JPH04171311A - 疲労に強いねじ構造 - Google Patents

疲労に強いねじ構造

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JPH04171311A
JPH04171311A JP2293736A JP29373690A JPH04171311A JP H04171311 A JPH04171311 A JP H04171311A JP 2293736 A JP2293736 A JP 2293736A JP 29373690 A JP29373690 A JP 29373690A JP H04171311 A JPH04171311 A JP H04171311A
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screw structure
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、アキュムレータ等に用いる疲労に強いねじ
構造に関するものである。
[従来の技術] 第9図に示すように、アキュムレータは、容器主体1の
内部をブラダ2により気体室2aと液体室2bとに仕切
り、その両端部を側板3.4で閉鎖すると共に液体回路
5の液圧変化に応じてブラダ2を伸縮させ、液圧回路の
脈動吸収作用やショックアブソーバ作用などを行わしめ
ている。
この容器本体1と側板3.4との固定手段として平行ね
じが用いられている。
しかし、アキュムレータ内の圧力が上昇し側板が外方に
押されると、ねじには軸方向及び周方向の荷重が加わる
。ところが、この荷重は、引張力方向に大きく漏り、引
張荷重を受けるめねじの先端側のねじ山に大きな荷重が
かかり、特に第1山目のねし山に荷重が集中することに
なる。そのため、めねし先端部のねじ底谷に応力集中が
生じ、そこから破壊してしまう。
そこで、この問題を解決するために、おねじのねし山の
頂部を第1山目、第2山目、第3山目と順次少なく切り
取り、各頂部を結ぶ直線がテーパー状となる様にしたね
じ(以下 テーパねし、という)を用いることが考えら
れる。
(特公昭56−53651号、公報、米国特許第418
9975号参照) このねじは、おねじとめねじとの接触面積を引張荷重方
向に対して次第に減少させることにより、各ねじ山の分
担荷重を均一にし、集中応力の発生を防止しようとする
ものである。
[発明が解決しようとする課M] 従来例のテーパーねしでは、引張荷重を受ける第1山目
のねじは、該引張荷重に対し塑性変形と弾性限度内変形
を起こしながら、弾性限度内形分だけの荷重を分担し、
それ以外の荷重は次の第2山目のねじ山に伝達される。
そうすると、該ねじ山は、第1山目のねし山と同様な要
領で荷重を分担し、それ以外の荷重は次のねじ山に伝達
される。このようにして、各ねじ山の分担荷重を接触面
積により規制すると、前述の様に各ねじ山の局部が塑性
変形を起こすのでピッチが変化する。そのため、螺合し
ているめねじとおねじとと相対的に移動できなくなるこ
とがあり、アキュムレータの保守点検等に支障をきたす
ことがある。
この発明は、上記事情に鑑み、ねじ山が塑性変形しない
ようにすることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明は、ねじ山を縦断面板状に形成して変形スパン
を拡長することにより、該ねじ山が弾性限度の範囲内の
みで変形するようにするものである。更に述べると、こ
の発明は、おねじとめねじを螺合したねじ構造において
、少なくとも一方のねじのねじ山を縦断面板状に形成し
て変形スパンを拡張したことを特徴とする疲労に強いね
し構造、である。
[実施例] この発明の第1実施例を添付図面により説明するが、同
一図面符号はその名称も機能ら同一である。
ピッチPの等しいおねじ10のねじ山11は、断面台形
状に形成されている。
めねじ15のねじ山16を変形しやすくするために、逃
げ部12.12′が形成されている。
めねじ15は前記おねじ10と同一弾性係数の材料で形
成され、かつ、等ピッチPである。
めねじ15のねじ山16は、縦断面平板状に形成され、
ねじ山16の高さHは通常のねじのそれより高く、かつ
、おねじ10のねじ山高さhより高い、めねじ15の頂
部15aの幅りは、おねじのねし山11の頂部10aの
幅dより狭く形成され、ねじ山16の方がねじ山11よ
り変形しやすくなっている。このめねじ15の両端面に
は、偏心するのを防ぐため、片漏り防止リング17が螺
着されている。めねじ15の頂部15aとおねじ10の
ねじ谷底13との間に、調整空間14を設け、又、おね
じ10の頂部10aとめねし谷底18との間に、調整空
間19を設け、めねじのねじ山16が変形しやすいよう
にしている。
第1図に示す様に、おねじ10に矢印AIO方向の荷重
がかかると、めねじ15は矢印A15の圧縮荷重を受け
、第2図に示す様にめねじ山16はその高さH1即ち、
その全長にわたって変形する。ところが、この変形する
長さ、即ち、変形スパンは標準のねじや前記おねじのそ
れに比べ極めて長く、かつ、変形しやすい板状なので、
このねじ山16の単位長さ当たりの荷重が小さく、かつ
、応力集中も発生しない。
そのため、ねじ山16は弾性限度の範囲内でのみ変形す
るので、塑性変形することはない。
ねじ山16の変形に伴いめねじ15の軸心が変位しよう
とするが、ねじ山の両端部に設けた偏り防止リング17
.17−により、それが防止されるので両ねじ10.1
5は常に同心状態が維持される。
なお、おねじ10のねじ山11は、めねじ15のねじ山
16に比べ、その頂部10aの幅dが広く、かつ、その
高さhが低いので、はと・  んど変形しない。
この発明の実施例は上記に限定されるものではなく、例
えば、第3図、第4図に示す第2実施例の様に、おねじ
20とめねじ25のねじ山21.26をそれぞれ縦断面
板状に形成し、両ねじ山21.26の高さH1頂部21
a、26aの幅り、d、調整空間24.29と同一に形
成してもよい、この第2実施例では、おねじ20に矢印
A20方向の荷重が加わると、めねじ25は矢印A25
方向の圧縮を受ける。
そうすると、双方のねじ山21.26は第4図に示す様
に互いに変形する。このねじ山21.26は標準のねじ
山に比べ高く、所鞘変形スパンが長く、かつ、縦断面板
状に形成されているので、ねじ山の単位長さに対する加
重が少なく応力業中も発生しない、従って、弾性限度内
でのみ変形するので、塑性変形を防止することができる
第5図、第6図は、第3実施例を示すもので、おねじ本
体30とめねじ本体35にそれぞれ螺旋状溝33.38
を形成し、帯状に形成したねじ山部材31.36を前記
螺旋溝33.38にそれぞれ嵌着し、おねじのねじ山3
1.36を形成している。
この第3実施例では、おねじ30に矢印A30方向の加
重がかかると、めねじ35は矢印A35方向に圧縮され
、第6図に示す様にねじ山31.36は互いに変形する
が、その要領は前記第2実施例と同様である。
第7図、第8図は、第4実施例を示す図で、アキュムレ
ータAccの容器本体45と側板40のねじ面45a、
40aは、変形空間Sを介して互いに対向し、かつ、そ
れぞれのねじ面45a、40aには、等ピッチにねじ山
嵌着71145b、40bが形成されている。−枚の板
状ねし山部材50を前記変形空間Sに位置させ、その両
端縁を前記ねじ山嵌着溝45b、40bに嵌着して固定
する。
この第4実施例では、液圧回路の液圧変動に伴い、ブラ
ダ2が圧縮されて側板40が矢印A40方向の加重を受
けると、容器本体45は矢印A45方向の力を受ける。
この時、変形空間S内の板状ねし山部材50は第8図に
示す様に、その幅W、即ち、その全幅長にわたり変形す
るので、標準のねじ山に比べて変形スパンが長いものと
なる。そのため、該部材50の単位長 くさ当たりの加
重が標準・のねじのそれに比べ極めて小さくなるので、
応力集中度が小さい。
従って、弾性限度内でのみ変形させることができるので
、塑性変形に至らない。
なお、上記実施例においては、板状(帯状)で、かつ、
その幅方向の断面が長方形状のねじ山について説明した
が、このねじ山の幅方向の断面は必ずしも長方形状でな
くてもよく、例えば、台形状、あるいは、三角状にして
もよいことは勿論である。
[発明の効果] この発明に係る疲労に強いねじ構造は、ねじ山を縦断面
板状に形成して変形スパンを拡張したので、従来のもの
に比べ変形しやすく、かつ、単位長当たりの加重が小さ
くなる。
そのため、応力集中の発生を防止できるとともに、ねじ
山は弾性限度の範囲でのみ変形する。
従って、塑性変形が発生しないので、従来例と異なりね
じのピッチが変化することはない。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の第1実施例を示す図で、第1
図は縦断面図、第2図は第1図の他の状態を示す縦断面
図、第3図は第2実施例を示す縦断面図、第4図は第3
図の他の状態を示す縦断面図、第5図は第3実施例を示
す縦断面図、第6図は第5図の他の状態を示す縦断面図
、第7図は第4実施例を示す縦断面図、第812Iは第
7図の他の状態を示す縦断面図、第9図は従来例を示す
li&断面図、である。 10 ・・・・・・ おねじ 11 ・・・・・・ ねじ山 14 ・・・・・・ 調整空間 15 ・・・・・・ めねじ 16 ・・・・・・ ねじ山 17 ・・・・・・ 漏り防止リング 19 ・・・・・・ m整空間 30 ・・・・・・ ねじ本体 31 ・・・・・・ 板状ねし山部材 33 ・・・・・・ 螺旋状溝 35 ・・・・・・ ねじ本体 36 ・・・・・・ 板状ねじ山部材 38 ・・・・・・ 螺旋状溝 40b  ・・・・・・ ねじ山溝 45b  ・・・・・・ ねじ中溝 50 ・・・・・・ 板状ねし山部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)おねじとめねじを螺合したねじ構造において、少
    なくとも一方のねじのねじ山を縦断面板状に形成して変
    形スパンを拡張したことを特徴とする疲労に強いねじ構
  2. (2)おねじとめねじを螺合したねじ構造において、前
    記両ねじのねじ山を縦断面板状に形成して変形スパンを
    拡張するとともに一方のねじのねじ山頂部と他方のねじ
    のねじ谷底との間に調整空間を形成したことを特徴とす
    る疲労に強いねじ構造
  3. (3)おねじとめねじのねじ山が、それぞれねじ本体の
    螺旋状溝に螺着された板状ねじ部材により形成されてい
    ることを特徴とする請求項2に記載の疲労に強いねじ構
  4. (4)おねじとめねじを螺着したねじ構造において、前
    記両ねじのねじ部を変形空間を介して対向せしめ、該ね
    じ部の各対向面にそれぞれねじ山溝を形成し、前記変形
    空間内に一枚の板状ねじ山部材を介在せしめ、該部材の
    両側縁を前記ねじ山溝に挿着したことを特徴とする疲労
    に強いねじ構造
  5. (5)ねじの両端面に偏り防止リングを設けたことを特
    徴とする請求項1、2、3、または4に記載の疲労に強
    いねじ構造
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4039986A1 (de) * 2021-02-08 2022-08-10 Roth Hydraulics GmbH Hydraulikspeicher

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5939313U (ja) * 1982-09-06 1984-03-13 築城 俊雄 中間部材が介在する締結装置
JPS61157716U (ja) * 1985-03-22 1986-09-30
JPH01188712A (ja) * 1988-01-25 1989-07-28 Terufumi Machida 特殊テーパネジ及びその成形方法

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