JPH0413348B2 - - Google Patents

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JPH0413348B2
JPH0413348B2 JP57041793A JP4179382A JPH0413348B2 JP H0413348 B2 JPH0413348 B2 JP H0413348B2 JP 57041793 A JP57041793 A JP 57041793A JP 4179382 A JP4179382 A JP 4179382A JP H0413348 B2 JPH0413348 B2 JP H0413348B2
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JP
Japan
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group
alkyl
general formula
formula
hydrogen
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JP57041793A
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Sugabanamu Barasuburamanyan
Ansonii Washinton Hooru
Maachin Kuroo Jon
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Imperial Chemical Industries Ltd
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Imperial Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は殺菌剤として有用なトリアゾール化合
物、該化合物の製造法、該化合物を含有する殺菌
組成物及びこれらを用いて植物の菌による感染を
防止する方法に関する。 本発明のトリアゾール化合物は一般式(): (式中、R1はC1-4アルキル、フエニル、C1-4
アルキルフエニル、C1-4アルコキシフエニル、ハ
ロフエニル又はフエニルフエニル基であり、R2
はC1-4アルキル、C1-4ジアルキルシクロヘキシ
ル、ハロフエニル又はC1-4アルコキシフエニル基
であり、R3は水素であり、R4及びR5は水素、ア
リル又はC1-4アルキル基であり、XはO,S,
SO又はSO2であるが、但しXがOである時はR2
はフエニル又は置換フエニル基ではない)を有す
るか又はこれの異性体、酸付加塩又は金属錯体で
ある。 本発明の化合物は少くとも1つの不整中心を含
有する。このような化合物は一般に異性体混合物
の形で得られる。しかしながらこれらの混合物及
び他の混合物は技術的に公知の方法により個々の
異性体に分離することができる。 前記のアルキル基は1〜4個の炭素原子を有す
る直鎖又は分枝鎖アルキル基であることができ;
その例はメチル、エチル、プロピル(n−又はイ
ソ−プロピル)及びブチル基(n−、sec−、イ
ソ−又はt−ブチル基)である。 R1及び/又はハロフエニル基を表わす場合に
は、2位、4位又はこれら両方の位置にハロゲン
原子(例えばフツ素、塩素又は臭素)を有するハ
ロフエニル基であるのが好ましい。 前記の塩は無機酸又は有機酸との塩例えば塩
酸、硝酸、硫酸、酢酸、p−トルエンスルホン酸
又はシユウ酸との塩であり得る。 前記の金属錯体は該金属として銅、亜鉛、マン
ガン又は鉄を含有する錯体であるのが適当であ
る。該金属錯体は次式: 〔式中R1,R2,R3,R4,R5及びXは前記の如
くであり、Mは金属であり、Aはアニオン(例え
ば塩素イオン、臭素イオン、ヨウ素イオン、硝酸
イオン、硫酸イオン又は燐酸イオンである)であ
り、nは2又は4であり、yは0又は1〜12の整
数であり、mは原子価に一致する整数である〕を
有するのが好ましい。 本発明の化合物の例を以下の表に示す。これ
らの化合物は次の一般式に対応する: 【表】 【表】 【表】 前記の化合物について追加の特性データ即ち選
択したプロトン核磁気共鳴スペクトル(NMR)
データを以下に示す。略号は次の通りである。 s=一重線 d=二重線 dd=二重の二重線 m=多重線 t=三重線 q=四重線 【表】 【表】 【表】 前記一般式()但しR1,R2,R3,R4,R5
びXは前述の如くである)を有する本発明の化合
物は、一般式(): (式中R1,R2,R4,R5及びXは前述の如くで
ある)のエポキシドを1,2,4−トリアゾール
で処理しその際酸結合剤の存在下であるいは適当
な溶剤中でトリアゾールのアルカリ金属塩の1つ
の形で処理を行ない;しかる後にX=Sの化合物
を酸化してXがSO又はSO2である化合物を得る
ことにより形成し得る。適当な酸化剤はm−クロ
ロ過安息香酸であり、酸化法は通常のかかる方法
による。主たる方法においては、一般式()の
化合物をアセトニトリル、メタノール、エタノー
ル又はジメチルホルムアミドの如き適当な溶剤中
で1,2,4−トリアゾールのナトリウム又はカ
リウム塩(該塩は1,2,4−トリアゾールに水
素化ナトリウム、ナトリウムアルコキシド又はカ
リウムt−ブトキシドの何れかを加えることによ
り調製し得る)と20〜100゜で反応させる。生成物
は反応混合物を水にそそぎ適当な溶剤中に抽出す
ることにより単離し得る。 一般式()のエポキシドは、次式() (式中R1,R2,R4,R5及びXは前述の如くで
ある)のケトンをジメチルオキソスルホニウムメ
チリド(J.Amer.Chem.Soc.1965,87,1353〜
1364)又はジメチルスルホニウムメチリド(J.
Amer.Chem.Soc.1962,84,3782)と前記文献に
記載された方法を用いて反応させることにより形
成される。前記一般式()のエポキシドは次亜
塩素酸、過酸化水素又は過酸(例えば過酢酸又は
過安息香酸)の如き標準酸化剤を用いて一般式
(): (式中R1,R2,R4,R5及びXは前述の如くで
ある)のオレフインをエポキシ化することによつ
ても形成し得る。前記のオレフイン()は、エ
ーテル、テトラヒドロフラン又はアニソールの如
き適当な溶剤中で前記式()のケトンを次式
(): CH3−MgY () (式中Yはハロゲン例えば塩素、臭素又はヨウ
素である)のグリニヤール試薬で処理し、次いで
中間体のアルコールを脱水することにより形成さ
れる。前記一般式()のケトンは以下に挙げる
種々の方法によつて形成でき、該方法の多数は文
献により周知である。 (a) 対応のα−ヒドロキシケトンのアルキル化
(Houben Weyl 7/2e p.2232)。α−ヒドロ
キシケトンは文献の方法−Houben Weyl 7/
2e pp.2173〜2242により形成される。 (b) 適当なニトリルR2XCR4R5CNにR1MgYをグ
リニヤール反応させる方法(Organic
Syntheses Collective 3巻pp.526〜563)。 (c) 適当な酸塩化物R2XCR4R5COClにR1MgYを
グリニヤール反応させる方法(Tet,Letters,
1979,44,pp.4303〜4306)。 (d) 適当なアルデヒドR2XCR4R5CHOにR1MgY
をグリニヤール反応させて第2級アルコールを
得、続いてこれを酸化して所望のケトンを得る
方法。 (e) エポキシド【式】又はハロヒド リンR2−CHOH−CYR4R5をアニオンR2X
で処理し(J.Amer.Chem.Soc.1945,69,516〜
518)、続いて酸化して(Helv.Chim Acta,
1947,30,2132〜41)所望のケトンを得る方
法。 (f) α−ハロケトン【式】とアニオ ンR2X との反応。 (g) ハロケタノール【式】 (式中R8及びR9はアルキル基又は一緒にな
つて環を形成する)をアニオンRX で処理し
続いて酸加水分解する方法。 (h) R1がアルキル又はアラルキル基であるケト
ンは、アセチレン系アルコール (但しR10はH、アルキル又はアリール基で
あり、R4及びR5は前述の如くである)をアル
キル化し、続いて加水分解することにより形成
し得る(J.Amer.Chem.Soc.1957,79,1682〜
7) (i) R1がアリール基であるケトンは置換ベンゼ
ンと酸塩化物【式】との間のフリ ーデルクラフト反応により形成し得る。 本発明の化合物は、ジメチルホルムアミド又は
ジメチルスルホキシドの如き適当な溶剤中で20〜
100℃の温度で一般式(): (式中R1,R4及び、R5は前述の如くである)
のエポキシドを次式() R2−X M () (式中R2及びXは前述の如くであり、Mはア
ルカリ金属である)の酸素親核子又は硫黄親核子
のアルカリ金属塩で処理することによつても製造
し得る。一般式()(但しR4=R5=H)のエポ
キシドは一般式(): (式中R1は前述の如くである)のケトンをジ
メチルオキソスルホニウムメチリド(J.Amer.
Chem.Soc.,1965,87,1353〜1364)又はジメチ
ルスルホニウムメチリド(J.Amer.Chem.Soc.,
1962,84,3782)と、前記文献に記載された方法
を用いて反応させることにより調製し得る。 一般式()のケトンは特許文献(英国特許第
1533705/6号)に記載された方法によつて形成
し得る。 一般式()の化合物の塩及び金属錯体は公知
の要領で前記化合物から製造し得る。例えば該錯
体は適当な溶剤中で錯化されていない化合物を金
属塩と反応させることにより形成できる。 本発明の化合物、塩及び金属錯体は有効な殺菌
剤であり、特に次の病害に対して有効な殺菌剤で
ある: 小麦のサビ病(Puccinia recondita),
Puccinia striiformis)及び他のサビ病、大麦
のサビ病(Pu−ccinia hordei),(Puccinia
striiformis)及び他のサビ病及び他の宿主植物、
例えばコーヒー、リンゴ、野菜及び観賞用植物の
サビ病 ブドウのベト病(Plasmopara viticola)大
麦及び小麦のウドンコ病(Erysiphe graminis
及び種々の宿主植物の他のウドンコ病例えばひよ
うたん(例えばきゆうり)のウドンコ病
Sphaerotheca fuliginea),リンゴのウドンコ
病(Podosphaera leucotricha)及びブドウの
ウドンコ病(Uncinula necator)、穀物類のヘ
ルミントスポリウム(Helminthosporium
spp.)及びリンコスポリウム(Rhynchosporium
spp.)落花生のカツパン病(Cercospora
arachidicola)及び例えばテンサイ、バナナ及び
大豆の他のカツパン病(Cercospora)トマト、
イチゴ、ブドウ及び他の宿主植物の灰色カビ病
Botrytis cinerea)リンゴの黒星病(Venturia
inaequalis) 本発明の化合物の若干はまた試験管内の菌に対
して広範囲の活性を示した。これらの化合物は果
物の収穫後の種々の病害〔例えばオレンジの縁カ
ビ病(Penicillum digatatum)及び青カビ病
Penicillluum italicum)及びバナナのタンソ
病(Gloeosporium musarum〕に対して活性を
有する。更には本発明の化合物の若干は穀物物の
Fusarium spp.Septoria spp.,Tilletia spp.
(即ち小麦の黒穂病、種子に起因する病害)、
Ustilago spp.,Helminthosporium spp.,綿
花の白絹病(Rhizoctonia solani)及び稲の紋
枯病(Corticium sasakii)に対してシードドレ
ツシング剤として有効である。 本発明の化合物は植物組織中で下方から先端方
向に移動し得る。更には本発明の化合物は植物上
の菌に対して気相中に有効であるに十分な程揮発
性であり得る。 本発明の化合物及びそれの前記した誘導体はま
た植物生長調整活性をも有する。 本発明の化合物の植物生長調整効果は例えば木
材質植物及び草質の単子葉及び双子葉植物の発育
部分の生長における抑制作用又は阻止作用として
示される。このような抑制又は阻止は例えば、茎
生長の減少が倒伏の危険を減少し得る場合の落花
生、穀物及び大豆に有用であり、また肥料を増大
量で施用し得る。木材質植物の生長抑制は電力線
等の下方の下ばえ生長を調整するのに有用であ
る。抑制又は阻止を誘起する化合物はまた砂糖キ
ビの茎生長を変えるのに有用であり、これによつ
て収穫時に砂糖キビの砂糖濃度を増大させること
ができる。落花生の発育不全は収穫を助力し得
る。草類の生長遅延は芝生の維持を助け得る。適
当な草類の例は聖アウグスチヌス草
Stenotaphrum secundatum)、シノスラ・ク
リステイタス(Cynosurus cristatus)、ロリウ
ム・マルチフロラム(Lolium muitiflorum)及
び多年生の毒麦(Lolium perenne)、アクロス
チン・テヌイス(Agrostis tenuis)、バミユー
ダ草(Cynodon dactylon)、ダリチリス・グロ
メレータ(Dactylis glomerata)、フエスツー
カ種(Festuca)〔例えばフエスツーカ・ルブラ
Festuca rubra)〕及びポア種(Poa)〔例えば
ポア・プラテンス(Poapratense)〕である。本
発明の化合物の少くとも若干は、有意な程の植物
毒性作用をなしに且つ草の外観(特に色)に有害
な程に作用することなしに草類の発育を抑制する
ことができ;これは該化合物を観賞用の芝生及び
草地の縁に用いることを魅力的なものとしてい
る。前記の化合物はまた例えば草類における頭状
花の開花に影響を有し得る。本発明の化合物はま
た草類中に存在する雑草の発育を抑制し得る;こ
のような雑草の例はすげ〔例えばシペラス種
Cyperus))及び双子葉雑草(例えばヒナギク、
オオバコ、ミチヤナギ、クワガタソウ、アザミ、
スカンポ及びノボロギク)である。非作用物植物
(例えば雑草又は一面に生えている草木)の生長
を遅延させることができ、かくして農園の作物及
び田畑の作物の維持を助力するものである。果樹
園、特に土壌の腐食を受けている果樹円において
は、一面に生えている草の存在は重要である。し
かしながら草の過度の生長は実質的な維持を必要
とする。本発明の化合物はこの状況に有用であり
得る。何故ならば該化合物は植物を枯死させるこ
となくその生長を制限し得るからであり(植物の
枯死は土壌の腐食を生起して終う)、同時に草に
よる栄養分及び水の競合程度は減少されこのこと
は果物の収量増大を生起し得る。若干の場合に
は、1種の草を他の草よりも抑制することがで
き;この選択性は望ましくない植物種の生長を優
先的に抑圧することにより例えば芝生の特性を向
上させるのに有用であり得る。 前記の生長阻止は鑑賞用植物、室内用植物、庭
園用植物及び苗床植物(例えばシヨウジヨウボ
ク、菊、カーネーシヨン、チユーリツプ及びラツ
パズイセン)を小型化するのにも有用であり得
る。 前述した如く、本発明の化合物を用いて木材質
植物の生長を抑制し得る。この特性を用いて生け
垣の形を調整するか又は果樹(例えばリンゴ)を
形づくることができる。若干の針葉樹は本発明の
化合物によつては有意な程に生長抑制されず、従
つて針葉樹の養樹園中の望ましくない植物を生長
調整するのに本発明の化合物は有用であり得る。 植物生長調節作用は前述した如く作物収量の増
大でそれ自体明示し得る。 ジヤガイモについては、野外での蔓の調節及び
貯蔵庫での発芽抑制が可能であり得る。 本発明の化合物で生起される他の植物生長調節
効果には、葉角の変更及び単子葉植物の分げつの
促進がある。前者の効果は、例えばジヤガイモ作
物の葉の配向を例えば変化させるのに有用であ
り、これによつてジヤガイモにもつと光線を与え
光合成の増大と塊茎重量の増大とを生起するもの
である。単子葉作物(例えば稲)の分げつを増大
させることにより、単位面積当りの開花する芽の
個数を増大させることができこれによつてこのよ
うな作物の穀粒全収率を増大させるものである。
芝生では、分げつの増大により密度の濃い芝生を
与えることができ、これは摩耗弾性を増大させ得
る。 本発明の化合物で植物を処理すると、より深緑
色の生じた葉を与えるものである。 更には、本発明の化合物はテンサイ開花を抑制
又は少くとも遅延させることができ、これによつ
て砂糖の収量を増大させ得る。前記化合物はまた
砂糖の収量を有意な程には減少させることなくテ
ンサイの寸法を減少させることができ、これによ
つて栽培密度の増大を生起し得る。同様に他の根
菜類(例えばカブラ、スウエデ(swede)、マン
ゴールド、アメリカボウフウ、テンサイ、ヤマイ
モ及びカサバ)でも、栽培密度を増大させ得る。 本発明の化合物を用いて綿花の発育部分の生長
を制限させることもでき、これによつて綿花の収
量増大を生起するものである。 本発明の化合物は植物を外部からの刺激に対し
て耐性とさせるのに有用であり得る。何故ならば
該化合物は種子から生長する植物の発芽を遅延さ
せ、茎の高さを短かくし且つ開花を遅延させ得る
からである;これらの特性は冬季には一面に雪に
覆われる地方では霜害を防止するのに有用であり
得る。何故ならば処理済みの植物は低温の天候中
は一面に覆われた雪の下に留まるからである。更
に該化合物は或る植物に耐早バツ性又は耐冷害性
を生起し得る。 低い割合で種子処理剤として施用する時には前
記化合物は植物に生長促進効果を有し得る。 本発明の植物生長調節法を行うに当つては、植
物の生長を調節するのに施用される化合物の量は
多数の因子に応じて決まり、例えば用いるに選ん
だ特定の化合物及び生長を調節すべき植物の種類
に応じて決まる。しかしながら、一般に1ヘクタ
ール当り0.1〜15Kg、好ましくは0.1〜5Kgの施用
率を用いる。しかしながら、或る植物ではこれら
の範囲内の施用率でさえ望ましくない薬害作用を
与えて終う。任意の特定目的に適当な特定化合物
の最良施用率を決定するのに定常の試験が必要で
あるかもしれない。 本発明の化合物はまたカンジダ症及び人間の皮
膚寄生真菌の感染の治療に有用である。 本発明の化合物は殺菌目的又は植物生長調整目
的にはそのまま用い得るが、このような用途には
組成物に処方するのがより都合良い。即ち本発明
は前述した如き一般式()の化合物はこれの塩
又は錯体と担体又は希釈剤とを含んでなる植物用
殺菌組成物を提供するものである。 本発明はまた前述した如き化合物又はこれの塩
又は錯体を植物、植物の種子又は植物又は種子の
場所に施用することからなる。植物の菌による病
害を駆除する方法を提供するものである。 本発明の化合物、塩及び錯体は多数の仕方で施
用することができ、例えば植物の葉に直接処方し
てもしなくても良く、種子にあるいは植物が生長
中か又は植物を植えようとする他の媒質に処方し
てもしなくても良く、あるいは該化合物塩及び錯
体を噴霧するか、散布するか又はクリーム組成物
又はペースト組成物として施用することができ、
あるいは該化合物塩及び錯体を蒸気として施用す
ることができる。植物、カン木又は木の任意の部
分に施用することができ、例えば葉、茎、枝又は
根に施用することができ、あるいは根を包囲する
土壌に施用することができ、あるいは種子をまく
前の該種子に施用することができる。 本明細書で用いた用語「植物」は苗木、カン木
及び木を包含する。更には、本発明の殺菌法は防
止処理、予防保護処理、予防処理及び撲滅根絶処
理を包含する。 本発明の化合物は組成物の形で農業目的及び園
芸目的に用いるのが好ましい。何れかの場合に用
いる組成物の型式は、出会う特定の目的に応じて
決まるものである。 本発明の組成物は、有効成分と固体希釈剤又は
担体、例えば、カオリン、ベントナイト、ケイソ
ウ土、ドロマイト、炭酸カルシウム、タルク、粉
末マグネシア、フラー土、石膏、ヘウイツト土、
ケイソウ土岩及び陶土の如き充填剤とを包含する
粉剤又は細粒の形であることができる。このよう
な細粒は次第に処理することなく土壌に施用する
のに適当な予備形成組粒であり得る。これらの細
粒は充填剤のペレツトに有効成分を含浸させるこ
とによりあるいは有効成分と粉末充填剤との混合
物をペレツト化することにより形成し得る。シー
ドドレツシング用の組成物は例えば、種子に該組
成物が付着するのを助ける薬剤(例えば鉱物油)
を含むことができる;別法として有機溶剤(例え
ばN−メチルピロリドン又はジメチルホルムアミ
ド)を用いてシードドレツシング目的に有効成分
を処方することができる。 本発明の組成物はまた、粉末又は粒子が液体に
分散するのを促進させる湿潤剤を含む分散性粉
末、細粒又は粒子の形であることができる。かよ
うな粉末又は粒子はまた充填剤及び懸濁液を含む
ことができる。 1つ又はそれ以上の湿潤剤、分散剤又は乳化剤
を場合によつては含む有機溶剤中に1つ又は数種
の有効成分を溶かし、次いでかく得られた混合物
を、同様に1つ又はそれ以上の湿潤剤、分散剤又
は乳化剤を含み得る水に加えることにより水性分
散液又は乳液を調製することができる。適当な有
機溶剤はエチレンジクロライド、イソプロピルア
ルコール、プロピレングリコール、ジアセトンア
ルコール、トルエン、ケイセン、メチルナフタレ
ン、キシレン類、トリクロロエチレン、フルフリ
ルアルコール、テトラヒドロフルフリルアルコー
ル及びグリコールエーテル(例えば2−エトキシ
エタノール及び2−ブトキシエタノール)であ
る。 噴霧液としては用いるべき本発明の組成物は、
噴射剤、例えばフルオロトリクロロメタン又はジ
クロロジフルオロメタンの存在下で圧力下に調製
物を容器にいれたエーロゾルの形であることもで
きる。 本発明の化合物は乾燥状態で火工混合物と混合
して密閉した空間に有効成分化合物を含有する煙
を発生させるのに適当な組成物を形成することが
できる。 別法としては、本発明の化合物はミクロカプセ
ルに包蔵した形で用いることができる。 適当な添加剤、例えば分散、粘着力及び処理表
面の耐雨性を改良するための添加剤を含有させる
ことにより、異なる組成物を種々の用途により良
く応用することができる。 本発明の化合物は肥料(例えば含窒肥料、カリ
ウム含有肥料又は含燐肥料)との混合物として用
いることができる。本発明の化合物を配合した、
例えば該化合物で被覆した肥料細粒のみよりなる
組成物が好ましい。このような細粒は25重量%ま
での有効成分化合物を含有するのが適当である。
それ故本発明はまた、前記一般式()の化合物
又はこれの塩又は金属錯体を含有している肥料組
成物を提供するものである。 本発明の組成物はまた浸液又は噴霧液として用
いる液剤の形であることができ、これらは一般に
1つ又はそれ以上の表面活性剤例えば湿潤剤、分
散剤、乳化剤又は懸濁剤の存在下で有効成分を含
む水性分散液又は乳液である。上記の薬剤は陽イ
オン性、陰イオン性又は非イオン性の薬剤であり
得る。適当な陽イオン性薬剤は第四級アンモニウ
ム化合物、例えば臭化セチルトリメチルアンモニ
ウムである。 適当な陰イオン性薬剤は、石ケン、硫酸の脂肪
族モノエステルの塩(例えばラウリル硫酸ナトリ
ウム)及びスルホン化芳香族化合物の塩(例えば
ドデシルベンゼンスルセン酸ナトリウム、リグノ
スルホン酸ナトリウム、カルシウム又はアンモニ
ウム、スルホン酸ブチルナフタレン、及びジイソ
プロピル−及びトリイソプロピル−ナフタレンス
ルホン酸のナトリウム塩の混合物)である。 適当な非イオン性薬剤は、オレイルアルコール
又はセチルアルコールの如き脂肪アルコールとエ
チレンオキシドとの縮合生成物あるいはオクチル
フエノール又はノニルフエノール及びオクチルク
レゾールの如きアルキルフエノールとエチレンオ
キシドとの縮合生成物である。他の非イオン性薬
剤は、長鎖脂肪酸及びヘキシトール無水物から誘
導された部分エステル、エチレンオキシドと前記
部分エステルとの縮合生成物、及びレシチンであ
る。適当な懸濁剤は、親水コロイド(例えばポリ
ビニルピロリドン及びナトリウム・カルボキシメ
チルセルロース)、及び植物ゴム(例えばアラビ
アゴム及びトラガントゴム)である。 水性分散液又は乳液として用いる組成物は、1
つ又はそれ以上の有効成分を高い割合で含む濃厚
液の形で一般に供給される。前記濃厚液は使用前
に水で希釈される。これらの濃厚液は長期間の間
貯蔵に耐え得ることがしばしば必要とされ、しか
もかような貯蔵後に水で希釈して通常の噴霧装置
によりこれらを施用することができるような十分
な時間均質である水性液剤を形成することができ
ることが必要とされる。濃厚液95重量%までの1
つ又はそれ以上の有効成分を含み得るのが都合良
く、適当には10〜85重量%、例えば25〜60重量%
の有効成分を含み得る。これらの濃厚液は有機酸
(例えばキシレンスルホン酸又はドデシルベンゼ
ンスルホン酸の如きアルカリール又はアリールス
ルホン酸)を含有するのが適当である。何故なら
ばこのような有機酸の存在は該濃厚液に用いるこ
とが多い極性溶剤に溶ける1つ又はそれ以上の有
効成分の溶解度を増大させることができるからで
ある。該濃厚液は高い割合の表活性剤を含有する
のがまた適当であるので水に乳化した十分に安定
な乳液が得られる。希釈して水性溶剤を作つた後
には、かような溶剤は意図した目的に応じて種々
の量の、1つ又はそれ以上の有効成分を含み得る
が、0.0005重量%又は0.01重量%〜10重量%の1
つ又はそれ以上の有効成分を含む水性液剤を用い
得る。 本発明の組成物はまた、生物学的活性をもつ他
の1つ又はそれ以上のの化合物例えば同様な又は
補完的な殺菌活性を有する化合物あるいは植物生
長調節活性、除草活性又は殺虫活性を有する化合
物をも含有することができる。 前記他の殺菌化合物は例えばSeptoriaGi−
bberella及びHelmlnthosporium spp.の如き
穀物類(例えば小麦)の穂の病害、ヘドウの種子
及び土壌起因性の病害及びベト病及びウドンコ病
及びリンゴのウドンコ病及び黒星病等を駆除し得
る化合物であり得る。これらの殺菌剤混合物は一
般式()の化合物単独よりも広範囲の活性を有
することができ;更には前記他の殺菌剤は一般式
()の化合物の殺菌活性に相乗効果を有し得る。
前記他の殺菌化合物の例はイマザリル、ベノミ
ル、カルベンダジム、チオフエネートメチル、カ
プタホール、カプタン、硫黄、トリホリン、ドデ
モルフ、トリデモルフ、ピラゾホス、フララキシ
ル、エチルモール、ジメチルモール、プピリメー
ト、クロロタロニル、ピンクロゾリン、プロシミ
ドン、イプロジオン、メタラキシル、ホルセチル
−アルミニウム、カルボキシン、オキシカルボキ
シン、フエナリモール、ヌアリモール、フエンフ
ラム、メトフロキサン、ニトロタール−イソプロ
ピル、トリアジノフオン、チアベンダゾール、エ
ツリジアゾール、トリアジメノール、ビロキサゾ
ール、ジチアノン、ビナパクリル、キノメチオネ
ート、グアジチン、ドジン、フエンチンアセテー
ト、フエンチン、ヒドロキシド、ジノキヤツプ、
フオルペツト、ジグロクルアニド、ジタリムホ
ス、キタジン、シクロヘキシミド、ジクロブツラ
ゾール、ジチオカルバメート、銅化合物、水銀化
合物、1−(2−シアノ−2−メトキシイミノア
セチル)−3−エチルウレア、フエナパニル、フ
ルラセ、プロピコナゾール、エタコナゾール及び
フエンプロペモルフである。 一般式()の化合物は、種子起因性の病害、
土壌起因性の病害又は葉の菌による病害から植物
を保護するために土壌、泥炭又は他の根用媒質と
混合し得る。 適当な殺虫剤はピリモール、クロネトン、ジメ
トエート、メタシストツクス及びホルモチオンで
ある。 他の植物生長調節化合物は、雑草又は種子頭の
形成を調節し、一般式()の化合物の植物生長
調節活性の程度又は可使期間を改良し、余り望ま
しくない植物(例えば草類)の生長を選択的に調
節し、又は一般式()の化合物を植物の生長調
節剤としてより迅速に又はより緩慢に作用させる
ものであり得る。これらの他の植物生長調節剤の
若干は除草剤である。 適当な植物生長調節化合物の例はギベレリン
(例えばGA3,GA4又はGA7)、オーキシン(例え
ばインドール酢酸、インドール酪酸、ナフトキシ
酢酸又はナフチル酢酸)、チトキニン(例えばキ
ネチン、ジフエニル尿素、ベンズイミダゾール、
ベンジルアデニン又はベンジルアミノプリン)、
フエノキシ酢酸(例えば2,4−D又は
MCPA)、置換安息香酸(例えばトリイオド安息
香酸)、モルフアクチン(例えばクロルフルオレ
コール)、マレイン酸ヒドラジド、グリホセート、
グリホシン、長鎖の脂肪アルコール及び脂肪酸、
ジケグラツク、フルオリダミド、メフルイジド、
置換第四級アンモニウム及びホスホニウム化合物
(例えばクロルメコート又はクロルホニウム)、エ
テホン、カルベタミド、メチル−3,6−ジクロ
ロアニセート、ダミノジド、アスラム、アブシシ
ン酸(abscissic acid)、イソピリモール、1−
(4−クロロフエニル)−4,6−ジメチル−2−
オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−カルボ
ン酸、ヒドロキシベンゾニトリル(例えばブロモ
キシニル)、ジフエンゾコート、ベンゾイルプロ
ペチル及び3,6−ジクロロピコリン酸である。 本発明を次の実施例により説明するが、温度は
℃で与えてある。 実施例 1 本例は3,3−ジメチル−1−(4−クロロフ
エニルスルフエニル)−2−(1,2,4−トリア
ゾール−1−イルメチル)ブタン−2−オール
(表の化合物No.22)の製造を説明するものであ
る。 乾燥ジメチルスルホキシド(DMSO:70ml)
を、水素化ナトリウム(1.73g)とトリメチルス
ルホキソニウム・イオダイド(15.80g)との混
合物に窒素下に撹拌しながら滴下して加え、1時
間室温で撹拌する。DMSO(30ml)に溶かしたα
−トリアゾリルピナコロン(10.00g)の溶液を、
得られるイルイド溶液に加え、5時間室温で撹拌
させる。該混合物を水にそそぎ、エーテルで抽出
する。合した抽出液を水洗し、MgSO4上で乾燥
させ、濃縮すると無色油(4.51g)を得、これの
赤外スペクトルはカルボニルの吸収帯を示さなか
つた。 乾燥ジメチルホルムアミド(DMF:10ml)に
溶前記無色油(4.51g)の溶液を、DMF(40ml)
に溶かしたナトリウム・4−クロロチオフエノキ
シド〔水素化ナトリウム(0.65g)と4−クロロ
チオフエノール(3.96g)とから形成した〕の溶
液に窒素下で攪拌しながら加え、室温で2時間攪
拌する。該混合物を水にそそぎ、エーテルで抽出
する。合した抽出液を水洗し、MgSO4上で乾燥
させ、濃濃縮すると粘稠な無色油として標記化合
物(6.58g、34%α−トリアゾリルピナコロンか
ら)を得、これは放置すると晶出した、m.p.64〜
65゜。 実施例 2 本例は3,3−ジメチル−1−(4−クロロフ
エニルスルフイニル)−2−(1,2,4−トリア
ゾール−1−イルメチル)ブタン−2−オール
(表の化合物No.26)の製造を説明するものであ
る。 m−クロロ過安息香酸(1.40g)を、ジクロロ
メタン(100ml)に溶かした3,3−ジメチル−
1−(4−クロロフエニルスルフエニル)−2−
(1,2,4−トリアゾール−1−イルメチル)
ブタン−2−オール(2.12g)の攪拌溶液に5゜で
少量ずつ加える。0.5時間後に反応混合物を水
NaHCO3及び水で連続的に洗浄した。MgSO4
で乾燥させ、濃縮すると白色固体(1.62g、73
%)として標記化合物(1.62g、73%)を得る、
m.p.140〜145℃。 実施例 3 本例は3,3−ジメチル−1−(4−クロロフ
エニルスルホニル)−2−(1,2,4−トリアゾ
ール−1−イルメチル)ブタン−2−オール(表
の化合物No.31)の製造を説明するものである。 m−クロロ過安息香酸(4.20g)を、ジクロロ
メタン(100ml)に溶かした3,3−ジメチル−
1−(4−クロロフエニルスルフエニル)−2−
(1,2,4−トリアゾール−1−イルメチル)
ブタン−2−オール(3.18g)の攪拌溶液に室温
で少量ずつ加える。1時間後に反応混合物を水性
NaHCO3及び水で連続的に洗浄し、MgSO4上で
乾燥させ、濃縮すると白色固体として標記化合物
(2.18g、62%)を得る、m.p.144〜116゜(分解)。 実施例 4 本例は1−(1,2,4−トリアゾール−1−
イル)−2−(4−メチルフエニル)−3−エトキ
シヘキサン−2−オール(表の化合物No.59及び
60)の製造を説明するものである。 三フツ化ホウ素エーテル錯化合物(1.8ml)を、
室温で1,1−ジエトキシブタン(32.1g)とト
リメチルシリルシアナイド(22.0g)との攪拌混
合物に加え、発熱が起る。3時間後に、重炭酸ナ
トリウム水溶液を加え、該混合物をエーテルで抽
出する。抽出液をMgSO4上で乾燥させ、濃縮す
ると2−エトキシバレロニトリル(Tetrahedron
Letters,1981,22,4279を対比)を含む橙色
油(36.0g)を得る。乾燥テトラヒドロフラン
(THF:20ml)に溶かしたこの粗製物(9.0g)
の一部の溶液を窒素下に乾燥THF(80ml)に溶か
した4−メチルフエニルマグネシウムブロマイド
〔4−ブロモトルエン(9.4g)とマグネシウム
(1.98g)とから調製〕の攪拌溶液に加え、得ら
れた混合物を3時間加熱還流させる。冷却後に、
希硫酸を加え、該混合物をエーテルで抽出する。
合した抽出液を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾
燥させ、減圧下で濃縮すると赤色油(10.0g)を
得、これを溶離液としてジクロロメタンを用いて
シリカゲル上でカラムクロマトグラフイーにより
精製すると橙色油として1−エトキシ−1−(4
−メチルベンゾイル)ブタン(5.7g、1,1−
ジエトキシブタンからの47の収率)を得る、
IR:1680cm-1。 乾燥ジメチルスルホキシド(DMSO:40ml)
に懸濁させた水素化ナトリウム(0.07g)の懸濁
液を窒素雰囲気下に50゜で2.5時間攪拌する。得ら
れる澄明な溶液を乾燥THF(40ml)で希釈し、氷
−塩浴中で冷却する。DMSO(40ml)に溶かした
トリメチルスルホニウムイオダイド(5.9g)の
溶液及びTHF(40ml)に溶かした1−エトキシ−
1−(4−メチルベンゾイル)ブタン(5.22g)
の溶液を、攪拌ジムシルナトリウム溶液に連続的
に加え、反応混合物の温度を約0゜に維持する。15
分後に冷却浴を取り去り、更に1.5時間後に反応
混合物を水で希釈し、エーテルで抽出する。合し
た抽出液を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥さ
せ、減圧下に濃縮させると黄色油として1,2−
エポキシ−2−(4−メチルフエニル)−3−エト
キシヘキサン(5.15g、93%)の偏左右異性体の
混合物を得る。 乾燥ジメチルホルムアミド(DMF:10ml)に
溶かした1,2−エポキシ−2−(4−メチルフ
エニル)−3−エトキシヘキサン(4.7g)の溶液
を、窒素下にDMF(40ml)に溶かしたナトリウム
トリアゾール〔1,2,4−トリアゾール(2.07
g)と水素化ナトリウム(0.72g)とから形成し
た〕の攪拌溶液に加え、該混合物を50〜60゜で3
時間加熱する。水を加え、該混合物をエーテルで
抽出し、合した抽出液を水洗し、硫酸マグネシウ
ム上で乾燥させ、濃縮させると黄色油として標記
化合物(5.43g)の偏左右異性体の粗製混合物を
得る。 溶離剤としてエーテルを用いてシリカゲルのカ
ラム上でクロマトグラフイーにかけると(i)黄色油
として偏左右異性体A(2.04g、34%)、Rf
(Et2O/シリカゲル)0.3;(ii)黄色油として偏左右
異性体A及びBの混合物(0.8g、13%);(iii)白色
結晶質固体として偏左右異性体B(0.87g、14%)
m.p.117〜119℃、Rf(Et20/シリカゲル)0.2を得
る。(実側値:C,67.20;H,8.02;N,14.02%
C17H25N3O2理論値:C,67.33;H,8.28;N,
13.86%)。 実施例 5 本例は1−(1,2,4−トリアゾール−1−
イル)−2−(4−クロロフエニル)−3−イソプ
ロポキシ−プロパン−2オール(表の化合物No.
42)製造を説明するものである。 工程 1 金属ナトリウム(3.0g原子、69g)を、温和
な還流を維持するような速度でイソプロピルアル
コール(1250ml)に加える。全てのナトリウムが
反応した時に、イソプロピルアルコール(180ml)
に入れたクロロ酢酸(1.5モル、142g)を温和な
還流を維持しながら滴下して加える。添加後に該
溶液をなお4時間還流させる。イソプロピルアル
コールを留去し、固体残渣を水(500ml)に溶か
し、該溶液を氷−塩浴中で冷却する。濃HCl(200
ml)を滴下して加え、塩化ナトリウムを濾去し、
濾液を硫酸ナトリウムで飽和させる。水溶液をジ
エチルエーテル(250ml)で5回抽出し、エーテ
ルで真空中で除去すると橙色油を得、これを減圧
下で蒸留するとイソプロポキシ酢酸(70%)、b.
p.98〜100゜/10mmHgを得る。 工程 2 イソプロポキシ酢酸(0.6モル、70.8g)を塩
化チエニル(0.72モル、86g)に滴下して加え、
60゜で1.5時間攪拌させ、30分間100゜に加熱して反
応を完了させる。蒸留によりイソプロポキシアセ
チルクロライド(95%)b.p.140〜141゜が得られ
る。 工程 3 イソプロポキシアセチルクロライド(0.37モ
ル、50g)を10゜〜15゜の温度を維持して氷−塩浴
に冷却した80/80アンモニア(250ml)に注意深
く滴下して加える。添加後に該溶液を室温で6時
間攪拌し次いで減少させて真空中で乾固させる。
残渣を熱酢酸エチル250mlで3回抽出し、該溶液
を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させる。溶剤の除
去により白色結晶質固体:m.p.41〜42゜としてイ
ソプロポキシアセトアミド(80%)が得られる。 工程 4 イソプロポキシアセトアミド(0.21モル、25
g)と塩化チオニル(0.26モル、30g)とを温和
な還流下に1時間加熱する。大気圧での蒸留によ
り無色液体、b.p.149〜150゜としてイソプロポキシ
アセトニトリル(40%)が得られる。 工程 5 乾燥ジエチルエーテル(50ml)中で4−クロロ
イオドベンゼン(0.066モル、15.7g)とマグネ
シウム(0.066g原子、1.6g)とからグリニヤー
ル試薬を調製する。この氷***液に、乾燥エーテ
ル(7ml)に入れたイソプロポキシアアセトニト
リル(0.005モル、5.5g)を加え、該溶液を室温
で2時間放置させる。氷−塩浴中で冷却した後に
水(80ml)及び希H2SO4(30ml)を加えることに
より錯体を分解させる。エーテル溶液を希
H2SO4(100ml)、水(100ml)、重炭酸ナトリウム
飽和溶液(100ml)で洗浄し、無水の硫酸ナトリ
ウム上で乾燥させる。エーテルの除去により橙色
油が得られこれを中圧カラムクロマトグラフイー
(トルエンで溶離したシリカCrosfield SD210)
により精製すると黄金色油としてα−イソプロポ
キシ−4−クロロアセトフエノン(40%)を得
る。 工程 6 50%水素化ナトリウム(0.03モル、1.44g)を
石油エーテル洗浄し、乾燥ジメチルスルホキシド
(30ml)に懸濁させ、窒素雰囲気下で2時間70゜で
加熱する。室温に冷却後に、乾燥テトラヒドロフ
ラン(30ml)を加え、該溶液を0゜に冷却する。乾
燥ジメチルスルホキシド(30ml)に溶かしたトリ
メチルスルホニウム イオダイド(0.03モル、
6.12g)を0゜で滴下して加え、2分間攪拌し、乾
燥ジメチルスルホキシド(15ml)及び乾燥テトラ
ヒドロフラン(15ml)に入れたα−イソプロポキ
シ−4−クロロアセトフエノン(0.015モル、3.2
g)を0゜で滴下して加える。該溶液を室温で4時
間攪拌し、氷水(200ml)にそそぎ、エーテル
(200ml)で3回抽出する。エーテル溶液を水
(150ml)で3回洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で
乾燥させる。溶剤を除去すると淡黄色油として1
−(4−クロロフエニル)−1−イソプロポキシメ
チルエチレンオキシド(90%)を得る。 工程 7 50%水素化ナトリウム(0.02モル、0.96g)を
石油エーテルで洗浄し、乾燥ジメチルホルムアミ
ド(20ml)に懸濁させる。1,2,4−トリアゾ
ール(0.02モル、1.38g)を室温で少量ずつ加
え、起泡が停止するまで室温で攪拌する。ジメチ
ルホルムアミド(2ml)に入れた1−(4−クロ
ロフエニル)−1−イソプロポキシメチルエチレ
ンオキシド(0.01モル、2.26g)を加え、該溶液
を80゜で5時間攪拌する。室温に冷却した後に該
溶液を水(200ml)にそそぎ、エーテル150mlで2
回抽出し、水150ml、で2回洗浄し、無水硫酸ナ
トリウム上で乾燥させる。溶剤の除去により淡黄
色油を得、これをカラムクロマトグラフイー(酢
酸エチルで溶離したシリカCrosfield SD210)に
より精製して油状物として標記化合物(70%)を
得る。 実施例 6 本発明の化合物を、植物の葉に寄生する種々の
菌による病害に対して試験する。用た技術は次の
如くである。 植物を、直径4cmの小型植木鉢に入れたジヨン
インネス植木鉢用堆肥(No.1又は2)中で生長さ
せた。双子葉植物を収容する鉢の底部に細かい砂
の層を設けて植物の根による供試化合物の吸収を
促進させる。供試化合物をデイスパーゾル
(Dispersol)T水溶液と共にビーズミルで粉砕す
ることにり処方するかあるいは供試化合物をアセ
トン又はアセトン/エタノールに溶かした後使用
直前にこれを所要の濃度に希釈する溶液として供
試化合物を処方した。葉の病害については、有効
成分含有量100ppmの懸濁液を土壌に噴霧する。
これに対する例外は灰色カビ病(Botrytis
cinerea)、ブドウのベト病(Plasmopara
Viticola)及びリンゴの黒星病(Venturia
inaequalis)についての試験である。噴霧液は葉
の最大保持力になるまで施し、根は有効成分の最
終濃度が乾燥土壌当り大体40ppmに当量になるよ
うに浸漬する。噴霧液を穀物に施す場合には、
0.05%の最終濃度を与えるようにトウイーン
(Tween)20を添加した。 大部分の試験については、植物に病害を接種す
る1日又は2日前に、供試化合物を土壌(根)及
び葉(噴霧により)に施用した。但し大麦のウド
ンコ病(Erysiphe graminis)の試験の場合だ
けは植物に、処理を施す24時間前に病害を接種し
た。植物は病害を接種した後、適当な環境下に配
置して感染を行わせ、そして病害を評価し得るよ
うになるまで罹病させた。病害の接種から病害の
評価を行なうまでの期間は、病害の種類と環境に
応じて4〜14日の間で変動させた。 病害の抑制率は次の等級で記録した: 4=病害発生せず 3=未処理植物についてコン跡と程度〜5%
の病害 2=未処理植物について6〜25%の病害 1=未処理植物について26〜59%の病害 0=未処理植物について60〜100%の病害 得られた結果を以下の表に示す。 【表】 【表】 【表】 実施例 7 本例は本発明の化合物の植物生長調効果を説明
する。供試化合物を4000ppm濃度(但し表の
“a”は3000ppm)を与えるのに希釈した乳液の
全噴霧液として施用する。植物を泥炭堆肥の7.62
cm鉢で生長させ、2葉段階時に噴霧させる。11種
類の植物の生長抑制率は表の各々のデータの最
初の数字から明らかな通り生長抑制の苛酷さに応
じて0〜3の等級により記録する: 0=10%より低に抑制率(対照植物と区別で
きない程度) 1=10〜30%抑制率 2=31〜75%抑制率 3=76〜100%抑制率 生長抑制に付随する主な型式の植物生長調整作
用を次の記号で示す: G=葉のより濃い緑色 L=葉の面積への作
用 A=先端生長作用 N=葉の枚数への作用 T=分げ作用 P=薬害(枯死) 結果を表に示す。空欄は供試化合物を特定の
植物に対して試験しなかつたことを示す。 【表】 【表】 【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式(): (式中、R1はC1-4アルキル、フエニル、C1-4
    アルキルフエニル、C1-4アルコキシフエニル、ハ
    ロフエニル又はフエニルフエニル基であり、R2
    はC1-4アルキル、C1-4ジアルキルシクロヘキシ
    ル、ハロフエニル又はC1-4アルコキシフエニル基
    であり、R3は水素であり、R4及びR5は水素、ア
    リル又はC1-4アルキル基であり、XはO,S,
    SO又はSO2であるが、但しXがOである時はR2
    はフエニル又は置換フエニル基ではない)のトリ
    アゾール化合物又はこれの異性体、酸付加塩又は
    金属錯体。 2 R1及び/又はR2がハロフエニル基を表わす
    場合には、2位、4位又はこれら両方の位置にハ
    ロゲン原子を有するハロフエニル基である特許請
    求の範囲第1項に記載のトリアゾール化合物。 3 一般式(): (式中、R1,R2,R4,R5及びXは以下に定義
    する如くである)のエポキシドを酸結合剤の存在
    下に1,2,4−トリアゾールであるいは適当な
    溶剤中で1,2,4−トリアゾールのアルカリ金
    属塩の1つの形で処理し;しかる後にX=Sであ
    る化合物を酸化してXがSO又はSO2である化合
    物を得ることからなる、一般式(): (式中、R1はC1-4アルキル、フエニル、C1-4
    アルキルフエニル、C1-4アルコキシフエニル、ハ
    ロフエニル又はフエニルフエニル基であり、R2
    はC1-4アルキル、C1-4ジアルキルシクロヘキシ
    ル、ハロフエニル又はC1-4アルコキシフエニル基
    であり、R3は水素であり、R4及びR5は水素、ア
    リル又はC1-4アルキル基であり、XはO,S,
    SO又はSO2であるが、但しXがOである時はR2
    はフエニル又は置換フエニル基ではない)のトリ
    アゾール化合物の製造法。 4 酸化剤がm−クロロ過安息香酸である特許請
    求の範囲第3項記載の方法。 5 一般式()の化合物を20〜100℃で1,2,
    4−トリアゾールのナトリウム又はカリウム塩と
    反応させ、前記の塩は、アセトニトリル、メタノ
    ール、エタノール又はジメチルホルムアミドの如
    き適当な溶剤中で水素化ナトリウム、ナトリウム
    アルコキシド又はカリウムt−ブトキシドを1,
    2,4−トリアゾールに加え、しかる後に反応混
    合物を水にそそぎ適当な溶剤に抽出して生成物を
    単離することにより調製する特許請求の範囲第3
    項に記載の方法。 6 一般式()のエポキシドは、それ自体既知
    の方法により一般式(): (式中R1,R2,R4,R5及びXは前記の意義を
    有する)のケトンをジメチル・オキソスルホニウ
    ム・メチリドと反応させるか又はジメチルスルホ
    ニウムメチリドと反応させることにより形成する
    特許請求の範囲第3項に記載の方法。 7 一般式()のエポキシドは次亜塩素酸、過
    酸化水素又は過酸(例えば過酢酸又は過安息香
    酸)の如き標準の酸化剤を用いて一般式(): (式中R1,R2,R4,R5及びXは前記の意義を
    有する)のオレフインをエポキシ化することによ
    り形成する特許請求の範囲第3項に記載の方法。 8 前記式()のオレフインは、エーテル、テ
    トラヒドロフラン又はアニソールの如き適当な溶
    剤中で前記式()のケトンを一般式(): CH3−MgX () (式中Xは前記の如くである)のグリニヤール
    試薬で処理し、次いで中間体のアルコールを脱水
    することにより形成される特許請求の範囲第7項
    記載の方法。 9 前記式()のケトンは、(a)それ自体既知の
    方法により対応のα−ヒドロキシケトンをアルキ
    ル化するか、(b)適当なニトリルR2XCR4R5CN(但
    しR2,R4,R5及びXは前記の如くである)に化
    合物R1MgYをグリニヤール反応させるるか、(c)
    適当な酸塩化物R2XCR4R5COClに化合物R1MgY
    をグリニヤール反応させるか、(d)適当なアルデヒ
    ドR2XCR4R5CHOに化合物R1MgYをグリニヤー
    ル反応させて第2級アルコールを得、続いてこれ
    を酸化してケトンを得るか、(e)エポキシド
    【式】又はハロヒドリン R1CHOHCYR4R5をアニオンR2X で処理し続
    いて得られるアルコールを酸化してケトンを得る
    か、(f)α−ハロケトン【式】をアニ オンR2X と反応させるか、(g)ハロケタール
    【式】(但しR8及びR9はアルキル基 であるか又は一緒になつて環を形成する)をアニ
    オンR2X で処理し続いて酸加水分解してケトン
    にするか、(h)R1がアルキル基であるケトンにい
    てはアセチレン系アルコール (但し、R10は水素、アルキル又はアリール基
    である)をアルキル化し続いて加水分解するか、
    あるいはR1がアリール基であるケトンについて
    は適当に置換されたベンゼンと酸塩化物 【式】との間でフリーデルクラフト 反応を行うことにより形成する、特許請求の範囲
    第6項記載の方法。 10 一般式(): (式中R1,RR4及びR5は以下に定義する如く
    である)のエポキシドを、ジメチルホルムアミド
    又はジメチルスルホキシドの如き適当な溶剤中で
    20〜100℃の温度で次式() R2−X M () (式中R2及びXは以下に定義する如くであり、
    Mはアルカリ金属である)の酸素又は硫黄親核子
    のアルカリ金属塩で処理することから成る、一般
    式(): (式中、R1はC1-4アルキル、フエニル、C1-4
    アルキルフエニル、C1-4アルコキシフエニル、ハ
    ロフエニル又はフエニルフエニル基であり、R2
    はC1-4アルキル、C1-4ジアルキルシクロヘキシ
    ル、ハロフエニル又はC1-4アルコキシフエニル基
    であり、R3は水素であり、R4及びR5は水素、ア
    リル又はC1-4アルキル基であり、XはO,S,
    SO又はSO2であるが、但しXがOである時はR2
    はフエニル又は置換フエニル基ではない)のトリ
    アゾール化合物の製造法。 11 それ自体既知の方法により一般式(): (式中R1は前記の如くである)のケトンをジ
    メチルオキソスルホニウムメチリド又はジメチル
    スルホニウムメチリドと反応させることにりR4
    及びR5がHである一般式()のエポキシドを
    調製する特許請求の範囲第10項記載の方法。 12 一般式()のケトンは既知の方法により
    形成する特許請求の範囲第11項記載の方法。 13 担体又は希釈剤と共に、活性成分として、
    一般式(): (式中、R1はC1-4アルキル、フエニル、C1-4
    アルキルフエニル、C1-4アルコキシフエニル、ハ
    ロフエニル又はフエニルフエニル基であり、R2
    はC1-4アルキル、C1-4ジアルキルシクロヘキシ
    ル、ハロフエニル又はC1-4アルコキシフエニル基
    であり、R3は水素であり、R4及びR5は水素、ア
    リル又はC1-4アルキル基であり、XはO,S,
    SO又はSO2であるが、但しXがOである時はR2
    はフエニル又は置換フエニル基ではない)のトリ
    アゾール化合物又はこれの塩又は金属錯体を含有
    してなる植物用殺菌剤組成物。 14 担体又は希釈剤と共に、活性成分として、
    一般式(): (式中、R1はC1-4アルキル、フエニル、C1-4
    アルキルフエニル、C1-4アルコキシフエニル、ハ
    ロフエニル又はフエニルフエニル基であり、R2
    はC1-4アルキル、C1-4ジアルキルシクロヘキシ
    ル、ハロフエニル又はC1-4アルコキシフエニル基
    であり、R3は水素であり、R4及びR5は水素、ア
    リル又はC1-4アルキル基であり、XはO,S,
    SO又はSO2であるが、但しXがOである時はR2
    はフエニル又は置換フエニル基ではない)のトリ
    アゾール化合物又はこれの塩又は金属錯体を含有
    してなる植物の生長調整整剤組成物。
JP57041793A 1981-03-18 1982-03-18 Triazole or imidazole compounds, manufacture and fungicidal or plant growth regulant agent Granted JPS57165370A (en)

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