JPH0416276A - 廃液処理方法 - Google Patents

廃液処理方法

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JPH0416276A
JPH0416276A JP11579490A JP11579490A JPH0416276A JP H0416276 A JPH0416276 A JP H0416276A JP 11579490 A JP11579490 A JP 11579490A JP 11579490 A JP11579490 A JP 11579490A JP H0416276 A JPH0416276 A JP H0416276A
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JP
Japan
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waste liquid
incinerator
liquid
pressure
compressed air
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JP11579490A
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English (en)
Inventor
Yasujiro Nakamura
中村 安治郎
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Kaisei Kogyo KK
Original Assignee
Kaisei Kogyo KK
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Publication date
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  • Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は工場等において種々の加工工程に使用されて不
要になった廃液の処理方法に関し、特に、有害物質を含
有しているためにそのまま廃棄出来ない廃液の処理方法
に関する。
(従来の技術) 一般に化学物質生産工場等においては、所望のものを生
産するために用いた物質(固体、液体、気体)を焼却し
、且つ無害なものに変えるべく処理が一般に行われてい
る。しかし、その中には処理の難しいものもある。例え
ば、写真の現像処理によってもたらされた廃液は、公害
防止の点から河川等に廃棄することができないため、専
門業者が処理を行っている。写真処理廃液は大部分が水
であるので、写真処理廃液を濃縮又は固化すれば、保管
量は極めて少量でもよいことになり、保管のスペース及
びその後の処理も簡単になり、専門業者への委託経費も
大幅に削減される。
従って、従来においては写真処理廃液中に含まれている
固形分を水分と分離する写真処理液の廃液処理装置があ
る。この廃液処理装置としては、例えば、吸気口と排気
口を備えた本体ケースの中に、廃液を溜める貯液手段と
、廃液を室温以上の高温で蒸発させる加熱蒸発手段と、
蒸発手段に廃液を供給する手段と、蒸発した廃液中の水
分を凝縮する凝縮手段とを有する構成がある。
しかしながら、従来の装置は廃液の加熱蒸発の際に、写
真処理液の定着液や漂白定着液としてよく用いられるチ
オ硫酸アンモニウムや亜硫酸塩が高温のために分解し、
亜硫酸ガス、硫化水素、アンモニアガス等の有害ないし
極めて悪臭性のガスが発生する。そして、これらのガス
が周囲の雰囲気を汚染してしまうという問題がある。
この問題を解決するためには、凝縮した水の濾過装置、
排ガス吸着装置、濃縮液排出機構、消臭剤供給手段、固
化剤供給手段等の2次処理装置を備える必要があり、装
置全体が非常に複雑な大きな装置となり、運転操作も複
雑であるばかりか、廃液処理に極めて多大な費用が必要
となっているのが実情であった。
本発明の目的は上記課題に鑑みてなされたものであり、
廃液を処理するための各種装置を用いることなく、また
環境の汚染ものく極めて効果できに廃液を処理できる廃
液処理方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明に係る前記目的は、加圧手段により加圧された廃
液と圧縮空気とを焼却炉中に送り込む際に、この空気圧
並びに液圧を圧力調節手段により制御して、前記廃液を
焼却炉の内部に開口した噴霧ノズルを介して燃焼中の焼
却炉内に噴霧して燃焼・分解させることを特徴とする廃
液処理方法により達成される。
即ち、廃液を従来のように濃縮等の手を加えることなく
、例えば貯蔵タンクからポンプにて取り出して直接に焼
却炉に送り込むようにすることにより、廃液が外気に触
れないので有害ないし悪臭等の問題を回避でき、しかも
、加圧手段により加圧された廃液に圧縮空気を混合して
前記焼却炉の中に噴霧することにより、処理液は極めて
効率よく燃焼し分解することができ、従来のように処理
液を濃縮するための処理装置も不要になるだけでなく、
廃液処理が極めて簡単になりその処理費用の削減に寄与
することができる。
尚、本発明に適用する廃液には写真処理液があり、この
処理廃液とは、現像(カラー、黒白)、漂白、漂白定着
、定着、水洗、安定等の写真処理を行った後の廃液であ
る。これらの各処理廃液はすべて混合して処理されても
よく、単独で処理されてもよい。また、水洗処理と安定
処理の廃液を混合し、現像処理、定着処理及び漂白処理
の廃液を混合してそれぞれ処理してもよ(、更に他の組
合せで混合して処理してもよい。
本発明により処理され得る廃液について、その具体的成
分を挙げると、例えば発色現像液では、アルカリ金属の
炭酸塩、ホウ酸塩もしくはリン酸塩のようなpH緩衝剤
、臭化物塩、沃化物塩、ベンズイミダゾール類、ベンゾ
チアゾール類もしくはメルカプト化合物のような現像抑
制剤またはカフリ防止剤などを含むのが一般的である。
また必要に応じて、ヒドロキシルアミン、ジエチルヒド
ロキシルアミン、亜硫酸塩ヒドラジン類、フェニルセミ
カルバジド類、トリエタノールアミン、カテコールスル
ホン酸類、トリエチレンジアミン(1,4−ジアザビシ
クロ[2,2,2] オクタン)類の如き各種保恒剤、
エチレングリコール、ジエチレングリコールのような有
機溶剤、ベンジルアルコール、ポリエチレングリコール
、四級アンモニウム塩、アミン類のような現像促進剤、
色素形成カプラー競争カプラー、ナトリウムボロンハイ
ドライドのようなカプラセ剤、1−フェニル−3−ピラ
ゾリドンのような補助現像主薬、粘性付与剤、アミノポ
リカルボン酸、アミノポリホスホン酸、アルキルホスホ
ン酸、ホスホノカルボン酸に代表されるような各種キレ
ート剤、例えば、エチレンジアミン四酢酸、ニトリロ三
酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、シクロヘキサンジ
アミン四酢酸、ヒドロキシエチルイミノジ酢酸、1−ヒ
ドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸、ニトリロ
〜N、N、N−トリメチレンホスホン酸、エチレンジア
ミン−N、N。
N’、N’−テトラメチレンホスホン酸、エチレングリ
コ−ル(0−ヒドロキシフェニル酢酸)及びそれらの塩
を代表例として挙げることができる。
また、黒白現像液には、ハイドロキノンなどのジヒドロ
キシヘンゼンL  1−フェニル−3−ピラゾリドンな
どの3−ピラゾリドン類またはN−メチル−p−7ミノ
フエノールなどのアミノフェノール類など公知の黒白現
像主薬を単独であるいは組み合わせて用いられている。
発色現像後の写真乳剤層は通常漂白処理され、この漂白
剤としては、例えば鉄(■)、コバルト(■)、クロム
(■)、銅(II)などの多価金属の化合物、過酸類、
キノン類、ニトロ化合物等が用いられる。代表的漂白剤
としてはフェリシアン化物;重クロム酸塩;鉄(I[)
もしくはコバルト(I[[)の有機錯塩、例えばエチレ
ンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、シク
ロヘキサンジアミン四酢酸、メチルイミノニ酢酸、1,
3−ジアミノプロパン四酢酸、グリコールエーテルジア
ミン四酢酸、などのアミノポリカルボン酸類もしくはク
エン酸、酒石酸、リンゴ酸などの錯塩;過硫酸塩;臭素
酸塩;過マンガン酸塩;ニトロヘンゼン類などがある。
また、写真処理には必要に応じて漂白促進剤が使用され
ている。この漂白促進剤は例えば、メルカプト基または
ジスルフィド結合を有する化合物、チアゾリジン誘導体
、チオ尿素誘導体、沃化物塩、ポリオキシエチレン化合
物類、ポリアミン化合物;臭化物イオン等が使用されて
いる。
定着側としてはチオ硫酸塩、チオシアン酸塩、チオエー
テル系化合物、チオ尿素類、多量の沃化物塩等を挙げる
ことができるが、チオ硫酸塩の使用が一般的であり、特
にチオ硫酸アンモニウムが最も広範に使用されている。
漂白定着後の保恒剤としては、亜硫酸塩、重亜硫酸塩、
スルフィン酸類あるいはカルボニル重亜硫酸付加物が使
用されている。
ハロゲン化銀カラー写真感光材料は、脱銀処理後、水洗
及び/又は安定工程を経るのが一般的である。又、前記
水洗処理に続いて、更に安定化処理する場合もあり、そ
の例として、逼影用カラー感光材料の最終浴の中にホル
マリンと界面活性剤を含有させることもある。
(実施態様) 次に、図面を参照して本発明の方法を実施した装置の一
例を説明する。
なお、第1図は本実施態様の廃液処理装置を適用した焼
却設備の一部を示した概略図であり、第2図は廃液処理
装置の要部概略図である。
本実施態様の廃液処理装置10は、基本的には第2図に
示すように、廃液タンク5内の廃液7をポンプ4にて吸
い上げ、廃液7に適当な圧力を加えて送液管6にて圧力
制御ボンクス2に送る。一方、この圧力制御ボンクス2
にはコンプレッサー3により圧縮空気が送風管8にて送
り込まれている。
この加圧された廃液7にコンプレッサー3により圧縮さ
れた圧縮空気を噴霧ノズルlの所にて混合する。噴霧時
の圧力は圧力制御ボンクス2により空気圧並びに液圧を
制御して、焼却炉11の内部に開口した例えば2個の噴
霧ノズル1を介して燃焼中の焼却炉内に廃液7を噴霧す
るように構成されている。
前記焼却炉11は、例えば、写真フィルム製造工場等に
おいて排出された水分の多い金銀スラッジ(水分が83
〜85%程度)を助燃材により乾燥焼却し、銀を含む焼
却灰を回収する設備に用いられるものである。尚、金銀
スラッジは脱水後に適宜乾燥して取り扱い易い適当な大
きさの粒子状にして、第1図に示すホッパ16から焼却
炉ll内へ燃焼速度にあわせて投入される。このホッパ
16からは金銀スラッジの他に例えば印画紙、紙屑、ビ
ニール屑、写真フィルムチップなどの燃焼し易いものを
投入することができる。
焼却炉11内に投入されたスラッジは、焼却炉11の底
部分に設けられた図示しない攪拌手段により攪拌されて
、燃焼し易いようになされる。また、燃焼を開始すると
きは、重油タンク18から引き込んだ重油をバーナ19
により焼却物を着火して燃焼させる。また、ファン20
により送風することにより、燃焼効率を高めており、焼
却炉11内の燃焼温度は650°〜800°程度に維持
されている。
このように燃焼している中に前記噴霧ノズル1にて噴霧
された廃液は、はとんど瞬間的に燃焼して分解される。
そして、廃液中の銀やその他の不燃焼物は、スランジの
灰と共に灰シュート17を介して焼却炉11から回収部
30に取り出される。
なお、焼却炉11の排煙は排煙ダクト21を介して排煙
吸引ファン22により吸引され、煙突15がら大気中に
放出されるが、排煙ダク)21の途中には熱交換機12
、サイクロン13、電気集塵機14等が設置されている
。熱交換機12は排煙の熱を焼却炉11内に送り込む空
気により奪い取ることにより、燃焼効率を高めることが
できると共に排煙温度を低くすることができる。サイク
ロン13は排煙中の固体を捕捉し、また電気集塵機14
は極めて高精度に集塵することができる。
このように例えば有害な物質を含有した廃液を貯蔵タン
クからポンプにて取り出して直接に焼却炉に送り込むよ
うにすることにより、廃液が外気に触れないので有害な
いし悪臭等の問題を回避でき、しかも、加圧手段により
加圧された廃液に圧縮空気を混合して前記焼却炉の中に
噴霧することにより、処理液は極めて効率よく燃焼し分
解することができ、従来のように処理液を濃縮するため
の処理装置も不要になるだけでなく、廃液処理が極めて
簡単になりその処理費用の削減できる。又、廃液中に含
まれている銀を効果的に回収することができる。
以上に、本発明の実施態様を説明したが、本発明は第1
図及び第2図に示した構成に限定されるものではなく、
例えば、噴霧ノズルの形態や焼却設備の形態など種々の
変形が可能である。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明は、加圧手段により加圧され
た廃液と圧縮空気とを焼却炉中に送り込む際に、この空
気圧並びに液圧を圧力調節手段により制御して、前記混
合液を焼却炉の内部に開口した噴霧ノズルを介して燃焼
中の焼却炉内に噴霧して燃焼・分解させるので、廃液中
に含まれている有害物質は焼却炉の中にて燃焼・分解さ
せることができ、環境汚染をすることなく処分すること
ができる。しかも、本発明の方法を例えばスラッジを乾
燥焼却する設備の焼却炉を前記廃液の燃焼手段として適
用することにより、前記廃液のための専用の焼却炉を設
置しなくてよく、処理費用が極めて廉価にできる効果を
奏するものである。又、廃液中に含まれている不燃性の
有用な物質を回収することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を適用した焼却設備の要部概略図
、第2図は本発明の方法を実施した廃液処理装置の概略
図である。 (図中の符号) 1・・・噴霧ノズル、 3・・・コンプレッサ、 5・・・廃液タンク、 7・・・廃液、 lO・・・廃液処理装置、 12・・・熱交換機、 14・・・電気集塵機、 16・・・ホンパ、 19・・・バーす、 21・・・排煙ダクト、 30・・・回収部。 2・・・圧力制御ボンクス 4・・・ポンプ、 6・・・送液管、 8・・・送風管、 11・・・焼却炉、 13・・・サイクロン、 15・・・煙突、 I7・・・灰シュート 20・・・ファン、 22・・・排煙吸引ファン、 (ばか3名)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 加圧手段により加圧された廃液と圧縮空気とを焼却炉中
    に送り込む際に、この空気圧並びに液圧を圧力調節手段
    により制御して、前記廃液を焼却炉の内部に開口した噴
    霧ノズルを介して燃焼中の焼却炉内に噴霧して燃焼・分
    解させることを特徴とする廃液処理方法。
JP11579490A 1990-05-07 1990-05-07 廃液処理方法 Pending JPH0416276A (ja)

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JP11579490A JPH0416276A (ja) 1990-05-07 1990-05-07 廃液処理方法

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JPH0416276A true JPH0416276A (ja) 1992-01-21

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ID=14671239

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JP11579490A Pending JPH0416276A (ja) 1990-05-07 1990-05-07 廃液処理方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6393767B1 (en) 1999-04-22 2002-05-28 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Vehicle door system having a door lock device and door outside handle with an improved water-proofing structure

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6393767B1 (en) 1999-04-22 2002-05-28 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Vehicle door system having a door lock device and door outside handle with an improved water-proofing structure

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