JPH04137315U - 水中顕微鏡 - Google Patents
水中顕微鏡Info
- Publication number
- JPH04137315U JPH04137315U JP4391691U JP4391691U JPH04137315U JP H04137315 U JPH04137315 U JP H04137315U JP 4391691 U JP4391691 U JP 4391691U JP 4391691 U JP4391691 U JP 4391691U JP H04137315 U JPH04137315 U JP H04137315U
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- JP
- Japan
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- imaging camera
- waterway
- light
- focal position
- watertight case
- Prior art date
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- Pending
Links
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Microscoopes, Condenser (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 水中に存在する微生物などの各種の物質をリ
アルタイムで観察できるようにする。 【構成】 水密ケース２内に撮像カメラ４と光源６から
の光を撮像カメラ４の焦点位置に向けて出射する照光部
８とが設けられ、かつ、この撮像カメラ４の焦点位置に
は水密ケース２を内外に連通する水路２０が形成され、
この水路２０を挟む撮像カメラ４との対向位置には光反
射板２２が配置されている。
アルタイムで観察できるようにする。 【構成】 水密ケース２内に撮像カメラ４と光源６から
の光を撮像カメラ４の焦点位置に向けて出射する照光部
８とが設けられ、かつ、この撮像カメラ４の焦点位置に
は水密ケース２を内外に連通する水路２０が形成され、
この水路２０を挟む撮像カメラ４との対向位置には光反
射板２２が配置されている。
Description
【０００１】
本考案は、水中に存在する微生物などを観察するための水中顕微鏡に関する。
【０００２】
一般に、赤潮発生の有無などを監視するする上では、海水等のプランクトンな
どの微生物を採取してその種類や数(濃度)を調べることが必要となる。
【０００３】
従来は、このような水中の微生物を調べるには、水を採取した後、船上あるい
は船を降りてから、その採取した水等を試料セルに移して通常の光学顕微鏡を用
いて観察を行っていた。
【０００４】
しかしながら、このような従来の観察の仕方では、次の問題がある。
【０００５】
すなわち、各観察地点での深度ごとの微生物の違い等を調べるなど、サンプリ
ング点数が多くなる場合には、これに応じて多数のサンプリングケースが必要と
なるばかりか、その保管場所も確保せねばならず、さらに、リアルタイムで観察
することができないので、試料が経時変化する恐れもある。
【０００６】
本考案は、上述の課題を解決するためになされたものであって、水中の微生物
などをリアルタイムで観察できるようにするものである。
【０００７】
そのため、本考案の水中顕微鏡では、水密ケース内に撮像カメラと光源からの
光を前記撮像カメラの焦点位置に向けて出射する照光部とが設けられ、かつ、こ
の撮像カメラの焦点位置には水密ケースを内外に連通する水路が形成され、この
水路を挟む前記撮像カメラとの対向位置には光反射板が配置されている。
【０００８】
上記構成において、微生物などが存在する水中に水中顕微鏡を浸漬すると、そ
の水は水路内に導入される。そして、光源からの光が照光部から水路に向けて照
射される。このとき、微生物等の物質の存在の有無に応じて、この光量が異なっ
てくるので、その光が光反射板で反射され、物質の有無に応じてコントラストの
生じた像が撮像カメラで撮像される。
【０００９】
図１は本考案の実施例に係る水中顕微鏡の側面断面図、図２は図１のＡ−Ａ線
に沿う断面図、図３は図１のＢ−Ｂ線に沿う断面図である。
【００１０】
これらの図において、符号１は水中顕微鏡の全体を示し、２は水密ケースであ
る。
【００１１】
この水密ケース２は、円筒状の本体ケース部２aと、この本体ケース部２aの前
方端部に取り付けられた試料導入ケース部２bとからなり、本体ケース部２a内に
、撮像カメラ４および光源６からの光を撮像カメラ４の焦点位置に向けて出射す
る照光部８が設けられている。
【００１２】
撮像カメラ４は、固体撮像素子などで構成される撮像部１０と対物レンズ部１
２とを備える一方、照光部８は、たとえば多数の光ファイバを束ねたライトガイ
ドで構成される。
【００１３】
また、前記本体ケース部４aの前方には封止用のＯリング１６を介して窓ガラ
ス１８が、さらに、この窓ガラス１８の前方に中空円板状の押え板１９が順次配
置されており、押え板１９が本体ケース２ａの前方端にねじ止め固定されている
。さらに、窓ガラス１８の前方の試料導入ケース部２bとの間には、撮像カメラ
４の焦点位置に一致させて水密ケース２を内外に連通する水路２０が形成されて
いる。
【００１４】
すなわち、試料導入ケース部２bは、円板状の基部２b1の周辺の４箇所にねじ
止め用の足部２b2が突設されるとともに、基部２b1の中央部には台座２b3が足部
２b2よりも短尺に突設され、この台座２b3上にミラー等の光反射板２２が固定さ
れている。そして、試料導入ケース部２bを本体ケース部２aに取り付けた状態で
、両ケース部２a，２bの間に水路２０が形成されるとともに、光反射板２２と撮
像カメラ４とが水路２０を挟んで対面している。
【００１５】
なお、２４，２６は撮像カメラ４の位置決め用の調整ねじ、２８はＴＶモニタ
である。
【００１６】
上記構成において、水中顕微鏡１を微生物等が存在する水中に浸漬すると、そ
の水は水路２０内に導入される。そして、光源６からの光が照光部８から水路２
０に向けて照射される。このとき、水路２０中の微生物等の存在の有無に応じて
、この光量が異なってくるので、その光が光反射板２２で反射され、微生物の有
無に応じてコントラストの生じた像が撮像カメラ４で撮像され、ＴＶモニタ２８
に表示される。
【００１７】
本考案によれば、水中の微生物などをリアルタイムで観察できるようになる。
したがって、観察すべきサンプリング点数が多くなる場合でも、試料の保管場所
を特に確保する必要はなく、試料の経時変化の恐れもなく、実際の情況を的確に
把握することが可能となる。
【図１】本考案の実施例に係る水中顕微鏡の側面断面図
である。
である。
【図２】図１のＡ−Ａ線に沿う断面図である。
【図３】図１のＢ−Ｂ線に沿う断面図である。
１…水中顕微鏡、２…水密ケース、４…撮像カメラ、６
…光源、８…照光部、２０…水路、２２…光反射板。
…光源、８…照光部、２０…水路、２２…光反射板。
Claims (1)
- 【請求項１】 水密ケース(２)内に撮像カメラ(４)と光
源(６)からの光を前記撮像カメラ(４)の焦点位置に向け
て出射する照光部(８)とが設けられ、かつ、この撮像カ
メラ(４)の焦点位置には水密ケース(２)を内外に連通す
る水路(２０)が形成され、この水路(２０)を挟む前記撮
像カメラ(４)との対向位置には光反射板(２２)が配置さ
れていることを特徴とする水中顕微鏡。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4391691U JPH04137315U (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 水中顕微鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4391691U JPH04137315U (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 水中顕微鏡 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04137315U true JPH04137315U (ja) | 1992-12-21 |
Family
ID=31924169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4391691U Pending JPH04137315U (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 水中顕微鏡 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04137315U (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6021786A (ja) * | 1983-07-15 | 1985-02-04 | カルル・ハインツカントヴエルク | 多能工具 |
| JPS60251988A (ja) * | 1984-05-29 | 1985-12-12 | Nishihara Environ Sanit Res Corp | 液中監視モニタ− |
| JPS6333679U (ja) * | 1986-08-19 | 1988-03-04 |
-
1991
- 1991-06-12 JP JP4391691U patent/JPH04137315U/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6021786A (ja) * | 1983-07-15 | 1985-02-04 | カルル・ハインツカントヴエルク | 多能工具 |
| JPS60251988A (ja) * | 1984-05-29 | 1985-12-12 | Nishihara Environ Sanit Res Corp | 液中監視モニタ− |
| JPS6333679U (ja) * | 1986-08-19 | 1988-03-04 |
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