JPH04176897A - 鋼製組合せオイルコントロールリングのレールリングのめっき処理方法 - Google Patents

鋼製組合せオイルコントロールリングのレールリングのめっき処理方法

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JPH04176897A
JPH04176897A JP30110090A JP30110090A JPH04176897A JP H04176897 A JPH04176897 A JP H04176897A JP 30110090 A JP30110090 A JP 30110090A JP 30110090 A JP30110090 A JP 30110090A JP H04176897 A JPH04176897 A JP H04176897A
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JP
Japan
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rail
plating
ring
rings
rail ring
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JP30110090A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Sato
義則 佐藤
Yutaka Sato
裕 佐藤
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Riken Corp
Original Assignee
Riken Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、王として、小形内燃機関用綱製組合せオイル
コントロールリングのレールリングのめっき処理方法に
関するものである。゛ 〔従来技術〕 小形内燃機関、例えば自動車エンジン等の4サイクルガ
ソリンエンジンでは、高出力化、小形軽量化が指向され
、ピストンの短小化が要求されている。
従ってピストンの構成部品であるピストンリングの上下
幅寸法も縮小を余儀なくされている。また、高回転、高
出力化を指向するピストンリングの慣性力低減策として
も幅寸法の縮小化は強く望まれている。
リング幅寸法の縮小化の実例としては、コンプレッショ
ンリングではl 5 mmから1.2mnに、更に、は
1.Omにまで縮小化されている。又、オイルコントロ
ールリングでは4肛から2.5mnに、更には2区に至
っている。
これらの寸法縮小は、リングの機能面及び製造面にいく
つかの難題を残している、とりわけ調製組合せオイルリ
ングではレールリング幅寸法が極端に薄いことが縮小化
の必須条件でもある。
レールリングの外周或は内周に耐摩耗性のクロムめっき
を施す製造工程では、レールリングを多重に積重ねた状
態でめっき処理が行われる隙に、隣接するリング間にめ
っきが連続して付着してリングを個々に分離することが
不可能になるめっき渡り現象が発生することがある。
この現象を回避するためめっき膜厚さを減少したレール
リングでは耐久性に問題がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上記の従来の問題点を解消し、上下幅寸法の
小さいレールリングに充分な膜厚の耐摩耗性めっきを施
してもめっき渡り現象が発生しないめっき処理方法を提
供することを課題としてい〔課題を解決するための手段
〕 本発明は、上記の課題を、外周と内周の少なくとも一方
に耐摩耗性メッキ層を有する鋼製組合せオイルコントロ
ールリングのレールリングのめつき処理方法において、
多重に積重ねられた個々のレールリング間に、該レール
リングの外径より幾分小径であるか内径より幾分大径で
あるかの少なくとも一方を満たす寸法を有し該レールリ
ングと類領形状の中間リングを配置してめっき処理を施
行すことを特徴とするレールリングのめっき処理方法に
より解決した。
〔作用〕
本発明により、めっきを施すレールリングが中間リング
を間に介在させて多数積み重ねられ、その際、中間リン
グの外径がレールリングの外径より小であるか、中間リ
ングの内径がレールリングの内径より大であるかの何れ
かであるか、両方を満たす状態であるので、レールリン
グ間は外周部か内周部の一方又は両方で中間リングの部
分が凹状になっている。この状態でめっきされるので、
めっき付着部分が中間リングによって離反されることに
なり、めっき渡りを生しない、また、輻消の中間リング
を使用すると隣接するレールリング間の距離間隔が極狭
となるため中間リング表面にめっきは付着されない。
〔実施例〕
本発明の詳細を図に示す実施例に基づいて説明する。
第1図において、シリンダ】内を摺動するピストン2に
は、リング溝3が形成され、該リング溝3の中に例えば
上下幅2肛の鋼製組合せオイルコントロールリング4が
嵌め込まれている。、綱製組合せオイルコントロールリ
ング4はスペーサエキスパンダ5と、上レールリング6
と、下レールリング7とにより構成される。
この鋼製組合せオイルコントロールリング4では、上下
幅0.3鵬半径方向厚さ2.5区の上下レールリング6
.7の外周に、つまりンリンダ1と接する部分に膜厚さ
0.0Elo以上のクロムめっき8を施行する。
予めJISばね鋼種5UP−3の銅帯より、外径65f
fIITlのスパイラル状のコイルリングとして成形さ
れたレールリング素材11とレールリングと同種材で上
下幅025区半径方向厚さ2肛でレールリングと同様に
スパイラル状のコイルリングとして成形された外径64
鵬の中間リング12を第2図及び第3図に示すようにめ
っき処理用棒状治具13に装着する。この場合、外周部
にはレールリング11間に凹部が形成される。
同−寸法及び形状のレールリング11′と中間リング1
2′をふジ巻き状に交互に配置した状態でめっき処理用
棒状治具13に装着した第5図は比較のために本発明と
同一条件でめっき処理を実施した従来品を示す。
第2図及び第5図のめっき処理用棒状治具13に装着し
たレールリングは、クロム酸、硫酸、ケイ弗化ソーダで
構成された工業用めっき液槽内で液温57°C,電流密
度45A/dm2の条件で所定時間めっき処理された。
めっき処理した結果、本発明の方法では、第4図に示す
ように、レールリング11の外周先端にキノコ状にめっ
き14が付着し、中間リング12にはめっきが付着しな
ので、中間リング12を介して隣接するレールリング1
1間にめっきの渡り現象は生しない。めっき厚さはおお
むね01鵬(最先端部)であった。
中間リング】2の外周にはほとんどめっきの付着がない
状態であるので、中間リングは再使用が可能であること
が確認された。
第5区、第6図の従来品では第7回に示すように、隣接
したリング11’、12’間がめつき14で完全に密封
される状態になり、めっき渡りを生してめっき後の治具
13の解体後においてもレールリング11′を分離する
ことは不可能な状態であった。
従来方法によるめっきテストでは、レールリング11′
の分離可能なめっき厚さは0.03mm程度となり、要
求されるエンジン寿命の半分にも満たない厚さであるこ
とが確認された。
〔効果〕
本発明により、従来のレールリングの上下幅寸法の半分
にも満たない極薄レールリングに従来の厚幅レールリン
グと同等のめっき膜厚の施行を可能にした。
組合せ幅寸法が2=以下でレールリングの耐摩耗寿命が
従来より優れた鋼製組合せオイルコントロールリングの
擢供が可能になった。
本発明により、エンジンの耐久性を損なわずに小形軽■
な高性能エンジンの開発を可能にした。
【図面の簡単な説明】
第1図は銅製組合せオイルコントロールリングのピスト
ンに装着時の断面図、第2図は本発明の方法に係るめっ
き処理用棒状治具にレールリングを装着した状態の正面
図、第3図は第2図の一部の部分拡大図、第4図はめっ
き後を示す第3図に対応する図、第5図〜第7図は従来
の状態を示す第2図〜第4図に対応する図である。 11.11’ ・・・レールリング 12.12′・・・中間リング 14・・・めっき層 代理人 弁理士 桑 原 英 明 第3図   第4図 第5図 第6図   第7図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外周と内周の少なくとも一方に耐摩耗性メッキ層
    を有する鋼製組合せオイルコントロールリングのレール
    リングのめっき処理方法において、多重に積重ねられた
    個々のレールリング間に、該レールリングの外径より幾
    分小径であるか内径より幾分大径であるかの少なくとも
    一方を満たす寸法を有し該レールリングと類似形状の中
    間リングを配置してめっき処理を施行すことを特徴とす
    るレールリングのめっき処理方法。
  2. (2)レールリングと中間リングを螺旋状に交互に積層
    してめっき処理することを特徴とする請求項1に記載の
    レールリング及び製造方法。
  3. (3)レールリングの上下厚さ寸法が0.35mm以下
    であることを特徴とする請求項1又は2に記載のレール
    リングのめっき処理方法。
  4. (4)外周めっき厚さが0.05mm以上であることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のレール
    リングのめっき処理方法。
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