JPH0417160Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0417160Y2 JPH0417160Y2 JP15486888U JP15486888U JPH0417160Y2 JP H0417160 Y2 JPH0417160 Y2 JP H0417160Y2 JP 15486888 U JP15486888 U JP 15486888U JP 15486888 U JP15486888 U JP 15486888U JP H0417160 Y2 JPH0417160 Y2 JP H0417160Y2
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- JP
- Japan
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- drainage tube
- advanced
- drainage
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- tube
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Links
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Landscapes
- External Artificial Organs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、術前からの経皮経肝的外瘻孔ルート
及びガイドワイヤーを利用して、医療従事者が術
中に逆行性経肝的胆道ドレナージルートを造設す
るために使用する使い捨て可能で廉価な用具に関
するものである。
及びガイドワイヤーを利用して、医療従事者が術
中に逆行性経肝的胆道ドレナージルートを造設す
るために使用する使い捨て可能で廉価な用具に関
するものである。
体内の器官、特に胆管に薬剤や造影剤を注入
し、あるいは胆汁を排出(ドレナージ)する目的
をもつて、カテーテルやチユーブを胆管に留置す
る方式としては、無手術下に経皮的に肝内胆管に
穿針しドレナージチユーブを外皮より胆管に留置
する方法と、手術下にドレナージチユーブを留置
する方法とがある。
し、あるいは胆汁を排出(ドレナージ)する目的
をもつて、カテーテルやチユーブを胆管に留置す
る方式としては、無手術下に経皮的に肝内胆管に
穿針しドレナージチユーブを外皮より胆管に留置
する方法と、手術下にドレナージチユーブを留置
する方法とがある。
後者の方法の場合は一般的にはTチユーブが使
用され、肝臓を経由せず総胆管より直接体外にド
レナージチユーブを誘導するが、Tチユーブには
体腔内に胆汁が漏出し易い欠点がある。また、総
胆管を全摘する胆管十二指腸吻合のような手術に
おいてはTチユーブは使用し難く、ストレートチ
ユーブを胆道より経肝的に手術中に留置する方が
有利である。
用され、肝臓を経由せず総胆管より直接体外にド
レナージチユーブを誘導するが、Tチユーブには
体腔内に胆汁が漏出し易い欠点がある。また、総
胆管を全摘する胆管十二指腸吻合のような手術に
おいてはTチユーブは使用し難く、ストレートチ
ユーブを胆道より経肝的に手術中に留置する方が
有利である。
このような用途に適した用具として実開昭61−
121838号公報の考案があり、これは、先端が円錐
状をなす穿刺針とドレナージ用チユーブが連結さ
れた、医療用ドレナージチユーブ留置用具であつ
て、穿刺針が容易に変形し得る金属パイプと、そ
の金属タイプを貫通して設けられ一端に穿刺針の
先端部、他端に後端コネクター部を一体に成形し
た熱可塑性プラスチツク成形体とより成り、後部
コネクター部には穿刺針と外径が等しいドレナー
ジ用チユーブが段差なく連結されている。しか
し、このドレナージチユーブ留置用具の使用に際
しては、術中において新たに胆管および肝実質の
穿刺が必要であり、盲目的な穿針となり、肝内胆
管に併行しあるいは肝実質に分布する動脈ないし
門脈を穿破して出血を生ずる危険性が伴う問題が
あつた。
121838号公報の考案があり、これは、先端が円錐
状をなす穿刺針とドレナージ用チユーブが連結さ
れた、医療用ドレナージチユーブ留置用具であつ
て、穿刺針が容易に変形し得る金属パイプと、そ
の金属タイプを貫通して設けられ一端に穿刺針の
先端部、他端に後端コネクター部を一体に成形し
た熱可塑性プラスチツク成形体とより成り、後部
コネクター部には穿刺針と外径が等しいドレナー
ジ用チユーブが段差なく連結されている。しか
し、このドレナージチユーブ留置用具の使用に際
しては、術中において新たに胆管および肝実質の
穿刺が必要であり、盲目的な穿針となり、肝内胆
管に併行しあるいは肝実質に分布する動脈ないし
門脈を穿破して出血を生ずる危険性が伴う問題が
あつた。
本考案は、以上述べてきた用具の欠点と臨床現
場での現状に鑑み、体外へ導き出す際に生体組織
を傷つけることなく、ガイドワイヤーに添つて経
皮経肝的外瘻孔ルートを拡張しながら術者が容易
に穿刺、設置することができ、且つ廉価で使い捨
て可能な胆道ドレナージ用具を提供することを目
的としたものである。
場での現状に鑑み、体外へ導き出す際に生体組織
を傷つけることなく、ガイドワイヤーに添つて経
皮経肝的外瘻孔ルートを拡張しながら術者が容易
に穿刺、設置することができ、且つ廉価で使い捨
て可能な胆道ドレナージ用具を提供することを目
的としたものである。
本考案は、先端が円錐状をなし中空状で内腔を
有する先進部とドレナージ用チユーブとが連結さ
れた医療用ドレナージチユーブ留置用具にあつ
て、先進部は半硬質プラスチツク、ドレナージ用
チユーブは軟質プラスチツクで成形され、先進部
後端には先進部と外径が等しいドレナージ用チユ
ーブが段差なく連結されており、且つ、その内腔
が先進部側からドレナージ用チユーブ側への移行
部にアンダーカツト面を有さないことを特徴とす
る逆行性経肝胆道ドレナージ用具である。
有する先進部とドレナージ用チユーブとが連結さ
れた医療用ドレナージチユーブ留置用具にあつ
て、先進部は半硬質プラスチツク、ドレナージ用
チユーブは軟質プラスチツクで成形され、先進部
後端には先進部と外径が等しいドレナージ用チユ
ーブが段差なく連結されており、且つ、その内腔
が先進部側からドレナージ用チユーブ側への移行
部にアンダーカツト面を有さないことを特徴とす
る逆行性経肝胆道ドレナージ用具である。
本考案によるドレナージ用具の一実施例を図面
によつて説明すれば、第1図に示した如く、先進
部2、ドレナージ用チユーブ4及びコネクター3
から構成されており、先進部2の後端には内挿さ
れたコネクター3に、ドレナージ用チユーブ4が
嵌合接続されている。先進部2は先進部先端1が
円錐状をなすと共にそのその尖端が開孔してお
り、また、ドレナージチユーブ4の末端部には側
孔5及び末端孔6が設けられている。
によつて説明すれば、第1図に示した如く、先進
部2、ドレナージ用チユーブ4及びコネクター3
から構成されており、先進部2の後端には内挿さ
れたコネクター3に、ドレナージ用チユーブ4が
嵌合接続されている。先進部2は先進部先端1が
円錐状をなすと共にそのその尖端が開孔してお
り、また、ドレナージチユーブ4の末端部には側
孔5及び末端孔6が設けられている。
先に述べたような胆道系疾患の症例では、無手
術下に経皮的に肝内胆管に穿針してドレナージチ
ユーブを外皮から胆管に留置する方法により、経
皮経肝的に外瘻孔ルートが術前に増設されている
ことが多い。そこで、本考案によるドレナージ用
具の実際の使用に際しては、術中に、経皮経肝的
外瘻孔ルートに残存したガイドワイヤーの体内側
の端部を先進部先端1に挿入し、術者が先進部2
を把持してガイドワイヤーに沿わせつつ胆管より
体外に向かつて外瘻孔ルートを拡張させながら押
し進め、経皮的に先進部2を体外に押し出し続い
て、ドレナージ用チユーブ4が体外に導出され
る。その後、ドレナージ用チユーブ4の末端部が
胆道の目標とする部位に設置されたところで、ド
レナージ用チユーブ4の先端部で切断して先進部
2を切り離し、ドレナージ用チユーブ4を経皮経
肝的に体外に留置する。
術下に経皮的に肝内胆管に穿針してドレナージチ
ユーブを外皮から胆管に留置する方法により、経
皮経肝的に外瘻孔ルートが術前に増設されている
ことが多い。そこで、本考案によるドレナージ用
具の実際の使用に際しては、術中に、経皮経肝的
外瘻孔ルートに残存したガイドワイヤーの体内側
の端部を先進部先端1に挿入し、術者が先進部2
を把持してガイドワイヤーに沿わせつつ胆管より
体外に向かつて外瘻孔ルートを拡張させながら押
し進め、経皮的に先進部2を体外に押し出し続い
て、ドレナージ用チユーブ4が体外に導出され
る。その後、ドレナージ用チユーブ4の末端部が
胆道の目標とする部位に設置されたところで、ド
レナージ用チユーブ4の先端部で切断して先進部
2を切り離し、ドレナージ用チユーブ4を経皮経
肝的に体外に留置する。
先進部先端1は、生体組織の穿刺、貫通を容易
にするため、第2図に示した先端角度Aが5°乃至
65°、好ましくは10°乃至30°の間になるように加工
され、円錐状尖端は開孔しており、コーナーは面
取りにより丸みを帯びている。開孔内径は0.3乃
至1.5mmで、使用されるガイドワイヤーとの隙間
は約0.2mmとなることが好ましい。コーナーの面
取りはR0.3乃至1mm程度であり、穿刺・貫通す
る生体組織の過度な損傷及び血管壁の損傷を最小
限にする。また、先端角度Aが5°以下では加工上
困難であり、65°以上になると生体組織の穿刺・
貫通が非常に困難、もしくは不可能になる。
にするため、第2図に示した先端角度Aが5°乃至
65°、好ましくは10°乃至30°の間になるように加工
され、円錐状尖端は開孔しており、コーナーは面
取りにより丸みを帯びている。開孔内径は0.3乃
至1.5mmで、使用されるガイドワイヤーとの隙間
は約0.2mmとなることが好ましい。コーナーの面
取りはR0.3乃至1mm程度であり、穿刺・貫通す
る生体組織の過度な損傷及び血管壁の損傷を最小
限にする。また、先端角度Aが5°以下では加工上
困難であり、65°以上になると生体組織の穿刺・
貫通が非常に困難、もしくは不可能になる。
先進部2は中空状であり、その内径は先進部先
端1より太くなり、第1図に示すように、先進部
2の後端には外径を同じとするドレナージ用チユ
ーブ4が、コネクター3を内蔵する構造で嵌合、
連結され、また、生体組織を穿刺、貫通する際に
内挿したガイドワイヤーの誘導性を損なわない柔
軟性と、術者が先進部2の後部を把持し穿刺・貫
通する際に、先進部先端1が経皮経肝的外瘻孔ル
ートを拡張しながら導出されるに足る推進力を、
後部から先端まで伝達する剛性を具備することが
必要である。このような材料としては、ポリ塩化
ビニル樹脂、ABS樹脂、ポリエチレン、ポリエ
ステル、ポリプロピレン等の熱可塑性半硬質プラ
スチツクを用いることが出来るが、これらに限定
されるものではない。ポリ塩化ビニル樹脂では、
可塑剤部数15乃至35重量部が好ましく、術者の操
作性を考慮した柔軟性、剛性の観点より長さ50乃
至250mmが好ましい。
端1より太くなり、第1図に示すように、先進部
2の後端には外径を同じとするドレナージ用チユ
ーブ4が、コネクター3を内蔵する構造で嵌合、
連結され、また、生体組織を穿刺、貫通する際に
内挿したガイドワイヤーの誘導性を損なわない柔
軟性と、術者が先進部2の後部を把持し穿刺・貫
通する際に、先進部先端1が経皮経肝的外瘻孔ル
ートを拡張しながら導出されるに足る推進力を、
後部から先端まで伝達する剛性を具備することが
必要である。このような材料としては、ポリ塩化
ビニル樹脂、ABS樹脂、ポリエチレン、ポリエ
ステル、ポリプロピレン等の熱可塑性半硬質プラ
スチツクを用いることが出来るが、これらに限定
されるものではない。ポリ塩化ビニル樹脂では、
可塑剤部数15乃至35重量部が好ましく、術者の操
作性を考慮した柔軟性、剛性の観点より長さ50乃
至250mmが好ましい。
ドレナージチユーブ4は、先端部2に導かれて
生体組織を貫通出来るような柔軟且つ強度のある
こと、胆汁により変質しないこと、チユーブ内の
胆汁が目視出来るよう透明であること等が必要
で、留置時にX線で留置場所が確認出来るようX
線造影用のラインが入つているものが望ましいこ
とは言うまでもない。ドレナージ用チユーブ用材
料としては、軟質ポリ塩化ビニル樹脂、ポリウレ
タン、ポリエチレン等の熱可塑性プラスチツク、
シリコーンゴム、各種熱可塑性エラストマー等の
ゴム類を用いることが出来るが、これらに限定さ
れるものではない。ポリ塩化ビニル樹脂では、可
塑剤部数40乃至60重量部が好ましい。また、X線
造影用ラインの材料としては硫酸バリウム、次炭
酸ビスマス等が使用されるがこれらに限定される
ものではない。ドレナージ用チユーブの末端には
側孔及び末端孔が設けられており、一般的には直
径0.5乃至2.0m/mの大きさで、2乃至3個の側
孔と末端孔が1個設けられているが、ドレナージ
し易い形状、個数であれば特に限定されるもので
はない。
生体組織を貫通出来るような柔軟且つ強度のある
こと、胆汁により変質しないこと、チユーブ内の
胆汁が目視出来るよう透明であること等が必要
で、留置時にX線で留置場所が確認出来るようX
線造影用のラインが入つているものが望ましいこ
とは言うまでもない。ドレナージ用チユーブ用材
料としては、軟質ポリ塩化ビニル樹脂、ポリウレ
タン、ポリエチレン等の熱可塑性プラスチツク、
シリコーンゴム、各種熱可塑性エラストマー等の
ゴム類を用いることが出来るが、これらに限定さ
れるものではない。ポリ塩化ビニル樹脂では、可
塑剤部数40乃至60重量部が好ましい。また、X線
造影用ラインの材料としては硫酸バリウム、次炭
酸ビスマス等が使用されるがこれらに限定される
ものではない。ドレナージ用チユーブの末端には
側孔及び末端孔が設けられており、一般的には直
径0.5乃至2.0m/mの大きさで、2乃至3個の側
孔と末端孔が1個設けられているが、ドレナージ
し易い形状、個数であれば特に限定されるもので
はない。
コネクター3は、第3図に示すように先進部2
とドレナージチユーブ4とを連結してその内腔に
設置され、先進部2側からガイドワイヤーが挿入
された時、引掛かることなく滑らかにドレナージ
チユーブ4側に貫通されることが要求される。従
つてガイドワイヤーがスムーズに通過するに足る
内径を有すると共に、先進部2側からドレナージ
チユーブ4側への移行部にアンダーカツト面を有
さないことが必要であり、コネクター3の先進部
2側入口には開口角度Bが5°乃至90°の内面取り
が施されている。コネクター3の材料としては硬
質プラスチツクや金属が使用されるが、肉薄で強
固な連結性を満足するには金属、例えばステンレ
ス鋼が好ましい。また、ガイドワイヤーに誘導さ
れて生体組織を貫通して行くため、剛直部は短い
程望ましい。
とドレナージチユーブ4とを連結してその内腔に
設置され、先進部2側からガイドワイヤーが挿入
された時、引掛かることなく滑らかにドレナージ
チユーブ4側に貫通されることが要求される。従
つてガイドワイヤーがスムーズに通過するに足る
内径を有すると共に、先進部2側からドレナージ
チユーブ4側への移行部にアンダーカツト面を有
さないことが必要であり、コネクター3の先進部
2側入口には開口角度Bが5°乃至90°の内面取り
が施されている。コネクター3の材料としては硬
質プラスチツクや金属が使用されるが、肉薄で強
固な連結性を満足するには金属、例えばステンレ
ス鋼が好ましい。また、ガイドワイヤーに誘導さ
れて生体組織を貫通して行くため、剛直部は短い
程望ましい。
また、先進部2とドレナージチユーブ4との連
結手段はコネクター3に限定されるものではな
く、例えば、先進部2を形成するためのプラスチ
ツクパイプの内腔の全長にわたつて、薄肉プラス
チツクパイプの後端の一部を残して挿入し、先端
側を延伸加工して円錐状の先進部先端1を成形さ
せると共に、後端側に露出している薄肉パイプに
ドレナージチユーブ4を連結させる方法も可能で
ある。この方法によれば、先進部2側から挿入さ
れたガイドワイヤーが引掛かるようなアンダーカ
ツト面を生ずることがなく好適である。
結手段はコネクター3に限定されるものではな
く、例えば、先進部2を形成するためのプラスチ
ツクパイプの内腔の全長にわたつて、薄肉プラス
チツクパイプの後端の一部を残して挿入し、先端
側を延伸加工して円錐状の先進部先端1を成形さ
せると共に、後端側に露出している薄肉パイプに
ドレナージチユーブ4を連結させる方法も可能で
ある。この方法によれば、先進部2側から挿入さ
れたガイドワイヤーが引掛かるようなアンダーカ
ツト面を生ずることがなく好適である。
上記のように本考案によるドレナージ用具は、
術者が経皮経肝的外瘻孔ルートに沿つてガイドワ
イヤーで誘導されながら穿針する際に、生体組
織、特に血管を損傷することのない円錐状となつ
た先端部と、適度な剛性と柔軟性を具備した半硬
質プラスチツク製の先進部を有しており、手技の
安全性と確実な操作性を提供し、穿刺に伴つて内
挿されるガイドワイヤーは途中で引掛けることな
くスムーズにドレナージチユーブまで貫通され、
手技の確実性、簡便さを提供する。
術者が経皮経肝的外瘻孔ルートに沿つてガイドワ
イヤーで誘導されながら穿針する際に、生体組
織、特に血管を損傷することのない円錐状となつ
た先端部と、適度な剛性と柔軟性を具備した半硬
質プラスチツク製の先進部を有しており、手技の
安全性と確実な操作性を提供し、穿刺に伴つて内
挿されるガイドワイヤーは途中で引掛けることな
くスムーズにドレナージチユーブまで貫通され、
手技の確実性、簡便さを提供する。
また、先進部に先導されて体内に留置されるド
レナージチユーブは柔軟性を有する軟質プラスチ
ツク製であり、後端には側孔を有していて、留置
中に生体組織を損傷させることなく有効な胆汁の
ドレナージを可能にさせる。更に、非常に安価に
制作することが出来るので、簡便に使用出来、使
い捨てが可能で逆行性経皮経肝的にドレナージチ
ユーブを体内に設置する用具として極めて有用な
ものである。
レナージチユーブは柔軟性を有する軟質プラスチ
ツク製であり、後端には側孔を有していて、留置
中に生体組織を損傷させることなく有効な胆汁の
ドレナージを可能にさせる。更に、非常に安価に
制作することが出来るので、簡便に使用出来、使
い捨てが可能で逆行性経皮経肝的にドレナージチ
ユーブを体内に設置する用具として極めて有用な
ものである。
第1図乃至第3図は本考案の1実施例となるド
レナージ用具を示す図で、第1図は全体図、第2
図は先進部先端の拡大図、第3図は先進部とドレ
ナージ用チユーブとの接続部の断面図である。
レナージ用具を示す図で、第1図は全体図、第2
図は先進部先端の拡大図、第3図は先進部とドレ
ナージ用チユーブとの接続部の断面図である。
Claims (1)
- 先端が円錐状をなし中空状で内腔を有する先進
部とドレナージ用チユーブとが連結された医療用
ドレナージチユーブ留置用具にあつて、先進部は
半硬質プラスチツク、ドレナージ用チユーブは軟
質プラスチツクで成形され、先進部後端には先進
部と外径が等しいドレナージ用チユーブが段差な
く連結されており、且つ、その内腔が先進部側か
らドレナージ用チユーブ側への移行部にアンダー
カツト面を有さないことを特徴とする逆行性経肝
胆道ドレナージ用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15486888U JPH0417160Y2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15486888U JPH0417160Y2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0277054U JPH0277054U (ja) | 1990-06-13 |
JPH0417160Y2 true JPH0417160Y2 (ja) | 1992-04-16 |
Family
ID=31431982
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15486888U Expired JPH0417160Y2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 |
Country Status (1)
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JP (1) | JPH0417160Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007185441A (ja) * | 2006-01-16 | 2007-07-26 | Nippon Sherwood Medical Industries Ltd | 把持具 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5352168B2 (ja) * | 2008-09-12 | 2013-11-27 | 日本コヴィディエン株式会社 | 医療用針と医療用チューブの接続構造 |
-
1988
- 1988-11-30 JP JP15486888U patent/JPH0417160Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007185441A (ja) * | 2006-01-16 | 2007-07-26 | Nippon Sherwood Medical Industries Ltd | 把持具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0277054U (ja) | 1990-06-13 |
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