JPH0415536Y2 - - Google Patents

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JPH0415536Y2
JPH0415536Y2 JP1717189U JP1717189U JPH0415536Y2 JP H0415536 Y2 JPH0415536 Y2 JP H0415536Y2 JP 1717189 U JP1717189 U JP 1717189U JP 1717189 U JP1717189 U JP 1717189U JP H0415536 Y2 JPH0415536 Y2 JP H0415536Y2
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signal generator
vibration unit
signal
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vibration
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は、必要に応じて運転者に不規則で激
しい振動を与えることにより、眠気を覚させるよ
うにした運転者の眠気覚し装置に関する。
[従来の技術] 高速道路の一部区間には、第1図に示すよう
に、運転者の居眠り運転を防止する目的で、故意
に路面1に凹凸2を設け、自動車3の車体に「ガ
タガタ」という振動を与え、間接的に運転者に振
動を与えるような工夫が行われている。
このような凹凸2を有する路面1はすべてのド
ライバが通らなければならず、眠気を感じていな
いドライバにとつて不快である。
また、凹凸2を有する区間は固定されいるの
で、眠気に襲われたときとタイミングが合つてい
ないと役に立たない。
さらに、刺激は自動車を経由して、運転者に伝
わるので、かなり柔げられてしまうばかりか、刺
激の種類は規則的な繰り返しになる。
一方、前記したような路面1に対して凹凸2を
施すという工夫の外に、例えば特公昭57−36179
号、実公昭50−27088号、実公昭53−10664号各公
報に示されるように、運転席に振動装置を設け、
車輌の前方又は後方との距離が所定より接近した
とき、或は、車両のハンドルの回転が緩慢になつ
たことを検知した時等に前記振動装置を駆動して
居眠りを防止させるようにした手段も提案されて
いる。
しかし、前記振動装置は居眠り状態であると感
知したときに自動的に運転者に刺激を与える、い
わゆるバイブレータとしてのみ用いられるもので
あり、通常においては用を成さないものである。
[考案の目的] この考案は、前記した諸点に鑑みて成されたも
のであり、運転席の所定箇所に振動ユニツトを配
置すると共に、車内に設けたカーステレオにおけ
る再生信号を前記振動ユニツトに与えてカーステ
レオのスピーカからの再生音と共に体感ステレオ
装置として利用し、また眠気を感じた際にスイツ
チを投入することにより、運転者に対して強い振
動が与えられ、眠気を覚すことのできる運転者の
眠気覚し装置を提供することを目的とする。
[実施例] 以下、この考案の運転者の眠気覚し装置の実施
例について図面に基づき説明する。
第2図はその一実施例に適用される体感ステレ
オ装置といわれているものの一種類の斜視図であ
り、自動車の運転席のシート11の背当て部と運
転者の背中との間に、振動ユニツト内蔵クツシヨ
ン12を介在させるようになつている。
また、第3図はこの考案の運転者の眠気覚し装
置の一実施例の全体の構成を示すブロツク図であ
る。この第3図において、13はラジオ放送を受
信するためのラジオ受信機であり、14は録音テ
ープを再生するためのテーププレーヤであり、さ
らに15は振動ユニツトに対して強振幅の振動を
与える信号発生機である。
ラジオ受信機13の一方の出力端はスイツチS
1の固定端子aに接続され、他方の出力端は固定
端子cに接続されている。スイツチS1は4つの
固定端子a〜dと二つの可動端子e,fとより構
成されている。
前記テーププレーヤ14の一方の出力端はスイ
ツチS1の固定端子dに接続され他方の出力端は
固定端子bに接続されている。スイツチS1の可
動端子e,fはそれぞれアンプ16,17を介し
て車内に設けられたスピーカ20,21に接続さ
れている。
また、信号発生機15の出力端はスイツチS2
の固定端子bに接続されている。このスイツチS
2は二つの固定端子a,bと一つの可動端子cと
より構成され、固定端子aは抵抗R1,R2を介
して、それぞれスイツチS1の可動端子e,fに
接続されている。
スイツチS2の可動端子cはアンプ18を介し
て振動ユニツト19に接続されている。振動ユニ
ツト19は第2図の振動ユニツト内蔵クツシヨン
12に内蔵されている。
上記スイツチS1はラジオ受信機13又はテー
ププレーヤ14からの音声信号を選択するための
スイツチであり、Lチヤンネル信号とRチヤンネ
ル信号に対応して2回路となつている。それに接
続するアンプ16,17およびスピーカ20,2
1についても同じである。
スイツチS2は通常は図示の通り、固定端子a
側に可動端子cが接続されており、カーステレオ
ソース、すなわち音声信号のLチヤンネル成分と
Rチヤンネル成分をミキシングして、モノラル信
号化した上で、ソースの低周波成分で振動ユニツ
ト19を加振し、聴取者にソースの超低音〜身体
全体で感じる低音を伝えるようになつている。
次に、スイツチS2の可動端子cを固定端子b
側に切換接続すると、アンプ18の入力信号はラ
ジオ受信機13又はテーププレーヤ14より成る
第1の信号発生機より切り離され、それとは独立
した第2の信号発生機15へと接続されるように
なつている。
このスイツチS2の可動端子cを固定端子b側
に切換接続した場合は、上述のように、信号発生
機15の出力をアンプ18に入力させるようにな
つている。
この信号発生機15は第4図に詳細に示されて
おり、この第4図において、15aはホワイトノ
イズゼネレータであり、簡単にはツエナーダイオ
ードのツエナー電流をソースとして増幅したもの
で充分である。
また、15bはバンドパスフイルタであり、ホ
ワイトノイズゼネレータ15aで発生したホワイ
トノイズというスペクトラム密度の高い信号によ
り、ランダム的トリガ的信号を取り出すために、
信号帯域を狭くして、まばらな散発的な信号を取
り出す機能も有している。
このバンドパスフイルタ15bの出力はパルス
成形回路15cに出力するようになつている。こ
のパルス成形回路15cはバンドパスフイルタ1
5bの出力をトリガとして利用して、出力振幅を
揃える目的で用いられており、その出力は第3図
のスイツチS2およびアンプ18を介して振動ユ
ニツト19に加えるようになつている。
ところで、一般に居眠り運転をするときはもと
もと睡眠不足とか、疲労が重なつているときの他
に、変化が少なく、運転への刺激が少なくなるこ
とも大きな原因とされている。
このような運転時の単調さによる居眠り運転を
防止するために、高速道路の建設に当つて、長い
直線コースを避け、常に右へ、左へとハンドルを
切らせるように、コースを設定したり、前に述べ
たように、路面に凹凸を設けるなどの工夫をして
いるのはよく知られている。
この考案は、この種の問題を自動車側の装置に
よつて解決を与えようとするものであり、考案者
らの行つた予備的なテストによつて、第2図に示
す通り、通常は音楽などのプログラムの低音部の
振動を身体に伝えている装置、すなわち、振動ユ
ニツト19にパルス的信号を加えることによつ
て、悪路を走らせるよりも、もつと直接的な刺激
を身体に与えることができ、良好な結果を得た。
また、振動の周期も、規則的な周期をもつたも
のよりも、ランダムに与えたほうが効果が大きい
ことが示された。
この考案はこのようなことを前提として成され
たものであり、運転者が疲労を感じたとき、或い
は欠伸の多発などによつて、居眠り運転となる危
険性が高いと、運転者自身又は同乗者が判断した
ときに、スイツチS2の可動端子cを固定端子b
側へ切換操作することによつて、信号発生機15
の出力信号がこのスイツチS2を通してアンプ1
8に入力される。
このアンプ18はパワーアンプであつて、この
信号発生機15の出力を電力増幅して、振動ユニ
ツト19に供給し、この振動ユニツト19を駆動
する。これにより、運転者へ強い刺激を与え、眠
気を覚まさせるものである。
なお、前記した実施例では、運転者への振動を
与える振動発生手段は、第2図に示したように、
振動ユニツト内蔵クツシヨン13を用いた場合を
例示したが、これは振動ユニツト19を座席に直
接組み込んだ構造でも同じように適用される。
また、背もたれ部分と体重をほぼそのまま受け
る「座部」との関係についても同じである。
以上の説明からも明らかなように、前記実施例
では、通常体感ステレオの低音振動を伝えるユニ
ツトにランダムな大振幅の信号を加えることで、
運転者の背椎部を刺激し、眠気を覚まし、居眠り
運転を防止するものである。
第5図はこの考案の他の実施例の構成を示すブ
ロツク図である。この第5図の実施例は前記実施
例を更に改良したものである。
すなわち、前記した実施例では、振動ユニツト
19を連続的に駆動するようにしているものであ
り、使用者が自発的に装置をオンとしたり、或い
はオフとしたりする必要がある。このため、操作
をしないでいると、本来この装置の助けを必要と
するとき、結果的に眠気に襲われ、結果的に使用
していなかつたという事態にもなり得るのを改良
したものである。
そこで、この考案の装置を必要とする状況であ
ると判断した場合に、スイツチをいれておけば、
短時間の効果的な刺激がある時間間隔をもつて、
そのドライブが終わるまで繰り返されるように
し、確実に居眠り運転を防止するようにしたもの
である。
次に、この他の実施例について、第5図により
具体的に説明する。この第5図において、第3図
と同一部分には同一符号を付して述べる。信号発
生器15は第3図および第4図の詳細な構成を示
すブロツク図と同様のものである。
この信号発生機15の出力信号はこの信号発生
機15の後段に付加したスイツチング回路22お
よびアンプ18を通じて、振動ユニツト19に加
えるようになつている。このアンプ18および振
動ユニツト19はそれぞれ第3図で示した場合と
同様である。
この第5図の実施例はスイツチング回路22に
特徴を有するものである。すなわち、スイツチン
グ回路22は、第6図Aに示すように、時間t1
(分)の間接点が閉じ、次の時間t2(分)の間
接点が開放されるような動作をするものが使用さ
れている。
このようなスイツチング回路22を使用するこ
とにより、運転者が眠気を催し、装置の電源スイ
ツチ(図示せず)をいれると、動作を開始し、信
号発生機15から信号を発生する。
しかし、スイツチング回路22が第6図Aのよ
うなタイミングで動作するので、アンプ18の入
力あるいは振動ユニツト19に加わる信号は第6
図Bに示すように、時間t2の間を挟んで、時間
t1の間のみスイツチング回路22の接点がオン
となつて、アンプ18、振動ユニツト19が作動
する。
例えば、時間t1として1分、時間t2として
15分を設定すると、この実施例の装置を作動させ
ると、1分間振動ユニツト19が駆動されて運転
者に刺激を与え、それから15分経過すると、ま
た、1分間振動ユニツト19が駆動されて運転者
に刺激を与えるという間欠的なサイクルで動作す
ることとなる。
このように、眠気を催し、運転者が電源スイツ
チを投入して、目覚まし用の振動ユニツト19が
動作して、充分な時間運転者に刺激を与えたとこ
ろで休止をし、刺激の効果が消える時間が経過す
る前に再度刺激が自動的に与えられるので、単調
な運転のために眠気におそわれ、居眠り運転を効
果的に防止できるものである。
[効果] 以上のように、この考案の運転者の眠気覚し装
置によれば、運転者の座席の所定箇所に振動ユニ
ツトを設け、カーステレオの再生信号を前記振動
ユニツトに与えてスピーカからの再生音と共に体
感ステレオ装置として利用し、運転者が眠気を催
すと、ランダムノイズを発生させて振動ユニツト
を駆動する事により運転者に刺激を与えることが
できるようにしたので、運転者の眠気を防止し、
確実に居眠り運転を防止できるものであつて、振
動ユニツトは体感ステレオ装置の駆動並びに眠気
さましの両方に利用することができるという実用
的効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は凹凸路面を有する高速道路を示す図、
第2図はこの考案の装置の一実施例に適用される
振動ユニツト内蔵クツシヨンを示す斜視図、第3
図はこの考案の装置の一実施例の構成を示すブロ
ツク図、第4図は第3図に示した装置において使
用される信号発生機の詳細な構成を示すブロツク
図、第5図はこの考案の装置の他の実施例の構成
を示すブロツク図、第6図は第5図に示したブロ
ツク図の動作を説明するためのタイムチヤートで
ある。 11……椅子、12……振動ユニツト内蔵クツ
シヨン、13……ラジオ受信機、14……テープ
プレーヤ、15……信号発生機、16〜18……
アンプ、19……振動ユニツト、20,21……
スピーカ、S1,S2……スイツチ、22……ス
イツチング回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ラジオ受信機或いはテーププレーヤ等の音声
    信号を発生する第1の信号発生機と、 この第1の信号発生機からの音声信号を増幅
    するアンプと、 このアンプの出力を入力として車内に前記第
    1の信号発生機からの音声信号を音響放射する
    スピーカと、 運転者の座席の所定箇所に配置され、入力信
    号によつて駆動され前記運転者に対して刺激を
    与える振動ユニツトと、 この振動ユニツトに対して強振幅の振動を与
    えるための第2の信号発生機と、 前記第1の信号発生機又は第2の信号発生機
    からの信号を、前記振動ユニツトに対して切換
    えるよう成された切換スイツチとを具備したこ
    とを特徴とする運転者の眠気覚し装置。 (2) 前記第2の信号発生機には、前記振動ユニツ
    トに対して間欠的に強振幅の振動を与えるため
    のスイツチング回路が付加されていることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    装置。
JP1717189U 1989-02-16 1989-02-16 Expired JPH0415536Y2 (ja)

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JPH01136025U JPH01136025U (ja) 1989-09-18
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