JPH04167094A - 暗証番号入力式貸しロッカーシステム - Google Patents

暗証番号入力式貸しロッカーシステム

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JPH04167094A
JPH04167094A JP2292078A JP29207890A JPH04167094A JP H04167094 A JPH04167094 A JP H04167094A JP 2292078 A JP2292078 A JP 2292078A JP 29207890 A JP29207890 A JP 29207890A JP H04167094 A JPH04167094 A JP H04167094A
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Takeshi Yoshizawa
猛 吉沢
Yoshiki Katayama
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、利用者が設定した暗証番号を記憶し、入力さ
れた番号と記憶している暗証番号とが一致したときに解
錠動作を行う暗証番号入力式の貸しロッカー装置に係わ
り、このようなロッカー装置を多数設けて多くの人に短
期間貸し出すのに適した暗証番号入力式貸しロッカーシ
ステムに関する。
〔従来の技術〕
この種のシステムは、スキー場やゴルフ場などのスポー
ツ施設の貸しロッカーとして普及しており、ロッカー扉
の表側にテンキーなどの操作部を備え、利用者が任意の
番号をこの操作部からキー入力することにより暗証番号
が設定される。また、施錠状態で暗証番号をキー入力す
ると、この入力した番号が設定されている暗証番号に一
致したときロッカi扉のロックが解錠される。
このため、利用者は暗証番号を覚えているだけで鍵など
を保管する必要がなく、また、鍵の紛失や盗難などによ
る不都合も回避できるという利点がある。
ところで、この種の暗証番号式の貸しロッカーは、料金
を投入することにより不特定の人間が利用できるような
通常の貸しロッカーとは使用形態が異なり、例えばスポ
ーツ施設等では、フロントなどのロッカー管理者がロッ
カ一番号等を指定して空きロッカーを利用客に貸し出す
ようなケースが多い。そして、貸出し料金は施設の利用
料などとともに精算して回収するのが一般的である。
しかしながら、このような暗証番号式の貸しロッカーは
、未使用のときは解錠状態にされており、指定されたロ
ッカー以外のロッカーでも使用できる状態にあるため、
いたずら等によるトラブルが発生することがある。また
、管理者はロッカーの実際の使用状態を把握しにくいの
で、他に指定していないロッカーであっても実際に使用
されているロッカーを貸し出してしまうことがあるなど
、管理上不都合が生じることがある。
本発明は、暗証番号入力式の貸しロッカーにおいて、利
用者が指定されたロッカー以外のロッカーを使用できな
いようにして、ロッカーの貸出し管理を円滑にできるよ
うにすることを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するためになした本発明の暗証番号入
力式貸しロッカーシステムは、第1図に示したように、
ロッカー扉の施錠と解錠を制御するとともに、該ロッカ
ー扉が開状態のときに入力された設定暗証番号とロッカ
ー扉が閉状態のときに入力された番号とが一致したとき
に解錠状態にする暗証番号入力式の複数のロッカー装置
であって、互いに異なるロッカー識別符号°゛A1”〜
“′A、、′がそれぞれ付されるとともに互いに異なる
解錠符号“X+”〜“Xn IIがそれぞれ設定された
上記ロッカー装置L1〜しわと、上記ロッカー識別符号
“A、”を入力することにより、該ロッカー識別符号“
A、”が付されるとともに当該ロッカー識別符号“A、
”に対応するロッカー装置り、の解錠符号“Xi”を記
録した識別カードCを発行する識別カード発行装置りと
、を備え、前記ロッカー装置り、〜L7は、符号を入力
する入力手段Iと、該入力手段Iから入力された符号と
前記解錠符号とを比較する比較手段にとを有し、この入
力手段■から入力された符号が前記解錠符号と一致した
ときに解錠状態にしてロッカー扉を解錠するものである
ことを特徴とする。
〔作 用〕
本発明の暗証番号入力式貸しロッカーシステムにおいて
、識別カード発行装置iDで発行される識別カードCに
は、ロッカー装WL1のロッカー識別符号″A;”が付
されるとともにこのロッカー識別符号“Ai”に対応す
るロッカー装置Liの解錠符号jl X 、”が記録さ
れている。
また、暗証番号入力式の各ロッカー装置り、〜L、は互
いに異なるロッカー識別符号“I A 、 II〜“八
〇″がそれぞれ付されるとともに互いに異なる解錠符号
“X1″〜“X7”がそれぞれ設定され、かつ、入力手
段■から入力された符号が設定されている解錠符号11
X”と一致したときにロッカー扉を解錠する。
したがって、利用者は、識別カードCに付されたロッカ
ー識別符号II A、”を見て指定されたロッカー装置
り、を知ることができ、この識別カードCに記録された
解錠符号“Xi”をこの指定されたロッカー装置Liの
入力手段■がら入力するとロッカー扉が解錠されて使用
可能になる。
一方、識別カードCで指定されたロッカー装置り、以外
のロッカー装置について、その入力手段■から識別カー
ドCに記録された解錠符号“Xi”を入力してもロッカ
ー扉は解錠されず、使用することができない。
〔実施例〕
第2図は本発明第1実施例の暗証番号入力式貸しロッカ
ーシステムを示す図である。
図におて、1はキー操作によって暗証番号の設定と暗証
番号入力による解錠を行なえる暗証番号入力式の複数の
ロッカー装置、2はロッカー管理者の操作により利用者
にIDカード3(識別カード)を発行するためのIDカ
ード発行装置、4は通信ラインを介してロッカー装置1
とIDカード発行装置2との間でデータ通信を行うロッ
カーコントロール装置である。
10カード発行装置2は、パーソナルコンピュータ21
とこのパーソナルコンピュータ21によって制御される
バーコード記録装置22とで構成され、バーコード記録
装置22は、例えば第3図に示したようなIDカード3
を発行する。すなわち、発行されたIDカード3には、
指定したロッカー装置1のロッカ一番号(この例では“
123”)を示す指定番号31と、この指定したロッカ
ー装置1のID番号(解錠符号)を符号化したバーコー
ド32とが印字されている。
第2図に示したように、各ロッカー装置1において、ロ
ッカー扉11の裏側には、このロッカー扉11をロック
するための錠装置12、マイクロコンピュータ等から構
成される装置 Dカード3に印字されたバーコード32を読み取るため
のカード読取装置14がそれぞれ取付けられ、ロッカー
扉11の表側には、キー操作部15、カード読取装置1
4のカード挿入部14a、ロッカ一番号(ロッカー識別
符号)を印した銘板16および把手17が配設されてい
る。なお、錠装置12、カード読取装置14およびキー
操作部15は制御装置13にそれぞれ接続されている。
また、銘板16のロッカ一番号は、各ロッカー装置1毎
にそれぞれ異なる番号が印されている。
第5図は錠装置12の一例を示す図であり、ロッカー本
体18の係合孔18aに係合されるラ・ンチヘッド12
1aはロッカー扉11の開閉動作に応じて回動と出没を
行い、図示しないスプリングによってラッチヘッド12
1a側に付勢されたストッパービン12lbが、ロッカ
ー扉11の開閉動作に応じて図の矢印の方向に移動され
る。
ソレノイド122のコア軸122aの先端にはスプリン
グ123aによってソレノイド122側に付勢されたロ
ックビン123が配設されており、ソレノイド122の
通電が断たれると、ロックビン123はコア軸122a
に押されて上昇され、ストッパービン12lbの移動が
規制される。したがって、ソレノイド122がOFFの
状態のときラッチヘッド121aは突出した状態で固定
され、施錠が完了する。また、ソレノイド122に通電
されてON状態になるとロックビン123は一スプリン
グ123aの付勢力によって工時した状態となり、スト
ッパービン12lbが移動可能となって解錠が完了する
124は制御装置13からの制御信号に基づいてソレノ
イド122をO N/O F Fするソレノイド制御回
路、125はソレノイド122のコア軸122aに取付
けられたスイッチプレート122bによって開閉される
とともにソレノイド制御回路124に接続されたマイク
ロスイッチであり、このマイクロスイッチ125の開閉
状態はソレノイド制御回路124を介して制御装置l3
に入力され、施錠状態と解錠状態が確認される。
第6図はキー操作部15を示す図である。同図におで、
151は設定暗証番号の入力と解錠操作時の暗証番号の
入力とを行うテンキー、152は施錠を行うときに操作
するロックキー、153は入力した暗証番号を訂正する
クリアキーであり、このロックキー152の操作によっ
て施錠指令が制御装置13に入力される。
第7図はカード読取装置14を示す図であり、内部に光
学式のバーコードリーダ141が配設され、カード挿入
部14aからIDカード3を挿入することにより、バー
コードリーダ141でIDカード3のバーコード32が
読み取られ、IDカード3に記録されているID番号の
データが取り込まれる。そしてこのID番号のデータは
制御装置13に入力される。
第4図はロッカー装置1のブロック図であり、制御装置
f13は、マイクロプロセッサ(MPU)131、RO
M132、RAM133、バス134、t10ポート1
35を含み、ROM132に格納された制御プログラム
に基づいて、錠装置12の制御を行う。なお、カード読
取装置14がらのID番号のデータ、キー操作部15が
らの操作キーの入力データ、錠装置12からのマイクロ
スイッチ125の0N10FFの状態を示す信号、錠装
置12のソレノイド122を0N10FFする制御信号
はそれぞれI10ボート135を介して入出力される。
IDカード発行装置2(第2図)において、パーソナル
コンピュータ21は、図示しないメモリ内のプログラム
に基づいて、キーボード211がら入力されるロッカ一
番号のデータと、このロッカ一番号に対応するID番号
のデータをバーコード記録装置22に出力し、バーコー
ド記録袋W22はパーソナルコンピュータ21から出力
されるロッカ一番号と、ID番号を符号化したバーコー
ドとを所定のカードに印字し、IDカード3を発行する
なお、パーソナルコンピュータ21のメモリ内には、例
えば第8図に概念的に示したように、各ロッカー装置l
にそれぞれ対応するID番号テーブルT、〜Ttが設定
されており、各ID番号テーブルTi (i=1〜n)
内には、それぞれ異なるID番号“X i j″ (j
=1−k)が記憶されている。また、メモリ内には各I
D番号テーブルT8毎にID番号の読み出し順を示すイ
ンデックス(jx)を記憶するインデックスレジスタが
設定されており、ロッカー装置1のロッカ一番号が指定
される毎に、インデックス(j、)を更新しながら、指
定されたロッカ一番号に対応するID番号テーブルTの
先頭から順番に、ID番号“X ij”を出力する。
第1(lはパーソナルコンピュータ21にに&fるマイ
クロプロセッサの制御を示すフローチャートであり、パ
ーソナルコンピュータ21の電源が投入されると、全て
のインデックスレジスタ(J 、)内のインデックス(
j、)をリセットしくステップ32.)、キーボード2
11がらの入力を監視する(ステップS2g)。
ステップS2.でロッカー装置1のロッカ一番号に対応
する数字が入力されると、この入力されたロッカ一番号
に対応するインデックス(j= )を“1”増加させる
とともに(ステップ523)、コノインデックス(L 
)で指示された10番号テーブルT、内のID番号を読
み出す(ステップ324)。
そして、入力されたロッカ一番号のデータと読み出した
ID番号のデータをバーコード記録装置22に出力しく
ステップ32s)、ステップ826で電源が入っていれ
ばステップ32.以降の動作を繰り返す。
第9図は制御装置13において、ROM132内に格納
されたプログラムによるMPU131の制御を示すフロ
ーチャートである。なお、ROM132内には、前記パ
ーソナルコンピュータ21のメモリ内に記憶されている
ID番号テーブルT+〜Ttのうち、このロッカー装置
lのロッカ一番号に対応するID番号テーブルと同じI
D番号テーブルTが設定されており、RAM133内に
はID番号テーブルTのID番号の読み出し順を示すイ
ンデックス(j)を記憶するインデックスレジスタが設
定されている。
なお、ロッカー装置1は始業時等に電源が投入され、係
員によってロッカー扉11が閉められ、施錠状態にされ
る。
すなわち、制御装置13の電源が投入されると、インデ
ックスレジスタ内のインデックス(j)をリセットしく
ステップSl、)、ロックキー152が操作されるか否
か監視しくスミツブ51z)、ロックキー152が操作
されると、ソレノイド122をOFFにして錠装置!1
2を施錠状態にする(ステップ513)。これによって
、係員がロッカー扉11を閉めることにより施錠状態に
なる。
施錠状態になると、インデックス(j)を“1”増加さ
せるとともに(ステップSL、)、このインデックス(
j)で指示されたID番番号テーブル円内ID番号を読
み出しくステップ515)、予め設定されたレジスタに
ID番号を設定する(ステップ516)。
次に、カード読取装置14でIDカードが検出されるか
を監視しくステップ5IT)、IDカードが検出される
とカード読取装置14でバーコードを読み取って、この
バーコードのデータが示すID番号と、レジスタに設定
したID番号とが一致するか否かを判定する(ステップ
S1.)。
この判定で一致しなければステップSl?に戻り、一致
すれば、ソレノイド122をONにして錠装置12を解
錠状態にする(ステップS1.)。
これにより、ロッカー扉11を開けることができ、利用
者が荷物等を収納して、暗証番号を設定できる状態にな
る。
この状態で、テンキー151とクリアキー153の入力
状態に基づいて、暗証番号の設定入力が有るか否かを監
視しくステップS 1 +。)、暗証番号の設定入力が
あると、この入力された暗証番号を予め決められた暗証
番号レジスタに格納する(ステップS1++)− 次に、インデックス(j)を°“1′′増加させるとと
もに(ステップ5II2)、このインデックス(j)で
指示されたID番番号テーブル円内ID番号を読み出し
くステップS1.3)、予め設定されたレジスタにID
番号を設定する(ステップ5114)。なお、この動作
により、設定されるID番号が新しい番号に更新され、
次に発行されるIDカードについて、前記同様の解錠動
作を行うようになる。
上記のようにID番号を更新すると、ロックキー152
が操作されるか否か監視しくステップ5IIS)、ロッ
クキー152が操作されると、ソレノイド122をOF
Fにして錠装置12を施錠状態にする(ステップS1,
6)。すなわち、利用者がロッカー扉11を閉めてロッ
クキー152を操作すると施錠状態になる。
次に、テンキー151からの暗証番号の入力とカード読
取装置14でのIDカードの検出をそれぞれ監視しくス
テップS1+v、ステップ51111)、IDカードが
検出されるとバーコードからID番号を読み取って、こ
のバーコードのID番号とレジスタに設定したID番号
とが一致するが否かを判定しくステップSt、’、)、
一致しなければステップ5litに戻り、一致すればス
テップS19に戻る。
ステップS1,7で、暗証番号の入力があると、この入
力された暗証番号と、暗証番号レジスタに格納した暗証
番号とが一致するか否かを判定しくステップS1□。)
、一致しなければステップS13.に戻り、一致すれば
ソレノイド122をONにして錠装置12を解錠状態に
する(ステップSII+)。そして、ロックキー152
が操作されるか否か監視しくステップ5lzz)、ロッ
クキー152が操作されると、ソレノイド122をOF
Fにして錠装置12を施錠状態にしくステップ3123
)、ステップS1.7に戻る。すなわち、利用者がロッ
カー扉11を閉めてロックキー152を操作すると施錠
状態になる。
なお、上記の実施例では、ステップ511oの判定によ
り暗証番号の設定待ちの状態にしているが、このステッ
プS 1 r。で暗証番号の設定がない場合に、ロック
キー152の状態を見て、ロックキー152が操作され
ると施錠状態にしてステップS17に戻るようにすると
、利用者は暗証番号の設定を行わずに、IDカードで解
錠するようにしてロッカーを利用することができる。
このように、IDカード発行装置2側では、ロッカー管
理人等が所定のロッカ一番号を指定することにより、そ
のロッカ一番号の数字と、このロッカ一番号に対応して
一定の順序で設定されたID番号のバーコードとをそれ
ぞれ印字したIDカードを発行することができる。
したがって、この発行したIDカードによって利用者に
貸しロッカーを指定することができ、また、利用者はI
Dカードに印字されたロッカ一番号を見て指定されたロ
ッカー装置を見つけることができる。
ここで、ロッカー装W1はIDカード発行装置2と同じ
順序でID番号を設定・更新し、カード読取装置14で
IDカードから読み取られるID番号と設定したID番
号とが一致したときだけ、解錠してID番号を更新する
ので、利用者は指定されたロッカー装置以外は使用不可
能となる。
このようにして、例えば次のような貸出し営業を行うこ
とができる。
ロッカー管理者は、始業時に電源を投入して全てのロッ
カー装置を施錠し、利用者にIDカードを発行してロッ
カー装置を指定する。
また、利用者が貸しロッカーの利用を終了した場合には
、貸し料金の精算時などにロッカ一番号を確認する。
そして、次に、このロッカー装置を貸し出すときには、
IDカード発行装置2でロッカ一番号を入力してIDカ
ードを発行する。
このようにするだけで、ロッカー装置側で更新されたI
D番号と同じID番号をバーコードとして印字したID
カードを発行することができ、次の利用者は指定された
ロッカー装置を、かつ、このロッカー装置だけを利用す
ることができる。
したがって、管理者は、IDカードを発行して指定した
ロッカー装置のロッカ一番号を管理しているだけで、複
数のロッカー装置の実際の使用状態を確認することがで
き、ロッカーの管理を確実に行うことができる。
なお、上記の実施例では、ID番号をバーコード化して
IDカードに記録するようにしているが、バーコード記
録装置220代わりに磁気記録装置を、ロッカー装置1
側のカード読取装置14として磁気再生装置等を用い、
ID番号を所定の磁気信号として記録した磁気カードを
発行し、この磁気カードをIDカードとして使用するよ
うにしてもよい。
第11図は本発明第2実施例の暗証番号入力式貸しロッ
カーシステムを示す図であり、以下、第2実施例におい
て第1実施例と同じ要素には同符号を付記してその説明
は省略する。
この第2実施例のシステムは、第1実施例におけるロッ
カー装置1側のカード読取装置14をなくしたロッカー
装置1′が用いられ、IDカードに記録されたID番号
は利用者によりキー操作部15からキー入力するように
したものである。
このため、IDカード発行装置2′は、パーソナルコン
ピュータ21とプリンタ22′とで構成され、パーソナ
ルコンピュータ21は第1実施例と同様にキーボード2
11から入力されるロッカ一番号のデータと、このロッ
カ一番号に対応するID番号のデータをプリンタ22′
に出力する。
そして、プリンタ22′により、例えば第12図に示し
たように、ロッカ一番号とID番号とを共に数字で印字
したIDカード3′が発行される。
すなわち、発行されたIDカード3′には、指定したロ
ッカー装置1のロッカ一番号(この例では°“123”
)を示す指定番号31と、指定したロッカー装置1のI
D番号32′とが印字されている。
第13図はロッカー装置1′のブロック図であり、制御
装置13′は、マイクロプロセッサ(MPU)131、
ROMI 32’ 、RAMI 33、バス134、I
10ポート135を含み、ROM132に格納された制
御プログラムに基づいて、錠装置12の制御を行う。
第14図は制御装置13′において、ROMl32内に
格納されたプログラムによるMPU131の制御を示す
フローチャートであり、この制御装置13′における制
御と、第1実施例の制御装置13における制御の違いは
、第9図のステップSt、とステップ5ITsを、それ
ぞれ第14図のステップS1.′とステップS1+s’
のように代えたところであり、第1実施例におけるカー
ド読取袋W14でのIDカードの検出とバーコードの読
み取り動作の代わりに、キー操作部15によるID番号
の入力検出と入力されたID番号の読み取り動作を行う
ようにしたものである。
なお、ROM132’内には、第1実施例のR0M13
2と同様に、パーソナルコンピュータ21のメモリ内の
ID番号テーブルT1〜T2のうちこのロッカー装置1
′に対応するID番番号テーブル色、インデックス(j
)を記憶するインデックスレジスタが設定されている。
この第2実施例では、発行されたIDカード3′にはロ
ッカ一番号とID番号とが数字で印字されているので、
利用者は第1実施例と同様に指定されたロッカー装置を
見つけることができ、このIDカードに印字されている
ID番号をキー操作部15から入力するとロッカー装置
を解錠することができる。
なお、第1実施例について説明したと同様に、第14図
のステップS 1 +。で暗証番号の設定がない場合に
、ロックキー152の状態を見て、ロックキー152が
操作されると施錠状態にしてステップS1.′に戻るよ
うにすると、利用者は暗証番号の設定を行わずに、ID
番号の入力により解錠するようにしてロッカーを利用す
ることができる。
また、ロッカー管理者は、第1実施例と同様にロッカー
の管理を確実に行うことができる。
なお、本発明の暗証番号入力式貸しロッカーシステムに
よれば、未使用のロッカー装置を施錠状態にして確保す
ることができるので、例えば、スポーツ施設などで、利
用者が荷物などを予め送っておいて、ロッカー装置内に
預けておくようにすることもできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の暗証番号入力式貸しロッカ
ーシステムによれば、互いに異なるロッカー識別符号が
付された暗証番号入力式の複数のロッカー装置に各ロッ
カー装置に互いに異なる解錠符号を設定し、識別カード
発行装置において、ロッカー識別符号を入力することに
より、この入力したロッカー識別符号が付されるととも
にこのロッカー識別符号に対応するロッカー装置の解錠
符号を記録した識別カードを発行し、ロッカー装置にお
いて、入力手段から入力された符号と設定された解錠符
号とが一致したときに解錠状態にするようにしたので、
利用者は、識別カードに付されたロッカー識別符号を見
て指定されたロッカー装置を知ることができ、この識別
カードに記録された解錠符号をこの指定されたロッカー
装置の入力手段から入力するとロッカー扉を解錠するこ
とができる。
したがって、暗証番号入力式の貸しロッカーにおいて、
利用者が指定されたロッカー以外のロッカーを使用でき
ないようにすることができ、ロッカー管理者は実際の使
用状況を把握することができるようになり、ロッカーの
貸出し管理を円滑にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の暗証番号入力式貸しロッカーシステム
を示す構成図、 第2図は本発明第1実施例の暗証番号入力式貸しロッカ
ーシステムを示す図、 第3図は第1実施例におけるIDカードの一例を示す図
、 第4図は第1実施例におけるロッカー装置のブロック図 第5図は第1実施例および第2実施例における錠装置の
一例を示す図、 第6図は第1実施例および第2実施例におけるキー操作
部を示す図、 第7図は第1実施例におけるカード読取装置を示す図、 第8図は第1実施例および第2実施例におけるID番号
テーブルを概念的に示す図、 第9図は第1実施例におけるロッカー装置側の制御装置
の制御を示すフローチャート、第10図は第1実施例お
よび第2実施例におけるパーソナルコンピュータによる
制御を示すフローチャート、 第11図は本発明第2実施例の暗証番号入力式貸しロッ
カーシステムを示す図、 第12図は第2実施例におけるIDカードの一例を示す
図、 第13図は第2実施例におけるロッカー装置のブロック
図、 第14図は第2実施例におけるロッカー装置側の制御装
置の制御を示すフローチャートである。 1.1′・・・ロッカー装置、2,2′・・・!Dカー
ド発行装置、3,3′・・・IDカード、14・・・カ
ード読取装置、15・・・キー操作部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ロッカー扉の施錠と解錠を制御するとともに、該
    ロッカー扉が開状態のときに入力された設定暗証番号と
    ロッカー扉が閉状態のときに入力された番号とが一致し
    たときに解錠状態にする暗証番号入力式の複数のロッカ
    ー装置であって、互いに異なるロッカー識別符号が付さ
    れるとともに互いに異なる解錠符号がそれぞれ設定され
    た上記ロッカー装置と、 上記ロッカー識別符号を入力することにより、該ロッカ
    ー識別符号が付されるとともに当該ロッカー識別符号に
    対応するロッカー装置の解錠符号を記録した識別カード
    を発行する識別カード発行装置と、を備え、 前記ロッカー装置は、符号を入力する入力手段と、該入
    力手段から入力された符号と前記解錠符号とを比較する
    比較手段とを有し、この入力手段から入力された符号が
    前記解錠符号と一致したときに解錠状態にしてロッカー
    扉を解錠するものであることを特徴とする暗証番号入力
    式貸しロッカーシステム。
  2. (2)前記識別カード発行装置は、前記解錠符号を前記
    識別カードに記録するデータ記録装置であって、前記入
    力手段は上記識別カードに記録された解錠符号を読み取
    るデータ読取り装置であることを特徴とする請求項1記
    載の暗証番号入力式貸しロッカーシステム。(3)前記
    識別カード発行装置は、前記識別カードに前記解錠符号
    を印字する印字装置であって、前記入力手段は解錠符号
    を構成するキーの操作により解錠符号を入力するキー入
    力手段であることを特徴とする請求項1記載の暗証番号
    入力式貸しロッカーシステム。
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