JPH04134453U - 噴霧装置 - Google Patents

噴霧装置

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JPH04134453U
JPH04134453U JP4062791U JP4062791U JPH04134453U JP H04134453 U JPH04134453 U JP H04134453U JP 4062791 U JP4062791 U JP 4062791U JP 4062791 U JP4062791 U JP 4062791U JP H04134453 U JPH04134453 U JP H04134453U
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motor
valve body
needle valve
amount
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Application number
JP4062791U
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English (en)
Inventor
健郎 桑原
Original Assignee
扶桑精機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単に正確な設定流量を得る。 【構成】 ニードル弁体2fの直線動用の制御手段6
を、パルスモータ3と、そのモータ3に連係されその回
転量を上記ニードル弁体2fの直線動に変換する変換機
構4とで構成して、受信する数のパルス信号で正確に所
定角度回転するパルスモータ3及び、変換機構4を介し
てニードル弁体2fの直線動に変換する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、塗装、表面処理、食品・医薬品等の香料塗布、離型剤塗布等、様々 な分野で利用する噴霧装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、噴霧装置には、噴霧の対象となる液を供給ラインから本体内に供給する 一方、圧送空気を同様に供給ラインから本体内に供給して、本体に開設した空気 噴き出し口から流速を速めて噴射する圧送空気の負圧作用で、隣設する位置に開 設したノズル口から対象とする液を吸引し霧化する構造のものや、上記液の供給 ライン、空気の供給ラインから本体内に供給される対象液と圧送空気とを、同本 体内で混合霧化する構造のものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
斯様な噴霧装置では、上記ノズル口または本体内の液体通路に設けたニードル 弁体を、その本体の後部に螺着する前後動可能な調節器に、連結しており、その 調節器を所望量手で回動させて、ニードル弁体の直線移動量を可変することによ り流路の隙間を可変し、依って対象液の流量を調節するようになっている。 この人為的な手法では正確な設定開度を得るのが難しく、仮に目盛り等の印を 付設して対処しても微妙な設定誤差を招いてしまうことを避けられない。
【0004】 本考案は、従来事情に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、簡単に正 確な設定流量を得ることができる噴霧装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために講じた技術的手段は、請求項1においては、ニード ル弁体の直線動用の制御手段を、パルスモータと、そのモータに連係されその回 転動を上記ニードル弁体の直線動に変換する変換機構とで構成したことを要旨と する。請求項2においては、液供給ラインに流量検知手段を装設し、その流量検 知手段に連係してパルスモータを備えると共に、そのモータに連係されその回転 動をニードル弁体の直線動に変換する変換機構を設けてなり、上記流量検知手段 とモータとを、流量検知手段での検知液量と設定流量との増減差量に比例する正 逆の回転量に上記モータの回転量を制御する定量用制御部で、連係したことを要 旨とする。
【0006】
【作用】
上記技術的手段によれば次の作用を奏する。 ・請求項1では、回転角度を任意に設定可能とするパルスモータのその選定回 転量を、ニードル弁体の直線動に正確に変換する。 ・請求項2では、回転角度を任意に設定可能とするパルスモータの、その誤動 作のない正確な回転機能を利用して、流量検知手段からの供給検知液量の検知信 号を受信した定量制御部からの出力パルス信号を受けて、設定流量に対して増減 した差量に比例する量分、同モータを正確に正逆回転させ、それをニードル弁体 の直線動に変換する。
【0007】
【考案の効果】
本考案は、以上のように構成したので下記の利点がある。 ・請求項1 (1).回転角度を任意に設定可能とするモータに電気的に接続したスイッチ 等の単なる切り替えだけで、対象液の流路を可変して調節し、設定した正確な噴 霧量に得ることができる。 (2).パルスモータの固有の機能を利用するものであるから市販品を利用す ることも可能でありローコストで提供することができる。
【0008】 ・請求項2 (1).液垢付着による圧損、供給手段の水頭圧変化、供給手段の稼動力低下 等種々な条件下で供給液量の変化が余儀なくされても、回転角度を任意に設定可 能とするパルスモータに、流量検知手段のその検知液量の検知信号に基づいて定 量用制御部から設定流量に対する検知液量の増減差量に比例する数のパルス信号 を発信して変換機構でニードル弁体をその増減差量に比例する量だけ前動または 後動し対象液の流路隙間を検知液量に反比例させるから、設定した量の定量噴霧 が正確に行える。 (2).定量噴霧するに際して、水頭圧を利用する供給手段、ポンプ、圧送タ ンク等で強制送液する供給手段等現存する種々の供給方式のものを改善を行わず に使用でき、装置全体として大がかりならない。
【0009】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 本実施例ではまず請求項2の実施例を説明し、続いてその実施例を参酌して請 求項1の実施例を説明する。図1及び図2は請求項2の実施例を示している。
【0010】 噴霧装置Aは、本体A1 に、自らの水頭圧を利用する供給手段100から対象 液を送液する液供給ライン(供給管)100’と、供給手段(エアーコンプレッ サー)200から圧送空気を送風する空気供給ライン(供給管)200’とを連 絡したタイプを示している。
【0011】 また、噴霧装置Aには、本体A1 に連絡する液供給ライン100’の中途部に 同ライン100’内を流動する供給液量を検知する流量検知手段1が装設されて いる。
【0012】 この本体A1 は、液供給ライン100’、空気供給ライン200’の他端が連 通状に螺着してあるケーシング2内に、その液供給ライン100’に一端を連通 し且つ他端をノズル口2aまで連通した液流路2bと、空気供給ライン200’ に一端を連通し且つ他端をそのノズル口2aを取りまく環状の空気噴き出し口2 cまで連通した空気流路2eとを各々内設すると共に、ノズル口2aの開度を調 節するニードル弁体2fを前後方向に往復動可能に備えてなり、更に前記流量検 知手段1の検知信号を定量用制御部5を介して受信するパルスモータ3と、その パルスモータ3の回動を上記ニードル弁体2fの直線動に変換する変換機構4と を備えている。
【0013】 ニードル弁体2fは図1に示すように上記ケーシング2内において、先部をノ ズル口2aとする液流路2bの後部の隔壁部2g’に固着された軸受け部2iで 、軸線方向がノズル口2aの口芯と一致するように往復動可能に支承して、先端 が往動度合いでノズル口2aに接近して開度を任意に絞り込むように構成してあ る。
【0014】 また、上記ニードル弁体2fは後方部位を、上記隔壁部2g’で画成された収 容室2j内に位置されている。
【0015】 変換機構4はラック4aとピニオン4bであり、ラック4aを、上記ニードル 弁体2fにおいて上記収容室2j内の後方部位部分に刻設し、ピニオン4bを、 そのラック4aと歯合するようにケーシング2の外壁から軸入するパルスモータ 3の回転軸4b’に回転可能に軸支している。
【0016】 パルスモータ3は周知の通り、受信パルス信号の数によって回転角度を任意に 可変するタイプのモータであり、ピニオン4bに動力を伝達するようにケーシン グ2の外壁に装設されている。
【0017】 流量検知手段1は流量センサであり、液供給ライン100’の流量を検知する 機能を有し、定量用制御部5に検知信号を出力する働きがある。
【0018】 定量用制御部5は上記流量検知手段1の検知信号を受信してその信号を比例的 に変換する演算処理回路(図示せず)と、その演算処理回路(図示せず)に連係 され前記パルスモータ3にパルス信号を出力する出力回路(図示せず)とを内蔵 している、即ち流量検知手段1の検知信号によって液供給ライン100’内を流 動する対象液量が、基準とする設定流量よりも多い場合には、パルスモータ3に 正転させるパルス信号を出力し、流動する倹知液量がその設定流量よりも少ない 場合には、パルスモータ3に逆転させるパルス信号を出力するようにしてある。 つまり、設定流量を基準としてパルスモータ3を正転または逆転させて前記ニ ードル弁体2fを前動または後動させて液供給ライン100’の対象液流量に拘 らず、ノズル口2aの開度を一定化するのである。
【0019】 次ぎに、この実施例における噴霧装置の作用を簡単に説明すれば、流量検知手 段1、定量用制御部5の電源をONすると共に供給手段100、200を作動さ せ、圧送空気を空気噴き出し口2cから噴射する。その際、流量検知手段1で検 知した検知信号に基づいて定量用制御部5の演算処理回路(図示せず)が供給液 量を演算処理し出力回路(図示せず)を介してパルス信号をパルスモータ3に発 信する。 即ち、検知液量が多ければ正の回転量をその検知液量の増量分に比例して大き くする数のパルス信号を発信し、少なければ逆の回転量をその検知液量の減量分 に比例して大きくする数のパルス信号を発信する。 パルスモータ3はそのパルス信号に基づいて所定角度正回転または逆回転して ピニオン4b、ラック4aとの歯合関係でニードル弁体2fを前後動し弁開度を 自動調節し、そして定量噴射する。 つまり、流量検知手段1で検知された検知液量に対する最終段階のニードル弁 体2fの直線動量を、設定流量を基準とする増減量に正比例させ、それによりノ ズル口2aの開度を液供給ライン100’の供給量に反比例して可変的に絞りこ み定量噴霧するのである。 尚、この実施例において、パルスモータ3の回転動をニードル弁体2fの直線 動に変換する変換機構4は機械的なものである必要はなく、電気的なものであっ ても差し支えない。
【0020】 次ぎに請求項1の実施例を図3に基づいて説明すると、この実施例はパルスモ ータ3が、その受信するパルス信号に基づいて正確な量だけ回転するその機能の みに着目したもので、そのパルスモータ3と、前記請求項1の実施例と同様な変 換機構4とでニードル弁体2fの直線動用の制御手段6を形成してあり、更にそ のパルスモータ3にパルス信号を発信するスイッチ操作部7を電気的に連係して 全体装置を構成している。 尚、スイッチ操作部7を除く噴霧装置Aの全体構成(流量検知手段1、定量用 制御部5が無い構成)は前記請求項2の実施例と同一構成である為、同一符号を 付け説明は敢えて省略する。
【0021】 スイッチ操作部7は選択スイッチ(図示せず)を有すると共に、その選択スイ ッチ(図示せず)の選択的な切り替え操作で、所望角度パルスモータ3を回転さ せるに必要な選定された数のパルス信号をパルスモータ3に発信する発信回路( 図示せず)を、内蔵している。
【0022】 次ぎに、この実施例における噴霧装置の作用を簡単に説明すると、スイッチ操 作部7の選択スイッチ(図示せず)を選択してタッチ操作することで、選定され た数のパルス信号が発信回路(図示せず)パルスモータ3に発信され、それを受 信したパルスモータ3がそのパルス信号に基づいて選定量回転し変換機構4を介 してニードル弁体2fを往動させ、ノズル口2aの弁開度を自動調節して、選択 された設定量の液噴霧を正確に行う。
【0023】 尚、この実施例においてスイッチ操作部7を、選択スイッチのみを露出させて パルスモータ3のケーシング内に内設しても構わない。また、請求項1の実施例 、請求項2の実施例の噴霧装置Aにおいて、符号2hは噴霧の放出形状を任意に 可変する為の空気噴射口であり、前記空気噴き出し口2cの外側から対向して突 設した突角部に開設してなり、噴霧に向けて噴射するようになっている。その流 路は前記空気流路2eから分岐させている。また、本考案は、詳述しないが圧送 空気と対象液とを本体内で混合するタイプの噴霧装置にも等しく有用であること は言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項2の実施例の縦断面図。
【図2】同実施例の平面図で一部切欠して示す。
【図3】請求項1の実施例の縦断面図。
【符号の説明】
A :噴霧装置 2c :空気噴き出し口 2f :ニードル弁体 6 :制御手段 3 :パルスモータ 4 :変換機構 2a :ノズル口 100’:液供給ライン 1 :流量検知手段 5 :定量用制御部 7 :スイッチ操作部 A1 :本体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ニードル弁体の直線動用の制御手段を、
    パルスモータと、そのモータに連係されその回転動を上
    記ニードル弁体の直線動に変換する変換機構とで構成し
    たことを特徴とする噴霧装置。
  2. 【請求項2】 対象液の液供給ラインに流量検知手段を
    装設し、その流量検知手段に連係してパルスモータを備
    えると共に、そのモータに連係されその回転動をニード
    ル弁体の直線動に変換する変換機構を設けてなり、上記
    流量検知手段とモータとを、流量検知手段での検知液量
    と設定流量との増減差量に比例する正逆の回転量に上記
    モータの回転量を制御する定量用制御部で、連係したこ
    とを特徴とする噴霧装置。
JP4062791U 1991-05-31 1991-05-31 噴霧装置 Pending JPH04134453U (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017018365A1 (ja) * 2015-07-24 2017-02-02 株式会社青木科学研究所 高密度の焼結体を生産するための金型潤滑油、金型潤滑油のスプレー塗布装置、スプレー塗布装置を備えた圧粉体成形装置、それを用いた圧粉体成形方法、およびその方法によって得られる焼結体

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