JPH0415716A - 定電圧源回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は定電圧源回路に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、このような分野の技術としては、例えば＋”Ａ　
ｌ　ｌ？ｃＨＩ　ＬＤ社＋７）ＥＣＬ　１００にカタロ
グ第２頁に示されｔ：ものかある。第２図により、この
従来回路を説明する。この定電圧源回路は、バイポーラ
トランジスタと抵抗を図示の通りに組み合せて構成され
る。この回路の定電圧出力Ｖ。８は、次の式（］）％式
％ すなわち、定電圧出力Ｖｃｓは各パイポーラトランジス
タのベース・エミッタ間電圧ＶＢＥと抵抗Ｒ１゜Ｒ２の
値が決まっておれば、一定の値となる。

〔発明か解決しようとする課題〕

ところが、第２図の回路では温度特性は改善することが
できても、電源電圧変動に対しては定電圧出力■。８も
変動する欠点があった。すなわち、ベース・エミッタ間
電圧ｖＢＥにはコレクタ電流依存性があるため、電源電
圧変動によってコレクタ電流が変動すると、ベース・エ
ミッタ間電圧ＶＢＥが変動して（１）式により定電圧出
力Ｖ。８が変動してしまう。

そこで本発明は、電源電圧変動に対しても一定の電圧を
出力することのできる定電圧源回路を提供することを目
的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明に係る定電圧源回路は、所定の直流電源の正、負
の端子から電力の供給を受けて動作する回路において、
互いに直列接続された第１の抵抗手段と第１の接合型半
導体素子との第１の直列回路を含み、第１の抵抗手段の
電圧降下と第１の接合型半導体素子のバンドギャップと
により定まる値の定電圧を出力する第１の回路と、第１
の抵抗手段に並列接続された第２の抵抗手段と第１の接
合型半導体素子に並列接続された第２の接合型半導体素
子とが互いに直列接続された第２の直列回路を含み、正
、負の端子間の電圧変動による第１の直列回路の電流変
動分を補償する第２の回路とか前述の正、負の端子間に
接続されていることを特徴とする。

〔作用〕

本発明の構成によれば、電源電圧変動による第１の直流
回路での電流変動分は、第２の回路で引き抜かれ、補償
されることになる。

〔実施例〕

以下、添付図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は実施例に係る定電圧源回路の回路図である。こ
の定電圧源回路は、半導体ｐｎ接合のバンドギャップを
利用して定電圧を出力する第１の回路としての電源回路
と、電源電圧変動による電流変動分を補償する第２の回
路としてのカレントミラー回路により構成される。電源
回路は直列接続された抵抗ｒ１とダイオードＤ２を有し
、これとカレントミラーの関係において、抵抗ｒ２、バ
イポーラトランジスタＱ２□および抵抗ｒ３の直列回路
を含んでいる。一方、カレントミラー回路はダイオード
Ｄ２に並列接続されたダイオードＤ１と、抵抗Ｒｏと、
この抵抗Ｒ８にコレクタが接続されたバイポーラトラン
ジスタＱ１１を有し、バイポーラトランジスタＱ１１の
ベースはバイポーラトランジスタＱ２１のベースに接続
されている。

上記回路において、抵抗Ｒｏに流れる電流１１、は、ダ
イオードＤＩのレベルシフト電圧をＶＤｌとすると、 １　−　（Ｖｏｃ−Ｖ、１）／Ｒｏ　　　　　・　（２
）となる。すると、カレントミラーの原理により、ダイ
オードＤ　に流れる電流１１２は Ｉ１２”　１１１ −　（Ｖｃｏ−ＶＤｌ）／Ｒｏ　　　　−（３）となる
。一方、出力電圧Ｖ　　はダイオードＤ２ＵＴ のレベルシフト電圧をＶ　１これに流れる電流を■２□
とすると、 Ｖ　　　−Ｖ十ｒＩ　　　　　　　・・・（４）ＯＬＩ
Ｔ　　　　　Ｄ２　　　　１　　　２１となる。したが
って、カレントミラーの原理により、抵抗ｒ３に流れる
電流Ｉ２２は Ｉ２２″″’２ｌ −ｖＤ２＋　ｒ、　　Ｉ　２．　　　　　　　−＝　（
５）となる。一方、ダイオードＤ２とバイポーラトラン
ジスタＱ２１のバンドギャップの原理から、バイポーラ
トランジスタＱ２、のベース・エミッタ間電圧ＶＢＥを
■８とすると、 １２２　”　（Ｖ　Ｄ２　　Ｖ　ｘ　）　／　ｒ　３　
　　　　　”・（６）となる。従って、上記（５）、（
６）式より！　＝（ｖＤ２−ｖｘ）／ｒ３　　　　　・
・・（７）となり、（４）式と（７）式から、 Ｖ　　　−Ｖ＋ｒ！ ＯＵＴ　　　Ｄ２　　１　２１ −ｖ　　＋　（ＶＤ２−Ｖｘ）／ｒ３−＝　（８）とな
る。

上記（８）式をみると、出力Ｖ　　は電源電圧ＵＴ Ｖｃｏに依存しないようにろえるが、ダイオードＤのレ
ベルシフト電圧は電源電圧Ｖｃｃの変動に依存して僅か
に変動し、従って出力Ｖ　　はＬＩＴ ｖ　　　−ｖ　　　　　＋α・ΔＶｃｃ　　　・・・（
９）ＯＵＴ　　　　　　ｃｏｎｓｔ と表わされる。ここで、■　　　、一定値、ｃｏｎｓｔ ΔＶ　、電源電圧■。０の変動分とする。

Ｃ そこで、上記（９）式においてΔｖｃｃの項を打ち消し
得るように１　を定める。ΔＶＣＣによる抵抗ｒ　を流
れる電流の変動分は、ΔＶｏｃ／ｒ１て表わすことがで
きるから、電源電圧Ｖ　かΔＶｃｃＣ 増加した分、すなわち Δｌ　−Δ　（（Ｖｃｃ−ＶＤｌ）／Ｒｏ）一ΔＶ　ｃ
ｃ／　Ｒ。

となるようにすればよい。従って、ΔＶ　ｃｃ／　ｒ　
１〜ΔＶ　　／Ｒとなればよいのであるから、ＲｏＣＣ
Ｏ −ｒ　　となるときに、出力■　　は電源電圧Ｖ。０１
、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＯＵＴの変
動に依存せず、一定となることがわかる。

［発明の効果〕 以上、詳細に説明した通り本発明では、電源電圧変動に
よる第１の直流回路での電流変動分は、第２の回路で引
き抜かれて補償されることになる。

このため、電源電圧変動に対しても一定の電圧を出力す
ることのできる定電圧源回路を提供することかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係る定電圧源回路の回路図、
第２図は従来の定電圧源回路の回路図である。 Ｄ　　、Ｄ　　・・・ダイオード、Ｑ　　、Ｑ　　・・
・バイポラトランジスタ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、所定の直流電源の正、負の端子から電力の供給を受
   けて動作する定電圧源回路において、互いに直列接続さ
   れた第１の抵抗手段と第１の接合型半導体素子との第１
   の直列回路を含み、前記第１の抵抗手段の電圧降下と前
   記第１の接合型半導体素子のバンドギャップとにより定
   まる値の定電圧を出力する第１の回路と、 前記第１の抵抗手段に並列接続された第２の抵抗手段と
   前記第１の接合型半導体素子に並列接続された第２の接
   合型半導体素子とが互いに直列に接続された第２の直列
   回路を含み、前記正、負の端子間の電圧変動による前記
   第１の直列回路の電流変動分を補償する第２の回路と、 が前記正、負の端子間に接続されていることを特徴とす
   る定電圧源回路。 ２、前記第１および第２の接合型半導体素子はトランジ
   スタまたはダイオードである請求項１記載の定電圧源回
   路。