JPH04157090A - 溶接材 - Google Patents
溶接材Info
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- JPH04157090A JPH04157090A JP27318090A JP27318090A JPH04157090A JP H04157090 A JPH04157090 A JP H04157090A JP 27318090 A JP27318090 A JP 27318090A JP 27318090 A JP27318090 A JP 27318090A JP H04157090 A JPH04157090 A JP H04157090A
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Landscapes
- Arc Welding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は溶接構造に適用される溶接材に関し、更に詳し
くは、溶接金属や熱影響部にミクロ割れを生じない溶接
材に関する。
くは、溶接金属や熱影響部にミクロ割れを生じない溶接
材に関する。
ＡＭ３５７３１等の既成のＡ２８６は熱処理により、強
度向上が望め構造物の軽量化が図れるということで従来
から使用されている。しかし、この材料を溶接すると溶
接金属や熱影響部にミクロ割れを生じるという不具合が
生じていた。
度向上が望め構造物の軽量化が図れるということで従来
から使用されている。しかし、この材料を溶接すると溶
接金属や熱影響部にミクロ割れを生じるという不具合が
生じていた。
本発明は上記技術水準に鑑み、従来材の溶接金属部や熱
影響部にミクロ割れを生じるという前記欠点を排除した
従来材と化学成分の異なる溶接性改善を考慮した溶接材
を提供しようとするものである。
影響部にミクロ割れを生じるという前記欠点を排除した
従来材と化学成分の異なる溶接性改善を考慮した溶接材
を提供しようとするものである。
溶接した従来材の溶接金属部や熱影響部のミクロ割れ破
面を走査型電子顕微鏡で観察すると、高温割れで破面上
に従来材（Ａ２８６材）の合金元素であるＢや８１等の
偏析が認められた。このことから、従来材からＢやＳｉ
等を低減（完全に除去すると強度が出ないため）するこ
とによって、ミクロ割れが防止しうろことを発見し、本
発明を完成するに至った。
面を走査型電子顕微鏡で観察すると、高温割れで破面上
に従来材（Ａ２８６材）の合金元素であるＢや８１等の
偏析が認められた。このことから、従来材からＢやＳｉ
等を低減（完全に除去すると強度が出ないため）するこ
とによって、ミクロ割れが防止しうろことを発見し、本
発明を完成するに至った。
すなわち、本発駅は重量％で、Ｃ：０．０８％以下、Ｓ
＋：１．００％以下、Ｍｎ：０．０２５％以下、Ｓ：０
．０２５％以下、Ｎｉ：２４．０〜２７．０％、Ｃｒ：
１３．５〜１６．０％、Ｍｏ： １．００〜１．５０
％、ν ：０．１０〜０．５０％、Ｃｕ：０．５０％以
下、Ａｌ： ０．３５％以下、Ｔｉ：１．９０〜２．３
５％、Ｂ ；０、００３〜０．０１０％及び残部Ｆｅと
不可避的不純物よりなる所謂ＡＭＳ ５７３１で表示さ
れる鋼において、Ｂ量を０．００２〜０．００２８％と
してなることを特徴とする溶接材である。
＋：１．００％以下、Ｍｎ：０．０２５％以下、Ｓ：０
．０２５％以下、Ｎｉ：２４．０〜２７．０％、Ｃｒ：
１３．５〜１６．０％、Ｍｏ： １．００〜１．５０
％、ν ：０．１０〜０．５０％、Ｃｕ：０．５０％以
下、Ａｌ： ０．３５％以下、Ｔｉ：１．９０〜２．３
５％、Ｂ ；０、００３〜０．０１０％及び残部Ｆｅと
不可避的不純物よりなる所謂ＡＭＳ ５７３１で表示さ
れる鋼において、Ｂ量を０．００２〜０．００２８％と
してなることを特徴とする溶接材である。
ＡＭＳ ５７３１で代表されるＡ２８６材は後記第１表
に示したように、Ｂ：０．００３〜０、０１０％となっ
ているが、Ｂ：０．０［）２〜０、００２８％と低減す
ることにより、溶接金属部及び熱影響部のミクロ割れが
防止できる。
に示したように、Ｂ：０．００３〜０、０１０％となっ
ているが、Ｂ：０．０［）２〜０、００２８％と低減す
ることにより、溶接金属部及び熱影響部のミクロ割れが
防止できる。
なお、ＡＭＳ ５７３１で代表されるＡ２８６材は、Ｓ
ｌ：最高１，００％、Ｍｎ：最高２． Ｏ０％となって
いるが、こ５までＳｉ、 Ｍｎを添加することは好まし
くなく、本発明溶接材はＳ】：最高０．３％、Ｍｎ：最
高０．３５％にすることが好ましい。
ｌ：最高１，００％、Ｍｎ：最高２． Ｏ０％となって
いるが、こ５までＳｉ、 Ｍｎを添加することは好まし
くなく、本発明溶接材はＳ】：最高０．３％、Ｍｎ：最
高０．３５％にすることが好ましい。
〔試験１〕
下記第１表にその組成を示すＡＭＳ ５７３１の以下厚
６Ｉｎ［ＤのＡ２８６材（試験１材）を電子ビーム溶接
すると、第１図にその断面ミクロ組織模式図を示すよう
に、溶接金属部や熱影響部にクラックが多発する。
６Ｉｎ［ＤのＡ２８６材（試験１材）を電子ビーム溶接
すると、第１図にその断面ミクロ組織模式図を示すよう
に、溶接金属部や熱影響部にクラックが多発する。
〔試験２〕
試験１の化学成分よりＢを約％とした同じ板厚のＡ２８
６材（試験２材）を試験１と同一溶接条件で電子ビーム
溶接した。第２図に断面ミクロ組織模式図を示すが、第
１図よりクラックは減少しているが皆無ではない。しか
し、この試験から８の減少がクラック低減に効果のある
ことがわかった。また、試験１材や試験２，３材のクラ
ック破面観察から、クラックは高温割れで、Ｂや８１等
がＦｅやＮ１と共に低融点共晶を作り、溶接性を悪化さ
せていることがわかった。
６材（試験２材）を試験１と同一溶接条件で電子ビーム
溶接した。第２図に断面ミクロ組織模式図を示すが、第
１図よりクラックは減少しているが皆無ではない。しか
し、この試験から８の減少がクラック低減に効果のある
ことがわかった。また、試験１材や試験２，３材のクラ
ック破面観察から、クラックは高温割れで、Ｂや８１等
がＦｅやＮ１と共に低融点共晶を作り、溶接性を悪化さ
せていることがわかった。
〔試験３〕
試験１と試験２の成果を反映し、Ｓｉを０．３％以下、
Ｍｎを０．３５％以下、Ｂを０．００２〜０．００２８
％（第１表に示すように、添加元素を低減してもＳｌと
１はＡＭＳ ５７３１の規格内であるが、ＢはＡＭＳ
５７３１の規格とはラップしない）のうち、Ｂを０．０
０２５％とした板厚６關の試験３材を作製し、従来と同
一溶接条件で電子ビーム溶接した。この溶接部の断面ミ
クロ組織模式図を第３図に示すが、クラックは観察され
なかった。また、この溶接材をＡＭＳ５７３１に従って
、溶体化処理十時効処理後引張試験を行ったが、第２表
に示すようにＡＭＳ５７３１規格値を満足していた。
Ｍｎを０．３５％以下、Ｂを０．００２〜０．００２８
％（第１表に示すように、添加元素を低減してもＳｌと
１はＡＭＳ ５７３１の規格内であるが、ＢはＡＭＳ
５７３１の規格とはラップしない）のうち、Ｂを０．０
０２５％とした板厚６關の試験３材を作製し、従来と同
一溶接条件で電子ビーム溶接した。この溶接部の断面ミ
クロ組織模式図を第３図に示すが、クラックは観察され
なかった。また、この溶接材をＡＭＳ５７３１に従って
、溶体化処理十時効処理後引張試験を行ったが、第２表
に示すようにＡＭＳ５７３１規格値を満足していた。
第２表 引張試験結果
〔発明の効果〕
Ａ２８６の化学成分よりＳｉ、 ＭｎをＡＭ３５７３１
の規格内であるが低減させ、かつＢをＡＭＳ５７３１の
下限値よりも更に低減させた本発明溶接材は、溶接金属
部及び熱影響部の低融点共晶をゼロとすることができ、
その結果、クラックも防止できた。
の規格内であるが低減させ、かつＢをＡＭＳ５７３１の
下限値よりも更に低減させた本発明溶接材は、溶接金属
部及び熱影響部の低融点共晶をゼロとすることができ、
その結果、クラックも防止できた。
第１図は従来材の電子ビーム溶接の断面ミクロ組織模式
図、第２図は第１図の従来材のＢを約２とした場合の溶
接部断面ミクロ組織模式図、第３図は本発明の一実施例
の溶接部断面ミクロ組織模式図である。
図、第２図は第１図の従来材のＢを約２とした場合の溶
接部断面ミクロ組織模式図、第３図は本発明の一実施例
の溶接部断面ミクロ組織模式図である。
Claims (1)
- 重量％で、Ｃ：０．０８％以下、Ｓｉ：１．００％以下
、Ｍｎ：０．０２５％以下、Ｓ：０．０２５％以下、Ｎ
ｉ：２４．０〜２７．０％、Ｃｒ：１３．５〜１６．０
％、Ｍｏ：１．００〜１．５０％、Ｖ：０．１０〜０．
５０％、Ｃｕ：０．５０％以下、Ａｌ：０．３５％以下
、Ｔｉ：１．９０〜２．３５％、Ｂ：０．００３〜０．
０１０％及び残部Ｆｅと不可避的不純物よりなる所謂Ａ
ＭＳ５７３１で表示される鋼において、Ｂ量を０．００
２〜０．００２８％としてなることを特徴とする溶接材
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27318090A JPH04157090A (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 溶接材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27318090A JPH04157090A (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 溶接材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04157090A true JPH04157090A (ja) | 1992-05-29 |
Family
ID=17524216
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27318090A Pending JPH04157090A (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 溶接材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04157090A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1042604C (zh) * | 1996-03-21 | 1999-03-24 | 陈友兰 | 一种修复铸铁件加工面缺陷的co2保护焊焊丝 |
| JP2009541962A (ja) * | 2006-06-30 | 2009-11-26 | レール・リキード・ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード | 燃料電池素子用導電板 |
-
1990
- 1990-10-15 JP JP27318090A patent/JPH04157090A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1042604C (zh) * | 1996-03-21 | 1999-03-24 | 陈友兰 | 一种修复铸铁件加工面缺陷的co2保护焊焊丝 |
| JP2009541962A (ja) * | 2006-06-30 | 2009-11-26 | レール・リキード・ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード | 燃料電池素子用導電板 |
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