JPH04173139A - 光透過性着色共押出しシート - Google Patents

光透過性着色共押出しシート

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JPH04173139A
JPH04173139A JP2297257A JP29725790A JPH04173139A JP H04173139 A JPH04173139 A JP H04173139A JP 2297257 A JP2297257 A JP 2297257A JP 29725790 A JP29725790 A JP 29725790A JP H04173139 A JPH04173139 A JP H04173139A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acrylic resin
colored
sheet
light
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2297257A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Hirano
弘幸 平野
Katsutoshi Kono
河野 勝俊
Tadashi Kamei
亀井 忠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP2297257A priority Critical patent/JPH04173139A/ja
Publication of JPH04173139A publication Critical patent/JPH04173139A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光透過性に優れたアクリル樹脂着色シート及
びその製造方法に関する。
〔従来の技術と問題点〕
アクリル樹脂シートは、高い透明性と優雅な表面光沢等
の外観の美しさに加え、機械的及び熱的な実用上の特性
か優れ且つ耐候性か良好であるた一]− め、看板、表示灯、ショーケース、照明カバー等に広く
使用されている。
特に電気照明機器と組み合わせた照明パネル、広告灯、
非常誘導灯等の分野では着色及び印刷の容易さも加わっ
て、多用されている。
さらに近年は全面に渡って均一な明るさを有する面発光
システムが電飾デイスプレー及び液晶表示画面の裏面照
明用途等に採用され、これにもアクリル樹脂シートか使
用されている。
この面発光システムは、従来は背後方向より多数のラン
プで照射するバックライト方式が一般的であったか、シ
ステムの薄型化を目的に、近年エツジライト方式が開発
され、壁掛型電飾デイスプレー及びパソコン、ワープロ
等の液晶表示画面の裏面照明に使用され始めた。
該エツジライト方式とは、アクリルシートを加工した導
光板を用い、直管状光源を導光板側面部に配置し、導光
板内部に導いた光を、面方向に均一に出すシステムで、
ここで使用されるアクリルシートは導光板内部での光の
減衰を防ぐ為に特に−つ  − 高度の透明性か要求されている。
また、全面に均一に着色した照明広告灯及び面発光シス
テム等の用途には、着色アクリル樹脂シー!・を使用す
ることが一般的である。
着色アクリル樹脂シートの製造方法としては、予め着色
剤を配合した原料を連続的に押出し加工し、シートとす
ることか工業的に有利な方法として採用されて来たが、
同じ透過色を得る為には、製造する板の厚みに応じて着
色剤の配合量を調整する必要かあった。
さらに、前述のエツジライト方式の導光板に於ては、従
来の製造方法による着色シートを使用した場合、エツジ
部から入射した光の減衰が大きく、光源から隔れるに従
って発光面の輝度が低下することから大型化か困難であ
った。
〔発明か解決しようとする課題〕 本発明の課題は、前記着色アクリル樹脂の製造上の問題
点を解決し、板厚毎に着色剤の配合を変えることの煩雑
さを解消し、さらにはエツジライト方式の着色導光板等
、用途によっては大きな問題となるエツジ部から入射し
た光の減衰を極力防止することによって、高輝度及び/
又は大型化か可能な着色シート、特にそれを用いた導光
板を得ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、上記課題を解決する為に鋭意研究した結
果、複数の押出機を使用した共押出により、透明アクリ
ル樹脂基材層に、着色アクリル樹脂層を該基材層の少く
とも一面に強固に接着した多層構造として押出成形する
ことで、−挙に課題を解決することに成功し、本発明に
至った。
すなわち本発明は、透明なアクリル樹脂と着色したアク
リル樹脂を各々別の押出機で押出し、ダイ部で積層構造
とする共押出法によって、着色アクリル樹脂層の厚みが
0.01mm以上で、かつ多層シート全体の厚みの40
%以下になるように表層部に形成された構造を持つこと
を特徴とする光透過性着色アクリル樹脂積層シートを提
供するものである。
なお、本発明には上記シートの用途としてエツジライト
方式の面発光システムの側面から入射された光を伝播す
る導光板として使用するという発明もある。
本発明で、透明アクリル樹脂としては、押出成形か可能
な炭素数(以下Cと略す)1〜4のアルキル基を有する
アルキルメタクリレート単位を有するアクリル樹脂であ
り、押出し、その地熱加工時の安定性の点からC1〜C
4のアルキル基を有するアルキルアクリレートを20重
量%以内共重合させたものか好ましい。
なお、上記の01〜C4のアルキル基を有するアルキル
メタクリレートの例としてはメチルメタクリレート、エ
チルメタクリレート、プロピルメタクリレート、ブチル
メタクリレート等かあり、これらの中では物性上、メチ
ル及びエチルメタクリレートが最も好ましい。
又、01〜C4のアルキル基を有するアルキルアクリレ
ートとしてはメチルアクリレート、エチルアクリレート
、プロピルアクリレート、ブチルアクリレ−)・等かあ
げられる。
着色アクリル樹脂層は、汎用の染顔料、例えばフタロシ
アニン系有機顔料、ペリノン系、アゾ系、アンスラキノ
ン系等の有機染料、チタンイエロー等の無機顔料を単独
で、又は数種を前記透明アクリル樹脂に添加配合するこ
とで容易に得ることができる。
また、硫酸バリウム、炭酸カルシウム等の無機系光拡散
剤、スチレン系樹脂等の有機光拡散剤の使用も可能であ
る。
こうして透明及び着色層のいずれもに同種のアクリル樹
脂を使用することで、強固に接着し一体化した多層シー
トを得ることができる。
該着色アクリル樹脂層の厚さは[1,[11mm以上で
、かつ多層シート全体の厚さの40%以下であることが
好ましく、0.01mm未満では充分な着色効果が得ら
れず、また層全体の厚さの40%を越える層構成では、
着色シート製造上の利便さが失なわれ、また光透過効果
上好ましく無い。
次に本発明での共押出による積層シートの形成であるか
、これは通常2台以上の押出機を使用し行イつれる。
透明アクリル樹脂層(基1層)は、40. Go、 9
0゜120+nmφ等の押出機で、一方表層にあたる着
色アクリル樹脂は前記の押出機よりも小さい25.30
゜40、60mmφ等の押出機で行われる。
積層用グイとしてはフィートブロック、又はマルチマニ
ホールド方式)°のいずれても可能で、積層シート全体
の厚みは、押出量、ポリッシングロールの間隔、シート
引き取りスピード等で調整され、また積層した各層の厚
み構成は各々の押出機の押出量比を調整することて江意
に得ることかできる。
〔実 施 例〕
以下実施例によって本発明の詳細な説明する。
実施例 1 透明アクリル樹脂として、旭化成工業■製デル6,71
、■LP−1−(%f/□ア7.ウー1、と7ケルアク
リレートとの共重合体)を使用し、直径80mmの押出
機で、一方表層に着色アクリル樹脂と(赤色)を使用し
て、直径30mmの押出機で、フィートブロック方式に
よる共押出を行った。
ダイのリップ開度は6mmで、積層シート全体の厚みは
2台の押出機の押出量と、ポリッシングロールの間隔及
びシート引き取り速度で調整し、透明層と着色層の厚み
は各々の押出機の押出量比を調整することで、幅600
mm、シート全体シーさ2、及び4n++nで表層部の
厚さはいずれも0.5mmである2層構造アー粘層シー
トを冑た。
こうして得られた着色積層シートの面方向透過色度の評
価結果をまとめて表−1に示す。
透過色度の評価は、■島津製作所製・分光光度計U V
 −210A型でA光源にて行った。
表−1 比較例 1 旭化成工業■製デルペット■8ON #331.40(
赤色)を使用し、直径60mmの押出機を使用し、単層
の押出しとした他は、実施例1と同様に0.5及び2n
++nのシートを得て、面方向透過色度を評価し、その
結果を表−2に示す。
表−2 以上の結果から、本発明による着色シートはシート全体
の厚さによらず、透過色度は変わらないことがイつかる
また、実施例]に引き続き次の透明シートの生産に移る
為に、30mm押出機を停止1−シ、ダイ部のみの樹脂
交換を行うことで、直ちに通常の透明シートの生産を開
始できたのに対し、比較例1の後て透明シートを生産す
るには、原料供給ホッパ一部、押出部、ダイ部を全て樹
脂交換する必要かあり、実施例1に引き続き透明シート
を生産する場合に比べ、より多くの時間とパージ樹脂量
を要した。
実施例 2 実施例1と同様にして、共押出を実施し、シート部全体
が4mm、表層部か0.2mmの積層着色シートを得、
該シートを導光板に加工して、第1図に示す構成の一辺
か22 amのエツジライト方式の正方形面発光システ
ムを組み立て、発光状態を目視で評価した。
比較例 2 実施例、7使J1’l L ?、−デtly<、y、■
8ON #33140をLP−1で20倍に希釈した原
料を使用して、比較例1と同様に単層で押し出し、4m
mのシートを得た。
このものは、実施例2の積層容色シートと面方向の透過
色かほぼ固しであった。
実施例2と同じく導光板に加工し、さらに面発光システ
ムとして組み立て、発光状態を目視て評価した。
また、各々のシートを2 cm X 22cmの短冊型
に切り取り、その3枚を重ねて透明セロテープにて強く
束ねた後、両短辺の端面を平面上で#120゜#320
.#400のサンドペーパーで磨きさらに#     
# 1000、 1500の耐水サンドペーパーにて順次静
かに水研ぎし、さらに別布がけして、平行で平滑な面に
仕上げ、東京重色■製・長光路透過型色差計MODEL
−TC−11600LPにて、C光源での長辺方向の光
透過性を測定した。
以上の結果をまとめると表−3の通りになる。
表−3 以上の結果から、本発明の着色シートはエツジライ!・
方式の面発光システム用導光板として優れていることが
わかる。
〔発明の効果〕
本発明は入射した光の減衰が極めて少なく、高度の光透
過性を有する着色シートを生産性よく大量に提供できる
という効果を有している。面して本発明は、近年その需
要か増大している壁掛型電飾デイスプレー、パソコン、
ワープロ等の表示画面、その他に用いられているエツジ
ライト方式の着色導光板に特に有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例2で組み立てたエツジライト方式の面発
光システムの概略の断面図である。 特許出願人 旭化成工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、透明なアクリル樹脂シートとその少くとも一面に着
    色されたアクリル樹脂層を有する多層構造のアクリル樹
    脂シートであって、着色されたアクリル樹脂層の厚みが
    0.01mm以上で、かつ多層シート全体の厚さの40
    %以下になるように複数の押出機を用いた共押出法によ
    って製造されることを特徴とする光透過性着色共押出し
    シート。
JP2297257A 1990-11-05 1990-11-05 光透過性着色共押出しシート Pending JPH04173139A (ja)

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