JPH04134072U - 回転数センサ - Google Patents

回転数センサ

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Publication number
JPH04134072U
JPH04134072U JP3941691U JP3941691U JPH04134072U JP H04134072 U JPH04134072 U JP H04134072U JP 3941691 U JP3941691 U JP 3941691U JP 3941691 U JP3941691 U JP 3941691U JP H04134072 U JPH04134072 U JP H04134072U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
magnet
rotation speed
speed sensor
bearing
Prior art date
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Pending
Application number
JP3941691U
Other languages
English (en)
Inventor
真二郎 上田
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は主に自動車の車速検出に用いられる
回転数センサの長寿命化およびコストの低減を目的とす
るものである。 【構成】 軸1aに装着された磁石の下ケース6に装着
された軸受け4との軸方向の摺動面に固定ワッシャー3
を固着することで、従来軸を切削して設けていたツバを
なくし、加工工数の低減と固定ワッシャーの適宜の選択
で長寿命化を図ったものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は主に自動車の車速検出に用いられる回転数センサに関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
従来の回転数センサを図3により説明する。同図によると、回転数センサは下 ケース6に一体に形成された軸受け4との嵌合部の径より大きな径のツバを有し た軸1と、この軸1に接着等により固定された多極磁石2と、磁電変換器5によ り構成されており、軸1と多極磁石2から成る回転体と軸受け4の軸方向の摺動 面は、前記軸1のツバと軸受け4の端面で形成されていた。
【0003】 なお、8はこの軸1に装着されたバネであり、スラスト鋲9を上ケース7側に 設けられたスラスト受け板10を押すことで、軸受け4上を軸1が摺動すること になる。また11は磁電変換器5の出力を外部へ導出する端子である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の回転数センサでは、回転寿命を確保するため、軸方 向摺動面に加わる単位面積当りの接触圧力を抑える目的で摺動面の面積を確保す る必要があり、軸1は大きな径の軸材から切削加工等で作られており、高価なも のとなっていた。
【0005】 本考案はこのような従来の課題を解決するものであり、安価な回転数センサを 提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するために、軸に固定された固定ワッシャーを設けた ものである。
【0007】
【作用】
したがって、本考案によれば、前記固定ワッシャーと軸受けで軸方向摺動面を 構成するようにし、回転寿命を確保するための軸方向摺動面の面積および材質を 、軸の加工および外形にとらわれずまた安易な組立法により確保することを可能 とし、安価な回転数センサを提供できるようにしたものである。
【0008】
【実施例】
本考案の回転数センサの一実施例を図1,図2により説明する。なお、従来技 術と同一部分は同一番号を付与し、説明を省略する。図1,図2において1aは 軸であり、2aはこの軸1aに一体成形した外周に多極着磁されたプラスチック 性の磁石であり、下面に突起2bを設けている。3は固定ワッシャーであり、外 周に凹部3aおよび3bを設け、この凹部3aおよび3bを前記突起2bに嵌合 した。この固定ワッシャー3を前記磁石2aに装着している。
【0009】 次に動作について説明すると、軸1aおよび磁石2aはバネ8により固定ワッ シャー3を介し軸受け4に押しつけられている。そして、軸1aを回転すること により、磁石2aが回転し、磁石2aの外周の固定点に交番磁界を発生する。こ の交番磁界を磁電変換器5により電気信号として取り出し回転数を検出する。
【0010】 ここで、図2に示すよう固定ワッシャー3は外周部の凹部3a・3bを磁石2 aの突起2bに嵌合して取りつけられているので、固定ワッシャー3は軸1aお よび磁石2aと回転方向に略固定される。したがって、固定ワッシャー2aと軸 1aおよび磁石2aは共に回転し、軸方向摺動面は固定ワッシャー3と軸受け4 により構成されることになる。
【0011】
【考案の効果】
本考案は、上記実施例より明らかなように、固定ワッシャーと軸受けで軸方向 摺動面を構成して、回転寿命を確保するための軸方向摺動面の面積および材質を 、軸の加工および外形にとらわれず、また容易な組立法により確保することを可 能としたので、安価な回転数センサを提供できるという効果を有するものである 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の回転数センサの一実施例の側断面図
【図2】同要部である軸と固定ワッシャーの関係を説明
する分解斜視図
【図3】従来の回転数センサの側断面図
【符号の説明】
1a 軸 2a 磁石 3 固定ワッシャー 4 軸受け 5 磁電変換器 8 バネ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸と、軸受けと、前記軸に一体成形され
    た、多極着磁された磁石と、前記磁石または前記軸に前
    記軸の回転方向に略固定された固定ワッシャーと、前記
    磁石を前記軸受けに押しつけるバネと、前記磁石の着磁
    面に対向して配置された磁電変換器とからなる回転数セ
    ンサ。
JP3941691U 1991-05-29 1991-05-29 回転数センサ Pending JPH04134072U (ja)

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JPH04134072U true JPH04134072U (ja) 1992-12-14

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59166814A (ja) * 1983-03-11 1984-09-20 Power Reactor & Nuclear Fuel Dev Corp 超音波流量計
JPS62237357A (ja) * 1986-04-08 1987-10-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 回転センサ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59166814A (ja) * 1983-03-11 1984-09-20 Power Reactor & Nuclear Fuel Dev Corp 超音波流量計
JPS62237357A (ja) * 1986-04-08 1987-10-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 回転センサ

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