JPH04164713A - 紙葉類の反転装置 - Google Patents
紙葉類の反転装置Info
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- JPH04164713A JPH04164713A JP28790790A JP28790790A JPH04164713A JP H04164713 A JPH04164713 A JP H04164713A JP 28790790 A JP28790790 A JP 28790790A JP 28790790 A JP28790790 A JP 28790790A JP H04164713 A JPH04164713 A JP H04164713A
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- JP
- Japan
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- belts
- paper sheet
- pulleys
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 2
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 239000012780 transparent material Substances 0.000 description 1
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- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Pile Receivers (AREA)
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、起立状態で一枚ずつ搬送されてくる紙葉類を
水平状態になるまで反転させて、水平状態で積重収容す
るスタッカに送り込む反転装置に関する。 このような反転装!は、マガジンから順次繰り出される
紙葉類、又は、所定の挿入口から挿入される紙業類に対
して、搬送しながら読取り・記録などの処理を行った後
、スタッカに所定順序で積重収容するまでの間で使用さ
れる。
水平状態になるまで反転させて、水平状態で積重収容す
るスタッカに送り込む反転装置に関する。 このような反転装!は、マガジンから順次繰り出される
紙葉類、又は、所定の挿入口から挿入される紙業類に対
して、搬送しながら読取り・記録などの処理を行った後
、スタッカに所定順序で積重収容するまでの間で使用さ
れる。
従来のこの種の反転装置は、紙葉類の搬送手段としてロ
ーラ又はベルトを用い、反転手段としてそのローラ又は
ベルトに沿って配設された湾曲ガイドで構成されている
。
ーラ又はベルトを用い、反転手段としてそのローラ又は
ベルトに沿って配設された湾曲ガイドで構成されている
。
上記のように、従来装置は、ローラやベルトと湾曲ガイ
ドで構成さ−れているから、紙葉類の反転は、湾曲ガイ
ドに沿って移行させながら徐々に行われ、従って、反転
に要する距離と時間が長くならざるを得ないので、搬送
手段の構成部材数が多くなってコスト高になるとともに
、装置が大型化し、処理能率が低いという問題があった
。 そこで、本発明は、できるだけ小型でかつ簡単な構成に
より、紙葉類を短距離において高速反転できる紙葉類の
反転装置を提供することを目的とする。
ドで構成さ−れているから、紙葉類の反転は、湾曲ガイ
ドに沿って移行させながら徐々に行われ、従って、反転
に要する距離と時間が長くならざるを得ないので、搬送
手段の構成部材数が多くなってコスト高になるとともに
、装置が大型化し、処理能率が低いという問題があった
。 そこで、本発明は、できるだけ小型でかつ簡単な構成に
より、紙葉類を短距離において高速反転できる紙葉類の
反転装置を提供することを目的とする。
本発明に係る紙葉類の反転装置は、上記の目的を達成す
るため、起立状態で一枚ずつ搬送されてくる紙葉類を水
平状態になるまで反転させて水平状態で収容積載するス
タッカに送り込む反転装!であって、起立状態で送り出
す搬送路の搬送面後方の左右両側に設けた垂直軸回りに
回転される一対の前部プーリと、前記スタッカの直前に
設けた上下の水平軸回りに回転される一対の後部プーリ
との間に、一対のベルトを水平接触状態から上下接触状
態まで90°ねじれるように張設し、前記いずれかのプ
ーリを駆動系に連結してなることを特徴としている。 また、一対のベルトの下方に、前部プーリと後部プーリ
との間において、後方に上り勾配を有する底板を設け、
その底板の前部勾配面に前記前部プーリ及びベルトによ
る搬送面と斜交する反らし板を設けたことを特徴として
いる。 さらに、前部ブーりと同軸上に、紙葉類搬送ローラを備
えたことを特徴としている。
るため、起立状態で一枚ずつ搬送されてくる紙葉類を水
平状態になるまで反転させて水平状態で収容積載するス
タッカに送り込む反転装!であって、起立状態で送り出
す搬送路の搬送面後方の左右両側に設けた垂直軸回りに
回転される一対の前部プーリと、前記スタッカの直前に
設けた上下の水平軸回りに回転される一対の後部プーリ
との間に、一対のベルトを水平接触状態から上下接触状
態まで90°ねじれるように張設し、前記いずれかのプ
ーリを駆動系に連結してなることを特徴としている。 また、一対のベルトの下方に、前部プーリと後部プーリ
との間において、後方に上り勾配を有する底板を設け、
その底板の前部勾配面に前記前部プーリ及びベルトによ
る搬送面と斜交する反らし板を設けたことを特徴として
いる。 さらに、前部ブーりと同軸上に、紙葉類搬送ローラを備
えたことを特徴としている。
上記の構成により、一対のベルトのうち、前部1−りに
巻回されている部分は、一つの水平面において互いに接
触(水平接触)しているが、後部プーリに巻回されてい
る部分は、垂直面において接触(上下接触)している。 つまり、ベルトが水平接触状態から上下接触状態まで9
0’ねじれるように前後のプーリに張設されている。従
って、搬送路を起立状態で搬送されてぐる紙葉類は、前
部プーリから後部プーリの間を搬送される間に、起立状
態から水平状態に反転される。ベルトが回転をさらに続
ける場合は、後部プーリからスタッカ側に送り込まれる
。 一対のベルトの下方に上り勾配を有する底板を設け、そ
の底板の前部勾配面に前部プーリによる搬送面と斜交す
る反らし板を設けた場合は、紙葉類の前繰下部が側方に
反らされるので、その後のベルトのねじれによる反転を
効果的に補助する。 さらに、前部プーリと同軸上に搬送ローラを設けた場合
は、紙葉類の前繰下部が確実に反らし板に接触するので
、反転効果が顕著になる。
巻回されている部分は、一つの水平面において互いに接
触(水平接触)しているが、後部プーリに巻回されてい
る部分は、垂直面において接触(上下接触)している。 つまり、ベルトが水平接触状態から上下接触状態まで9
0’ねじれるように前後のプーリに張設されている。従
って、搬送路を起立状態で搬送されてぐる紙葉類は、前
部プーリから後部プーリの間を搬送される間に、起立状
態から水平状態に反転される。ベルトが回転をさらに続
ける場合は、後部プーリからスタッカ側に送り込まれる
。 一対のベルトの下方に上り勾配を有する底板を設け、そ
の底板の前部勾配面に前部プーリによる搬送面と斜交す
る反らし板を設けた場合は、紙葉類の前繰下部が側方に
反らされるので、その後のベルトのねじれによる反転を
効果的に補助する。 さらに、前部プーリと同軸上に搬送ローラを設けた場合
は、紙葉類の前繰下部が確実に反らし板に接触するので
、反転効果が顕著になる。
次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本実施例装置の要部を示す斜視図であり、第2
図は同要部の平面図である。また、第3図は本発明に係
る反転装WAを組込んだ紙葉類処理装置の一例を示す模
式図であり、第4図はその平面図である。 第3.4図において、1はマガジンであり、ケース11
の一側端に固定ガイド12を設け、この固定ガイド12
と、コイルばねなど付勢手段13により固定ガイド側に
付勢された可動カイト14との間に、多数の同一サイズ
の紙葉類15を整頓した状態で収納することができ、固
定ガイド12に設けである孔から送り出しローラ16を
ソレノイド7を介して固定ガイドの案内面に対して接離
自在に取付けて構成しである。 そして、ソレノイド17が一定時間接離動作をするとと
もに、モータM1が回転されると、マガジン1から紙葉
類が一枚ずつ繰り出されて、搬送ベルトb1により最初
の処理部である読取り部2を搬送される。 この読取り部2は、紙葉類の記録態様に対応した読取り
を行うものであり、例えば、紙葉類が印刷文字又は手書
き文字などで記録されている場合は、OCRが用いられ
、磁気データが記録されている場合は、磁気読取り部が
、また、バーコードで記録されている場合は、バーコー
ドリーダが用いられる。2aは読取りヘッドである。 読取り処理をされた紙葉類は、搬送ベルトb1からb2
に引き渡され、モータM2により第2処理部である確認
部3まで搬送されて、停止される。この確認部は図示さ
れていない表示部に表示されている前段の読取り判定結
果と紙葉類の記録内容とを目視確認するためのものであ
り、搬送路5を構成する側板51.52の一部に透明材
で窓53を形成してあり、停止された紙葉類の記録面を
その窓の外部に露呈させる。 第2処理部3での処理を終了した紙葉類は、ベルトb2
からb3に引き渡され、モータM3により搬送されて、
第3処理部である記録部4において所定の内容印字、磁
気データエンコード、バーコードの書込みなどの処理を
される。4aは記録ヘッドである。 以上、マガジン1から第3処理部4までは −紙
葉類が起立状態でモータM1〜M、と搬送ベルトb1〜
b3及びピンチローラr1〜r6により搬送される。 そして、最後の処理部である記録部4を通過する紙葉類
は、起立状態で本発明に係る反転装置A内に搬送される
。 反転装置Aでは、起立状態で送り込まれる紙葉類を水平
状態になるまで反転し、その水平状態になった紙葉類を
スタッカ6に送り込み、マガジン1から繰り出された順
序と同じ順序で積重収容する。このような作用をするた
めの構成を、続いて詳説する。 反転装置Aは、第1図に示すように、マガジン1の繰出
し口から記録部4まで連続する一対の垂直な側板51,
52と底板54とで形成された搬送路5の後方搬送面の
左右両側に設置した左右一対の前部プーリ101゜10
2と、スタッカ6の直前に設置した上下一対の後部プー
リ103,104との間に、丸ベルト105.106を
巻回張設して、この一対のベルトを前部プーリ101.
102においては水平面において接触させ、後部ブーり
において垂直面において接触させである。 すなわち、ベルト105,106は、接触状態が水平接
触から上下接触まで90°ねじれるように装設しである
。 107.108はねじられているベルト104.105
がプーリから外れないように設けたテンションローラで
ある。 プーリ101〜104のいずれかの軸、図示の例では、
後部の下側のプーリ103の軸がモータM4の回転軸に
結合されており、モータM4が回転されると、プーリ1
03が第1図において反時計方向に回転されるため、他
のブーり及びベルトが矢印方向に回転される。 前記一対のベルト105,106の下方には、底板10
9が設けられている。この底板109は、前部109a
が底板54と共通の水平面上にあって、この底板の後端
部と連続しており、搬送路5より搬送されてくる紙葉類
がベルト105.106の前部の間に挟み込まれて搬送
されるときに、その紙葉類の前繰下部が円滑にこの底板
109の上面を摺動することができる。 また、底板109は、前部109aから後方に徐々に上
り勾配となる傾斜面109bを有し、前部109aから
傾斜面109bにかけて延長する反らし板110がベル
ト105゜106の前部による搬送面と斜めに交差する
ように起立させて設!しである。 こうして、搬送路5を起立状態で搬送されてくる紙葉類
がこの反転装置に到達すると、ベルト105,106は
前部においては水平に接触しているから、その紙葉類は
起立状態のまま搬入されるが、ベルト105,106は
後部にかけて90”ねじれて後部においては上下に接触
しているから、紙葉類は水平状態になるように反転され
る。底板109に傾斜面109bを設けであるため、紙
葉類の前繰下端がこの傾斜面に接触して側方に反らされ
るので、反転が促進される。さらに、底板に反らし板1
10を設けであるため、ベルト105.106により起
立状態で搬入される紙葉類(第1図三点鎖線)は、前繰
下部がその反らし板110に接触して強制的に進行方向
右側に反らされるので、ベルトのその後方部分のねじれ
による反転作用とともに、紙葉類は急激に反転されて水
平状態(第1国王点鎖線)になる。 第1図に示された好ましい実施例では、前部プーリ10
1.102と同軸の下部に搬送ローラ111,112を
設けである。 この搬送ローラを設けない場合は、前段の処理部4のベ
ルトb3とピンチローラr6によって搬送されてくる紙
葉類は、一対ベルト105.106のみにより反転部に
搬入されることとなるなめ、紙葉類の起立状態が多少不
安定になり、紙葉類の前縁下部が適切確実に反らし板1
1に接触しない場合がありうる。 しかし、プーリ101,102と同軸上に搬送ローラ1
11.112を設けであるので、上述のような憂いがな
く、確実な反転効果が得られる。また、狭いスペースに
容易に搬送ローラを設置できる利点もある。 なお、後部プーリ103,104のうち、下側のプーリ
103の同軸上に左右一対のプーリ113,114を設
けるとともに、その下方にも一対のプーリ115,11
6を設けて、これらの間にベルト117.118を張設
することにより、反転装置からスタッカ6に送り込まれ
る紙葉類を、自然落下させるのではなく、強制落下させ
ることができるので、紙葉類の処理速度の向上が可能で
ある。 また、119,120は、紙葉類の有無を検出する検知
器であり、その検知信号が出力されている場合は、前段
の処理部4からの送り出しを一時待機させるために利用
することができ、また、後段のスタッカ6に収容されな
紙葉類についての読取り判定結果が不良であったため、
このスタッカを図示しない分別機構により左又は右に移
動させて、スタッカ内の紙葉類を移動先位置の下方に設
けである収納箱等に落下させて、そのスタッカを復帰さ
せる制御動作を行っている問に、前記検知器119.1
20が検知信号を出力したときは、モータM4を停止し
て、その反転された紙葉類を一時保留し、スタッカの原
点復帰と検知出力があることに基づいて、モータM4を
回転してその保留していた紙葉類を送り出し、検知出力
の消滅によりモータM4の回転を停止させるために利用
することができる。
図は同要部の平面図である。また、第3図は本発明に係
る反転装WAを組込んだ紙葉類処理装置の一例を示す模
式図であり、第4図はその平面図である。 第3.4図において、1はマガジンであり、ケース11
の一側端に固定ガイド12を設け、この固定ガイド12
と、コイルばねなど付勢手段13により固定ガイド側に
付勢された可動カイト14との間に、多数の同一サイズ
の紙葉類15を整頓した状態で収納することができ、固
定ガイド12に設けである孔から送り出しローラ16を
ソレノイド7を介して固定ガイドの案内面に対して接離
自在に取付けて構成しである。 そして、ソレノイド17が一定時間接離動作をするとと
もに、モータM1が回転されると、マガジン1から紙葉
類が一枚ずつ繰り出されて、搬送ベルトb1により最初
の処理部である読取り部2を搬送される。 この読取り部2は、紙葉類の記録態様に対応した読取り
を行うものであり、例えば、紙葉類が印刷文字又は手書
き文字などで記録されている場合は、OCRが用いられ
、磁気データが記録されている場合は、磁気読取り部が
、また、バーコードで記録されている場合は、バーコー
ドリーダが用いられる。2aは読取りヘッドである。 読取り処理をされた紙葉類は、搬送ベルトb1からb2
に引き渡され、モータM2により第2処理部である確認
部3まで搬送されて、停止される。この確認部は図示さ
れていない表示部に表示されている前段の読取り判定結
果と紙葉類の記録内容とを目視確認するためのものであ
り、搬送路5を構成する側板51.52の一部に透明材
で窓53を形成してあり、停止された紙葉類の記録面を
その窓の外部に露呈させる。 第2処理部3での処理を終了した紙葉類は、ベルトb2
からb3に引き渡され、モータM3により搬送されて、
第3処理部である記録部4において所定の内容印字、磁
気データエンコード、バーコードの書込みなどの処理を
される。4aは記録ヘッドである。 以上、マガジン1から第3処理部4までは −紙
葉類が起立状態でモータM1〜M、と搬送ベルトb1〜
b3及びピンチローラr1〜r6により搬送される。 そして、最後の処理部である記録部4を通過する紙葉類
は、起立状態で本発明に係る反転装置A内に搬送される
。 反転装置Aでは、起立状態で送り込まれる紙葉類を水平
状態になるまで反転し、その水平状態になった紙葉類を
スタッカ6に送り込み、マガジン1から繰り出された順
序と同じ順序で積重収容する。このような作用をするた
めの構成を、続いて詳説する。 反転装置Aは、第1図に示すように、マガジン1の繰出
し口から記録部4まで連続する一対の垂直な側板51,
52と底板54とで形成された搬送路5の後方搬送面の
左右両側に設置した左右一対の前部プーリ101゜10
2と、スタッカ6の直前に設置した上下一対の後部プー
リ103,104との間に、丸ベルト105.106を
巻回張設して、この一対のベルトを前部プーリ101.
102においては水平面において接触させ、後部ブーり
において垂直面において接触させである。 すなわち、ベルト105,106は、接触状態が水平接
触から上下接触まで90°ねじれるように装設しである
。 107.108はねじられているベルト104.105
がプーリから外れないように設けたテンションローラで
ある。 プーリ101〜104のいずれかの軸、図示の例では、
後部の下側のプーリ103の軸がモータM4の回転軸に
結合されており、モータM4が回転されると、プーリ1
03が第1図において反時計方向に回転されるため、他
のブーり及びベルトが矢印方向に回転される。 前記一対のベルト105,106の下方には、底板10
9が設けられている。この底板109は、前部109a
が底板54と共通の水平面上にあって、この底板の後端
部と連続しており、搬送路5より搬送されてくる紙葉類
がベルト105.106の前部の間に挟み込まれて搬送
されるときに、その紙葉類の前繰下部が円滑にこの底板
109の上面を摺動することができる。 また、底板109は、前部109aから後方に徐々に上
り勾配となる傾斜面109bを有し、前部109aから
傾斜面109bにかけて延長する反らし板110がベル
ト105゜106の前部による搬送面と斜めに交差する
ように起立させて設!しである。 こうして、搬送路5を起立状態で搬送されてくる紙葉類
がこの反転装置に到達すると、ベルト105,106は
前部においては水平に接触しているから、その紙葉類は
起立状態のまま搬入されるが、ベルト105,106は
後部にかけて90”ねじれて後部においては上下に接触
しているから、紙葉類は水平状態になるように反転され
る。底板109に傾斜面109bを設けであるため、紙
葉類の前繰下端がこの傾斜面に接触して側方に反らされ
るので、反転が促進される。さらに、底板に反らし板1
10を設けであるため、ベルト105.106により起
立状態で搬入される紙葉類(第1図三点鎖線)は、前繰
下部がその反らし板110に接触して強制的に進行方向
右側に反らされるので、ベルトのその後方部分のねじれ
による反転作用とともに、紙葉類は急激に反転されて水
平状態(第1国王点鎖線)になる。 第1図に示された好ましい実施例では、前部プーリ10
1.102と同軸の下部に搬送ローラ111,112を
設けである。 この搬送ローラを設けない場合は、前段の処理部4のベ
ルトb3とピンチローラr6によって搬送されてくる紙
葉類は、一対ベルト105.106のみにより反転部に
搬入されることとなるなめ、紙葉類の起立状態が多少不
安定になり、紙葉類の前縁下部が適切確実に反らし板1
1に接触しない場合がありうる。 しかし、プーリ101,102と同軸上に搬送ローラ1
11.112を設けであるので、上述のような憂いがな
く、確実な反転効果が得られる。また、狭いスペースに
容易に搬送ローラを設置できる利点もある。 なお、後部プーリ103,104のうち、下側のプーリ
103の同軸上に左右一対のプーリ113,114を設
けるとともに、その下方にも一対のプーリ115,11
6を設けて、これらの間にベルト117.118を張設
することにより、反転装置からスタッカ6に送り込まれ
る紙葉類を、自然落下させるのではなく、強制落下させ
ることができるので、紙葉類の処理速度の向上が可能で
ある。 また、119,120は、紙葉類の有無を検出する検知
器であり、その検知信号が出力されている場合は、前段
の処理部4からの送り出しを一時待機させるために利用
することができ、また、後段のスタッカ6に収容されな
紙葉類についての読取り判定結果が不良であったため、
このスタッカを図示しない分別機構により左又は右に移
動させて、スタッカ内の紙葉類を移動先位置の下方に設
けである収納箱等に落下させて、そのスタッカを復帰さ
せる制御動作を行っている問に、前記検知器119.1
20が検知信号を出力したときは、モータM4を停止し
て、その反転された紙葉類を一時保留し、スタッカの原
点復帰と検知出力があることに基づいて、モータM4を
回転してその保留していた紙葉類を送り出し、検知出力
の消滅によりモータM4の回転を停止させるために利用
することができる。
上述のように、本発明装置によれば、水平接触から上下
接触までねじれた状態で接触する一対のベルトからなる
反転機構を用いているので、簡単な構成で短距離におい
て瞬時に起立状態から水平状態に反転することができ、
マガジンから送り出される順序と同じ順序でスタッカに
積重収容させることができる。
接触までねじれた状態で接触する一対のベルトからなる
反転機構を用いているので、簡単な構成で短距離におい
て瞬時に起立状態から水平状態に反転することができ、
マガジンから送り出される順序と同じ順序でスタッカに
積重収容させることができる。
第1図は本発明装置の要部を示す斜視図、第2図はその
平面図、第3図は本発明に係る反転装置を組込んだ紙葉
類処理装置の一例を示す模式図、第4図はその平面図で
ある。 5・・・搬送路、 51.52・・・側板、 54・・・底板、 101.102・・・前部プーリ、 103.104・・・後部プーリ、 105.106・・・ベルト、 109・・・底板、 110・・・反らし板。 特許出願人 株式会社新興製作所 同上 東京電気株式会社
平面図、第3図は本発明に係る反転装置を組込んだ紙葉
類処理装置の一例を示す模式図、第4図はその平面図で
ある。 5・・・搬送路、 51.52・・・側板、 54・・・底板、 101.102・・・前部プーリ、 103.104・・・後部プーリ、 105.106・・・ベルト、 109・・・底板、 110・・・反らし板。 特許出願人 株式会社新興製作所 同上 東京電気株式会社
Claims (3)
- (1)起立状態で一枚ずつ搬送されてくる紙葉類を水平
状態になるまで反転させて水平状態で積重収容するスタ
ッカに送り込む反転装置であって、 起立状態で送り出す搬送路の搬送面の後方両側に設けた
垂直軸回りに回転される一対の前部プーリと、前記スタ
ッカの直前に設けた上下の水平軸回りに回転される一対
の後部プーリとの間に、一対のベルトを水平接触状態か
ら上下接触状態まで90゜ねじれるように張設し、前記
いずれかのプーリを駆動系に連結したことを特徴とする
紙葉類の反転装置。 - (2)一対のベルトの下方に、前部プーリと後部プーリ
との間において、後方に上り勾配を有する底板を設け、
その底板の前部勾配面に前記前部プーリ及びベルトによ
る搬送面と斜交する反らし板を設けたことを特徴とする
請求項1記載の紙葉類の反転装置。 - (3)前部プーリと同軸上に、紙葉類搬送ローラを備え
たことを特徴とする請求項1又は2記載の紙葉類の反転
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28790790A JPH04164713A (ja) | 1990-10-25 | 1990-10-25 | 紙葉類の反転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28790790A JPH04164713A (ja) | 1990-10-25 | 1990-10-25 | 紙葉類の反転装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04164713A true JPH04164713A (ja) | 1992-06-10 |
Family
ID=17723271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28790790A Pending JPH04164713A (ja) | 1990-10-25 | 1990-10-25 | 紙葉類の反転装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04164713A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008222338A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Nec Corp | 配送物姿勢変換装置及び配送物自動供給装置 |
-
1990
- 1990-10-25 JP JP28790790A patent/JPH04164713A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008222338A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Nec Corp | 配送物姿勢変換装置及び配送物自動供給装置 |
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