JPH04160496A

JPH04160496A - 自動販売機の物品搬出機構

Info

Publication number: JPH04160496A
Application number: JP28681390A
Authority: JP
Inventors: Takashi Yoshikawa; 隆司義川
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1990-10-23
Filing date: 1990-10-23
Publication date: 1992-06-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野コこの発明は、自動販売機に備えられ、希望とする物品の
ボタンを操作することにより、自動販売機内にあるその
物品を物品取出口まで搬出する物品搬出機構に関するも
のである。

［従来の技術］第６図は、従来の自動販売機に備えられる物品搬出機構
の概略図である。物品支え台４の上には、マガジン３ａ
、３ｂが位置している。マガジン３ａ、３ｂ内には、ガ
ム１が収容されている。マガジン３ａに収容されるガム
１とマガジン３ｂに収容されるガム１とは、同じ種類の
ガムである。マガジン３ａ、３ｂと物品支え台４との間
には、スライドアングル５が位置している。

スライドアングル５の一方端部とカム９とは、リンク７
によって連結されている。カム９は、モータ（図示せず
）によって回転駆動される。カム９の近傍には、スイッ
チ１１が配置されている。

スイッチ１１がＯＮすると、カム９を回転駆動させるモ
ータに電気が流れ、ＯＦＦになると電気が止まる。カム
９の凸部１３とローラ１２とが接触すると、スイッチ１
１がＯＮになる。カム９の凹部１４とローラ１２とは、
接触しない位置関係にある。よって、凹部１４がローラ
１２付近にくると、スイッチ１１がＯＦＦとなる。

従来の物品搬出機構の動作を簡単に説明する。

まず、コイン投入口にお金を入れ、ガム１のボタンを押
す。これにより、カム９を回転駆動させるモータに電気
が流れる。電気の量は、凸部１３とローラ１２とが接触
するまで、カム９を回転させる量である。

ローラ１２と凸部１３とが接触すると、スイッチ１１が
ＯＮとなるので、カム９はさらに回転する。これにより
、スライドアングル５はＢ方向に移動する。ローラ１２
と凸部１３との接触が離れる位置までカム９が回転する
と、スライドアングル５はマガジン３ｂ内に収容された
ガム１の内１つを下方に落下させる。ローラ１２と凸部
１３との接触が離れるので、スライドアングル５はこの
位置で停止する。コイン投入口に新たにお金を入れ、ガ
ム１のボタンを押すと、今度は、マガジン３ａ内に収容
されたガム１の内１つが、下方に落下する。

［発明が解決しようとする課題］従来は、スライドアングル５を往復直線運動させて、ガ
ム１の搬出を行なっていた。スライドアングル５の往復
直線運動は、モータの回転運動によって行なっていた。

このため、リンク７を必要とし、物品搬出機構が大型化
した。

また、スライドアングル５とリンク７との接続または、
リンク７とカム９との接続が、何らかの原因で外れると
、モータの回転がスライドアングル５に伝達されなくな
り、ガム１の搬出が不可能となってしまう。

この発明はこのような従来の問題点を解決するためにな
されたものである。この発明の目的は、リンクを用いな
い物品搬出機構を提供することである。

［課題を解決するための手段］自動販売機の物品搬出機構は、自動販売機内の物品を、
物品取出口まで搬出する。この発明に従った自動販売機
の物品搬出機構は、基台、カム部材、駆動源、案内部材
および物品押出部とを備えている。カム部材は、基台に
回転自在に取付けられている。

駆動源は、基台に取付けられ、カム部材を回転駆動させ
る。

案内部材は、基台に取付けられ、物品をカム部材材の側
面まで案内する。物品押出部は、カム部材の側面の一部
であって、物品を物品取出口に向けて押出す。

この発明に従った自動販売機の物品搬出機構は、案内部
材から側面に案内された物品は、カム部材が回転すると
、物品押出部に導かれ、カム部材がさらに回転すると、
物品は物品取出口に向けて押出されるようにされている
。

［作用］この発明においては、カム部材で直接物品を搬出してい
る。このため、リンクを用いる場合に比べ、小型化を図
ることができる。また、リンクとカムとの接続またはリ
ンクとスライドアングルとの接続が外れ、モータの回転
力がスライドアングルに伝達されなくなり、物品の搬出
が不可能ということがなくなる。

［実施例］第１図は、この発明の一実施例の側面図である。

第２図は、この発明の一実施例の正面図である。

第１図と第２図とを用いて、この発明の一実施例の構造
を説明していく。

この発明の一実施例は、基台２３、物品支え台５１、メ
カキバン５３およびマガジン２５を備えている。

基台２３には、物品支え台５１が取付けられている。物
品支え台５１には、メカキバン５３が取付けられている
。メカキバン５３には、従歯車２９と搬出押出用カム２
７とスイッチレバー押圧カム３１とが一体となったもの
が取付けられている。

従歯車２９は、回転軸４１によって回転自在に保持され
ている。

メカキバン５３には、主歯車３３が取付けられている。

主歯車３３は、回転軸４９によって回転自在に保持され
ている。主歯車３３と従歯車２９とは噛み合わされてい
る。

メカキバン５３の裏側には、モータ３５が取付けられて
いる。主歯車３３は、モータ３５によって回転駆動され
る。

メカキバン５３には、スイッチ３７が取付けられている
。スイッチ棒が、３９ａに示す状態にあるときは、スイ
ッチ３７はＯＮである。スイッチ棒が、３９ｂに示す位
置にあるときは、スイッチ３７はＯＦＦである。スイッ
チレバー３９ａ、３９ｂの先端には、ローラ６１が取付
けられている。

ローラ６１は、スイッチレバー押圧カム３１と当接可能
な位置にある。

搬出押出用カム２７と従歯車２９とスイッチレバー押圧
カム３１からなるものについて、第３図と第４図を用い
て説明する。第３図は、搬出押出用カム２７と従歯車２
９とスイッチレバー押圧カム３１からなるものの側面図
で、第４図は正面図である。４１は、従歯車２９の回転
軸である。５７は、搬出押出用カム２７の側面である。

５５は、物品押出部である。

第１図に示すように、マガジン２５内には、ガム２１が
積層されている。マガジン２５には、スイッチ取付板５
９が取付けられている。スイッチ取付板５９には、売切
れスイッチ４３が取付けられている。マガジン２５内に
ガム２１があるときは、売切れスイッチ４３のスイッチ
レバーは、４５ａに示す位置にある。マガジン２５内の
ガム２１がなくなると、スイッチレバーは、４５ｂに示
す位置に来る。

本発明の一実施例の動作を、第５Ａ図〜第５Ｄ図を用い
て説明する。

第５Ａ図に示すように、ガム２１のボタンを押す前は、
ガム２１は、搬出押出用カム２７の側面５７に乗ってい
る。コイン投入口にお金を入れ、ガム２１のボタンを押
すと、スイッチレバー押圧カム３１とローラ６１とが当
接する位置まで、従歯車２９を回転させる電気がモータ
３５に流れる。

第５Ｂ図に示すように、スイッチレバー押圧カム３１と
ローラ６１とが当接すると、スイッチ３７がＯＮとなり
、モータ３５に電気が流れる。これにより、従歯車２９
はさらに回転する。従歯車２９が回転することにより、
ガム２１は徐々に、物品支え台５１に近付く。

第５Ｃ図に示すように、従歯車２９がさらに回転すると
、ガム２１は物品支え台５１上に乗る。

第５Ｄ図に示すように、さらに従歯車２９が回−転する
と、物品押出部５５が、ガム２１を押出す。

押出されたガム２１は、物品取出口に導かれる。

従歯車２９はさらに回転し、スイッチレバー押圧カム３
１とローラ６１との当接が離れると、モータ３５が停止
する。これが、第５Ａ図である。

第１図に示すように、この実施例においては、マガジン
２５と搬出押出用カム２７とを鉛直方向に配置している
。しかしながら、この発明においてはこれに限定される
わけではなく、水平方向に配置してもよい。

第１図に示すように、この実施例においては、物品とし
てガム２１を用いている。しかしながら、この発明にお
いてはこれに限定されるわけではなく、缶、煙草等いか
なる物品であってもよい。

［効果コこの発明に従った自動販売機の物品搬出機構によれば、
カム部材で直接物品を搬出している。このため、リンク
を用いる場合に比べ、物品搬出機構の小型化を図ること
ができる。

また、リンクとカムとの接続またはリンクとスライドア
ングルとの接続が外れ、モータの回転力がスライドアン
グルに伝達されなくなり、物品の搬出が不可能というこ
とがなくなる。

さらに、リンクを用いる場合に比べ、物品搬出機構の構
造を簡単にすることができるので、コストダウンが可能
となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明に従った自動販売機の物品搬出機構
の一実施例の側面図である。第２図は、この発明に従った自動販売機の物品搬出機構
の正面図である。第３図は、この発明に従った自動販売機の物品搬出機構
の一実施例に備えられる搬出押出用カムと従歯車とスイ
ッチレバー押圧カムとからなるものの側面図である。第４図は、この発明に従った自動販売機の物品搬出機構
の一実施例に備えられる搬出押出用カムと従歯車とスイ
ッチレバー押圧カムとからなるものの正面図である。第５Ａ図〜第５Ｄ図は、この発明に従った自動販売機の
物品搬出機構の一実施例の動作を説明するための図であ
る。第６図は、従来の自動販売機の物品搬出機構の概略図で
ある。図において、２１はガム、２３は基台、２５はマガジン
、２７は搬出押出用カム、３５はモータ、５５は物品押
出部、５７は側面を示す。特許出願人　　シャープ株式会社

Claims

【特許請求の範囲】自動販売機内の物品を、物品取出口まで搬出する自動販
売機の物品搬出機構であって、基台と、前記基台に回転自在に取付けられたカム部材と、前記基
台に取付けられ、前記カム部材を回転駆動させる駆動源
と、前記基台に取付けられ、前記物品を前記カム部材の側面
まで案内する案内部材と、前記カム部材の側面の一部であって、前記物品を前記物
品取出口に向けて押出す物品押出部と、を備え、前記案内部材から前記側面に案内された前記物品は、前
記カム部材が回転すると、前記物品押出部に導かれ、前
記カム部材がさらに回転すると、前記物品は前記物品取
出口に向けて押出される、自動販売機の物品搬出機構。