JPH04164749A - 紙葉類の重送検出装置 - Google Patents

紙葉類の重送検出装置

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JPH04164749A
JPH04164749A JP29242090A JP29242090A JPH04164749A JP H04164749 A JPH04164749 A JP H04164749A JP 29242090 A JP29242090 A JP 29242090A JP 29242090 A JP29242090 A JP 29242090A JP H04164749 A JPH04164749 A JP H04164749A
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JP
Japan
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double
rollers
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JP29242090A
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Toshihisa Kosaka
小坂 利寿
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Glory Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、紙幣等の紙葉類を搬送する機構におけろ紙葉
類の重送を検出する重送検出装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の紙葉類の重送検出装置の例について、第7図を参
照して説明する。
同図において紙葉類1の搬送機構11は、互いに逆方向
に回転する給送ローラ2とプレッシャローラ3とからな
るローラ対を、紙葉類1の搬送方向に紙葉類1の送り方
向の長さよりも短い間隔で次々に並べ、紙葉類1を該ロ
ーラ対で挟んで搬送している。なお、図示しないか、紙
葉類1を送り方向に案内するガイド板が適宜に用いられ
る。
紙送り方向において手前に配置されたローラ対とその後
方に配置されたローラ対との相互間に、発光素子4と受
光素子5とが紙葉類1を間において対向しかつ紙葉類の
搬送方向に垂直な面に存在するように配置される。発光
素子4は、直流電源6によって駆動され、その出射光は
紙葉類1を透過して受光素子5の受光面に到達する。受
光素子5は、入射光量に応じたレベルの電気信号を発生
する。この電気信号は、増幅器7によって適当なレベル
に増幅されてレベル比較器8の比較入力端に供給される
。レベル比較器8の比較基準入力端には、可変電圧源9
から比較基準電圧Esが印加される。
比較基準電圧Esは、第7図に示すように紙葉類1が重
送されないで受光素子の前を通過したときの信号レベル
e1と、重送されたときの信号レベルe との中間に設
定される。レベル比較器8は、増幅器7の出力電圧レベ
ルか比較基準電圧Esよりも低いと、重送検出信号を発
生する。この重送検出信号が図示しないリジェクト機構
に伝達されると、案内ガイド10が駆動されて、紙葉類
1が図示しない回収ボックスに向けて搬送され、あるい
は給紙ローラ2を逆転して紙葉類1を元の位置に戻す。
このように、紙葉類1が重送された場合と、重送されな
い場合とては、紙葉類1の透過光量が異なるため、透過
光量のレベル(受光素子の出力レベル)に基づいて重送
の有無を検出することが可能である。
〔発明か解決しようとする課題〕
しかしながら、紙葉類1が一枚だけ搬送されたときの信
号レベルe1と、紙葉類1が重送されたときの信号レベ
ルe とのレベル差は小さい。
このため、紙葉類1に汚れ、経年変化による変色、皺等
が生している場合には、これ等によって透過光量が減少
し、−枚だけ搬送されたにも拘らず重送の誤検出をする
不具合がある。
また、検出素子や増幅素子等の動作特性が経年変化する
ことによって電気信号のレベル変動が生して電送の誤検
出をするようになる場合もある。
そこで、本発明は紙葉類の重送をより確実に検出するこ
とを可能とした紙葉類の重送検出装置を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明にかかる重送検出装
置においては、 2つの回転ローラからなるローラ対を所定方向に配列し
て紙葉類の搬送路を形成する搬送機構と、上記搬送路を
間に介して対向するように配置された発信器と受信器と
からなる透過型センサと、上記受信器の出力レベルを判
定する判定手段とを有する紙葉類の重送検出装置におい
て、上記搬送機構は、上記透過型センサに隣接する上記
ローラ対の内の少なくとも1の回転ローラを他の回転ロ
ーラとは異なる速度で回転させて、重送した紙葉類のみ
に反りを与えて上記発信器から上記受信器に向けた発信
出力の散乱を拡大することを特徴とする。
[作 用〕 搬送機構はローラ対を搬送方向に並べて紙葉類の搬送路
を形成して紙葉類を搬送する。この搬送路を間に介在し
て発信器と受信器とを対向するように配置して構成され
た透過型センサは、紙葉類が上記発信器と受信器間を通
過すると、紙葉類の厚みに応したレベル出力を発生する
。このレベルを判定手段によって見分けることによって
重送の判別が可能である。
更に、上記搬送機構は、上記透過型センサ近傍の少なく
とも1のローラの回転速度を他のローラとは異なる速度
で回転して上記透過型センサの前で重送した紙葉類のみ
に反りを与えて上記発信器と受信器間の信号の減衰量を
拡大する。
この結果、重送状態における受信器の出力が大きく減少
するので、重送の判別精度が向上する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図は、第1の実施例の構成を示しており、第7図と
対応する部分には同一符号を付し、かかる部分の説明を
省略する。
給送ローラ2とプレッシャローラ3a間の隙間は、紙葉
類1の一枚の厚さ以下に調整される。紙葉類の送り方向
において、手前に配置された給送ローラ2及びプレッシ
ャローラ3と後方に配置された給送ローラ2は、いずれ
も回転速度Vaで回転するが、後方に配置されたプレッ
シャローラ3aは、回転速度Vaのみならず、これより
も低い速度の回転速度vbでも回転し得るように構成さ
れる。例えば、図示しない2つの駆動系からの回転速度
の異なるトルクを電磁クラッチによって選択する。図示
しない制御部は上記電磁クラッチを制御し、通常、プレ
ッシャローラ3aを速度Vaで回転させ、紙葉類ユの先
端が受光素子5を遮り、紙葉類1の後端が受光素子5の
直前を通過するまでの間、速度vbで回転させる。前述
したように、(回転速度Va>Vb)である。なお、回
転速度vbて回転する状態と、給送ローラ2によってフ
リーに回転する状態(回転速度Va)としても良い。
上述の搬送機構の変更に対応して可変電圧源9の比較基
準電圧はEsよりも低いEs’ に設定される。搬送機
構11の他の構成は従来と同様である。
かかる構成において、紙葉類1か受光素子5の前を通過
すると、プレッシャローラ3aの回転速度はvbに、こ
れ以外のローラの回転速度はVaに設定される。
紙葉類1が1枚であるときは、後方に配置された給送ロ
ーラ2と紙葉類1との間の摩擦力が、プレッシャローラ
3aと紙葉類1との間の摩擦力よりも大であること、給
送ローラ2とプレッシャローラ3a相互間の僅かな隙間
等によって、紙葉類1は搬送機構11を通過する。
一方、紙葉類1か重送されてくると、第1図に示すよう
に重なった紙葉類1はその上面側において、前後ローラ
間で搬送速度に差があるため、重送した紙葉類がプレッ
シャローラ3aに支えたような状態となって山なりに反
り、ループを形成する。
重送された紙葉類1が山なりに反ると、発光素子4から
の出射光が大きく散乱する。
このため、紙葉類1が重送されると、プレッシャローラ
3aの働きによって、受光素子5の出力レベルが従来の
重送検出レベルEsから更に大きく変動するようになる
第2図は、紙葉類1が受光素子5の前を通過したときの
増幅器7の出力レベル変化の例を示しており、図中実線
は重送された場合、点線は一枚送りの場合を示している
時刻10において、紙葉類1の先端が受光素子5の前を
通過すると、出力信号e。のレベルはEr以上低下する
。このレベル差によって信号の立ち下がりを検出するこ
とか可能である。
時刻t1に、従来のスレッシュホールドレベルE を基
準としたサンプリングタイミングとなる。
時刻t2に紙葉類1の先端がプレッシャローラ3aに到
達して、紙葉類1の表裏面の搬送力の差によって分離が
開始される。
時刻t3には、重送された紙葉類のループが増太し、出
力電圧et)は、従来のスレッシュホールドレベルE 
よりも、より低いレベルに設定されたE ′を越える。
すると、比較器8は出力電圧eoが可変電圧l!i、9
の出力レベルE8′を越えたことを検知して重送検出信
号を発生する。
時刻t4になると、紙葉類1の送り方向において手前に
配置されたローラ対から紙葉類1の後端が離れ、ループ
の形成は終了する。
時刻t5では、紙葉類1は後方に配置されたローラ対に
よって搬送される。
時刻t6において、−枚送りの場合の用紙類の後端が受
光素子5の前を通過する。
時刻【7では、ループ形成によって搬送が遅れた、重送
された紙葉類1の後端が受光素子5の前を通過する。こ
のため、発光素子4の出射光は直接受光素子5に入射し
、出力信号e。は立ち上がる。
重送の有無によって、紙葉類1の受光素子5前の通過期
間が異なり、出力信号e。の立ち上がり時期も異なる。
すなわち、重送されたときの通過期間T は、重送され
ないときの通過期間T1より大となる傾向がある。この
通過期間を監視することによっても紙葉類の重送を検出
することが可能である。
こうして、単一のセンサのループ発生部分における出力
レベル及び紙葉類の通過時間の両方を検出することによ
り、より精度の高い重送検出が可能になる。
第3図は、第2の実施例の構成を示しており、第1図と
対応する部分には同一符号を付し、かかる部分の説明を
省略する。
搬送機構11の送り方向と垂直な面に発光素子4と受光
素子5とが対向して配置される。受光素子5の出力信号
は増幅器7によって適当なレベルに増幅されて、サンプ
ルホールド回路12、差動増幅器13及びアナログスイ
ッチ回路14の各入力端に供給される。サンプルホール
ド回路12は、制御部15から時刻t1に供給されるサ
ンプルホールド信号Aに応答して増幅器7の出力信号e
の瞬時値を保持し、これをホールド電圧eHとして差動
増幅器13の他方の入力端に供給する。差動増幅器13
は、出力信号e。の瞬時値とホールド電圧eoとの差信
号を適当なレベルに増幅し、第4図に示すような差動出
力e、を得て、これをアナログスイッチ回路14の他方
入力端に供給する。
アナログスイッチ14は、制御部15から供給される後
述のサンプリングに対応して入力の切換えを指令する切
換信号Bに応じて出力信号e。及び差動出力e、をA/
D変換器16の入力端に交互に中継する。A/D変換器
16は、制御部15から供給されるサンプリング信号C
に応答して供給されるレベル信号、をデジタルデータ信
号に変換し、制御部15に供給する。
制御部15は、演算処理等を行うCPU、制御プログラ
ムを記憶するROM、データ信号を記憶するRAM等か
らなるマイクロプロセッサ(以下、MPUと称する)に
よって構成される。
このMPU内には、A/D変換器16からのデジタルデ
ータ信号のうち、切換信号Bによる信号の選択に対応し
て、増幅器7の出力信号eoだけを逐次記憶するセンサ
出力メモリ、上記差動出力eDだけを逐次記憶する差動
出力メモリ、センサ出力メモリに記憶されたデータの前
回値と今回値の差等から微分出力を得る微分回路、前記
微分回路の出力により、出力信号e。の立ち下がりを検
出する立ち下がり検出回路、上記微分回路の出力により
、出力信号e。の立ち上がりを検出する立ち上がり検出
回路、被測定レベルと基準レベルとを比較するレベル比
較手段、上記立ち下がり検出回路と上記立ち上がり検出
回路の各出力の発生時間差から紙葉類の長さを判別する
長さ検出回路、デジタル値を保持してこれをD/A変換
器17に供給するレベル設定手段等が形成される。
D/A変換器17は上記デジタル値を電圧レベル信号に
変換する。この電圧レベル信号は、■−■変換器18に
よって電流出力に変換されて発光素子4の駆動電流とな
る。
次に、制御部15の制御動作について第5図のフローチ
ャートを参照して説明する。
まず、図示しない初期動作において発光素子4の出力調
整(零調整)を行う。この出力調整は、紙葉類1が搬送
されない状態で、増幅器7の出力信号eoの値が規定値
となるようにD/A変換器17に供給される既述レベル
設定手段のデジタル値を調整して、発光素子を駆動する
電圧−電流変換器18の出力レベルを適切に定めること
により行われる。
制御部15のセンサ出力メモリには受光素子の出力がサ
ンプリングされて記憶されている。このサンプリング値
は、微分回路に供給されてレベル変化が検出される。図
示しない立下がり検出手段は、微分値が負側に大きい値
となったとき、例えば微分値が第2図に示されるEr以
上の値になったときに、立ち下がり検出フラグを立てる
。立上がり検出手段は上記微分値が正の大きい値となっ
たとき、立上がり検出フラグを立てる。これら立ち下が
り検圧フラグと立ち下がり検出フラグの発生時期の時間
差が紙葉類の既述した通過期間T1、T2に対応する。
MPUが主制御プログラムを実行中に、紙葉類1の先端
が受光素子5を遮ると、第2図に示すように出力信号e
 は時刻t。で立ち下がり、立ち下がり検出フラグが立
つ。これによって、MPUは主制御プログラムから本重
送防止サブルーチンに移行する。
まず、重送検知を行うために、搬送機構11に低速回転
を指令する(ステップ511)。プレッシャローラ3a
の軸に連結された電磁クラッチは低速回転の駆動系の出
力を選択する。これによって、重送されている場合には
、重なっている紙葉類がプレッシャローラ3aに突き当
たり、徐々にループを形成する。
MPUは紙葉類1の通過期間を判別するべく計時手段た
る内蔵のタイマ、例えばA/D変換器16に供給される
サンプリングクロックを積算するカウンタに計時の開始
を指令する(ステップ512)。
重送されたと仮定した場合に、プレッシャローラ3aに
よって重送の紙葉類1が山なりに反り始める前の時期t
1において、サンプルホールドを指令する(ステップ5
14)。これにより、制御部15のインタフェースから
レベル保持手段たるサンプルホールド回路12にホール
ド信号Aが供給される。差動出力手段たる差動増幅器1
3の出力電圧eDは、サンプルホールド回路12の保持
電圧e と出力電圧e との差電圧eDを出力すHO る。差動出力eDのレベル変化は、重送があるとき(図
中、実線で示す)と、無いとき(図中、点線で示す)と
では、第4図に示すようにレベルに相違がある。
重送があると、差動出力e+)のレベルが基準電圧E1
を越えるので(ステップ515)、重送検出指令を発す
る(ステップ519)。ここに、ステップ515はレベ
ル比較手段に対応する。この指令に基づいて重送対策、
例えば案内ガイド10を駆動する、給送ローラを逆転す
る等のりジエクト動作が実行される。
MPUは、差動出力eDのレベル変動による電送を検知
しないと(ステップ515)、紙葉類1の通過時間を検
出するべく、立上がり検出手段の出力を監視して紙葉類
1の後端が受光素子5を通過したかを引き続き監視する
(ステップ516)。
紙葉類1の後端が受光素子5の前を通過すると(ステッ
プ516)、内蔵タイマの計時出力T2を読取り(ステ
ップ517)、−枚送りの場合に要する紙葉類の通過時
間T1よりも通過に時間を要したかを判別する(ステッ
プ818)。
T2〉T1の場合には、重送されていると考えられるの
で、重送の検出を指令する(ステップ519)。
規定時間T1を越えない場合(ステップ518)、−枚
送りが行われたと判別し、本サブルーチンの実行に際し
て使用したメモリのリセット、サンプルホールド指令の
解除等を行って次回の本サブルーチンの実行に備える(
ステップ520)。
また、重送指令を発令した後(ステップ519)は、判
別が終了したので、本サブルーチンの実行に際して使用
したメモリのリセット、サンプルホールド指令の解除等
を行って次回の本サブルーチンの実行に備える(ステッ
プ520)。
こうして、差動出力によるレベルに基づく重送検出と通
過時間に基づく重送検出がなされるので、紙葉類が変色
しているような場合であってもより確実に紙葉類の重送
判別か可能となり、加えて、精度の高い二重の重送検出
を単一の透過型センサによって行うことが出来る利点が
ある。
第3の実施例を第6図を参照して説明する。第6図の構
成において第3図の構成と対応する構成部分には同一符
号を付し、かかる構成部分の説明は省略する。
この実施例においては、第3図に示されるサンプルホー
ルド回路12を使用しない。その代りに、MPUは、サ
ンプルホールドタイミング11における増幅器7の出力
電圧eoをアナログスイッチ14、A/D変換器16を
介してサンプル値レジスタに保持する。この保持値をD
/A変換器20を介して差動増幅器13の一方の入力端
に供給する。
また、第4図のサンプルタイミングt o −t 2間
において複数回サンプリングを行い、サンプリング値の
うち、最大値と最小値を除いたサンプル値の平均値をも
って上記サンプル値レジスタの保持値とすることが出来
る。他の構成は第3図の構成と同しである。
こうすると、サンプルホールド回路12は不要となり、
コンデンサにレベルを保持する構成の通常のサンプルホ
ールド回路12を用いた場合に生し得る、保持レベルの
低下によるエラーの増加がなく、回路も減らすことの出
来る利点かある。
また、上述のようにサンプル値レジスタに平均値を設定
することによって、紙葉類の部分的汚れや信号の異常値
によるエラー検知の回避が可能になる利点もある。
なお、上述した実施例では搬送機構11の後方のプレッ
シャローラ3aを他のローラにより遅い速度で回転する
ようにしたものを示しているが、別にこれに限定される
ものではなく重送の際にだくれが生じるものであれば良
い。例えば前方のプレッシャローラ3を他のローラによ
り速く回転するようにしても同じようにたくれを生しる
また、上記実施例では、紙葉類を検知したときのみ後方
のプレッシャローラを低速回転にしているが、常に低速
回転にしておいても良い。
また、上述した透過光型センサの他に、超音波等の音波
を紙葉類を通過させるようにし、この音波の減衰レベル
を検出するようにした音波センサを用いることも可能で
ある。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の紙葉類の重送検出装置は、
紙葉類か重送されると透過型センサの前で重送された紙
葉類にのる強制的にループを生じさせて透過型センサの
出力信号のレベルを太き(変動させ、このループが生し
た部分て出力信号のレベル判定を行うので、重送のより
確実な検出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる装置の第1の実施例を示すブロ
ック図、第2図は増幅器7の出力信号e、の波形例を示
す信号波形図、第3図は第2の実施例を示すブロック図
、第4図は差動増幅器13の出力信号e、の波形例を示
す信号波形図、第5図は制御部15の制御動作を説明す
るためのフローチャート、第6図は第3の実施例を示す
ブロック図、第7図は従来装置の構成例を示すブロック
図、第8図は従来装置における増幅器7の出力信号eの
波形例を示す信号波形図である。 主要部分の符号の説明 4・・・発光素子、5・・受光素子、8・・レベル比較
器、11・・・搬送機構、12・・サンプルホールド回
路、13・・差動増幅器、15・制御部。 出願代理人  佐  藤  −雄 第1図 第2図 第7図 開賞 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、2つの回転ローラからなるローラ対を所定方向に配
    列して紙葉類の搬送路を形成する搬送機構と、前記搬送
    路を間に介して対向するように配置された発信器と受信
    器とからなる透過型センサと、前記受信器の出力レベル
    を基として重送を判定する判定手段とを有する紙葉類の
    重送検出装置であって、 前記搬送機構は、前記透過型センサに隣接する前記ロー
    ラ対の内の少なくとも1の回転ローラを他の回転ローラ
    とは異なる速度で回転させて、重送した紙葉類のみに反
    りを与えて前記発信器から前記受信器に向けた発信出力
    の散乱を拡大することを特徴とする紙葉類の重送検出装
    置。 2、前記判定手段は、前記受信器の出力波形のフロント
    ポーチのレベルを保持するレベル保持手段と、 該保持レベルと前記受信器の出力レベルとのレベル差を
    表す差信号を出力する差動出力手段と、前記差信号のレ
    ベルを基準値と比較するレベル比較手段と、から形成さ
    れることを特徴とする請求項1記載の紙葉類の重送検出
    装置。 3、前記判定手段は、前記受信器の出力レベルが所定値
    を越えている期間を計測する計時手段を備えることを特
    徴とする請求項1または2記載の紙葉類の重送検出装置
    。 4、前記透過型センサは、波動を利用することを特徴と
    する請求項1、2または3記載の紙葉類の重送検出装置
JP29242090A 1990-10-30 1990-10-30 紙葉類の重送検出装置 Pending JPH04164749A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5896192A (en) * 1996-06-10 1999-04-20 Laurel Bank Machines Co., Ltd. Apparatus for discriminating bills which have a transparent portion
JP2006321592A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Ricoh Co Ltd シート搬送装置並びにこれを用いる画像形成装置及び画像読取装置
JP2010180009A (ja) * 2009-02-05 2010-08-19 Canon Electronics Inc シート給送装置及び画像読取装置

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