JPH0414390Y2 - - Google Patents

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JPH0414390Y2
JPH0414390Y2 JP2586787U JP2586787U JPH0414390Y2 JP H0414390 Y2 JPH0414390 Y2 JP H0414390Y2 JP 2586787 U JP2586787 U JP 2586787U JP 2586787 U JP2586787 U JP 2586787U JP H0414390 Y2 JPH0414390 Y2 JP H0414390Y2
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JP
Japan
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tank
ladder
storage tank
step part
moving
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JP2586787U
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JPS63134996U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ストレージタンク、特に滅菌処理し
た原料を貯蔵するタンクの内部を点検する場合に
使用する梯子に関するものである。
(従来の技術) 一般に、ストレージタンクには、ピンホール、
クラツク等を発生するという問題があり、特に滅
菌処理した原料を貯蔵する所謂アセプテイツクタ
ンクと呼ばれるものは、原料を貯蔵する前に洗
浄、加熱殺菌を施した後冷却するために、その問
題が大きい。
このような問題に鑑み、過去においてタンクの
材質をSUS304Lに変更した経過にあるが。滅菌、
冷却の温度変化が大きいために、その解決に至つ
ていない。
このような状況のもとで、製品の品質確保のた
めには、タンク点検作業がより重要になつてくる
が、従来この種のタンクの点検には、専用の梯子
がなかつたために、普通の梯子を代用して使用し
ていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような普通の梯子を使用し
ての点検作業は、梯子の足場が不安定で危険を伴
う作業であり、また、梯子の長さが一定であるた
めに、タンク内壁の全体を点検する事は、非常に
困難であつた。特に、タンク上部に位置する点
板、スプレーボールの点検にあつては、なおさら
である。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、以上の問題点に鑑みて案出されたも
のであり、その手段として、ストレージタンクの
マンホールから出し入れする梯子において、ステ
ツプ部の高さを伸縮自在に構成するとともに、ス
テツプ部の下方には、ストレージタンク底部の中
央に位置する出口孔に回転自在に固定される固定
装置を設け、かつ該ステツプ部の下端には、タン
ク底部において移動自在な移動台を配設するとと
もに、ステツプ部の上端には、タンク内壁に当接
する移動装置を有する作業台を配設した。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図に示されるように、本考案ストレージタ
ンクの内部点検用梯子は、ステツプ部Aと、その
下端に配設された移動台Bと、その上端に配設さ
れた作業台Cとで構成される。
ステツプ部Aは、タンクのマンホールから出し
入れ可能な幅aを有しており、本実施例では、マ
ンホールの径400φを考慮して幅aを350mmとし
た。
また、第2図に示すように、ステツプ部Aの高さ
bは伸縮自在であり、本実施例では、1300〜1840
mmの範囲で3段階に伸縮可能なものとした。
また第3図に示すように、ステツプ部Aの下方
には、固定装置1が設けられており、原料出口通
路2に連通する出口穴3に嵌合させることによ
り、ステツプ部Aは、固定装置位置を中心に360°
回転移動可能な状態で固定される。
移動台Bは、第4図に示すように、ステツプ部
Aの下端に配設された移動台本体4下面の両端
に、無指向キヤスター5,5を取付けたものであ
り、タンク底部を自由に移動できるものである。
本実施例においては、第6図に示すように、移
動台本体4に、無指向キヤスター5,5を取付け
た摺動部材4′,4′を内挿し、点検作業をする時
は、摺動部材4′,4′を左右にそれぞれ適当幅、
例えば100mmずつ拡幅し、ネジ6,6で固定する
こととし、安全性の向上を計つた。
なお、移動台Bは、摺動部材4′,4′を縮納す
れば、ステツプ部Aの幅aと同程度の幅となり、
ストレージタンクのマンホールから容易に出し入
れできる。
次に、ステツプ部Aの上端に配設された作業台
Cの先端には、ストレージタンク内壁に相対向し
て、第5図に示すごとき移動装置cが装着されて
おり、この移動装置cは、回転車7と、移動装置
本体8に取付けられた無指向キヤスター9と、固
定板10とによつて構成されるものである。
回転車7と無指向キヤスター9は、内壁に当接
しており、回転車7のハンドル11を操作するこ
とにより、作業台Cは、タンク内壁に沿つて移動
する。
固定板10は、表面10′がゴムで形成されて
おり、レバー12を操作することによつて、表面
10′がタンク内壁に圧着し、作業台cの横ゆれ
を防止する。
本実施例においては、移動装置cを、上述した
移動台Bと同様に、第7図に示すように移動装置
本体8に内挿する拡幅可能な摺動部材8′,8′
に、回転車7と無指向キヤスター9とを取り付け
て構成し、マンホールを容易に通過し、かつ作業
の安全性の高いものとした。
また、作業台Cにおいては、第8図に示すよう
に、作業台Cの左右両端に、ヒンジ13……を介
して補助板14,14を拡大幅自在に取付け、さ
らに補助板14,14には取付け孔15……に嵌
脱する手すり16を取り付けて、足場の有効面積
の増加を図るとともに、作業性の向上を計つた。
以上のように構成される本考案ストレージタン
クの内部点検用梯子によれば、ステツプ部Aを伸
縮することにより、タンク内壁の下方から上方ま
で充分に点検することができ、また回転車7のハ
ンドル11を操作することにより、作業台に乗つ
たまま、タンク内壁の周面方向の点検を行なうこ
とができる。
(考案の効果) 以上、いずれにしても、本考案ストレージタン
クの内部点検用梯子によれば、ステツプ部の高さ
が伸縮自在であるから、タンク上方の点板、スプ
レーボールまで充分に点検を行なうことができ、
また、ストレージタンク底部中央に位置する出口
穴を利用する固定装置を有しているから、梯子の
安定度は高く、点検作業を安全に行なうことがで
きる。
また、ステツプ部下端に移動台を設け、上端に
は先端に移動装置を有する作業台を設けているか
ら、作業台に乗つたまま、横方向に移動ができ、
点検作業に要する時間は、従来に比べ著しく短縮
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案ストレージタンクの内部点検用
梯子の全体図、第2図はステツプ部の伸縮状態、
第3図は固定装置の取付け状態、第4図は移動
台、第5図は移動装置をそれぞれ表す。第6,
7,8図は、本考案の安全性の向上を計るための
実施例を示す図である。 A……ステツプ部、B……移動台、C……作業
台、a……幅、b……高さ、c……移動装置、1
……固定装置、2……原料出口通路、3……出口
穴、4……移動台本体、4′,8′……摺動部材、
5,9……無指向キヤスター、6……ネジ、7…
…回転車、8……移動装置本体、10……固定
板、10′……表面、11……ハンドル、12…
…レバー、13……ヒンジ、14……補助板、1
5……取付け孔、16……手すり。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ストレージタンクのマンホールから出し入れす
    る梯子において、ステツプ部の高さを伸縮自在に
    構成するとともに、ステツプ部の下方には、スト
    レージタンク底部の中央に位置する出口穴に回転
    自在に固定される固定装置を設け、かつ該ステツ
    プ部の下端には、タンク底部において移動自在な
    移動台を配設するとともに、ステツプ部の上端に
    は、タンク内壁に当接する移動装置を有する作業
    台を配設したことを特徴とするストレージタンク
    の内部点検用梯子。
JP2586787U 1987-02-24 1987-02-24 Expired JPH0414390Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2586787U JPH0414390Y2 (ja) 1987-02-24 1987-02-24

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JP2586787U JPH0414390Y2 (ja) 1987-02-24 1987-02-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63134996U JPS63134996U (ja) 1988-09-05
JPH0414390Y2 true JPH0414390Y2 (ja) 1992-03-31

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ID=30826417

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JP2586787U Expired JPH0414390Y2 (ja) 1987-02-24 1987-02-24

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JP (1) JPH0414390Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE48763E1 (en) 2011-05-11 2021-10-05 Leddartech Inc. Multiple-field-of-view scannerless optical rangefinder in high ambient background light

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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USRE48763E1 (en) 2011-05-11 2021-10-05 Leddartech Inc. Multiple-field-of-view scannerless optical rangefinder in high ambient background light

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JPS63134996U (ja) 1988-09-05

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