JPH0414866Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0414866Y2 JPH0414866Y2 JP12861087U JP12861087U JPH0414866Y2 JP H0414866 Y2 JPH0414866 Y2 JP H0414866Y2 JP 12861087 U JP12861087 U JP 12861087U JP 12861087 U JP12861087 U JP 12861087U JP H0414866 Y2 JPH0414866 Y2 JP H0414866Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- female terminal
- terminal
- elastic pieces
- female
- accommodating chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 2
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 claims 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は雌雄端子を嵌合係止するコネクタに関
するもので、特に嵌合時や嵌合解除時に端子をこ
じることによつて端子が変形するのを防止する技
術に関するものである。
するもので、特に嵌合時や嵌合解除時に端子をこ
じることによつて端子が変形するのを防止する技
術に関するものである。
電気機器側と電源側との電線を接続するのに用
いられるコネクタは、雌端子が雄端子を圧接挟持
することによつて、電気的な接続を行つている。
この圧接力が弱いと接続不良となるので、電気的
接続に充分な圧接力が加わるようになつている。
このことは、逆に言えばコネクタを嵌合したり嵌
合を解除したりするとき、かなりの力を要するこ
とを意味している。
いられるコネクタは、雌端子が雄端子を圧接挟持
することによつて、電気的な接続を行つている。
この圧接力が弱いと接続不良となるので、電気的
接続に充分な圧接力が加わるようになつている。
このことは、逆に言えばコネクタを嵌合したり嵌
合を解除したりするとき、かなりの力を要するこ
とを意味している。
これに関して、第４図ａに従来の端子を示す
が、同図において、１は雌端子で、１０は雄端子
であり、雄端子１０は矢符号Ｅの方向に動いて嵌
合、解除をするが、これに要する力は前述の如く
かなり大きいので、矢符号Ｆの方向に雄端子１０
をこじる場合がある。
が、同図において、１は雌端子で、１０は雄端子
であり、雄端子１０は矢符号Ｅの方向に動いて嵌
合、解除をするが、これに要する力は前述の如く
かなり大きいので、矢符号Ｆの方向に雄端子１０
をこじる場合がある。
しかし、無制限にこじると、雌端子１の弾性片
３は弾性限界を越えて変形して雄端子１０が抜き
去られても元の形状に戻らなくなり、圧接力が極
端に下がつて、電気的な接続機能を失つてしま
う。そのためこの従来例においては、弾性片３の
先端部を曲げてこじり防止片１１を形成し、一定
のこじり量を越えるとこじり防止片１１が雌端子
１の側壁に当接して、それ以上弾性片３が変形す
るのを防いでいる。
３は弾性限界を越えて変形して雄端子１０が抜き
去られても元の形状に戻らなくなり、圧接力が極
端に下がつて、電気的な接続機能を失つてしま
う。そのためこの従来例においては、弾性片３の
先端部を曲げてこじり防止片１１を形成し、一定
のこじり量を越えるとこじり防止片１１が雌端子
１の側壁に当接して、それ以上弾性片３が変形す
るのを防いでいる。
又、第５図ａ，ｂに示すように雌端子１の側壁
の一部を切り曲げてこじり防止片１２を形成し、
一定のこじり量を越えるとこじり防止片１２が弾
性片３に当接するようにしたものもある。
の一部を切り曲げてこじり防止片１２を形成し、
一定のこじり量を越えるとこじり防止片１２が弾
性片３に当接するようにしたものもある。
しかしながら、第４図ａに示したものは、同図
ｂにその展開図を示すが、図のＤの寸法（条幅）
が広く必要となり、従つて、材料の無駄な部分が
多くなるという欠点がある。
ｂにその展開図を示すが、図のＤの寸法（条幅）
が広く必要となり、従つて、材料の無駄な部分が
多くなるという欠点がある。
また、第５図ａ，ｂに示したものは、同図のＧ
の寸法、即ち端子の幅が狭いとこじり防止片１２
を成形できないという欠点がある。
の寸法、即ち端子の幅が狭いとこじり防止片１２
を成形できないという欠点がある。
本考案は、上記の従来技術の欠点の解消を図つ
たもので、条幅を狭くでき、また端子の幅が狭く
ても成形できる端子のこじりを防止するコネクタ
を提供することを目的としている。
たもので、条幅を狭くでき、また端子の幅が狭く
ても成形できる端子のこじりを防止するコネクタ
を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために本考案は、一対の
弾性片が同じ側に突設されている雌端子におい
て、 両弾性片を対向するように内方に折り曲げて形
成された電気接触部と、前記両弾性片の内方に折
り曲げられた部分を外方に部分的に突出させて形
成した突起部を有する雌端子と、 雌端子収容室と、該雌端子収容室に形成されて
前記突起部が弾性片の弾性片変形範囲内で変位自
在に嵌合し雌端子の挿入方向に沿つて形成された
溝とを有するコネクタハウジングと、からなるこ
とを特徴としている。
弾性片が同じ側に突設されている雌端子におい
て、 両弾性片を対向するように内方に折り曲げて形
成された電気接触部と、前記両弾性片の内方に折
り曲げられた部分を外方に部分的に突出させて形
成した突起部を有する雌端子と、 雌端子収容室と、該雌端子収容室に形成されて
前記突起部が弾性片の弾性片変形範囲内で変位自
在に嵌合し雌端子の挿入方向に沿つて形成された
溝とを有するコネクタハウジングと、からなるこ
とを特徴としている。
本考案の１実施例を第１図から第３図によつて
説明する。第１図において、雌端子１は薄板金を
Ｕ字型に曲げた弾性片３を２つ向かい合わせに圧
接する電気接触部を有しており、弾性片３の反対
側の端部には電線５を圧着接続する圧着部２が形
成されている。弾性片３，３が圧接している部分
には、圧接面と同一面上で部分的に突出させた突
起部４，４が、両方の弾性片に形成されている。
説明する。第１図において、雌端子１は薄板金を
Ｕ字型に曲げた弾性片３を２つ向かい合わせに圧
接する電気接触部を有しており、弾性片３の反対
側の端部には電線５を圧着接続する圧着部２が形
成されている。弾性片３，３が圧接している部分
には、圧接面と同一面上で部分的に突出させた突
起部４，４が、両方の弾性片に形成されている。
一方コネクタハウジング６には端子収容室７が
設けられ、端子収容室７内には可撓係止片９があ
り、雌端子１が端子収容室に嵌入されると、この
可撓係止片９が雌端子１に形成された不図示の係
合部と係合して雌端子１を端子収容室７内に固定
する。端子収容室７には幅狭の溝８が形成されて
いて、雌端子１が嵌入する際、突起部４，４がこ
の溝８に入るようになつている。
設けられ、端子収容室７内には可撓係止片９があ
り、雌端子１が端子収容室に嵌入されると、この
可撓係止片９が雌端子１に形成された不図示の係
合部と係合して雌端子１を端子収容室７内に固定
する。端子収容室７には幅狭の溝８が形成されて
いて、雌端子１が嵌入する際、突起部４，４がこ
の溝８に入るようになつている。
第２図は端子収容室７の入口部の図で、溝８は
両側壁８′，８′間の幅がＡであることを示してい
る。
両側壁８′，８′間の幅がＡであることを示してい
る。
第３図は第１図の雌端子１が雄端子１０と嵌合
している状態を示し、コネクタハウジング６及び
雄端子１０側のコネクタハウジングは省略してい
る。雄端子１０を矢符号Ｃの方向にこじると突起
部４，４はその間隔が開かれる。この寸法をＢと
すれば、Ｂ＝Ａのとき突起部４，４は溝８の両側
壁８′，８′に当接し、それ以上はこじられない。
即ち、溝８の幅Ａを適当に設定することによつ
て、弾性片３の変形量を弾性範囲内に治めること
ができ、雌雄端子の嵌合、解除の際、端子をこじ
ることによる弾性片３の変形を防止できる。
している状態を示し、コネクタハウジング６及び
雄端子１０側のコネクタハウジングは省略してい
る。雄端子１０を矢符号Ｃの方向にこじると突起
部４，４はその間隔が開かれる。この寸法をＢと
すれば、Ｂ＝Ａのとき突起部４，４は溝８の両側
壁８′，８′に当接し、それ以上はこじられない。
即ち、溝８の幅Ａを適当に設定することによつ
て、弾性片３の変形量を弾性範囲内に治めること
ができ、雌雄端子の嵌合、解除の際、端子をこじ
ることによる弾性片３の変形を防止できる。
なお、雌端子１を端子収容室７に嵌入する際に
溝８に突起部４を入れなければならないので、逆
向きに雌端子１を嵌入するのを防止できる。
溝８に突起部４を入れなければならないので、逆
向きに雌端子１を嵌入するのを防止できる。
本考案によれば、雌端子を形成する弾性片の圧
接面とほぼ同一の面上で部分的に突出させて突起
部を形成したものと、コネクタハウジングの雌端
子収容室に、上記突起部が挿入される幅狭の溝を
形成したものとからなる構成としているので、雌
端子を形成する際の条幅を狭くすることができ、
材料を節約できると共に、端子の幅が狭いものに
も実施できるという格別の効果を有する。
接面とほぼ同一の面上で部分的に突出させて突起
部を形成したものと、コネクタハウジングの雌端
子収容室に、上記突起部が挿入される幅狭の溝を
形成したものとからなる構成としているので、雌
端子を形成する際の条幅を狭くすることができ、
材料を節約できると共に、端子の幅が狭いものに
も実施できるという格別の効果を有する。
第１図は本考案の１実施例の端子のこじりを防
止するコネクタの要部を示す斜視図、第２図はコ
ネクタハウジングの端子収容室の部分を示す正面
図、第３図は雌雄端子の嵌合状態を示す斜視図、
第４図は従来例の図で、ａは雌雄端子の関係を示
す要部の上面図、ｂはａの雌端子の展開図、第５
図は他の従来例の雌端子の図で、ａは上面図、ｂ
は側面図である。 １……雌端子、３……弾性片、４……突起部、
６……コネクタハウジング、７……端子収容室、
８……溝。
止するコネクタの要部を示す斜視図、第２図はコ
ネクタハウジングの端子収容室の部分を示す正面
図、第３図は雌雄端子の嵌合状態を示す斜視図、
第４図は従来例の図で、ａは雌雄端子の関係を示
す要部の上面図、ｂはａの雌端子の展開図、第５
図は他の従来例の雌端子の図で、ａは上面図、ｂ
は側面図である。 １……雌端子、３……弾性片、４……突起部、
６……コネクタハウジング、７……端子収容室、
８……溝。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 一対の弾性片が同じ側に突設されている雌端子
において、 両弾性片を対向するように内方に折り曲げて形
成された電気接触部と、前記両弾性片の内方に折
り曲げられた部分を外方に部分的に突出させて形
成した突起部を有する雌端子と、 雌端子収容室と、該雌端子収容室に形成されて
前記突起部が弾性片の弾性変形範囲内で変位自在
に嵌合し雌端子の挿入方向に沿つて形成された溝
とを有するコネクタハウジングと、 からなることを特徴とする端子のこじりを防止す
るコネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12861087U JPH0414866Y2 (ja) | 1987-08-26 | 1987-08-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12861087U JPH0414866Y2 (ja) | 1987-08-26 | 1987-08-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6434771U JPS6434771U (ja) | 1989-03-02 |
| JPH0414866Y2 true JPH0414866Y2 (ja) | 1992-04-03 |
Family
ID=31382109
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12861087U Expired JPH0414866Y2 (ja) | 1987-08-26 | 1987-08-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0414866Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005183102A (ja) * | 2003-12-18 | 2005-07-07 | Sankosha Corp | 水中接地極及び該水中接地極を有する水中接地装置の施工方法 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2563624Y2 (ja) * | 1991-07-31 | 1998-02-25 | 矢崎総業株式会社 | 端子のこじり防止機構 |
| EP1669673B1 (en) * | 2003-09-30 | 2016-06-22 | Mikuni Corporation | Safety shut off device for gas burner |
-
1987
- 1987-08-26 JP JP12861087U patent/JPH0414866Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005183102A (ja) * | 2003-12-18 | 2005-07-07 | Sankosha Corp | 水中接地極及び該水中接地極を有する水中接地装置の施工方法 |
| JP4520735B2 (ja) * | 2003-12-18 | 2010-08-11 | 株式会社サンコーシヤ | 水中接地極及び該水中接地極を有する水中接地装置の施工方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6434771U (ja) | 1989-03-02 |
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