JPH0416526B2 - - Google Patents

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JPH0416526B2
JPH0416526B2 JP62000090A JP9087A JPH0416526B2 JP H0416526 B2 JPH0416526 B2 JP H0416526B2 JP 62000090 A JP62000090 A JP 62000090A JP 9087 A JP9087 A JP 9087A JP H0416526 B2 JPH0416526 B2 JP H0416526B2
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JP
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refining
section
height
vessel
molten metal
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JP62000090A
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Furanshisu Masutason Ian
Jei Fuainsutain Jonasan
Sutanboo Rania
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Union Carbide Corp
Original Assignee
Union Carbide Corp
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Publication date
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Publication of JPH0416526B2 publication Critical patent/JPH0416526B2/ja
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    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21CPROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
    • C21C5/00Manufacture of carbon-steel, e.g. plain mild steel, medium carbon steel or cast steel or stainless steel
    • C21C5/28Manufacture of steel in the converter
    • C21C5/30Regulating or controlling the blowing
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21CPROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
    • C21C5/00Manufacture of carbon-steel, e.g. plain mild steel, medium carbon steel or cast steel or stainless steel
    • C21C5/28Manufacture of steel in the converter
    • C21C5/42Constructional features of converters
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21CPROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
    • C21C7/00Treating molten ferrous alloys, e.g. steel, not covered by groups C21C1/00 - C21C5/00
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21CPROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
    • C21C7/00Treating molten ferrous alloys, e.g. steel, not covered by groups C21C1/00 - C21C5/00
    • C21C7/04Removing impurities by adding a treating agent
    • C21C7/068Decarburising
    • C21C7/0685Decarburising of stainless steel

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
  • Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)
  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Stackable Containers (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、浴面下気体吹込み精錬に関するもの
であり、比較的少量の鋼等の効率的精錬を可能な
らしめる改善技術に関する。
発明の背景 鋼は、300トンの重量の鋼ヒート(一回の溶解
分)を精錬しうる非常に大きな容器から約5トン
程度の鋼ヒートを精錬しうる小形の容器まで多く
の様々の寸法範囲の浴面下気体吹込み式容器にお
いて精錬される。最近、約2トン乃至もつと少
い、非常に少量の鋼ヒートを精錬する必要性が生
じてきた。そのため、こうした非常に少量のヒー
トに対応しうるような寸法の精錬容器への必要性
が存在している。
一見、こうした問題は、既知設計の、相応的に
寸法を減縮した鋼精錬容器を単に作製することに
より容易に解決されると思われるかもしれない。
事実、こうした方策は2トンより多量の場合には
これまで様々の寸法の鋼精錬容器を作製するのに
有効であつた。例えば、150トン鋼精錬容器と5
トン鋼精錬容器とはそれらの大きな寸法差にもか
かわらずほぼ同じ設計パラメータを有する。
浴面下気体吹込み精錬における主たる問題は、
精製された溶鋼が精錬後適正な出鋼温度にあるこ
とを保証する為精錬中溶鋼内に充分の熱を保持す
ることである。これは、精錬中外部熱源からの熱
が溶体に加えられることには一般にないためであ
る。僅かの熱は脱炭や燃料元素の酸化のような発
熱反応により発生するけれども、精錬中の溶体は
差引き熱損失を生ずる。この熱損失が溶湯を適正
出湯温度以下とするようなものだと、溶湯は適正
出湯温度を実現する為に時間を喰う且つコスト増
につく再吹きを受けねばならない。
ここに、非常に小形の鋼精錬容器の設計上の主
たる問題が存在する。よく知られるように、物体
の熱損失はその表面積対容積の比率に直接関係す
る、即ちある与えられた容積に対して物体の表面
積が大きい程、物体の温度損失の割合も大きくな
る。既知設計の精鋼容器が相似的に小形化される
につれ、それらの表面積対容積比は増大し、従つ
て温度損失率は増大する。この問題は、AOD(ア
ルゴン−酸素脱炭)プロセスが採用される時精錬
中不活性希釈ガスが使用され、これが熱損失に一
層寄与するから、更に一層顕著となる。AODプ
ロセスは、この方法により精錬された鋼の清浄性
及び良好な目標組成の実現精度の故に好ましい鋼
精錬方法である。
非常に小形の鋼精錬容器の設計におけるまた別
の主要な問題は、効率的な気体−金属反応の為に
充分な気液界面及び気体滞留時間を実現する必要
性があることである。殊に、AODプロセスを使
用する時、脱ガス、脱酸、輝化或いは不純物の浮
揚と続いてのスラグによる捕捉或いはスラグとの
反応の為不純物を除去するのに使用される吹込み
気体並びに合金化の為に使用される気体の効率的
利用を得る為に気体が溶湯中に吹込まれる地点よ
り上方に充分な容積の溶湯を保持することが有益
である。
従来技術 既知の浴表面下気体吹込み式鋼精錬容器の例
は、米国特許第3724830号、第3816720号及び第
4208206号を含めて多くの文献に見られるが、本
発明の参考となるものは存在しない。
発明の目的 本発明の目的は、約2トン以下の重量の鋼等の
ヒートを一層効率的に精錬することを可能ならし
めるような改善された浴面下気体吹込み式鋼等精
錬容器を提供することである。
本発明のまた別の目的は、AODプロセスの使
用により約2トン以下の重量の鋼ヒートを一層効
率的に精錬することを可能ならしめる改善された
浴面下気体吹込み式鋼精錬容器を提供することで
ある。
本発明のまた別の目的は、約2トン以下の重量
の鋼等の金属溶湯ヒートを効率的に精錬する為に
改善された浴面下気体吹込み精錬方法を提供する
ことである。
発明の概要 本発明は、その第1の様相において、比較的細
長い形態を有しそして約2トン以下の重量の金属
溶湯ヒートを精錬するのに特に適した精錬容器で
あつて、25ft3以下の容積を形成するよう協動す
る側壁及び底壁を具備し、該側壁が該底壁に直角
をなし且つ該底壁から離間した真直区画と、該真
直区画と底壁との間に連接状態で介在する傾斜区
画とから構成され、該真直区画の高さが傾斜区画
の高さの少なくとも1.6倍であり、該傾斜区画に
より形成される容積が容器の総容積の30%以下で
ありそして傾斜区画の高さの少なくとも0.3倍の
最小真径を有すること特徴とする精錬容器を提供
する。
更に、本発明は、その第2の様相において、約
2トン以下の金属溶湯を精錬する為の方法であつ
て、(1)比較的細長の形態を有しそして少くとも1
つの羽口と側壁及び底壁とを備える精錬容器にし
て、該側壁と底壁とが協動して溶湯容積の2.0〜
3.9倍の容積を形成し、該側壁が底壁に垂直で且
つ底壁から離間される真直区画と、該真直区画と
底壁との間に連接して介在する傾斜区画とから構
成され、前記真直区画の高さが傾斜区画の高さの
少くとも1.6倍であり、該傾斜区画により形成さ
れる容積部が容器の総容積の30%以下でありそし
て傾斜区画の高さの少くとも0.3倍の最小直径を
有する精錬容器に約2トン以下の重量の金属溶湯
を供給する段階と、(2)単数乃至複数の精錬用気体
を前記羽口を通して溶湯中に吹込む段階と、(3)少
くとも1つの気体吹込み点上方少くとも10インチ
に溶湯表面を維持する段階と、(4)少くとも22イン
チのフリーボードを維持する段階とを包含する精
錬方法を提供する。
本明細書において、「容器軸線」という用語は、
精錬容器のほぼ幾何学的中心を通つて長手方向に
伸びる仮想線を意味する 「側方吹込み」という用語は、精錬容器内に、
容器軸線に直交して或いはその垂直線から45°以
内の角度で単数乃至複数の精錬用気体の吹込みを
意味する。
「羽口」という用語は、気体を溶湯中に搬送し
てそして吹込む吹込み装置を意味する。
「浴」という言葉は、精錬中の容器の内部の内
容物を意味しそして鋼の場合溶鋼、溶鋼中に溶存
する成分及び溶鋼中に溶けない物質から成るスラ
グから構成される。
「浴(表)面」という言葉は、精錬容器内の溶
融金属の計算された静止状態の界面水準を意味す
る。
「溶融金属の容積」という用語は、金属の重量
をその密度で割ることにより得られる溶融金属の
計算された静止状態の容量を表す。
「気体吹込み地点」という用語は、羽口を通し
て溶湯中に気体を吹込む部位を意味する。
「フリーボード」という用語は、溶湯表面から
容器自体の頂部までの距離を意味する。
「AODプロセス」とは、少くとも1つの浴面
下羽口を備える精錬容器内に収蔵される溶融金属
及び合金を精錬する為の方法であつて、 (a) 90%までの希釈ガスを含む、酸素含有気体を
前記羽口を通して溶湯中に吹込み、この場合希
釈ガスをして、溶湯の脱炭中形成される気泡中
の一酸化炭素の分圧を下げること、吹込み気体
総流量を実質変えることなく溶湯への酸素の供
給量を変更すること及び/或いは保護流体とし
て機能することという作用を行わしめ、その後 (b) 散気用気体を前記羽口を通して溶湯中に吹込
み、散気ガスをして、脱ガス、脱酸、揮散或い
は不純物の浮遊と続いてのスラグによる捕捉或
いはスラグとの反応により溶湯から不純物を除
去するよう作用せしめる ことから成る精錬方法を意味する。有用な希釈ガ
スは、アルゴン、ヘリウム、水素、窒素、スチー
ム或いは炭化水素である。有用な散気ガスとして
は、アルゴン、ヘリウム、水素、窒素、一酸化炭
素、二酸化炭素、スチーム及び炭化水素が挙げら
れる。アルゴン及び窒素が好ましい希釈及び散気
ガスである。アルゴン、窒素及び二酸化炭素が好
ましい保護流体である。
発明の具体的説明 本発明の精錬容器を図面を参照して詳しく説明
する。
第1図を参照すると、精錬容器1は、側壁2及
び底壁3から構成され、これらは協働して25ft3
を越えない、好ましくは20ft3を越えない内容積
部4を構成する。内容積部4は、精錬中の溶融金
属の容積の約2.0〜3.9倍、好ましくは約2.3〜2.9
倍である。側壁及び底壁は容器外皮と呼ばれる外
側の薄い金属製ライニング5を備え、そこに耐火
材が内張される。第1図の具体例においては、三
重層の耐火材が例示され、金属外皮に隣り合う安
全ライニング6、安全ライニングに隣りあう耐火
充填材7及び耐火充填材の内側に隣りあう消耗性
ライニング8から成る。消耗性ライニング8の内
側が内部容積部4を輪郭づける。表示を容易にす
る為、耐火ライニングの様々の部分の輪郭線は直
線的に示してあるが、当業者には、耐火ライニン
グ部分が個々のれんがを積層して構成され、その
場合耐火ライニングの輪郭は段付けされうること
が理解されよう。その場合、第1図に示される線
は近似線となる。安全ライニング6用の好ましい
材料としてはマグネサイドクロマイトが挙げられ
る。耐火充填材7用の好ましい材料としてはマグ
ネサイト−クロマイト及びジルコニアが挙げられ
る。消耗性ライニング8用の好ましい材料として
は、マグネサイト−クロマイト及びドロマイトが
挙げられる。
精錬容器1には少なくとも1つの羽口9が装備
され、そこを通して精錬中容器内に収蔵される溶
融金属中に気体が吹込まれる。羽口は気体を溶湯
中に底壁或いはその近傍において吹込むよう配向
づけられる。精錬中、溶湯表面は、少くとも1つ
の羽口の気体噴出点より少くとも1インチ、好ま
しくは少くとも12インチ上方にある。図示は省略
したが、羽口9は精錬用気体源に接続される。第
1図は、羽口9が側壁2を貫通しそして容器軸線
10に対して垂直に或いは垂直線から45°以内に
溶湯中への気体の吹込みを可能ならしめる、好ま
しい側方吹込み型の精錬容器具体例を示してい
る。羽口はまた底壁を装通するようにも出来、気
体を溶湯中に容器軸線と平行に或いはそれから
45°以内に吹込むことを可ならしめる。
精錬容器1にはカバー11が側壁2に付設して
設けられている。カバー11は、精錬さるべき鋼
を導入しまた精錬ずみ鋼を取出す容器口12を形
成する。第1図の具体例において、カバー11は
キヤスタブル耐火物カバーである。別様には、カ
バーはれんが製カバーとなしうる。キヤスタブル
耐火物カバー用の好ましい材料は低燐高アルミナ
キヤスタブル耐火物を含む。れんが製カバー用の
好ましい材料はマグネサイト−クロマイト及びド
ロマイトを含む。
キヤスタブル耐火物カバーが好ましい。これ
は、キヤスタブル耐火物カバーの方が容器軸線1
0に実質上直交する表面13を有する、即ち溶融
金属浴に対面する表面13を有する賦形体に容易
に注形しうるからである。この表面13によつ
て、大きなフリーボードを設ける必要がなく精錬
中容器からの溶融金属の吹出しが減少し、溶湯の
方へ熱を戻して輻射する表面の形成により精錬中
の熱損失が減少し、そして容器口の構成を一層小
さくすることを可能としまた侵入空気が通らねば
ならない一層迂回した彎曲した通路を与えること
により容器内への空気漏入が減少する。
側壁2は真直区画14と傾斜区画15とから構
成される。真直区画14は容器軸線10に実質上
平行であり従つて底壁3に実質真交する。真直区
画14は底壁3から離間されそして傾斜区画15
が真直区画14と底壁3との間に介在している。
真直区画14の高さM即ち底壁に垂直な真直区画
の長さは、傾斜区画15の高さN即ち底壁に垂直
な真直区画の長さの少なくとも1.6倍、好ましく
は少くとも1.8倍である。斯くして、容器1は比
較的長く細い形態を持つ。側壁の総高さはM+N
の和である。高さMは高さNを約3.0倍越えて大
きくすべきでない。
傾斜部分15により構成される容積(第1図に
おいて点線16より下の容積)は容器の総内部容
積の30%以下でそして好ましくは少くとも15%で
ある。第1図において総内部容積部4は点線17
より下の容積である。斯くして、精錬中、従来の
割合よりも小さな%の溶融金属浴が容器の下方部
分に存在する。
本発明の精錬容器の細長い形状を規定するまた
別の方法は、真直区画の真径を傾斜区画の高さに
関連づけることである。この場合、真直区画の直
径Kは傾斜区画の高さNの少くとも1.5倍で且つ
2.0倍以下であることが好ましい。
本発明の精錬容器の適正機能の為には、傾斜区
画により定義される容積部の最小直径即ち容器が
直立状態にある時傾斜区画の一般に底における直
径が傾斜区画の高さNの少くとも0.3倍であるこ
とも重要である。第1図において、この最小直径
はLとして指示されている。これは重要な事項で
ある。何故なら、容器の小寸法に由りそして殊に
側方吹込みが採用される時もし傾斜区画の対向側
面が気体吹込み点の近傍で互いにあまりに接近し
すぎると耐火材摩耗速度が高くなりすぎて不都合
が生じるからである。L対Mの比率は好ましくは
少なくとも0.5でありそしてこの比率が1.5を越え
ないことが好ましい。実際上、直径Lは一般に少
くとも6インチとすべきことが見出された。
本発明の長くて細い精錬容器は、小形精錬容器
において高い表面積対容積比による容認しえない
熱損失問題に対する予想外の解決策である。こう
した問題に対して一番着想しやすい工学的解決法
は、容器をなるたけ球状に作製することである。
物体の形状が球形に近づくにつれ物体の表面積対
容積比は最小値に近づくことが周知されているか
らである。しかし、本発明の精錬容器は、球形に
向う方向になく、実際上それとは反対に従来概念
では熱保留に対しては悪い設計であるとされてい
た細長い形態に向けての従来設計からの変更であ
る。しかし、本発明者等は約2トン以下の重量の
ヒートの精錬の為にはこの新規な細長い設計の方
が球形に近い従来からの精錬容器より適している
との予想外の知見を得るに至つたのである。
理論に縛られるのを欲しないが、本発明者等
は、本発明を使用して達成しうる予想外の利益に
対して次のような説明が為しうるものと考えてい
る。本発明の設計は従来設計の容器よりも容器表
面積を通しての熱損失の増大を生じるのは事実で
あるけれども、本設計は容器口を通しての熱損失
の顕著な減少を可能ならしめる。これは、本発明
の細長い設計が溶融金属浴表面が従来設計の場合
より相応的に下方に位置することを可能ならしめ
るためである。フリーボード、即ち溶湯表面から
点線17により表される容器自体の頂端までの距
離は少くとも22インチ、好ましくは少くとも28イ
ンチである。従つて、熱損失を伴う湯の吹出しが
従来設計の場合より減少しそして浴表面からの熱
の相当量が浴面上方の容器内壁によりまた容器カ
バーにより反射されそして浴に戻つて輻射され
る。従来設計の精錬容器の場合には失われたはず
の、この放熱の節減が細長容器の表面積の増大を
通して失われる熱増分を補償して余りがあるもの
と信ぜられる。更に、本発明の精錬容器は充分な
容積の溶融金属が精錬用気体吹込み点上方に維持
されることを可能ならしめ、精錬用気体の効率的
利用を可能とする。
もし溶湯表面が気体吹込み地点より上方10イン
チより低いなら、少量の溶湯の効率的精錬を可能
とするに良好な気体−金属界面を与えるに充分量
の溶湯が気体吹込み地点上方に存在しなくなる。
また、もしフリーボードが22インチ未満なら、容
器口からの過剰の熱損失が起つて非効率な精錬を
もたらす。この開示から明らかなように、本発明
は、精錬さるべき溶湯の量が少なくなる程、そう
した溶湯に対して最適の精錬容器は球状よりむし
ろ相対的に円筒状の(細長い)ものであることを
教示する。この驚くべき結果は精錬容器設計に関
してのこれまでの教示に反するものである。
第1図は本発明の精錬容器の特に好ましい具体
例を例示し、ここでは傾斜区画において羽口帯域
での消耗性耐火ライニングの厚さは一定でなく羽
口9から羽口の上方の地点まで実質一定割合で減
少している。ライニング厚さとは、容器軸線に垂
直な方向でのライニングの高温側表面18と低温
側表面19との間の寸法である。この好ましい具
体例において、高温側方面の軸線角度即ち容器軸
線からの角度は、羽口から羽口におけるライニン
グ厚さが少くとも10%大きくなるような地点まで
低温側表面の軸線角度より大きい。第1図の具体
例において、該地点は側壁の真直区画と傾斜区画
の接合点である。この好ましい消耗性ライニング
形態は一層効率的ライニング使用を可能ならしめ
る。
本発明の精錬容器は、約2トン以下の重量の鋼
ヒートを精錬するのに特に適する。本発明は、ス
テンレス鋼、低合金鋼、工具鋼のような実質上す
べての鋼種に有用であり、インゴツトの製造或い
は最終製品鋳造のようなすべての用途に対して鋼
精錬の為のAOD、CLU、LWS或いはQ−BOP
プロセスのような任意の浴面下気体吹込み式鋼精
錬法と共に使用されうる。本発明はまた、ニツケ
ル基金属にも好適に応用しうる。
実施例 AOD鋼精錬容器が1トンの鋼ヒートの精錬の
為に作製された。容器の容積は13ft3であり、こ
れは溶鋼1トンの容積の約3.4倍であつた。容器
真直区画は29インチ高さでありそして26インチの
直径を有した。容器傾斜区画は16インチ高さであ
り、そして14.5インチの容器底における最小直径
を有した。従つて、真直区画の高さは傾斜区画の
高さの1.6倍を越えそして傾斜区画の最小直径は
傾斜区画の高さの0.3倍を越えた。羽口が傾斜区
画壁を貫通されそして底壁より約2インチ上方で
内部と連通せしめられた。羽口の近傍での傾斜区
画は羽口(ここで10.7インチ厚さ)から真直区画
と傾斜区画との交差点(ここで6.0インチ厚さ)
まで厚さをテーパづけられ、テーパ部の高温側表
面は容器軸線に対して35°の傾斜であつた。この
耐火ライニングの厚さはテーパ部を除く容器のす
べての部分においても6インチであつた。この消
耗性ライニングの裏側は消耗しない即ち各キヤン
ペーン(スタートから吹止めまでの期間)毎に交
換される安全耐火ライニングとした。容器カバー
は真直区画の頂端と接合される平面状高温面を有
するキヤスタブル高アルミナ耐火材から成つた。
カバーにおける注出口は14インチ径を有する円筒
状であり、羽口とは直径方向に反対に位置づけら
れそして容器軸線に対して30°傾斜された。
炭素鋼、高合金鋼及びニツケル基金属の1トン
ヒート30回分がこの容器を使用して精錬された。
これら30ヒート後、耐火材の厚さは羽口において
4.25インチ減少した。これら精錬中吹出しは実質
上発生せず、ごく少量の耐火材がカバー高温面で
損耗しただけであつた。熱損失率は気体が吹込ま
れていない時約6.5〓/分であつた。ライニング
交換のような主たる設備上の保守が必要となるま
でに約75以上のヒートの精錬が可能と推定され
る。
比較例 2トンの鋼を精錬する為に従来設計のAOD鋼
精錬容器が作製された。この容器の容積は21.7ft
であり、これは溶鋼2トンの容積の2.44倍であ
つた。容器真直区画は22インチ高さでありそして
37インチの直径を有した。容器傾斜区画は19イン
チ高さでありそして22.5インチの容器底での最小
直径を有した。従つて、真直区画の高さは傾斜区
画の高さの1.6倍以下であり、従つてこの容器は
比較的細長い形態を有するものでなかつた。2つ
の羽口が傾斜区画の壁を通されそして底壁より約
3.5インチ上方で内部と連通せしめられた。羽口
近くで傾斜区画は羽口(ここで9インチ厚さ)か
ら真直区画と傾斜区画との交差点(ここで6イン
チ厚さ)まで源厚され、テーパ区画高温表面は容
器軸線に対して26°傾斜づけられた。これ以外の
すべての部分での消耗性耐火ライニングの厚さは
6インチであつた。このライニングの裏は安全耐
火ライニングとした。消耗性ライニングはマグネ
サイト−クロマイト耐火材から作製した。容器カ
バーは真直区画の上端に接合される平面状高温面
を有するキヤスタプル高アルミナ耐火材製とし
た。カバーおける注出口は14インチ径を有する円
筒状であり、羽口とは直径方向反対に位置づけら
れそして容器軸線に対して30°の傾斜を有した。
この容器は高合金鋼及び底合金鋼の2トンヒー
トを精錬するのに使用された。22回のヒート後に
容器は破損を生じた。容器のカバーにおける耐火
材が完全に外れそして精錬注かなりの量の溶湯が
容器から吹出した。22回のヒート後、羽口におい
て約3.5インチの耐火材が損耗した。
実施例と比較例との比較から明らかなように、
本発明の精錬容器及び精錬方法は、2トン以下の
溶湯に対して従来設計の精錬容器を使用して可能
であるよりはるかに効率的な精錬を可能ならしめ
る。
本発明について具体的に説明したが、本発明の
精神内で多くの改変を為しうることを銘記された
い。
【図面の簡単な説明】
第1図はAODプロセスを実施するのに特に有
用な、本発明の浴面下気体吹込み精錬容器の好ま
しい具体例の断面図である。 1:精錬容器、2:側壁、3:底壁、4:内容
積部、5:外皮、6:安全ライニング、7:耐火
充填物、8:消耗性ライニング、9:羽口、1
0:容器軸線、11:カバー、12:口、14:
真直区画、15:傾斜区画。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 2トン以下の重量の金属溶湯を精錬するのに
    適した外部加熱源を有しない精錬容器であつて、
    0.71m3(25ft3)以下の内容積部を形成するよう
    協動する側壁及び底壁を具備し、該側壁が該底壁
    に垂直で且つ該底壁から離間した真直区画と該真
    直区画と該底壁との間に連続状態で介在する内方
    に傾斜する傾斜区画とを備え、前記真直区画の高
    さMが前記傾斜区画の高さNの少なくとも1.6倍
    であり、前記真直区画の直径Kが前記傾斜区画の
    高さNの1.5〜2.0倍であり、前記傾斜区画により
    形成される容積部が容器の内容積部全体の30%以
    下でありそして前記傾斜区画の高さNの少なく
    0.3倍の最小直径Lを有することを特徴とする精
    錬容器。 2 0.57m3(20ft3)を超えない内容積部を有す
    る特許請求の範囲第1項記載の精錬容器。 3 真直区画の高さMが傾斜区画の高さNの少な
    くとも1.8倍である特許請求の範囲第1項記載の
    精錬容器。 4 傾斜区画により形成される容積が容器の内容
    積部の少なくとも15%である特許請求の範囲第1
    項記載の精錬容器。 5 側壁に付設される耐火カバーを有し、該耐火
    カバーが精錬中溶融金属浴と少なくとも部分的に
    対面する表面を有する特許請求の範囲第1項記載
    の精錬容器。 6 底壁或いは底壁近傍に容器の内容積部に気体
    の吹込みを可能ならしめる少なくとも一つの羽口
    を有する特許請求の範囲第1項記載の精錬容器。 7 羽口が傾斜区画を貫通する特許請求の範囲第
    6項記載の精錬容器。 8 羽口の帯域に消耗性ライニングを有し、該消
    耗性ライニングが羽口から羽口におけるライニン
    グ厚が少なくとも10%大きいような地点まで低温
    側表面軸線角度より大きな高温側表面軸線角度を
    有し、それにより該消耗性ライニングの厚さが羽
    口から前記地点までの距離を通して実質上一定に
    減少する特許請求の範囲第7項記載の精錬容器。 9 前記地点が側壁の真直区画及び傾斜区画の接
    合点である特許請求の範囲第8項記載の精錬容
    器。 10 傾斜区画により形成される容積部の最小直
    径が該傾斜区画の高さの少なくとも0.5倍である
    特許請求の範囲第1項記載の精錬容器。 11 真直区画の高さが傾斜区画の高さの3.5倍
    以下である特許請求の範囲第1項記載の精錬容
    器。 12 傾斜区画により形成される容積部の最小直
    径が該傾斜区画の高さの1.5倍以下である特許請
    求の範囲第1項記載の精錬容器。 13 羽口が酸素及び不活性ガス源に導管手段に
    より接続される特許請求の範囲第6項記載の精錬
    容器。 14 2トン以下の重量の金属溶湯を精錬する方
    法であつて、 (イ) 少なくとも一つの羽口と側壁及び底壁とを備
    える精錬容器にして、該側壁及び底壁が協動し
    て溶湯容積の1.8〜3.9倍の内容積部を形成し、
    該側壁が該底壁に垂直で且つ該底壁から離間し
    た真直区画と該真直区画と該底壁との間に連接
    状態で介在する内方に傾斜する傾斜区画とを備
    え、前記真直区画の高さMが前記傾斜区画の高
    さNの少なくとも1.6倍であり、前記真直区画
    の直径Kが前記傾斜区画の高さNの1.5〜2.0倍
    であり、前記傾斜区画により形成される容積部
    が容器の内容積部全体の30%以下でありそして
    傾斜区画の高さNの少なく0.3倍の最小直径L
    を有する、外部加熱源を有しない精錬容器の2
    トン以下の重量の金属溶湯を装入すること、 (ロ) 前記羽口を通して単数乃至複数の気体を金属
    溶湯中に吹込むこと、 (ハ) 少なくとも一つの気体吹込み点上方少なくと
    も25.4cm(10インチ)に溶融金属表面を維持す
    ること、 (ニ) 少なくとも55.9cm(22インチ)のフリーボー
    ドを維持すること を包含する精錬方法。 15 溶融金属表面が少なくとも一つの気体吹込
    み点上方少なくとも30.5cm(12インチ)にある特
    許請求の範囲第14項記載の精錬方法。 16 フリーボードが少なくとも71cm(28イン
    チ)である特許請求の範囲第14項記載の精錬方
    法。 17 精錬方法が鋼のAODプロセスである特許
    請求の範囲第14項記載の精錬方法。 18 精錬ずみ溶融金属を少なくとも一つの鋳型
    に注湯して鋳造物を生成する特許請求の範囲第1
    4項記載の精錬方法。 19 金属が鋼である特許請求の範囲第14項記
    載の精錬方法。 20 金属がニツケル基金属である特許請求の範
    囲第14項記載の精錬方法。
JP62000090A 1986-04-01 1987-01-05 精錬容器及び精錬方法 Granted JPS62235415A (ja)

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