JPH04151432A - 冷媒熱搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷媒を用いた空調機の冷媒熱搬送装置に関する
ものである。

従来の技術 従来のこの種の冷媒熱搬送装置としてはたとえば第３図
に示すように構成され、暖房用の空調システムに組み込
まれて使用されているものが知られている。この第３図
に示すシステムは、冷媒を加熱する加熱流路１およびこ
の加熱流路１と接続する上部ヘッダ２ならびに下部ヘッ
ダ３を有する加熱器４と、この加熱器４の上部ヘッダ２
からの吐出管５と＃、続するセパレータ６と、このセパ
レータ６で分離されたガスを流出させるガス管７と、こ
のガス管７の途中に設けられたサービスバルブ８と、さ
らに前記ガス管７に接続された放熱器９とにより構成さ
れるガス側のサイクルと、前記放熱器９で１ｉ縮した冷
媒が液管１０を通り、サービスバルブ１１を経てレシー
バ１２に至り、さらに冷媒ポンプ１３の吸入口１４より
流入して加圧されて吐出口１５と接続された加熱器４の
下部ヘッダ３に至る液例のサイクルとからなり、冷媒熱
搬送装置は冷媒ポンプ１３および、この冷媒ポンプ１３
の流量安定化に必要なレシーバ１２とを備えていた。

この従来の空調システムは加熱器４で一定の熱量を冷媒
に与え、この熱量を放熱器９で放熱させるに必要な冷ａ
、循環量が生ずるように冷媒ポンプ１３の流量は設定さ
れ、過渡時の状態たとえば初期立上り時など冷媒循環流
量が変動するときには、レシーバ１２が作動して流量を
安定化し、さらに冷媒ポンプ１３の吸入側（源側）の液
切れを防止するように構成されていた。

発明が解決しようとする課題 このようにレシーバ１２と冷媒ポンプ１３とを用いた構
成では、機器内への組み込み時に大きなスペースが必要
であった。また、セパレータ６はレシーバ１２と同様に
加熱器４へ冷媒の液を補充する機能を備え、この機能を
果すなめに、セパレータ６は加熱器４の上部ヘッダ２よ
り所定の高さ高く設定する必要があり、このため機器の
外形寸法を上方に高くする必要があった。

本発明はこのような課題を解決するもので、冷媒熱搬送
装置のコンパクト化、低コスト化を実現することを目的
とするものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の冷媒熱搬送装置は、
冷媒を加熱する加熱器と、この加熱器に対し吐出管を介
して接続されたセパレータと、このセパレータに内蔵さ
れた冷媒ポンプとを備え、前記セパレータに液戻り口を
設け、この液戻り口に放熱器の出口側を液管を介して接
続したものである。

作用 この構成により、セパレータの内部に冷媒ポンプを一体
的に設けであるため、セパレータ内に貯えられている冷
媒はセパレータの設！高さにかかわらず冷媒ポンプによ
り強制的に送り出されるため、セパレータを十分に低い
位置に設置でき、また従来必要であったレシーバがなく
ても十分に機能を果たすことができ、コンパクトに構成
できる。

また、セパレータに液戻り口を設けているため、放熱器
で冷却され、サブクールをとった冷媒液により、冷媒ポ
ンプを冷却することが可能であり、より信頼性の高い運
転が可能である。

実施例 以下、本発明の一実施例について、図面に基づいて説明
する。

この実施例の冷媒熱搬送装置は第１図および第２図に示
すように構成され、暖房用空調システムに組み込まれて
使用される。このシステムは、冷媒を加熱する加熱流路
２１およびこの加熱流８２１と接続する上部ヘッダー２
２ならびに下部ヘッダー２３を有する加熱器２４と、加
熱器２４の上部ヘッダー２２から吐出管２５を介して接
続されるセパレータ２６と、このセパレータ２６で分離
されたガスを流出させるガス管２７と、このガス管２７
の途中に設けられたサービスバルブ２８と、さらに前記
ガス管２７に接続された放熱器２９とにより構成される
ガス側のサイクルと、前記放熱器２９で凝縮した冷媒が
液管３０を通りサービスバルブ３１を経てセパレータ２
６の液戻り口３２に至る源側のサイクルとからなる。セ
パレータ２６の内部には冷媒ポンプ３３が内蔵されてお
り、この冷媒ポンプ３３の吸入口３４はセパレータ２６
の最下部にあり、防じんのフィルター３５で囲まれてい
る。冷媒ポンプ３３の吐出口３６は流出管３７を経てセ
パレータ２６の下方より加熱器２４の下部ヘッダー２３
に至る。冷媒ポンプ３３の電源端子３８はセパレータ２
６の上端部に溶接したハーメチックシール端子３９とリ
ード線４０を介して接続されている。

上記構成において動作を説明すると、加熱器２４で一定
の熱量を冷媒に与え、冷媒ボンダ３３の流量をこの熱量
が放熱器２９で放熱されるに必要な冷媒循環量となるよ
う設定する。加熱器２４で加熱された冷媒は２相流とな
って吐出管２５を経てセパレータ２６に至り、ガスと液
に分ｌｌｌされ、ガスはガス管２７を経て放熱器２９に
至り、放熱して凝縮し液化して液管３０よりセパレータ
２６の液戻り口３２に戻り、液はセパレータ２６の下部
に落下する。冷媒ポンプ３３はセパレータ２６の下部に
貯った冷媒を加圧して加熱器２４の下部ヘッダー２３に
送り込むため、従来のようにセパレータ２６と加熱器２
４の下部ヘッダー２３の落差を用いた循環ではないため
、セパレータ２６の高さを十分に低く設定できる０、ｔ
な、セパレータ２６の液戻り口３２にサブクールをとっ
た低い温度の冷媒が戻ってくるため、冷媒ボンダ３３は
冷却されるとともに、液温か下がるため、キャビテーシ
ョンの発生を抑えることができる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、冷媒ボンダをセパレータ
の内部に一体的に設けたため、従来必要でめったレシー
バが不要になるとともに、セパレータの８１位置を十分
に低く設定できるため、機器をコンパクトにし、コスト
ダウンを図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の冷媒熱搬送装置を示すシス
テム図、第２図は同セパレータ部の拡大断面図、第３図
は従来の冷媒熱搬送装置を示すシステム図である。 ２４・・・加熱器、２５・・・吐出管、２６・・・セパ
レータ、２９・・・放熱器、３０・・・液管、３２・・
・液戻り口、３３・・・冷媒ポンプ。 代理人　　　森　　本　　義　　私 用１ ２４−　方口島（１（ ２５”　−、、吐敷青 ２番　−１−ツマ１．−ダ 第２図 お メトヴ駅本゛ン７゜ 第３因

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、冷媒を加熱する加熱器と、この加熱器に対し吐出管
   を介して接続されたセパレータと、このセパレータに内
   蔵された冷媒ポンプとを備え、前記セパレータに液戻り
   口を設け、この液戻り口に放熱器の出口側を液管を介し
   て接続した冷媒熱搬送装置。