JPH04159162A - 車両用シートベルトガイドの取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は自動車用シートなどの車両用シートに備える３
点式のシートベルトにおける眉シートベルトのガイド、
詳しくは、前倒し、可能なりヤシ−ドパツクに設けて、
このリヤジードパ９りと車体側壁との間におけるシート
ベルトの挟み込みを防止するシートベルトガイドの取付
構造に関する。

（従来の技術） 従来の前倒し可能なりャシートには、３点式のシートベ
ルトが装着されるものがあり、このシートベルトはりャ
シートのシートクッシタンの側部に巻取部、中央部にバ
ックル部、車体の＠壁上部に保持部が夫々設けてあり、
前記巻取１　　部と保持部との間で、巻取部から送り出
されるシートベルトが伸縮可能な状態で保持されている
。

従って、このリヤシートのシートバックを前倒し、この
前倒したシートバックの背裏を背合として利用する場合
、シートベルトの保持部が車体側に設けであるため、シ
ートベルトが前倒ししたシートバックと車体の側壁との
間に挾み込まれてしまう。そのため、前倒し状態のシー
トバックを起立させてシートとして利用する際に、シー
トベルトが挟み込まれているため、シートベルトが使用
し難い不具合がある。

斯る不具合を除去するために、シートベルトの保持部に
対応する側のシートバックに略り字状のシートベルトガ
イドを設け、このシートベルトガイドにシートベルトを
掛止した状態でシートバックの前倒し時に、シートベル
トをシートバックと共に移動可能にしたものが提案され
ている（例えば、実開昭５９−１９Ｑ６３７号）。

このシートベルトガイドはシートバックの表皮を樹脂プ
レートで挟持することにより、表皮に固定して、シート
ベルトガイドの移動を防止している。

（発明が解決しようとするＷｊ！Ｉ） ところで、発泡体製クッション体を表皮で張り上げて被
覆することにより、シートバックを組付ける際、表皮及
びり・ソシシン体の双方が柔軌材であるため、り・・フ
シ５ン体に対する表皮の張り上げ状態にバラツキが生じ
る。そのため、表皮に固定したシートベルトガイドの取
付位置が一定にならず、シートベルトガイドにシートベ
ルトが確実に掛止できない不具合がある６また、シート
ベルトに加わる荷重によってシートベルトガイドが移動
し、このシートベルトガイドの移動に伴ない表皮がズし
たり、表皮に皺が生じる虞れもあった。

そこで、本発明は前記シートベルトガイドがシートバッ
クの所定位置に的確に固定され、且つ、シートベルトガ
イドによって表皮がズしたり、或いは、表皮に皺が生じ
ないようにすることを目的とする。

（課題を解決するための手段） 以上の目的を達成するための本発明は、表皮に固定する
シートベルトガイドに脚部を一体に設け、この脚部挿入
用のガイド孔を発泡体製２９２９２体に設け、ガイドの
脚部を２９２９７体のガイド孔に挿入することにより、
表皮と一体のガイドをり９ジョン体側に固定してなるも
のである。

以上のクッション体におけるガイド孔の周辺には、補強
材を一体に設けて、ガイド孔を補強するのが好ましい。

（作用） シートベルトガイドを表皮に固定し１、この表皮の裏面
より突出する脚部を２９２９７体のガイド孔に挿し込む
と、クッション体に対して表皮が所定位置に位置室めさ
れてシートバックが組付けられ、それに伴ないシートバ
ックに討り。

てシートベルトガイドも所定位置に取付けられる。

（実施例） 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

＃４１図は、本発明に係るシートベルトガイドの取付構
造を示し、図中（２）に示すシートベルトガイドは、肩
シートベルトを案内する略し字状のガイド片部（２１）
と、このガイド片部（２１）の底面に一体に形成した脚
部（２２）（２２）とから構成され、前記ガイド片部（
２１）は第２図、！ｓ３図に示すようにシートバック（
ＳＢ）の頂部に固定されている。また、脚部（２，２）
（２２）はシートバック（ＳＢ）の表皮（３）を挿通し
、発泡体製のクッション体（４）に設けたガイド孔（４
１）（４１）に挿入されている。

なお、第２図において、図中（１１）は車体（Ｂ）の側
壁の上部に設けたシートベルト（１）の保持部、（１２
）はシートベルトのバックル部、（１３）は同タッグを
夫々示す。

そして、前記シートベルトガイド（２）は、その脚部（
２２）（２２）をクッション体（４）のガイド孔（４１
）（４１）に挿入する前に、第４図に示すようにあらか
じめ表皮（３）に固定されている。

この表皮（３）に対する固定は、シートベルトガイド（
２）の脚部（２２）（２２）を表皮（３）に設けた通孔
及び表皮（３）の裏側に当てた硬質合成樹脂製プレート
（６）に挿通して、スピードナツト（７）（７）で締結
することにより行なう。

一方、クッション体（４）はモールドで略シートバック
（ＳＢ）の外形形状に発泡成形したウレタン７オームで
、この成形時に前記ガイド孔（４１）（４１）を同時に
設けると共に、このガイド孔（４１）（４１）周辺の表
面に、補強材（５）を−体成形する。

補強材（５）はモールド内に粗毛布、発泡体製スラブ材
などのクッション体成形用発泡液が含浸して硬化する部
材で、この補強材（５）によってクッション体（４）の
ガイド孔（４１）（４１）周辺を補強する。

なお、以上のクッション体（４）はフレーム（８）を一
体発泡し、この発泡成形時に７レーム（８）の一部を前
記ガイド孔（４１）（４１）近傍に延設して、ガイド孔
（４１）（４１＞の全体又は一部、例えばガイド孔（４
１）（４１）の最深部個所を補強するようにしても良い
。

斯して、あらかじめ表皮（３）側の所定個所にシートベ
ルトガイド（２）が固定して、このシートベルトガイド
（２）の脚部（２２）（２２）を表皮（３）の裏面側に
突出させ、この脚部（２２＞（２２）をり９９５７体（
４）めガイド孔（４１）（４１）に挿入すると、２７２
９７体（４）の所定個所に表皮（３）が位置定めされる
と共にシートベルトガイド（２）はり・ソシ台ン体（４
）側に取り付けられる。そして、第４図に示す表皮（３
）の端末（３１）（３１）（３１）をクッション体（４
）の背面側に設けた７レーム（８）にホ７グリング等で
結着すると、シートバック（ＳＢ）が組立られる。

こめシートバック（ＳＢ）はシートクウシタン（ＳＣ）
上に前倒し、背裏が荷台として利用可能となるものであ
り、このジードパ・Ｉり（ＳＢ）の前倒し時に、シート
ベルト（１）はシートベルトガイド（２）に掛止した状
態でシートバック（ＳＢ）と共に移動する。また、シー
トバック（ＳＢ）を起立状態に復帰させる時には、シー
トベルト（１）はシートベルトガイド（２）に掛止した
状態を保持する６そのため、シートベルト（１）が単体
（Ｂ　）！！面とシートバック（ＳＢ）との間に挟まれ
ることがない。

従って、前倒し状態のシートバック（ＳＢ）を使用状態
に復帰させて、着座者が着座した際、シートベルト（１
）を直ちに使用できる。

（効果） 本発明は上述の如く表皮側に固定したシートベルトガイ
ドに脚部を設け、この脚部をクッション体のガイド孔内
に挿入することにより、シートベルトガイドをクッショ
ン体に取付けてなるため、シートベルトガイドに加わる
荷重によってこのシートベルトガイドが移動したり、或
いは、表皮に皺が生じることがない。

また、シートベルトガイドの脚部と、クッション体のガ
イド孔とがクツシラン体に表皮を被覆する際の位置定め
のガイドになる。そのため、表皮をクッション体の所定
位置に的確に被覆し得るので、常にシートベルトガイド
のシートバックに対する取付位置が一定になり、シート
ベルトの掛止状態が良好になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本ｖｉ造の断面図、第２図はａ造を採用した自
動車用シートの斜視図、第３図外 は第２図におけるＡ部の拡大図、第Ｊ！！図は分解斜視
図である。 図中、（１）はシートベルト、（２）はシートベルトガ
イド、（３）は表皮、（４）はクッション体、（２１）
はシートベルトガイドのガイド片部、（２２）（２２）
は同脚部を夫々示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 車両用シートのシートバックに取付けて肩シートベルト
   をガイドするシートベルトガイドにおいて、 該シートベルトガイドはシートバックの表皮に固定する
   ガイド片部と、このガイド片部と一体でシートバックの
   発泡体製クッション体に設けた位置定め用ガイド孔に挿
   入する脚部とからなり、 前記シートベルトガイドの脚部を前記クッション体のガ
   イド孔に挿入することにより、シートベルトガイドをク
   ッション体側に取付けてなることを特徴とする車両用シ
   ートにおけるシートベルトガイドの取付構造。