JPH0414098Y2 - - Google Patents

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JPH0414098Y2
JPH0414098Y2 JP10894987U JP10894987U JPH0414098Y2 JP H0414098 Y2 JPH0414098 Y2 JP H0414098Y2 JP 10894987 U JP10894987 U JP 10894987U JP 10894987 U JP10894987 U JP 10894987U JP H0414098 Y2 JPH0414098 Y2 JP H0414098Y2
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deodorizing
air
filter
activated carbon
sheet
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JP10894987U
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  • Filtering Materials (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は脱臭性を有する空気清浄フイルタに
関するものである。
[従来の技術] 第4図及び第5図は従来の脱臭性空気清浄フイ
ルタの構成を示す断面図である。
第4図に示す脱臭性清浄フイルタは、特開昭60
−58227号公報に記載されたものである。図にお
いて、1はシート状の空気ろ過材、12は粒状活
性炭、13は、例えばゼオライトなどの粒状脱臭
剤、14は網状シートであり、空気ろ過材1をジ
グザグ状にひだ折りにして隔壁となし、その凹所
に粒状活性炭12及び粒状脱臭剤13を充填し、
通気性の網状材で覆つたものである。
第5図に示す脱臭性空気清浄フイルタは、特開
昭60−75322号公報に記載のもので、特に車載用
を兼ねた脱臭性空気清浄フイルタである。図にお
いて、1はシート状の空気ろ過材、11はスポン
ジ状のプレフイルタ、12は粒状活性炭、13は
特殊植物から抽出した脱臭物質の粒状固型物、又
はこの脱臭物質を多孔質セラミツク粒などに含浸
させた粒状脱臭剤、14はパンチングメタルある
いは金網などからなる網状シート、15は発泡ウ
レタンなどからなる緩衝体、16は粒状活性炭1
2などが振動によつて微粉末化したものを取除く
ためのアフターフイルタである。いずれの場合も
矢示方向に空気が通過し、脱塵脱臭されて清浄な
空気が得られる。
[考案が解決しようとする問題点] 上記従来の脱臭性空気清浄フイルタは以上のよ
うに構成されているので、大型で重量が大きくな
り、かつ価格が高価となり、フイルタ交換も困難
である。その上空気抵抗が増大し圧力損失が大き
く、大型の送風機が必要になるなどの問題点があ
つた。
最近は空気ろ過材用の繊維に脱臭物質を吸着又
は付着させたり、脱臭性繊維を用いて空気ろ過材
を形成することが試みられているが、集塵効率が
悪く清浄度の高い空気が得られないという問題点
があつた。
この考案はかかる問題点を解決するためになさ
れたもので、小型で圧力損失が少なく、集塵効率
の良好な脱臭効果のある脱臭性空気清浄フイルタ
を得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この考案に係る脱臭性空気清浄フイルタは、シ
ート状の空気ろ過材を、ジグザグ状にひだ折りに
した隔壁の凹所に、主として活性炭素繊維からな
るシート状の脱臭材を、波形に折り曲げたスペー
サを挿入してなるフイルタ体を、筒状のケースに
収納するように構成したものである。
[作用] この考案の脱臭性空気清浄フイルタにおいて
は、ジグザグ状にひだ折りした空気ろ過材からな
る隔壁を用いているので、空気ろ過材の面積が極
めて広い。従つて、圧力損失の少ない空気清浄フ
イルタとなる。また、ひだ折り状の隔壁の凹所に
セパレータとして、脱臭性能の高い活性炭素繊維
からなる面積の広いシート材を挿入しているの
で、高い脱臭性能を得ることができる。
[実施例] 第1図はこの考案の一実施例である脱臭性空気
清浄フイルタを示す斜視図、第2図は上記第1図
のセパレータを示す斜視図、第3図は上記第1図
のA−A線の一部断面図である。図において、1
は、例えばグラスフアイバマツトなどからなる空
気ろ過材、2は主として活性炭素繊維よりなるシ
ート材を、第2図に示すように波形にひだ折り加
工して形成したセパレータ、3は主として活性炭
素繊維を含むフエルト状、又は活性炭素を含むス
ポンジ状のシール材、4は木材又は亜鉛メツキ鉄
板などからなる筒状のケースである。
空気は第3図の矢印で示すように、脱臭性のセ
パレータ2の表面に接触しながら通過して脱臭さ
れたのち、広い面積を有する空気ろ過材1を通過
して脱塵され、再びセパレータ2の表面に接触し
て重ねて脱臭される。従つて、脱臭性能を有しな
い従来の空気清浄フイルタと同様の空気抵抗を有
し、圧力損失の少ない脱臭性空気清浄フイルタを
得ることができる。上記実施例では、ケース4と
空気ろ過材1とセパレータ2よりなるフイルタ体
の間のシール材3も、脱臭性能を有するので脱臭
効率はさらに向上する。
また、空気清浄フイルタは用途によつて集塵性
能の異なるものを数種類用意しなければならない
が、上記第1図に示すような構成であれば、空気
ろ過材1のみを交換して、種類の異なる脱臭性空
気フイルタを用意することができるので、極めて
容易、かつ安価に種類を増加することができる。
[考案の効果] この考案は以上説明したとおり、シート状の空
気ろ過材をジグザグ状にひだ折りにした隔壁の凹
所に、主として活性炭素繊維からなるシート状の
脱臭材を、波形に折り曲げたスペーサを挿入して
なるフイルタ体を、筒状のケースに収納する構成
としたので、集塵効率が良好で圧力損失の少な
く、小型軽量な脱臭性空気清浄フイルタを得ると
いう優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例である脱臭性空気
清浄フイルタを示す斜視図、第2図は上記第1図
のセパレータを示す斜視図、第3図は上記第1図
のA−A線の一部断面図、第4図及び第5図は従
来の脱臭性空気清浄フイルタの構成を示す断面図
である。 図において、1……空気ろ過材、2……セパレ
ータ、3……シール材、4……ケース、11……
プレフイルタ、12……粒状活性炭、13……粒
状脱臭剤、14……網状シート、15……緩衝
体、16……アフターフイルタである。なお、各
図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) シート状の空気ろ過材を、ジグザグ状にひだ
    折りにした隔壁の凹所に、主として活性炭素繊
    維からなるシート状の脱臭材を波形に折り曲げ
    たスペーサを挿入してなるフイルタ体を、筒状
    のケースに収納してなることを特徴とする脱臭
    性空気清浄フイルタ。 (2) 上記フイルタ体の周囲と上記ケースの間に、
    活性炭素繊維を含むフエルト状、又は活性炭素
    を含むスポンジ状の脱臭性シートを充填してシ
    ールしたことを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の脱臭性空気清浄フイルタ。
JP10894987U 1987-07-15 1987-07-15 Expired JPH0414098Y2 (ja)

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JP10894987U JPH0414098Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15

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JPS6417318U JPS6417318U (ja) 1989-01-27
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JP2001170423A (ja) * 1999-12-17 2001-06-26 Shinwa Corp フィルターユニット
JP2002001049A (ja) * 2000-06-27 2002-01-08 Fumihiro Nakagawa 環境改善部材
WO2023188846A1 (ja) * 2022-03-30 2023-10-05 東洋紡株式会社 吸着フィルター、吸着ロータ、及び吸着処理装置

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JPS6417318U (ja) 1989-01-27

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