JPH04149598A - 音場補正装置 - Google Patents

音場補正装置

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Publication number
JPH04149598A
JPH04149598A JP2274503A JP27450390A JPH04149598A JP H04149598 A JPH04149598 A JP H04149598A JP 2274503 A JP2274503 A JP 2274503A JP 27450390 A JP27450390 A JP 27450390A JP H04149598 A JPH04149598 A JP H04149598A
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JP
Japan
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data
delay
signal
output
ram
Prior art date
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Pending
Application number
JP2274503A
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English (en)
Inventor
Fumio Matsushita
文雄 松下
Hiroshi Tsubonuma
坪沼 寛
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Filing date
Publication date
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Priority to US07/700,983 priority patent/US5201005A/en
Priority to EP91305174A priority patent/EP0487181B1/en
Priority to DE69123328T priority patent/DE69123328T2/de
Publication of JPH04149598A publication Critical patent/JPH04149598A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10KSOUND-PRODUCING DEVICES; METHODS OR DEVICES FOR PROTECTING AGAINST, OR FOR DAMPING, NOISE OR OTHER ACOUSTIC WAVES IN GENERAL; ACOUSTICS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G10K15/00Acoustics not otherwise provided for
    • G10K15/08Arrangements for producing a reverberation or echo sound
    • G10K15/12Arrangements for producing a reverberation or echo sound using electronic time-delay networks
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H17/00Networks using digital techniques
    • H03H17/02Frequency selective networks
    • H03H17/06Non-recursive filters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04SSTEREOPHONIC SYSTEMS 
    • H04S1/00Two-channel systems
    • H04S1/007Two-channel systems in which the audio signals are in digital form
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04SSTEREOPHONIC SYSTEMS 
    • H04S5/00Pseudo-stereo systems, e.g. in which additional channel signals are derived from monophonic signals by means of phase shifting, time delay or reverberation 
    • H04S5/02Pseudo-stereo systems, e.g. in which additional channel signals are derived from monophonic signals by means of phase shifting, time delay or reverberation  of the pseudo four-channel type, e.g. in which rear channel signals are derived from two-channel stereo signals

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  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Stereophonic System (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は直接音信号に対する反射音信号を疑似的に発生
する音場補正装置に関する。
背景技術 家庭や車内においてコンサートホールや劇場の音響空間
におlする音場を模した音場を作り出して臨場感を与え
るべくオーディオ信号に対して音場補正を施す音場補正
装置が公知である。このような音場補正装置は、チュー
ナ等のオーディオ信号源から出力されたオーディオ信号
をディジタル演算処理することにより音場補正を施すD
SP (ディジタル信号プロセッサ)が通常設けられて
いる。
DSPは四則演算等の演算処理を行なう演算部、該演算
部に供給されるべきディジタルオーディオ信号データを
記憶するデータメモリやオーディオ信号データに乗算さ
せるディジタル係数信号データを記憶する係数メモリ等
の記憶部を備えている。
また、信号データを遅延させるための遅延用メモリを外
付けできるように構成され、遅延用メモリへの信号デー
タの書き込みから読み呑出しまでの時間を示す遅延時間
データを記憶する遅延時間メモリも備えている。DSP
においては、処理プログラムに従って各メモリ間及びメ
モリから演算部へデータが転送されて信号データの演算
処理が高速で繰り返し行なわれる。例えば、サンプリン
グされて入力された信号データは遅延用メモリに転送さ
れて遅延されることにより遅延信号データとなり、その
遅延信号データが更にデータメモリを介して演算部に転
送されて係数データと乗算されることによりレベル減衰
を考慮した疑似的な反射音データとなるのである。入力
された1つのサンプル信号データに対して遅延時間及び
係数か異なる複数の反射音データが作成され、直接音デ
ータとしての入力信号データに付加される。このように
入力信号データに反射音データが付加されたデータはD
SPから出力された後、アナログ信号化されてスピーカ
を駆動する。
第5図はDSPの動作により実現される回路の従来例を
示している。この回路においては、4つのFIRフィル
タエないし4が備えられる。FIRフィルタ1,4には
右チャンネルのディジタルオーディオ信号が供給され、
FIRフィルタ2゜3には左チャンネルのディジタルオ
ーディオ信号か供給される。なお、アナログオーディオ
信号の場合にはA/D変換された後、供給される。
FIRフィルタ1ないし4は各々同様にほぼ構成されて
いるので、FIRフィルタ1の構成のみを具体的に示し
ている。FIRフィルタ1においては、入力ディジタル
オーディオ信号である入力信号データは遅延素子5に供
給される。遅延素子5は複数の遅延時間を取り出せるよ
うに複数の出力端子を備えている。この複数の出力端子
には乗算器61〜6n  (nは出力端子数)が接続さ
れている。乗算器61〜6nは対応する遅延素子5の出
力端子から出力される遅延データに対して係数を乗算し
て反射音データが得られる。また直接音データである入
力信号データに対して係数を乗算する乗算器7が設けら
れ℃擾。乗算器61〜6n。
7の各出力データは加算器8に供給されて加算される。
直接音データに反射音データが付加された加算器8の出
力信号がFIRフィルタ1の出力信号となる。
FIRフィルタ1ないし4の各出力信号はD/A変換器
9ないし12によってアナログ信号に変換された後、ア
ンプ13ないし16に供給される。
アンプ13は右前方チャンネルのスピーカ17を駆動し
、アンプ14は右後方チャンネルのスピーカ18を駆動
し、アンプ15は左前方チャンネルのスピーカ19を駆
動し、アンプ16は左後方チャンネルのスピーカ20を
駆動する。スピーカ17ないし20は車等の室21内に
設けられている。
しかしながら、DSPを用いた場合には従来、上記の如
く各チャンネル毎に遅延素子を形成しており、1サンプ
ル周期内に遅延用メモリから読み出すことができる遅延
データの数が限られるので、チャンネル数が増えると反
射音数を十分に取ることができないという問題点があっ
た。
発明の目的 本発明の目的は、反射音数を十分に取ることができる音
場補正装置を提供することである。
発明の構成 本発明の音場補正装置は、入力オーディオ信号を1サン
プルデータ毎に遅延用メモリによって遅延させて複数の
異なる遅延時間の遅延データを作成する遅延手段と、そ
の各遅延データに係数を乗算して反射音データを作成し
かつその各反射音データを加算する乗加算手段とからな
るFIRフィルタを備え、FIRフィルタの出力信号に
応じてスピーカを駆動する信号を得る音場補正装置であ
り、FIRフィルタが1つの遅延手段に対して複数の乗
加算手段を有して複数の出力信号を生成することを特徴
としている。
発明の作用 本発明の音場補正装置においては、FIRフィルタ内の
1つの遅延手段で得られた遅延データを各チャンネルで
兼用するので、1サンプル周期内における遅延用メモリ
からの遅延データの読み出す回数を増やすことなく遅延
データの最大遅延時間を大きくすることができ、しかも
複数のチャンネル毎に十分な反射音数をとることができ
る。
実施例 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細(こ説明
する。
第1図に示した本発明による音場補正装置はDSPによ
って実現されるFIRフィルタ31,32を含んでいる
。FIRフィルタ31.32は同様に構成されているの
で、FIRフィルタ31の構成について説明する。FI
Rフィルタ31においては第5図に示した遅延素子5と
同様の構成の遅延素子33.34が設けられる。この2
つの遅延素子33.34は直列に接続され、遅延素子3
3により最大遅延時間が与えられた遅延データが遅延素
子34の入力データとなる。遅延素子33゜34は複数
の遅延時間を取り出せるように複数の出力端子を各々備
えている。なお、図においては遅延素子33.34の長
手方向(時間方向)の両側に出力端子が個別に備えられ
ているように示されているが、長手方向の同一位置での
双方の出力端子は同一の遅延データを出力する。遅延素
子33の一方の側の複数の出力端子には乗算器351〜
35nが接続され、遅延素子34の一方の側の複数の出
力端子には乗算器361〜361が接続されている。乗
算器351〜35nは対応する遅延素子33の出力端子
から出力される遅延データに対して係数を乗算して反射
音データが得られる。
また直接音データである入力信号データに対して係数を
乗算する乗算器37が設けられている。乗算器361〜
36nは対応する遅延素子34の出力端子から出力され
る遅延データに対して係数を乗算して反射音データが得
られる。乗算器351〜35n、37の各出力データは
加算器38に供給されて加算され、乗算器361〜36
nの各出力データは加算器39に供給されて加算される
加算器38.39の出力データは加算器40によって更
に加算される。直接音データに反射音ブタが付加された
加算器40の出力信号がFIRフィルタ31の一方の出
力信号となる。
同様に、遅延素子33の他方の側の複数の出力端子には
乗算器411〜41nが接続され、遅延素子34の他方
の側の複数の出力端子には乗算器421〜42nが接続
されている。乗算器411〜41nは対応する遅延素子
33の出力端子から出力される遅延データに対して係数
を乗算して反射音データが得られる。また直接音データ
である入力信号データに対して係数を乗算する乗算器4
3が設けられている。乗算器411〜41n、43の各
出力データは加算器44に供給されて加算され、乗算器
421〜42nの各出力データは加算器45に供給され
て加算される。加算器44゜45の出力データは加算器
46によって更に加算される。直接音データに反射音デ
ータが付加された加算器46の出力信号がFIRフィル
タ31の他方の出力信号となる。
FIRフィルタ31.32の各出力信号はD/A変換器
9ないし12によってアナログ信号に変換された後、ア
ンプ13ないし16に供給される。
FIRフィルタ31について具体的にはFIRフィルタ
31の一方の出力信号がD/A変換器9に供給され、F
IRフィルタ31の他方の出力信号がD/A変換器10
に供給される。アンプ13は右前方チャンネルのスピー
カ]7を駆動し、アンプ14は右後方チャンネルのスピ
ーカ18を駆動し、アンプ15は左前方チャンネルのス
ピーカ1つを駆動し、アンプ16は左後方チャンネルの
スピーカ20を駆動する。D/A変換器すないし12、
アンプ13ないし16及びスピーカ17ないし20は第
5図に示した従来装置と同様である。
次に、かかるFIRフィルタを実現するDSPの構成に
ついて説明する。
第2図に示すように、DSP内の入出力インターフェー
ス51にはディジタルオーディオ信号が供給される。入
出力インターフェース51には第1データバス52が接
続されている。第1データバス52にはオーディオ信号
データを記憶するデータメモリとして2つの信号データ
RAM5354か接続されている。また、データバス5
2にはバッファメモリ55が接続されており、バッファ
メモリ55の出力は乗算器56の一方の入力に接続され
ている。乗算器56の他方の入力には係数データを保持
するmバッファメモリ57が接続され、バッファメモリ
57には更に複数の係数データを記憶する係数データR
AM58が接続されている。ALU59は乗算器56の
計算出力の累算等の演算をするために設けられており、
方の入力に乗算器56の計算出力か供給される。
他方の入力にはALU59の計算出力を保持するアキュ
ームレータ60の出力か供給される。またアキュームレ
ータ60の出力はデータバス52に接続されている。
信号データRAM5Bにはメモリ制御回路61か接続さ
れている。メモリ制御回路61はRAM53の指定アド
レスへのデータ書き込み及び指定アドレスからデータの
読み出しを制御する制御信号を発生する。信号データR
AM54にはメモリ制御回路61と同様のメモリ制御回
路62が切替回路63を介して接続されている。切替回
路63はメモリ制御回路61からの制御信号によフてR
AM54の指定アドレスへのデータ書き込み及び指定ア
ドレスからデータの読み出しが行なわれるように切り替
える。また、RAM58にはメモリ制御回路61と同様
のメモリ制御回路64が接続されている。
信号データRAM54は第1データバス52とは別の第
2データバス66にも接続されている。
具体的には第3図に示すようにRAM54と第1データ
バス52との間には3ステートバッファ83a、83b
が設けられ、また、RAM54と第2データバス66と
の間には3ステートバッファ84a、84bが設けられ
ている。ステートバッフy83a、83b、84a、8
4bは後述のシケンスコントローラ67からの命令信号
に応じて個別にオンとなる。すなわち、第1データバス
52からの信号データをRAM54に書き込む場合には
ステートバッファ83aかオンとなり、RAM54から
第1データバス52に信号データを読み出す場合にはス
テートバッファ83bがオンとなる。同様に第2データ
バス66からの信号ブタをRAM54に書き込む場合に
はステートバッファ84aがオンとなり、RAM54か
ら第2データバス66に信号データを読み出す場合には
ステートバッファ84bがオンとなる。このように命令
信号に応じてオンとなるステートバッファは83a、8
3b、84a、84bのうちの常にいずれか1である。
データバス66には外部接続の遅延用RAM68とのデ
ータ転送用のインターフェース69が接続されている。
RA M 68はオーディオ信号データの遅延信号デー
タを作成するために設けられた遅延用メモリであり、記
憶容量が大なるほど遅延時間の長い信号データを作成す
ることができる。
RAM68の書き込み及び読み出しアドレスを指定する
ためにメモリ制御回路65が設けられ、メモリ制御回路
65には遅延時間データRAM70が接続されている。
RAM70における遅延時間データの書き込み及び読み
出しはメモリ制御回路71によって制御される。
インターフェース51.69、乗算器56、バッファメ
モリ55,57、ALU59、アキュームレータ60、
メモリ制御回路61,62,64゜65.71及び切替
回路63の動作はシーケンスコントローラ67によって
制御される。シーケンスコントローラ67にはプログラ
ムRAM72が接続されており、プログラムRAM72
に書き込まれたプログラムに従って動作する。プログラ
ムRAM72にはプログラムカウンタ73が接続され、
プログラムカウンタ73の計数値が加算される毎にその
新たな計数値に対応するステップの命令コードがプログ
ラムRAM72から読み出されてシーケンスコントロー
ラ67に供給される。また、シーケンスコントローラ6
7にはマイクロコンピュータ74からの指令を複数保持
するレジスタ76が接続されている。
プログラムRAM72及びレジスタ76はメインバス7
7に各々接続されている。メインバス77にはインター
フェース78を介してマイクロコンピュータ74が接続
されている。またメインバス77には転送バッファ79
.80が接続されている。転送バッファ79はマイクロ
コンピュータ74から供給される係数データをRAM5
8に記憶させるために一時的に保持する。転送バッファ
80はマイクロコンピュータ74から供給される遅延時
間データをRAM70に記憶させるために一時的に保持
する。
マイクロコンピュータ74はマイクロプロセッサ、RA
MSROM及びインターフェース(共に図示せず)から
構成されている。マイクロコンピュータ74にはキーボ
ード75が接続されている。
キーボード75には音場特性の異なるホール1、ホール
2・・・・・・の如く音場モードを指定する複数のモー
ドキー、レベル調整キー及びミュートキ(共に図示せず
)等の複数のキーが設けられている。マイクロコンピュ
ータ74のROMにはマイクロコンピュータ74自身が
処理するDSP制御プログラムの他にシーケンスコント
ローラ67が処理する複数のシーケンス制御プログラム
、RAM58に供給する複数の初期反射音用レベルの係
数データ群、RAM70に供給する読み出しアドレス設
定用の複数の遅延時間データ群が予め書き込まれている
DSP内にはクロックジェネレータ82が設けられてお
り、クロックジェネレータ82からクロックパルスがシ
ーケンスコントローラ67やプログラムカウンタ73に
供給される。またクロックジェネレータ82から発生さ
れるクロックパルスはアナログオーディオ信号をディジ
タル化して入力する場合のA/D変化器のサンプリング
のタイミング信号として供給される。
また、インターフェース51から出力されるオディオ信
号データはミュートスイッチ回路81に供給される。ミ
ュートスイッチ回路81のオンオフはシーケンスコント
ローラ67から出力される命令信号によって制御される
ようになっている。
インターフェース51はチャンネル数だけ設けられてい
るが、図においては1つのみ示している。
かかる構成において、上記したミュートスイッチ回路8
1のオンオフ等の命令信号の他に、シーケンスコントロ
ーラ67は転送バッファ79に保持された係数データ群
をRAM58に転送する命令信号、転送バッファ80に
保持されたアドレスデータ群をRAM70に転送する命
令信号、インターフェース51からのオーディオ信号デ
ータの信号データRAM53.54の指定アドレスへの
転送命令信号、信号データRAM53.54の指定アド
レスから信号データを読み出してバッファメモリ55へ
転送する命令信号、RAM58の指定アドレスから係数
データを読み出してバッファメモリ57へ転送する命令
信号、ALU59の各種演算動作命令信号、アキューム
レータ60に保持された信号データの信号データRAM
53.54の指定アドレス又はバッファメモリ55への
転送命令信号、信号データRAM54の指定アドレスか
ら外部RAM68の書き込み指定アドレスへの転送命令
信号、外部RAM68の遅延指定アドレスから信号デー
タRAM54の指定アドレスへの転送命令信号、RAM
53.54及び外部RAM68を初期化するためのリセ
ット命令信号等の命令信号を発生する。これらの命令信
号はマイクロコンピュータ74からの指令又はプログラ
ムRAM72に記憶されたプログラムに従って適切なタ
イミングで発生される。なお、マイクロコンピュータ7
4からの指令は指令レジスタ76に保持されるので、シ
ーケンスコントローラ67はプログラムに従った動作中
に指令レジスタ76の内容を監視して割り込み動作によ
りマイクロコンピュータ74からの指令に対する命令信
号の発生を行なう。指令レジスタ76に保持された指令
はそれに対応する命令信号が発生されると例えば、シー
ケンスコントローラ67によってキャンセルされる。
次に、DSP内における信号データ処理動作について説
明する。入力されるディジタルオーディオ信号はインタ
ーフェース51を介して第1データバス52に供給され
る。データバス52に供給された信号データ群はRAM
53又は54に供給されて記憶される。RAM54に書
き込まれた信号データはデータバス66によってインタ
ーフニス69内の出力レジスタ(図示せず)に順次転送
され、更にその出力レジスタから外部RAM68の書き
込みアドレスで指定され記憶位置に書き込まれる。この
書き込みアドレスはメモリ制御回路65によって制御さ
れ外部RAM68の記憶位置数に対応した数のアドレス
を所定の順番で転送信号データ毎に変化される。外部R
A M 68において読み出しアドレスで指定される記
憶位置の信号データが読み出されてインターフェース6
9内の入力レジスタ(図示せず)に転送される。読み出
しアドレスは、RAM70に記憶された遅延時間データ
がメモリ制御回路71によって読み出されてメモリ制御
回路65に供給されるので、メモリ制御回路65におい
て供給される遅延時間ブタに応じて書き込みアドレスを
基準に設定される。
すなわち、遅延時間データにより1つの信号ブタのRA
M68への書き込みタイミングとその読み出しタイミン
グとの間が遅延時間となるのである。インターフェース
69内の入力レジスタに転送保持された信号データはデ
ータバス66によって信号データRAM54に転送され
る。この外部RAM68との転送動作により音場制御用
の遅延データか作成されるのである。
一方、RA M 58から読み出された係数データはバ
ッファメモリ57に供給されて保持される。
シーケンスコントローラ67によってタイミングか適切
にとられることにより、バッファメモリ55にはRAM
53.54又はアキュームレータ60から信号データか
転送され、乗算器56はバッファメモリ55に保持され
た信号データとバッファメモリ57に保持された係数デ
ータとを乗算する。例えば、信号データ群di、d2・
・・・・・d、と係数データ群α1.α2・・・・・・
αnとを積和演算する場合には、先ず、バッファメモリ
55にd】が保持出力され、バッファメモリ57にα1
が保持出力され、乗算器56においてα1 ・dlが演
算され、このα1 ・dlにALU59においてOを加
算し、その演算結果がアキュームレータ60において保
持される。次いで、バッファメモリ55にdlが保持出
力され、バッファメモリ57にα2が保持出力され、乗
算器56においてα2・dlが演算されると、アキュー
ムレータ60からα・dlが出力されてALU59にお
いてα1dl+α2・dlが演算される。これを繰り返
すことよりΣαε ・d4が算出される。すなわち、g
l かかる動作によりFIRフィルタ31.32か実現され
るのである。
]サンプル周期内において遅延用RAM68からデータ
を読み出す回数は、DSP内で乗算器56により乗算し
得る回数に比べてかなり少ない。
例えば、乗算し得る回数が120回に対し、遅延用RA
M68からデータを読み出す回数は30回である。よっ
て、FIRフィルタ31.32を第1図の如く形成する
ことにより、遅延用RAM68からデータを読み出す回
数を増やすことな〈従来より最大遅延時間を2倍にする
ことができ、また、各チャンネルにおいて反射音数を増
大させることができる。また、乗算回数は従来の30回
から60回に増大するが、DSPの許容回数内である。
上記したDSPの場合には主に乗算及び加算のためのデ
ータ転送用の第1データバス52と、遅延データ作成の
ためのデータ転送用の第2データバス66が備えられて
いるので、1サンプル周期におけるプログラム処理では
第4図に示すように遅延データの作成処理と乗加算処理
とが並行して行なわれる。通常、前回のサンプル周期で
遅延ブタ作成処理で得られた各遅延データが今回の乗加
算処理で用いられて処理されるのである。上記したよう
に、遅延用RAM68からデータを読み出す回数は従来
と同じであるので、遅延データの作成処理時間は1サン
プル周期の長さのまま変化しないが、乗算回数は従来の
30回から60回に増大するので、第4図に示した如く
乗加算処理時間は2倍となる(符号Aが増加部分)。し
かしながら、第1データバス52を用いた乗加算処理に
は十分に余裕部分Bができるので、その部分で他の処理
をさせることができる。
なお、上記した実施例においては、遅延素子の各出力端
子金てに乗算器が接続され、各乗算器の出力データが全
て加算されるようになっているが、遅延素子の一部の出
力端子にのみ乗算器が接続され、それらの乗算器の出力
データを加算するようにしても良い。すなわち、遅延素
子の全ての出力端子うちの任意の出力端子だけを選択的
に使用しても良いのである。
また、上記した実施例においては直接音と反射音とが信
号状態で合成されて各スピーカから放出されるようにな
っているが、直接音信号と反射音信号とを合成せずに直
接音用のスピーカを別に設けて直接音と反射音とを個別
に放出していも良い。
発明の効果 以上の如く、本発明の音場補正装置においては、入力オ
ーディオ信号を1サンプルデータ毎に遅延用メモリによ
って遅延させて複数の異なる遅延時間の遅延データを作
成する遅延手段と、その各遅延データに係数を乗算して
反射音データを作成しかっその各反射音データを加算す
る乗加算手段とからなるFIRフィルタが備えられてお
り、FIRフィルタか1つの遅延手段に対して複数の乗
加算手段を有して複数の出力信号を得るようになってい
る。すなわち、DSPによって実現されるFIRフィル
タ内の1つの遅延手段で得られた遅延データを各チャン
ネルで兼用するので、1サンプル周期内における遅延用
メモリからの遅延データの読み出す回数を増やすことな
く遅延データの最大遅延時間を大きくすることができ、
しかも複数のチャンネル毎に十分な反射音数をとること
ができる。また、DSPを用いずにいわゆるハード的に
FIRフィルタを構成した場合でも素子数を従来より増
やすことなく遅延データの最大遅延時間を大きくするこ
とができ、多数の反射音を得ることかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロック図、第2図は第
1図の装置中のDSPの構成を示すブロック図、第3図
は第2図のDSP中の一部分を具体的に示した回路図、
第4図は1サンプル周期内の処理プログラム領域を示す
図、第5図は従来の音場補正装置を示すブロック図であ
る。 主要部分の符号の説明 1〜4,31.32・・・FIRフィルタ5.33.3
4・・・遅延素子 61〜6n、7.35+ 〜351.36+〜36n、
37.41+〜411.42+〜42n・・・乗算器 8.38〜40.44〜46・・・加算器9〜12・・
・D/A変換器 13〜16・・・アンプ 出願人   パイオニア株式会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力オーディオ信号を1サンプルデータ毎に遅延
    用メモリによって遅延させて複数の異なる遅延時間の遅
    延データを作成する遅延手段と、その各遅延データに係
    数を乗算して反射音データを作成しかつその各反射音デ
    ータを加算する乗加算手段とからなるFIRフィルタを
    備え、前記FIRフィルタの出力信号に応じてスピーカ
    を駆動する信号を得る音場補正装置であって、前記FI
    Rフィルタは1つの遅延手段に対して複数の乗加算手段
    を有して複数の出力信号を生成することを特徴とする音
    場補正装置。
  2. (2)前記FIRフィルタはディジタル信号プロセッサ
    によって実現されることを特徴とする請求項1記載の音
    場補正装置。
  3. (3)前記ディジタル信号プロセッサは独立した少なく
    とも2つのデータバスを有し、並行処理プログラムによ
    って前記遅延データの作成処理を前記2つのデータバス
    の一方を用いて行ないかつ乗算及び加算の処理を前記2
    つのデータバスの他方を用いて行なうことを特徴とする
    請求項2記載の音場補正装置。
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