JPH04163482A - 画像記録方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本弁明は静電荷潜像肩持体上の静電荷潜像を液体現像剤
を用いて現像し、現像に供されたトナー像を中間転写体
へ転写し、その後に被転写媒体へ転写・定着し記録画像
を得る画像記録方法に関する。

［従来の技術］ 従来の湿式現像画像記録方法において中間転写体を用い
る方法が提案されている。（米国特許明細書中４７０８
４６０号、米国特許明細書中４７９６０４８号）トナー
粒子とこれを分散した液体キャリア（液体現像剤）で形
成される部材と該部材に近接して設けられた中間転写体
を有し、該部材から中間転写体に現像に供された液体現
像剤を吸引する手段と、中間転写体からすくなくともト
ナー粒子を被転写媒体に転写させ同時に定着する手段を
有する方法である。さらには熱エネルギーにより中間転
写体からキャリア液体を除去し、転写・定着時において
は圧力と熱を加える方法である。

［発明が解決しようとする課題］ しかし前述の従来例では、ｌ）中間転写体上の液体現像
液を被転写媒体へ転写する際に、トナー像の流動性が高
いため被転写媒体の表面平滑度が低い場合には、ドツト
つぶれや転写残りが発生し記録画像を不鮮明にしていた
。２）熱により中間転写体上のトナー像中のキャリア液
体を除去する方法については転写再現性はよいが高熱を
必要とするため、中間転写体を劣化させ、さらには熱伝
褪− 導により静電荷潜像堀持体の特性劣化を引き起こす問題
点があった。本発明は前述の問題点を解決するものでそ
の目的は表面平滑度が低い被転写媒る画像記録方法を提
供することにある。

本発明の画像配録方法は、静電荷潜像〆特休上の静電荷
潜像を液体現像剤を用いて現像し、現像に供されたトナ
ー像を中間転写体へ転写し、その後に被転写媒体へ転写
・定着し記録画像を得る画像記録方法において、該中間
転写体上のトナー像にエネルギーを供給する手段を設け
たことを特徴とする。

［作　用］ 本発明の上記構成では、現像に供された液体現像液を静
電的に中間転写体に忠実に転写した後、トナー像にエネ
ルギーを与えることにより流動性を低下させ、かつ凝集
力を増大させるため被転写媒体への転写時において転写
再現性をあげることができる。

［実　施　例］ 本発明の実施例について説明する。第１図は本光ドラム
】の周囲に各サブプロセスユニットである帯電ユニット
２、露光ユニット３、現像ユニット４、中間転写体５、
クリーニングユニット６、除電ユニット７、が感光ドラ
ム１の回転方向に順次配置される。帯電、露光、現像工
程を経て感光ドラム上に形成されたトナー像は中間転写
体に１次転写され、電磁波供給ユニット８がら電磁波を
昭射される。転写ロール〕Ｏは中間転写体に対向して配
Ｉされ、搬送される被転写媒体１２を中間転写体に密着
させ、中間転写体上のトナー像を被転写媒体に二次転写
する。中間転写体に残余する現像剤はクリーナー９に回
収される。被転写媒体１２はさらに定着ロール１１に搬
送され熱と圧力によりトナー像が定着される。ここで中
間転写体は第２図に示される如く金属中空ドラム２０と
弾性層２１より構成される６ 感光ドラムから中間転写体への一次転写においては、感
光ドラム金属基層と中間転写体の金属中空ドラムとの間
に電位差を設けて転写電界を発生させ、中間転写体上へ
静電的に液体現像剤を転写させる。弾性層表面は平滑で
あるため、トナー像は再現性よく転写される。

電磁波供給ユニットからトナー像に昭射される電磁波は
波長０．５ｕｍ以下の可視光、あるいは紫外線、あるい
は電子綿を用いることができる。

トナー像は電磁波を吸収して、化学反応を起こし流動性
が低下する。

次に中間転写体から被転写媒体への二次転写においては
、被転写媒体を介して転写ロールを中間転写体に圧接さ
せると弾性層が被転写媒体の微小な凹凸に応じて変形し
、かつａＥ！１波を吸収してトナー像の凝集力が大きく
なっているため被転写媒体の表面平滑度がひくい場合で
も再現性よく圧力転写される。

弾性層はＮＲ天然ゴム、ＳＢＲ，ＮＢＲニトリルゴム、
ＣＲクロロプレン、ＨＲブチルゴム、ＥＰＤＭエチレン
プロピレンゴム、ハイパロン、シリコンゴム、フッ素ゴ
ム、ウレタンゴム等のなかから、液体現像剤にたいする
耐久性や二次転写時のトナー像の離型性等を考慮して選
択することができる。また離型性を上げるために弾性層
表面に表面処理を施すこともできる。弾性層の厚みは、
−次転写の静電電界を上げるためには薄いほうが有利で
あるが二次転写の転写効率を上げるためには厚くする必
要があるため、０５〜５ｍｍの範囲にすることが望まし
い。また−次転写における転写電界をさらに大きくする
ため弾性層に導電性ゴム等を用い、表面に薄い絶縁層を
設ける構造にすることもできる。

二次転写においては、被転写媒体を介して転写ロールか
ら中間転写体に加えられる機械的圧力、中間転写体弾性
層表面の離形性により転写がおこなわれる。

また中間転写体はドラム状、或はベルト状のどちらでも
使用することができる。トナー像にエネルギーを供給す
る１ｉ磁波供給ユニツト８は本発明の主たる要素であり
、ここから照射される紫外線、電子線等により中間転写
体状上のトナー像成分に光ラジカル重合反応を起こさし
め、トナー像の粘度及び／または凝集力を増大させる。

光源には一般の紫外線ランプあるいは電子線ランプを使
用することができる。

紫外線ランプとしては、石英ガラス管内に水銀と少量の
アルゴンを刺入した高圧水銀灯、水銀と金属ハロゲン化
物を封入したメタルハライドランプ等がある。これらの
紫外線ランプは必要に応じて水冷または空冷をおこなう
。

本発明による画像記録方法で使用される液体明像側は、
以下の成分より構成されている。

１）高絶縁性（ｉｔ気抵抗１０”０ｃｍ以上）かつ誘電
率（誘電率３以下）の分散媒　２）可視画像を形成する
色剤　３）色剤の被転写媒体への定着性を付与する熱可
塑性樹脂及び／またはワクラス　４）色剤の分散性を維
持する分散安定剤５）トナー粒子の帯電量を制御する荷
電制御剤６）Ｎ磁波を吸収して重合反応をおこす感光性
物質上記１）〜５）は一般に液体現像剤の成分として公
知の物質を使用することができる。６）の感光性物質は
主として、感光性成分としてトリメチロールプロパント
リアクリレートのようなアクリル基（あるいはメタクリ
ル基）を持つエステルのような不飽和化合物、光重合開
始剤としてベンゾインやベンゾインメチルエーテル等を
使用することができる。

［発明の効果］ 以上述べたよう（二本発明によれは表面が平滑な弾性層
を有する中間転写体を用いることにより中間転写体に忠
実に静電転写した後、表面に凹凸を有する被転写媒体に
中間転写体上のトナー像を密着させることが可能となる
。さらに電磁波照射によりトナー像の凝集力を上げであ
るため被転写媒体への圧力転写時にトナー像がつぶれた
り、転写残りを起こしたりすることがない。従って、被
転写媒体の表面平滑度に影響されることなく、高品位画
像を記録することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による画像記録方法の構成を示す図。 第２図は本発明による中間転写体の構造を示す図。 １・・・感光ドラム ２・・・帯電ユニット ３・・・露光ユニット ４・・・現像ユニット ５・・・中間転写体 ６・・・クリーニングユニット ７・・・除電ユニット ８・・・電磁波供給ユニット ９・・・クリーナー ｌＯ・・・転写ロール １１・・・定着ロール １２・・・被転写媒体 以上 出願人　セイコーエプソン株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）静電荷潜像担時体上の静電荷潜像を液体現像剤を用
   いて現像し、現像に供されたトナー像を中間転写体へ転
   写し、その後に被転写媒体へ転写・定着し記録画像を得
   る画像記録方法において、該中間転写体上のトナー像に
   エネルギーを供給する手段を設けたことを特徴とする画
   像記録方法。 ２）エネルギーが電磁波エネルギーであることを特徴と
   する請求項１記載の画像記録方法。 ３）電磁波の波長が０．５μｍ以下であることを特徴と
   する請求項２記載の画像記録方法。