JPH0413896Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0413896Y2
JPH0413896Y2 JP1985148579U JP14857985U JPH0413896Y2 JP H0413896 Y2 JPH0413896 Y2 JP H0413896Y2 JP 1985148579 U JP1985148579 U JP 1985148579U JP 14857985 U JP14857985 U JP 14857985U JP H0413896 Y2 JPH0413896 Y2 JP H0413896Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signals
color difference
signal
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985148579U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6257491U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985148579U priority Critical patent/JPH0413896Y2/ja
Publication of JPS6257491U publication Critical patent/JPS6257491U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0413896Y2 publication Critical patent/JPH0413896Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案はテレビジヨン放送の画面合成に利用
されるクロマキー信号発生装置に関する。
[考案の技術的背景とその問題点] 周知のように、テレビジヨン放送において画面
合成にはクロマキー信号発生装置が用いられる。
このクロマキー信号発生装置は画面合成のための
キー信号を色相の差を利用して発生させるもの
で、例えば、カラーテレビジヨンカメラ出力の
RGB信号をもとに、抵抗マトリクス回路等によ
つてR(赤)、G(緑)、B(青)、Y(黄)、M(マ

ンタ)、C(シアン)信号を生成し、その内の2信
号を用いて両者を減算し、その差信号をブラツク
クリツプ回路でクリツプさせることによつてキー
信号を発生させている。
代表的な装置として、第4図に示すB色による
キー信号発生回路があげられる。すなわち、第4
図において、入力端子11〜13にはそれぞれカ
ラーテレビジヨンカメラ出力のB信号、R信号、
G信号が加えられており、各B,R,G信号はそ
れぞれ接続点B,M,R,Y,G,Cを有するマ
トリクス回路14のB,R,G点に送られる。こ
のマトリクス回路14は互いに等しい抵抗値を持
つ抵抗R1〜R6で構成されるもので、B点のB
信号とY点のY信号はそれぞれ減算回路15に送
られる。この減算回路15はB信号からY信号を
減算するものである。ここで、Y信号はR,G信
号を抵抗R3,R4を介して混合したものであ
り、(R+G)と表わすことができる。したがつ
て、上記減算回路15の出力はB−12(R+G)
で表わされる。この信号はブラツククリツプ回路
16に供給され、所定レベルでクリツプされる。
ここで得られるクリツプ信号はクロマキー信号と
して出力端子17から出力される。
次に、理解を容易にするために、一般的なカラ
ーバー信号の場合について具体的に説明する。第
5図a〜cはそれぞれ第4図に示したマトリクス
回路14のB,R,G点に加えられるB,R,G
カラーバー信号波形を示しており、同図dはY点
つまりB−12(R+G)の信号波形を示している。
以上の信号が上記マトリクス回路14に供給され
た場合、減算回路15からは同図eに示すような
差信号が得られる。すなわち、e図から明らかな
ように、上記差信号に対するブラツククリツプレ
ベルを図中a点つまり50%の所に調節すれば、B
信号によるキー信号を発生することができる。
しかしながら、上記のような従来の方式では、
彩度が50%以下の場合にはキー信号が得られな
い。また、ソフトクロマキー発生動作を行なう場
合にはクラツククリツプレベルを第5図e中b点
つまり0レベルの所に調節してB色によるキー信
号を発生させなければならない。その結果、クロ
マキーの色選択領域が広がつてしまい、M,C色
部分でもキー信号が発生してしまうことになるの
で、B色によるキー信号に悪影響を及ぼすことに
なる。これを色域図に示すと第6図に示すように
なり、ブラツククリツプ点a,bの位置によつて
上記の問題はされに明確になる。
[考案の目的] この考案は上記のような問題を改善するために
なされたもので、狭い色域の範囲でかつソフトク
ロマキー信号発生動作においても色選択領域を広
げることなくキー信号を取出すことのできるクロ
マキー信号発生装置を提供することを目的とす
る。
[考案の概要] すなわち、この考案に係るクロマキー信号発生
装置は、第1乃至第3の原色信号を入力し第1の
原色信号から第3の原色信号を減算した第1の色
差信号及び第2の原色信号から第3の原色信号を
減算した第2の色差信号を取出す色差信号発生手
段と、前記第2の色差信号を二乗演算する二乗回
路と、この二乗回路の出力を反転増幅する反転増
幅回路と、この反転増幅回路の出力と前記色差信
号発生手段で取出される第1の色差信号とを加算
する加算回路と、この加算回路の出力の少なくと
も負極性側をクリツプしてクロマキー信号を発生
するブラツククリツプ回路とを具備したことを特
徴とするものである。
[考案の実施例] 以下、第1図乃至第3図を参照してこの考案の
一実施例を詳細に説明する。
第1図はその構成を示すもので、入力端子21
〜23にそれぞれカラーテレビジヨンカメラから
のR,G,B信号が加えられる。入力端子21,
22に加えられたR,G信号は共に第1の色差発
生回路24に送られ、入力端子22,23に加え
られたG,B信号は共に第2の色差発生回路25
に送られ、入力端子23,21に加えられたB,
R信号は共に第3の色差発生回路26に送られ
る。第1の色差発生回路は2入力R,GからR−
G,−(R−G)なる2信号を発生し、出力端L,
Mから出力する。第2の色差発生回路は2入力
B,GからB−G,−(B−G)なる2信号を発生
し、出力端N,Oから出力する。第3の色差発生
回路は2入力R,BからR−B,−(R−B)なる
2信号を発生し、出力端P,Qから出力する。そ
して、各色差発生回路24〜26の出力はセレク
タ回路27に送られる。
このセレクタ回路27は選択切換回路28から
の選択切換信号に応じて6入力を選択的に出力端
R,S,T,Uに導出する。出力端R,Sからの
選択出力色差信号は第1の混合器29に送られ、
出力端T,Uからの選択出力色差信号は第2の混
合器30に送られる。これら第1及び第2の混合
器29,30なそれぞれ混合比調整回路31から
の微調制御電圧によつて設定される混合比で2入
力を混合する。第1の混合器29の出力は加算器
32に送られ、第2の混合器30の出力は二乗回
路33によつて二乗演算された後、反転増幅器3
4によつて反転増幅され、さらに利得調整回路3
5で利得調整されて上記加算器32に送られる。
この加算機32は2入力を加算して出力するもの
で、この加算信号はブラツククリツプ回路36に
送られてクリツプされ、キー信号として出力端子
37に導出される。
上記のような構成において、以下第2図及び第
3図を参照して、代表的なB色によるキー信号発
生について述べる。尚、ここでは説明を簡単にす
るために、一般的なカラーバー信号の場合につい
て説明する。
まず、入力信号R,G,Bは第1乃至第3の色
差発生回路24〜26、セレクタ回路27及び第
1及び第2の混合器29,30によつて色差信号
となる。ここでは第1の混合器29の出力端Vに
は第2図aに示すようなB−Gなる信号が現わ
れ、第2の混合器30の出力端Wには同図bに示
すようなR−Gなる信号が現われるものとする。
上記第2の混合器30の出力R−Gは二乗回路
33に送られ、二乗演算される。このため、二乗
回路33の出力端Xには同図cに示すような(R
−G)2なる信号が現われ、負極性成分が正極性成
分となる。さらに、二乗回路33の出力(R−
G)2は反転増幅器34に送られ、利得−αで反転
増幅される。このため、反転増幅器34の出力端
X′には同図dに示すような−α(R−G)2なる信
号現われる。この反転増幅器の出力−α(R−G)
2は利得調整回路35によつて利得調整された後、
加算器32に供給されて第1の混合器29の出力
B−Gと加算される。このため、加算器32の出
力端Yには同図eに示すような(B−G)−α′(R
−G)2(但しα′は利得調整回路35によつて設定
された利得)なる信号が現われる。ここで上記利
得調整回路35によつて加算器32の出力がB色
部分のみ正極性となるように調整する。上記加算
器32の出力(B−G)−α′(R−G)2はブラツク
クリツプ回路36に送られる。つまり、このブラ
ツククリツプ回路36のクリツプレベルa′を0レ
ベルに設定すれば、すなわち(B−G)−α′(R−
G)2≧0なる正極性信号を取出せば、ブラツクク
リツプ回路36の出力端Zから同図fに示すよう
に、低彩度のB色によるキー信号を得ることがで
きる。
第3図に上記の場合の色域図を示す。図中点線
はα=1のときの色域境界線を示しており、実線
はαを1以上の所定値としたときの色域境界線β
を示している。つまり、上記構成において、ソフ
トクロマキー発生動作を行なう場合でも、C色及
びM色は第3図の色域境界線βから明らかなよう
に、キー信号として発生することはない。また、
第6図の色域図と比較して明らかなように、狭い
色域の範囲でかつソフトクロマ動作用のキー信号
を発生することができる。
尚、以上のことは他の色によるキー信号発生動
作においても同様であり、セレクタ回路27の選
択出力を切換えるだけで容易に実施することがで
きる。また、利得調整回路35を可変調整するこ
とにより、色域範囲を変化させることもできる。
したがつて、上記のように構成したクロマキー
信号発生装置は、狭い色域範囲でかつ彩度の低い
背景色でもキー信号を発生することができ、従来
のもの比してクロマキーの抜けを大幅に改善する
ことができる。
[考案の効果] 以上詳述したようにこの考案によれば、狭い色
域の範囲でかつソフトクロマキー信号発生動作に
おいても色選択領域を広げることなくキー信号を
取出すことのできるクロマキー信号発生装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るクロマキー信号発生装
置の一実施例を示すブロツク回路構成図、第2図
及び第3図はそれぞれ同実施例の動作を説明する
ための図、第4図は従来のクロマキー信号発生装
置の構成を示すブロツク回路図、第5図及び第6
図はそれぞれ従来の装置の動作を説明するための
図である。 21〜23……入力端子、24〜26……色差
発生回路、27……セレクタ回路、28……選択
切換回路、29,30……混合器、31……混合
比調整回路、32……加算器、33……二乗回
路、34……反転増幅器、35……利得調整回
路、36……ブラツククリツプ回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カラーテレビジヨンカメラの3つの原色信号の
    中から互いに異なる2つを3組取出し、それぞれ
    一方から他方を、他方から一方を減算処理して6
    つの原色信号の色差信号を取出す色差発生回路
    と、この回路で発生された6つの原色色差信号が
    導入され、導入された信号の中の4つの原色色差
    信号を選択するセレクタ回路と、この回路で選択
    された4つの原色色差信号を2つずつ2組に分
    け、それぞれを所定の混合比で混合して第1、第
    2の色差信号を取出す混合回路と、前記第2の色
    差信号を二乗演算し、正極性成分を得る二乗回路
    と、この二乗回路の出力を反転増幅する反転増幅
    回路と、この反転増幅回路の出力と前記混合回路
    で得られた第1の色差信号とを加算する加算回路
    と、この加算回路の出力の少なくとも負極性側を
    クリツプしてクロマキー信号を発生するブラツク
    クリツプ回路とを具備したことを特徴とするクロ
    マキー信号発生装置。
JP1985148579U 1985-09-28 1985-09-28 Expired JPH0413896Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985148579U JPH0413896Y2 (ja) 1985-09-28 1985-09-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985148579U JPH0413896Y2 (ja) 1985-09-28 1985-09-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6257491U JPS6257491U (ja) 1987-04-09
JPH0413896Y2 true JPH0413896Y2 (ja) 1992-03-30

Family

ID=31062984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985148579U Expired JPH0413896Y2 (ja) 1985-09-28 1985-09-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0413896Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5511694A (en) * 1978-07-07 1980-01-26 Philips Nv Color television color selector
JPS5537097A (en) * 1978-08-30 1980-03-14 Rca Corp Black marking signal selector

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5511694A (en) * 1978-07-07 1980-01-26 Philips Nv Color television color selector
JPS5537097A (en) * 1978-08-30 1980-03-14 Rca Corp Black marking signal selector

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6257491U (ja) 1987-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4400721A (en) Transition system for color television receivers
US3558806A (en) Matrixing apparatus
CA1130913A (en) Chroma keying selector system
KR0163764B1 (ko) 신호처리장치
KR970007807B1 (ko) 화이트 밸런스 장치
JPH0413896Y2 (ja)
JP2569046B2 (ja) 輝度信号の補正方法及び装置
EP0620692B1 (en) Tint detection circuit
JPH03201697A (ja) 映像信号補正方法及び映像信号補正装置
JP3072656B2 (ja) 色温度変換回路
JPH07264621A (ja) 映像信号混合回路
GB1585223A (en) Video signal combiner
US3967312A (en) Color television chroma demodulator circuit
JP2674175B2 (ja) 色温度補正装置
JPH0227664Y2 (ja)
JPS6326594B2 (ja)
JPH04630Y2 (ja)
JPS6046688A (ja) カラ−ビデオカメラ
JPH0346623Y2 (ja)
JPS6233433Y2 (ja)
JPS601792B2 (ja) クロマキ−信号発生装置
JP2574898B2 (ja) 色検出回路
SU488364A1 (ru) Корректор цветности цветного видеоконтрольного устройства
KR100213219B1 (ko) 컬러 디코딩 장치의 색차신호 발생용 디매트릭스회로
JPH0434352B2 (ja)