JPH04141217A - 炭酸ガス吸収除去装置 - Google Patents
炭酸ガス吸収除去装置Info
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- JPH04141217A JPH04141217A JP2263178A JP26317890A JPH04141217A JP H04141217 A JPH04141217 A JP H04141217A JP 2263178 A JP2263178 A JP 2263178A JP 26317890 A JP26317890 A JP 26317890A JP H04141217 A JPH04141217 A JP H04141217A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/20—Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters
-
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- Y02C—CAPTURE, STORAGE, SEQUESTRATION OR DISPOSAL OF GREENHOUSE GASES [GHG]
- Y02C20/00—Capture or disposal of greenhouse gases
- Y02C20/40—Capture or disposal of greenhouse gases of CO2
Landscapes
- Treating Waste Gases (AREA)
- Gas Separation By Absorption (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は炭酸ガスの吸収除去装置に関し、特に冷却水と
しては使用される海水を炭酸ガスの吸収剤として使用す
る排ガス中の炭酸ガス吸収除去装置に関する。
しては使用される海水を炭酸ガスの吸収剤として使用す
る排ガス中の炭酸ガス吸収除去装置に関する。
従来の燃焼排ガスにおいては、排ガス中の炭酸ガス濃度
が低いため、アミン水溶液などの吸収剤を使用し、吸収
塔及び再生塔などを受けて炭酸ガスを吸収除去していた
。
が低いため、アミン水溶液などの吸収剤を使用し、吸収
塔及び再生塔などを受けて炭酸ガスを吸収除去していた
。
従来法を第３図によって説明する。吸収塔１に供給され
た排ガスは循環吸収剤（アミン系水溶液）３によって炭
酸ガスを吸収除去され、煙突６より系外に排出される。
た排ガスは循環吸収剤（アミン系水溶液）３によって炭
酸ガスを吸収除去され、煙突６より系外に排出される。
炭酸ガスを吸収した循環吸収剤３の一部は一部抜き出さ
れ、加熱器４で加熱された後、再生塔２に導かれ、吸収
剤３より放出された炭酸ガスは系外に導かれて回収され
、再生された吸収剤３は再度吸収塔１に供給されるよう
になっている。なお、第３図中、５は吸収剤補給ライン
である。
れ、加熱器４で加熱された後、再生塔２に導かれ、吸収
剤３より放出された炭酸ガスは系外に導かれて回収され
、再生された吸収剤３は再度吸収塔１に供給されるよう
になっている。なお、第３図中、５は吸収剤補給ライン
である。
第３図に示す従来の方法には次のような問題があった。
（１）発電所などの燃焼ガスは、その放出量が多く、か
つ炭酸ガスの分圧が低いため、アミンなどの吸収剤を使
用した吸収塔１及び再生塔２からなる特別の炭酸ガス除
去設備を設ける必要があった。そのため吸収剤を常時一
定濃度に保持するための吸収剤補給ライン５からの補給
吸収剤が必要となり運転経費がかかる。
つ炭酸ガスの分圧が低いため、アミンなどの吸収剤を使
用した吸収塔１及び再生塔２からなる特別の炭酸ガス除
去設備を設ける必要があった。そのため吸収剤を常時一
定濃度に保持するための吸収剤補給ライン５からの補給
吸収剤が必要となり運転経費がかかる。
（２）燃焼ガス量が多く、かつ炭酸ガス分圧が低いので
、吸収塔１及び再生塔２０機器が太きくなり除去率も低
くなる。
、吸収塔１及び再生塔２０機器が太きくなり除去率も低
くなる。
又アルカリ水溶液を吸収剤として使用すれば大量のアル
カリが必要となり、経費がかかり過ぎる。
カリが必要となり、経費がかかり過ぎる。
本発明は上記技術水準に鑑み、極めて簡単かつ経済的な
炭酸ガス吸収除去装置を提供しようとするものである。
炭酸ガス吸収除去装置を提供しようとするものである。
本発明は炭酸ガス含有ガス供給管及び海水供給管を直接
接触型炭酸ガス吸収塔に接続してなることを特徴とする
炭酸ガス除去装置である。
接触型炭酸ガス吸収塔に接続してなることを特徴とする
炭酸ガス除去装置である。
すなわち、本発明は吸収剤として塩分濃度の高い海水を
使用し、海水中のアルカリ成分によって炭酸ガスを吸収
させるもので、アミンなどの高価な吸収剤の使用を不必
要とするものである。海水は容易に入手でき、かつ多量
のアルカリ成分を含んでいるので淡水などに比べはるか
に吸収性能が高く、しかも吸収剤の回収再生が不要のた
め、再生塔の設備が不要となり、設備費が大幅に軽減さ
れる。
使用し、海水中のアルカリ成分によって炭酸ガスを吸収
させるもので、アミンなどの高価な吸収剤の使用を不必
要とするものである。海水は容易に入手でき、かつ多量
のアルカリ成分を含んでいるので淡水などに比べはるか
に吸収性能が高く、しかも吸収剤の回収再生が不要のた
め、再生塔の設備が不要となり、設備費が大幅に軽減さ
れる。
（１） 発電所などでは冷却水として多量の海水が使
用されており、この海水中のアルカリ成分を吸収剤とし
て有効利用できる。
用されており、この海水中のアルカリ成分を吸収剤とし
て有効利用できる。
（２）燃焼ガス中の炭酸ガス分圧が高い場合は特に有効
となる。
となる。
（３）吸収剤としての海水は多量に、かつ簡単に入手で
きる。
きる。
礒）炭酸ガスを吸収した海水は、そのまま海底へ放流す
れば、海底層の固形アルカリとの反応及び他海水による
稀釈などで大気へのガス放散は防止できる。
れば、海底層の固形アルカリとの反応及び他海水による
稀釈などで大気へのガス放散は防止できる。
（５）炭酸ガスを必要とする海洋植物のための海洋牧場
にガス吸収海水を使用すれば有効である。
にガス吸収海水を使用すれば有効である。
以下、本発明の実施例を第１図及び第２図によって説明
する。
する。
第１図において、燃焼炉１からの燃焼ガスは、燃焼ガス
管２を通り直接接触型吸収塔３へ入る。
管２を通り直接接触型吸収塔３へ入る。
直接接触型吸収塔３の塔頂からは炭酸ガスの吸収剤であ
る海水が冷却海水ライン４を介してスプレーされ、燃焼
ガス中の炭酸ガスが吸収される。
る海水が冷却海水ライン４を介してスプレーされ、燃焼
ガス中の炭酸ガスが吸収される。
炭酸ガスが海水に吸収されるときの反応式としては
主たる反応： ＣＬ ＋ ＬＯ→ ｌ’１２ｃＯ３従た
る反応： ＣａＣＬ＋ Ｈ３Ｏ＋ ＣＯ２−Ｃａ（ＨＣ
口、）２又はＭｇＣＯ５＋ ）＋２０＋ ＣＯ２−Ｍｇ
（ＨＣＯｓ） ２この他、光合成により、炭酸ガスが酸
素に変換される分もある。
る反応： ＣａＣＬ＋ Ｈ３Ｏ＋ ＣＯ２−Ｃａ（ＨＣ
口、）２又はＭｇＣＯ５＋ ）＋２０＋ ＣＯ２−Ｍｇ
（ＨＣＯｓ） ２この他、光合成により、炭酸ガスが酸
素に変換される分もある。
炭酸ガスを吸収除去された残りの燃焼ガスは、直接接触
型吸収塔３の塔頂より大気中へ放出され、一方炭酸ガス
を吸収した海水は該吸収塔３の塔底より抜き出され海へ
放出される。海水量が少い場合は吸収液である海水を循
環使用するために、液循環ポンプを設けて循環し、循環
海水の一部を海へ放出してもよい。
型吸収塔３の塔頂より大気中へ放出され、一方炭酸ガス
を吸収した海水は該吸収塔３の塔底より抜き出され海へ
放出される。海水量が少い場合は吸収液である海水を循
環使用するために、液循環ポンプを設けて循環し、循環
海水の一部を海へ放出してもよい。
排ガス中の炭酸ガス分圧を高め、炭酸ガスの吸収、除去
率を上げるために、燃焼炉１の燃焼用酸素として高純度
酸素を使用することも可能である。直接接触型吸収塔３
は燃焼ガスだけでなく、炭酸ガスを含んだプロセスガス
にも炭酸ガス除去設備として使用できる。
率を上げるために、燃焼炉１の燃焼用酸素として高純度
酸素を使用することも可能である。直接接触型吸収塔３
は燃焼ガスだけでなく、炭酸ガスを含んだプロセスガス
にも炭酸ガス除去設備として使用できる。
第２図はタービン排気ガス中の炭酸ガスを除去する場合
の１例であり、タービン１の排気圧力の状態によっては
直接接触型吸収塔３の塔頂に真空装置５を設けることも
ある。
の１例であり、タービン１の排気圧力の状態によっては
直接接触型吸収塔３の塔頂に真空装置５を設けることも
ある。
又、このタービン１は蒸気タービン、ガスタービン又は
ディーゼルエンジンの場合もあり得る。
ディーゼルエンジンの場合もあり得る。
本発明によれば下記のような効果を奏する。
（１）再生塔が不要となり大巾な設備費の低減となる。
（２） アミンまたはアルカリ液など特別の吸収剤が不
要となり運転費が低減できる。
要となり運転費が低減できる。
（３）発電所などでは大量の冷却海水を使用しており、
これを吸収剤として直接接触型吸収塔へ供給できるので
、海水の取水など特別の設備を追設する必要がない。
これを吸収剤として直接接触型吸収塔へ供給できるので
、海水の取水など特別の設備を追設する必要がない。
（４）燃焼式蒸気発生器の如く、燃焼ガスに水を注入し
、発生した蒸気をタービン駆動用として使用する場合は
、タービン排気側に海水による炭酸ガス直接接触型吸収
塔を設けることにより、該吸収塔を凝縮器として兼用使
用することもできる。
、発生した蒸気をタービン駆動用として使用する場合は
、タービン排気側に海水による炭酸ガス直接接触型吸収
塔を設けることにより、該吸収塔を凝縮器として兼用使
用することもできる。
第１図及び第２図は本発明の詳細な説明図、第３図は従
来の炭酸ガス吸収除去装置の説明図である。
来の炭酸ガス吸収除去装置の説明図である。
Claims (1)
- 炭酸ガス含有ガス供給管及び海水供給管を直接接触型
炭酸ガス吸収塔に接続してなることを特徴とする炭酸ガ
ス除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2263178A JPH04141217A (ja) | 1990-10-02 | 1990-10-02 | 炭酸ガス吸収除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2263178A JPH04141217A (ja) | 1990-10-02 | 1990-10-02 | 炭酸ガス吸収除去装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04141217A true JPH04141217A (ja) | 1992-05-14 |
Family
ID=17385857
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2263178A Pending JPH04141217A (ja) | 1990-10-02 | 1990-10-02 | 炭酸ガス吸収除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04141217A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5660603A (en) * | 1995-09-05 | 1997-08-26 | International Process Services, Inc. | Process for separating selected components from multi-component natural gas streams |
| JP2008029975A (ja) * | 2006-07-31 | 2008-02-14 | Petroleum Energy Center | 二酸化炭素溶解システムおよび二酸化炭素溶解方法 |
| WO2009104744A1 (ja) * | 2008-02-22 | 2009-08-27 | 三菱重工業株式会社 | Ｃｏ2回収装置及びｃｏ2回収方法 |
| JP2015529156A (ja) * | 2012-09-04 | 2015-10-05 | ブルー プラネット，エルティーディー． | 炭素隔離方法およびシステム、ならびにそれにより生成された組成物 |
| JP2022128475A (ja) * | 2016-06-11 | 2022-09-01 | 彭斯干 | 海洋炭素の回収及び貯留方法並びに設備 |
-
1990
- 1990-10-02 JP JP2263178A patent/JPH04141217A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5660603A (en) * | 1995-09-05 | 1997-08-26 | International Process Services, Inc. | Process for separating selected components from multi-component natural gas streams |
| JP2008029975A (ja) * | 2006-07-31 | 2008-02-14 | Petroleum Energy Center | 二酸化炭素溶解システムおよび二酸化炭素溶解方法 |
| WO2009104744A1 (ja) * | 2008-02-22 | 2009-08-27 | 三菱重工業株式会社 | Ｃｏ2回収装置及びｃｏ2回収方法 |
| AU2009216164B2 (en) * | 2008-02-22 | 2011-10-13 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Apparatus for recovering CO2 and method of recovering CO2 |
| US8597412B2 (en) | 2008-02-22 | 2013-12-03 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | CO2 recovery apparatus and CO2 recovery method |
| JP2015529156A (ja) * | 2012-09-04 | 2015-10-05 | ブルー プラネット，エルティーディー． | 炭素隔離方法およびシステム、ならびにそれにより生成された組成物 |
| JP2022128475A (ja) * | 2016-06-11 | 2022-09-01 | 彭斯干 | 海洋炭素の回収及び貯留方法並びに設備 |
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