JPH041528Y2 - - Google Patents

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JPH041528Y2
JPH041528Y2 JP1985200809U JP20080985U JPH041528Y2 JP H041528 Y2 JPH041528 Y2 JP H041528Y2 JP 1985200809 U JP1985200809 U JP 1985200809U JP 20080985 U JP20080985 U JP 20080985U JP H041528 Y2 JPH041528 Y2 JP H041528Y2
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optical fiber
sheath
wire
line
overhead
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JP1985200809U
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JPS62109122U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は光通信ケーブル、特に、架空地線その
他の架空線に添架して布設される信号伝送線とし
て好適な架空線添架型の光通信ケーブルに関する
ものである。
〔従来技術およびその問題点〕
近年、架空地線、架空送電線、遮蔽線等の架空
線に光通信線を添設(例えば、支持線たる地線、
遮蔽線等に平行な添架、または螺旋状に巻き付
け)して、変電所や発電所との通信、あるいは鉄
塔の監視を行うことなどが検討されている。
従来、このような条件で使用される架空線添架
型の光通信ケーブルとして、第4図に示す如く、
複数本の光フアイバー心線4を並列に配置し、こ
れらを絶縁材料製の保護層5により一括被覆し、
さらにその上に絶縁性樹脂からなる帯状のシース
2を被覆してケーブル全体としての横断面が扁平
となるように構成したものが知られており、斯か
る構造の光通信ケーブルはその受風面積(ケーブ
ル厚さ)が小さいので、架空線添架型として好適
なものである。
しかしながら、上記のものは、光フアイバー心
線4の分岐のための構造上の配慮がなされていな
いので、架線路の途中から一部光フアイバー心線
4を分岐させる必要が生じても、その要望に答え
ることができないものであつた。
この点を考慮して、従来さらに第5図に示すよ
うに、光フアイバー心線4を保護層5Aで覆つて
なる光フアイバー幹線1Aと、光フアイバー心線
4を別体の保護層5Bで覆つてなる光フアイバー
分岐線1Bとを並列に並べてこれらを帯状のシー
ス2によつて一括被覆してなる横断面扁平な架空
線添架型光通信ケーブルが提案された。
このものによれば、ケーブル内に光フアイバー
分岐線1Bが予め準備されているので、架空線路
の途中から光伝送信号を随時取り出すことが可能
となるが、しかし光フアイバー分岐線1Bを損傷
させることなくシース2を切開するのは容易では
なく、非常に多くの手間がかかるので、分岐取り
出しの作業性がわるいという問題がある。
本考案は上記事情に鑑みて提案されたもので、
布設ルートの途中における光フアイバー心線の分
岐作業性を向上させることを目的とするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
光フアイバー幹線と光フアイバー分岐線とを互
いに平行に一列に並べて帯状の外部シースにより
一括被覆してなる架空線添架型の光通信ケーブル
において、前記シース内に、非金属材料製の外被
引裂用線材と、前記フアイバー幹線および光フア
イバー分岐線と同等またはそれ以上の外径寸法を
有する補強線材とをケーブルの長さ方向に沿つて
埋め込んでなり、かつ前記補強線材は、前記シー
スに幅方向において前記光フアイバー幹線および
光フアイバー分岐線よりも外側に配置され、前記
外被引裂用線材は、前記補強線材よりもさらに外
側に配置されているものである。
〔作用〕
外被引裂用線材をケーブルの幅方向外方に向か
つて引つ張ることにより、シースを引裂いて光フ
アイバー心線の分岐口出しを行うことができる。
また、外被引裂用線材を引つ張つてシースを引き
裂く際に、該シースがその幅方向内方に向かつて
圧縮変形し、シース内方向に向かう圧縮力が生じ
るが、その圧縮力が外被引裂用線材の隣りに位置
する補強線によつて受け止められるため、シース
幅方向のさらに内側に位置する光フアイバー幹線
あるいは光フアイバー分岐線に上記圧縮力が作用
することが防止される。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図および第2図は、本考案の第1実施例を
示すものである。
このケーブルは、複数本の光フアイバー心線4
を並列に並べてこれらを保護層5Aにより一括被
覆して光フアイバー幹線1Aを形成し、その配列
方向の一側部に、光フアイバー心線4を個別に保
護層5Bで被覆してなる光フアイバー分岐線1B
を配置し、さらに、これら幹線1Aおよび分岐線
1Bよりもシース幅方向に外側となる両側部分
に、該幹線1Aおよび分岐線1Bと同等またはそ
れ以上の外径寸法を有する補強線材6を配置する
とともに、それら補強線材6よりもシース幅方向
にさらに外側となる部分に、ポリエステル等の引
つ張り強度の大きな非金属材料製の外被引裂用線
材3を設けて、これらを帯状の外部シース2によ
り一括被覆した構造となつている。
このように構成された架空線添架型の光通信ケ
ーブルにおいては、第2図に示すように、外被引
裂用線材3を図中矢印に示すようにシース幅方向
の外側に向かつて引つ張つて外部シース2を引き
裂くことにより、その引き裂き箇所から前記光フ
アイバー分岐線1Bを容易に引き出して分岐する
ことができる。そして特に、前記外被引裂用線材
3がシース幅方向において補強線材6のさらに外
側に設けられているとともに、補強線材6の外径
寸法が光フアイバー幹線1Aおよび光フアイバー
分岐線1Bと同等またはそれ以上の値とされてい
るので、シース2を引裂く際に生じるシース2の
圧縮変形に伴う圧縮力が補強線材6によつて受け
止められ、それ故、光フアイバー幹線1Aおよび
光フアイバー分岐線1Bが上記圧縮力によつて圧
迫されることなく、それらに過大な側圧力が作用
する恐れを効果的に防止することができる。
第3図は本考案の第2実施例を示すもので、こ
の実施例構造においては、外被引裂用線材3が光
フアイバー分岐線1Bが存在する側にのみ設けら
れているものである。
このものにおいても、前記外被引裂用線材3を
図中矢印に示すように、シース幅方向の外側に向
かつて引つ張ることにより外部シース2を引き裂
いて、光フアイバー分岐線1Bを分岐することが
できるとともに、引き裂き時のシース2の圧縮変
形に伴う圧縮力が光フアイバー分岐線1Bに作用
するのを効果的に防止することができる。
〔考案の効果〕
以上より明らかなように本考案によれば、光フ
アイバー線の分岐取り出しの作業性を向上し得る
ばかりでなく、シース引き裂き時に生じる圧縮力
が光フアイバーに作用してこれに悪影響を及ぼす
恐れを確実に排除することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の第1実施例を示
すもので、それぞれ、通常状態および外部シース
引裂状態における横断面図、第3図は本考案の第
2実施例を示す横断面図、第4図および第5図は
それぞれ従来の架空線添架型光通信ケーブルを示
す横断面図である。 1A……光フアイバー幹線、1B……光フアイ
バー分岐線、2……外部シース、3……外被引裂
用線材、6……補強線材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光フアイバー幹線1Aと光フアイバー分岐線1
    Bを互いに平行に並べて帯状の外部シース2によ
    り一括被覆してなる架空線添架型の光通信ケーブ
    ルにおいて、前記シース2内に、非金属材料製の
    外被引裂用線材3と、前記光フアイバー幹線1A
    および光フアイバー分岐線1Bと同等またはそれ
    以上の外径寸法を有する補強線材6とをケーブル
    の長さ方向に沿つて埋め込んでなり、かつ前記補
    強線材6は、前記シース2の幅方向において前記
    光フアイバー幹線1Aおよび光フアイバー分岐線
    1Bよりも外側に配置され、前記外被引裂用線材
    3は、前記補強線材6よりもさらに外側に配置さ
    れていることを特徴とする架空線添架型光通信ケ
    ーブル。
JP1985200809U 1985-12-27 1985-12-27 Expired JPH041528Y2 (ja)

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JPS62109122U JPS62109122U (ja) 1987-07-11
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2798984B2 (ja) * 1989-03-31 1998-09-17 宇部日東化成 株式会社 光ファイバコード
JP6134365B2 (ja) * 2015-10-09 2017-05-24 株式会社フジクラ 光ファイバケーブル

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5927509B2 (ja) * 1976-03-19 1984-07-06 ア−ルシ−エ− コ−ポレ−ション 映像信号中に装置基準信号を***するための回路

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JPS5927509U (ja) * 1982-08-17 1984-02-21 日本電信電話株式会社 光フアイバユニツト

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