力が基準信
号発生器25へ供給される。
基準信号発生器25から回転軸12が基準方間に向いた
時、立上りそれから1800回転すると立下る方形波の
基準信号と、これに対し90度遅れた基準信号とが作ら
れる。差動回路22の出力が同期検波回路26で基準信
号発生器25からの二つの基準信号によりそれぞれ同期
検波され、これら両投波出力はフィルタ増幅器27を通
してX軸角速信号、Y軸角速度信号として出力される。
「発明が解決しようとする課題」 この従来の二軸角速度計において、差動回路22の出力
に直流分が含まれていると、その直流が同期検波回路2
6でパルス化され、軸回転周波数の雑音となる欠点があ
り、更にスケールファクタとクロスカップリングの温度
計数が大きい欠点を持っていた。
圧電検出器13.14の伝達特性GP(S)は次式%式
% に、:比例定数   Cド圧電検出器の内部容量R1:
圧電検出器の内部抵抗 圧電検出器の内部容量C,は温度変化に対して一般に比
較的大きな正の温度係数を持って変化する。
このため高温になると時定数T、が大きくなり、利得周
波数特性は第4図Aに示すように曲線28から曲線29
へと利得が大きくなるように変化し、位相周波数特性は
第4図Bに示すように曲線31から曲線32へと位相が
遅れるように変化する。
このため検出される角速度信号の利得はaからbへ大と
なり、位相はCからdへと遅れる。この結果角速度計の
スケールファクタが温度変化で比較的大きく変化する。
またX軸まわりの角速度とこれと直角なY軸まわりの角
速度とは本来無関係であり、つまりX軸まわりの角速度
のみが入力されている場合はこれに応じてX軸角速度信
号が出力され、Y軸角速度信号はゼロであるが、温度変
動で、圧電検出器の位相特性が変化すると、圧電検出器
の出力と基準信号との位相関係が正しい状態からずれ、
例えば本来はY軸角速度信号はゼロであるべきであるが
、Y軸角速度信号が現われ、いわゆるクロスカップリン
グが生じる。このクロスカップリングの温度変化係数も
比較的大きい。
この対策として、圧電検出器における応答の折点周波数
を小さくして(つまり時定数T、を大きくして)角速度
信号のキャリア周波数(回転軸12の回転周波数)に対
して十分小さくすることが考えられる。しかしこの方法
は圧電検出器の電圧出力感度を低下することになり、実
用的でない。
このため従来においては軸回転数の雑音を減少するため
、差動回路等にてバイアス調整回路を設け、同期検波回
路入力ハイアスを無くするよう調整する必要かあった。
さらに、温度によるスケールファクタやクロス力・7プ
リングが変化するのを防ぐため、使用温度範囲を制限し
たり、広範囲の温度範囲での使用が要求される場合は、
レートセンサ部11を所定の温度に制御し、外部の周囲
温度の影響を受けないようにしていた。このような温度
制御は二軸角速度計の小形化、軽量化、低価格化に反す
ることになる。あるいは、レートセンサ部11に温度セ
ンサを取付け、その温度センサの出力に応じてマイクロ
プロセッサで角速度信号を補正計算して、スケールファ
クタ及びクロスカップリングの温度変化係数を小さくし
ていた。しかしこのようにマイクロプロセッサによる補
正計算も、二軸角速度計の小形化、軽量化、低価格化に
支障をきたしていた。
「課題を解決するための手段」 この発明によれば差動回路と同期検波回路との間に高域
通過濾波器が挿入され、直流分が遮断されて同期検波回
路へ供給される。この高域通過濾波器の時定数決定素子
の少くとも一部は、圧電検出器とほぼ同一の温度環境に
配置され、かつ高域通過濾波器の時定数TMは圧電検出
器の時定数T、とほぼ等しく、かつこれら時定数TNs
 T、の温度変化係数を互いにほぼ等しく、逆極性とさ
れる。
「実施例」 第1図はこの発明の実施例を示し、第3図と対応する部
分に同一符号を付けである。この発明においては差動回
路22と同期検波回路26との間に高域通過濾波器33
が直列に挿入される。高域通過濾波器33は例えばその
濾波器33の入力端に入力抵抗器34の一端が接続され
、その他端がコンデンサ35を通して演算増幅器36の
反転入力端に接続され、演算増幅器36の非反転入力端
は接地され、反転入力端と出力端との間に帰還抵抗器3
7が接続されて構成される。この高域通過濾波器33の
時定数決定素子である入力抵抗器34とコンデンサ35
とのうちコンデンサ35はレートセンサ部11内に配さ
れ、圧電検出器13,14とほぼ同一の温度環境に配置
される。このコンデンサ35としてその容量の温度係数
が圧電検出器13.14の内部容量C7のそれに対し大
きさが等しく、変化の極性が逆の負極性のものが用いら
れる。このようなコンデンサ35は温度補償用コンデン
サとして市販されているものから選んで使用することが
できる。また高域通過濾波器33の時定数T8を圧電検
出器13.14の時定数T、と等しくする。つまり、入
力抵抗器34の抵抗値RHとコンデンサ35の容量CM
との積である時定数TMをTpと等しくする。
このように構成されているから、差動回路22の出力中
の直流分が高域通過濾波器33により遮断され、同期検
波回路26において軸回転周波数の雑音が発生すること
がない。
更に、高域通過濾波器33の伝達関数C,(S)は(2
)式で表わされ、(1)式で示した圧電検出器13゜1
4の伝達特性と同じ形式である。
T工S+1 TM=C1l−R。
R8:入力抵抗器34の抵抗値 CH:コンデンサ35の容量 KM:比例定数 容量C8の温度係数が負で大きさが内部容量C2の温度
計数と等しく 、T、=TFであり、コンデンサ35は
圧電検出器13.14と常に同一温度にあるため、圧電
検出器13.14における温度変化にもとすく利得と位
相との変化は、高域通過濾波器33でこれと大きさが等
しく極性が逆の利得、位相が生じて打消され、高域通過
濾波器33の出力は利得、位相とも温度変化の影響を受
けないものとなり、温度変化に影響されない角速度信号
が得られる。つまりスケールファクタ及びクロスカップ
リングの温度変化を補正することができる。
高域通過濾波器33の時定数T、が、圧電検出器13.
14の時定数T、と等しく、かつその温度変化係数が等
しく、変化極性が逆極性であればよい。
従って第2図に示すように、コンデンサ35をセンサエ
レクトロニクス部19内に設け、コンデンサ35として
容量が温度変化で変化が少ないものを用い、入力抵抗器
34及び帰還抵抗器37として負の感温抵抗素子、例え
ばサーミスタを用い、これらを圧電検出器13.14と
同一温度環境下に配置してもよい。帰還抵抗器37も感
温抵抗素子とし、入力抵抗器34と同一温度環境にする
のは濾波器33の利得が温度変化により変化しないよう
にするためである。必要に応して入力抵抗器34、帰還
抵抗器37とそれぞれ直列又は並列に温度係数調整用抵
抗素子34’、37’を接続することもできる。このよ
うにしてT、IとT、とを等しくし、その温度変化係数
が等しく、変化極性を逆とすることができる。コンデン
サ35、抵抗器34.37のすべてを温度変化で変化す
るものを用い、圧電検出器13.14と同一温度環境に
配し、THとT、とを等しくし、その温度変化係数が等
しく、変化極性が逆となるようにしてもよい。レートセ
ンサ部とセンサエレクトロニクス部が同一温度環境に置
かれる場合は、コンデンサ35、抵抗器34.37はレ
ートセンサ内部に設置せず、センサエレクトロニクス部
内に設置してもよい。高域通過濾波器33としては他の
形式のものも使用することができる。
[発明の効果j 以上述べたようにこの発明によれば差動回路22の出力
から高域通過濾波器33で直流分を遮断するため、同期
検波回路26で軸回転周波数の雑音が発生しない。この
結果、従来設けていたバイアス調整回路とバイアスの調
整を省くことができた。しかもこの高域通過濾波器33
の時定数T8を圧電検出器13.14の温度変化と対応
させて変化させ、かつ時定数T□を圧電検出器13.1
4の時定数T、と等しくし、その温度変化係数を等しく
、極性を逆としているため、スケールファクタ及びクロ
スカップリングの温度変化を補正することができる。こ
の補正により、レートセンサ部11を一定温度に制御し
たり、レートセンサ部11の温度を計測し、その計測値
にもとすき、マイクロプロセッサで補正計算する必要が
なく、使用温度範囲を広めることができる。 以上の結
果として小形、軽量、安価で広い使用温度範囲の二軸角
速度計が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示すブロック図、第2図は
その他の例を示すブロック図、第3図は従来の二軸角速
度計を示すブロック図、第4図は圧電検出器の時定数の
変化による利得特性及び位相特性がそれぞれ変化する様
子を示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転軸に直角に対称かつお互いに平行に一対の圧
    電検出器を取付け、その回転軸を回転させ、上記両圧電
    検出器の各出力の差を差動回路で取出し、上記回転軸の
    回転位置を示す90度位相がずれた二つの基準信号によ
    り上記差動回路の出力を同期検波回路でそれぞれ検波し
    て、上記回転軸と直角な面内で回転軸と交差する直交し
    た二つの軸のまわりの角速度を検出する二軸角速度計に
    おいて、 上記差動回路と上記同期検波回路との間に直列に挿入さ
    れ、直流成分を遮断する高域通過濾波器が設けられ、 その高域通過濾波器の時定数決定素子の少くとも一部は
    上記圧電検出器とほぼ同一の温度環境に配置され、 上記高域通過濾波器の時定数が、上記圧電検出器の内部
    容量及び内部抵抗で決る時定数とほぼ等しく、かつその
    温度変化係数がほぼ等しく、逆極性とされている、 ことを特徴とする二軸角速度計。
JP2306866A 1990-11-13 1990-11-13 二軸角速度計 Pending JPH04178517A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0645602A1 (en) * 1993-09-24 1995-03-29 Murata Manufacturing Co., Ltd. Vibrating gyroscope
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