JPH04168851A - 電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電話装置に関する。

〔従来の技術〕

従来の電話装置は、着信時に呼出し音（リンガ−）を発
して利用者に着信を知らせるか、又は電気スタンド等の
ランプを点滅させて着信を知らせ、又、応答は利用者が
送受話器から口頭で応答する構成となっていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の電話装置は、以下に示す欠点がある。

（１）呼出し音（リンガ−）を発して着信を知らせる方
式にあっては、騒々しい場所に電話機が置かれている場
合、利用者が居ても呼出し音が利用者に聴こえない場合
がある。また、静かな場所に置かれても耳の不自由な利
用者には電話機の隣りに居る場合を除きその呼出し音を
聞き取ることができない。

（２）電気スタンド等のランプを点滅させて着信を知ら
せる方式にあっては、昼間の時間や明るい場所でランプ
が点滅する場合には、ランプの点滅を判別し難い、また
、利用者がランプと反対向きに居る場合やランプのある
部屋とは異る別の部屋に居る場合には、利用者がランプ
の点滅に気が付かないという事態が生じる。

（３）利用者が遠く離れているとき、着信があったこと
を知ってから応答するまでに時間かががる。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の電話装置は、電話回線に接続する電話機本体と
送受話器とで構成される電話機と、前記電話機本体から
の着信を示す第１の無線信号を受信して着信呼出しを行
ってこの着信呼出しに応答し応答を示す第２の無線信号
を送信する遠隔制御装置とによりなり、前記電話機本体
は前記電話回線から着信信号を受信すると呼出し表示を
行うと共に指示用の信号を出力す着信回路と、前記指示
用の信号を受信すると着信を示す前記第１の無線信号を
発信る着信信号発信部と、前記遠隔制御装置からの応答
を示す前記第２の無線信号を受信する応答信号受信部と
、前記第２の無線信号の受信によって前記応答信号受信
部の指示により予め設定されたメツセージを前記電話回
線へ送出するメツセージ送出部とを有し、前記遠隔制御
装置は前記着信信号発信部から発信された着信を示す前
記第１の無線信号を受信する受信回路と、前記第１の無
線信号の受信によって前記受信回路の指示により呼出し
表示の制御を行う着信制御回路と、前記呼出し表示に対
して押下によって応答を行う応答ボタンと、前記応答ボ
タンの押下情報を応答信号に変換する応答回路と、前記
応答信号を前記第２の無線信号に変換して前記電話機に
発信する応答信号発信回路とを有している。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
第１図内の遠隔制御装置を示すブロック図である。

第１図および第２図において、本実施例は電話回線２に
接続する電話機本体６と送受話器７とで構成される電話
機１と、電話機本体６からの着信を示す無線の着信信号
を受信して着信呼出しを行いこの着信呼出しに応答し応
答を示す無線の応答信号を送信する遠隔制御装置（以下
リモコン装置と記す）５とによりなり、電話機本体６は
電話回線２から着信信号を受信するとベル９に呼出し表
示を行うと共に指示用の信号を出力す着信回路８と、指
示用の信号を受信すると無線の着信を示す着信信号を発
信する着信信号発信部１２と、リモコン装置５からの応
答を示す無線の応答信号を受信する応答信号受信部１１
と、無線の応答信号の受信によって応答信号受信部１１
の指示により予め設定されたメツセージを送出するメツ
セージ送出部１０とを有し、リモコン装置５は着信信号
発信部１１から発信された無線の着信信号を受信する受
信回路１８と、無線の着信信号の受信によって受信回路
１８の指示によりブザー２ｏに対する呼出し表示の制御
を行う着信制御回路１つと、ブザー２０の呼出し表示に
対してボタン押下の手動の応答を行う応答ボタン１７と
、応答ボタン１７の押下情報を応答信号に変換する応答
制御回路１６と、応答信号を無線の応答信号に変換して
電話機ｌに発信する応答信号発信回路１５とを有して構
成している。

次に、本実施例の動作について第１．第２図を併用して
説明する。

電話回線２を介して着信信号が着信回路８に入力すると
、着信回路８はベル９を鳴らすと共に、指示信号を着信
信号発信部１２に出力する。利用者が電話機１の近くに
いるときは、ベル９の鳴動によって着信事実を知ること
ができる。

利用者が電話機１の近くにいない場合指示信号を受信し
た着信信号発信部１２はアンテナ１３を介して無線の着
信信号をリモコン装置５に向かって発信する。この無線
の着信信号を受信したリモコン装置５の受信回路１８は
、着信制御回路１９を動作させる。これにより着信制御
回路１９はブザー２０を嶋らす。

リモコン装置５を携帯している利用者は、ブザー２０に
より着信を知ることができる。このとき利用者が電話機
１から遠く離れているときはリモコン装置５の応答ボタ
ン１７を押すと、この押下情報が応答制御回路１６に入
力され、応答制御回路１６は応答信号受信を確認し、応
答信号発信回路１５に無線の応答信号を送出する様に指
示を与えると、応答信号発信回路１５はアンテナ１４を
介し電話機１に向は無線の応答信号を発信する。

電話機本体６内の応答信号受信部１１はアンテナ１３を
介して無線の応答信号を受信する。無線の応答信号を受
信した応答信号受信部１１はメツセージ送出部１０を動
作させ、メツセージ送出部１０は予め録音しておいたメ
ツセージ（例えば○Ｏです。しばらくお待ち下さい。］
ンを電話回線２に送出する。

発呼者は送られたメツセージを聞くことにより、話した
い利用者がいることを確認できて待ち、また、利用者は
電話機１から遠くにいてもゆっくり電話に出て通話する
ことができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、以下に示す効果がある。

（１）利用者が携帯している遠隔制御装置によって身近
で呼出し表示かなされるため、利用者や電話機本体が騒
々しい場所にあっても着信の事実を確実に知ることがで
きる。

（２）遠隔制御装置を携帯しておくことで、耳の不自由
な利用者にとっても着信を知ることができる。

（３）利用者が電話機本体から遠く離れていても、着信
を知ってから遠隔制御装置の応答ボタンで即応答でき、
且つ相手に例えば「しばらくお待ち下さい」とメツセー
ジを電話機本体から送出することができるので、サービ
ス向上につながらせることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
第１図内の遠隔制御装置を示すブロック図である。 １・・・電話機、２・・・電話回線、５・・・遠隔制御
装置（リモコン装置）、６・・・電話機本体、７・・・
送受話器、８・・・着信回路、９・・・ベル、１０・・
・メツセージ送出部、１１・・・応答信号受信部、１２
・・・着信信号発信部、１３・・・アンテナ、１４・・
・アンテナ、１５・・・応答信号発信部、１６・・・応
答制御回路、１７・・・応答ボタン、１８・・・受信回
路、１９・・・着信制御回路、２０・・・ブザー。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　電話回線に接続する電話機本体と送受話器とで構成さ
   れる電話機と、前記電話機本体からの着信を示す第１の
   無線信号を受信して着信呼出しを行ってこの着信呼出し
   に応答し応答を示す第２の無線信号を送信する遠隔制御
   装置とによりなり、前記電話機本体は前記電話回線から
   着信信号を受信すると呼出し表示を行うと共に指示用の
   信号を出力す着信回路と、前記指示用の信号を受信する
   と着信を示す前記第１の無線信号を発信る着信信号発信
   部と、前記遠隔制御装置からの応答を示す前記第２の無
   線信号を受信する応答信号受信部と、前記第２の無線信
   号の受信によって前記応答信号受信部の指示により予め
   設定されたメッセージを前記電話回線へ送出するメッセ
   ージ送出部とを有し、前記遠隔制御装置は前記着信信号
   発信部から発信された着信を示す前記第１の無線信号を
   受信する受信回路と、前記第１の無線信号の受信によっ
   て前記受信回路の指示により呼出し表示の制御を行う着
   信制御回路と、前記呼出し表示に対して押下によつて応
   答を行う応答ボタンと、前記応答ボタンの押下情報を応
   答信号に変換する応答回路と、前記応答信号を前記第２
   の無線信号に変換して前記電話機に発信する応答信号発
   信回路とを有していることを特徴とする電話装置。