JPH04132940U - 紫外線照射装置 - Google Patents

紫外線照射装置

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JPH04132940U
JPH04132940U JP4917191U JP4917191U JPH04132940U JP H04132940 U JPH04132940 U JP H04132940U JP 4917191 U JP4917191 U JP 4917191U JP 4917191 U JP4917191 U JP 4917191U JP H04132940 U JPH04132940 U JP H04132940U
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JP
Japan
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reflector
irradiation
valve
lamp
irradiation device
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Application number
JP4917191U
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English (en)
Inventor
徹 亀山
Original Assignee
岩崎電気株式会社
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Publication date
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  • Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は照射時と非照射時で、装置内での冷風
の風量が自動的に調節される紫外線照射装置を提供する
ことを目的としている。 【構成】回転シャッター3が、照射時には開口が下向き
になり、非照射時には開口が上向きになるように回転す
るようになされた紫外線照射装置1において、反射板支
持体6の通気孔6aに、照射時には通気孔6aを開き、
非照射時には通気孔6aを閉じる弁7が設けられてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
紫外線硬化塗料などを硬化させる紫外線照射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、印刷分野や、木材やプラスチック成形等の分野において、紫外線を照 射することにより硬化するインキや塗料(UVインキ、UV塗料)が使用されて いる。 これらインキや塗料を硬化するための紫外線照射装置としては種々のタイプの ものがあるが、例えば図5のように回転シャッター機構を有するタイプのものが ある。この紫外線照射装置20は、箱形の本体21内に回転シャッター機構22 が配され、この回転シャッター機構22はモータ22aにより非照射時には上向 きになり、また照射時には下向きになるように回転せしめられる。21aは排風 筒である。 回転シャッタ機構22は図6のように、その長手方向に配置された紫外線を照 射する直管形のランプ23と、このランプを取り囲むように配置され下方に開口 部24を有した反射板25と、この反射板25を支持している反射板支持体26 とよりなり、回転シャッター機構22は照射時には開口部24が図6のように下 向きになってベルトコンベヤ30により運ばれてきた被照射物31に紫外線を照 射し、また非照射時には回転して図7のように上向きになって下方に紫外線が照 射されないようにしている。
【0003】 紫外線照射装置内はランプの熱でかなり高温となるため、回転シャッター機構 22の周囲には遮熱のための側面遮熱板27が配置されているが、さらに外部に 配置されたブロワー(図示せず)から紫外線照射装置内に採風口28を通って冷 風が供給され、冷風は反射板25の孔25aや反射板支持体26の孔26a、あ るいは本体21、側面遮熱板27、反射板支持体26、反射板25、ランプ23 等の各間を通って循環した後、排風筒21aから吸引排出される。 供給される冷風の風量は一定で、その量は照射時と非照射時における紫外線照 射装置内の温度を基準にして決められるが、その決定はかなり難しい。例えば照 射時を基準にして冷風の供給風量を決めると、ランプ23は非照射時は照射時の 約60%に出力が落ちるようになされているため、非照射時にはランプが冷え過 ぎてしまい不安定となり立ち消えたり照射時になっても必要量の紫外線が照射さ れないことが起こる。また、非照射時を基準にして、冷風の供給風量を決めると 、照射時にランプが十分冷えず、装置内の温度が上がって装置の各部分に熱変形 が生ずる。 そこで従来は装置内の固定式の例えば邪魔板29のような邪魔板を配置し、邪 魔板の大きさや場所を調節して、装置内の温度が照射時と非照射時の両時点で最 適ではないが許容できる範囲で納まるように、供給する冷風の風量を決定してい る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このようにして決定される冷風の風量は邪魔板があるために、どうし ても多めになり、従って冷風を供給するためのブロワーも大きなものが必要にな り、コスト的にもまた騒音も大きくなる。
【0005】 本考案は照射時と非照射時で、装置内での冷風の風量が自動的に調節される紫 外線照射装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案では、本体内に、紫外線を照射するランプと 、このランプを覆うように配置され下方が開口し上方に通気孔を有する反射板と 、この反射板を囲むように反射板の外側に反射板からやや距離を置いて配置され 反射板と同じように下方が開口し上方に通気孔を有する反射板支持体と、からな る回転シャッターが配置され、この回転シャッターが、照射時には開口が下向き になり、非照射時には開口が上向きになるように回転するようになされた紫外線 照射装置において、反射板支持体の通気孔に、照射時には通気孔を開き、非照射 時には通気孔を閉じる弁が設けられているように構成した。 また弁が、反射板支持体の反射板側に設けられ、この弁は、通気孔の近傍に設 けられた反射板の方に伸びる直立した複数のスタンドと、このスタンドに係合し た板体とからなり、回転シャッタの回転に合わせて自重により開閉するように構 成した。
【0007】
【作用】
請求項1の考案では、反射板支持体の通気孔に設けられた弁が、照射時には通 気孔を開き、非照射時には通気孔を閉じるので照射時と、非照射時では冷風の流 れが変わり、非照射時のランプを冷やしすぎない。 請求項2の考案では、弁が回転シャッターの回転に応じて自重で移動し反射板 支持体の通気孔を開閉する。
【0008】
【実施例】
図1において、紫外線照射装置1の本体2は縦20cm、横90cm、高さが 25cmの金属製の箱形で、上段2aと下段2bとに分かれ下段2bには回転シ ャッター3が配置されている。回転シャッター3は直管形の紫外線ランプ4と、 紫外線ランプを覆うようにその長手方向に配置された下方が開口した金属製の反 射板5と、反射板と同様に下方が開口し反射板を囲むように反射板の外側に反射 板からやや距離を置いて配置された金属製の反射板支持体6とからなる。回転シ ャッター3はその長手方向の両端で、回転可能に本体2に支持されている。 紫外線ランプ4は出力6Kwのもので長さが約60cmの直管形であり、反射 板5は紫外線ランプとほぼ同じ長さを有し図3のように中央上方に5つの通気孔 5aを有する。反射板支持体6は反射板5より長さがやや長く、上方に通気孔5 aと重ならない位置に2つの通気孔6aを有する。
【0009】 反射板支持体6の各通気孔6には弁7(図1及び図2)が設けられている。弁 7は図4のように通気孔6の両端から反射板5の方に伸びる2本の金属製のスタ ンド7aと、通気孔6を塞ぐような大きさを有する金属製の弁板7bからなり、 弁板7bの両端に穿たれた穴7dにスタンド7aが貫通し、スタンド7aの先端 には弁板7bが抜けないようにストッパ7cが設けられている。 なお、回転シャッター3の両側面近くには金属製の側面遮熱板9が配置されて いる。 紫外線照射装置1の本体2の上段2aの側面には採風口10が設けられ、上段 2aと下段2bとの境の天板11には、通気口12、13が設けられている。上 段2aの上方は排気筒14につながっている。
【0010】 照射時においては図1のように回転シャッター3の開口が下方にあり、ランプ 4からの紫外線は下方にベルトコンベヤ16等で運ばれてきた被照射物17に照 射される。 冷風は採風口10及び一部は被照射物の出入り口18から紫外線照射装置1内 に入り矢印のように循環して、紫外線照射装置1内を冷やした後、排気筒14か ら外部のブロワー(図示せず)により吸引排気される。なおこの際弁7の弁板7 bは自重により下がり通気孔6aは開いているので、反射板5内及び反射板5と 反射板支持体6との間を通った冷気は通気孔6aを通って本体2の上段2aの方 に行く。 一方非照射時においては図2のようにモータ(図示せず)により回転シャッタ ー3は、その開口が上方にあるように回転せしめられる。従って弁7の弁板7b は自重により下に下がり通気孔6aを塞ぎ、冷気はこの通気孔6aを通ることが できず矢印のように移動する。従って出力が落ちているランプを冷やしすぎるこ とがない。
【0011】 通気孔6aに配置される弁としては、実施例のような自重で開閉するもののほ かに、ロータリーソレノイド等他のタイプのものを使用してもよい。 本体、ランプ、反射板及び反射板支持体の大きさや形状、また通気孔の数、位 置、大きさなどは実施例のものに限定されるものではない。
【0012】
【考案の効果】 請求項1の考案では、反射板支持体の通気孔に設けられた弁が、照射時には通 気孔を開き、非照射時には通気孔を閉じるので照射時と、非照射時とでは冷風の 流れが変わり、非照射時のランプを冷やしすぎない。 請求項2の考案では、弁が回転シャッターの回転に応じて自重で反射板支持体 の通気孔を開閉するので、構造が極めて簡単で、動作が確実である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の紫外線照射装置の断面図。
【図2】回転シャッターが上向きになった非照射状態の
断面図。
【図3】回転シャッターの平面図。
【図4】図1に示されている弁を横方向から見た図。
【図5】回転シャッター機構付き紫外線照射装置を示す
図。
【図6】図5のA−A線による縦断面図。
【図7】回転シャッター機構が上向きになった非照射状
態の断面図。
【符号の説明】
1 紫外線照射装置 2 本体 2a 本体の上段 2b 本体の下段 3 回転シャッター 4 ランプ 5 反射板 5a 通気孔 6 反射板支持体 6a 通気孔 7 弁 7a スタンド 7b 弁板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体内2に、紫外線を照射するランプ4
    と、このランプ4を囲むように配置され下方が開口し上
    方に通気孔5aを有する反射板5と、この反射板5を覆
    うように反射板5の外側に反射板5からやや距離を置い
    て配置され反射板5と同じように下方が開口し上方に通
    気孔6aを有する反射板支持体6と、からなる回転シャ
    ッター3が配置され、この回転シャッター3が、照射時
    には開口が下向きになり、非照射時には開口が上向きに
    なるように回転するようになされた紫外線照射装置にお
    いて、反射板支持体6の通気孔6aに、照射時には通気
    孔6aを開き、非照射時には通気孔6aを閉じる弁7が
    設けられていることを特徴とする紫外線照射装置。
  2. 【請求項2】弁7が、反射板支持体6の反射板5側に設
    けられ、この弁7は、通気孔6aの近傍に設けられた反
    射板5の方に伸びる直立した複数のスタンド7aと、こ
    のスタンド7aに係合した弁板7bとからなり、回転シ
    ャッタ3の回転に合わせて自重により開閉するようにな
    されている請求項1に記載の紫外線照射装置。
JP4917191U 1991-05-31 1991-05-31 紫外線照射装置 Pending JPH04132940U (ja)

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JP4917191U JPH04132940U (ja) 1991-05-31 1991-05-31 紫外線照射装置

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JP4917191U JPH04132940U (ja) 1991-05-31 1991-05-31 紫外線照射装置

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JPH04132940U true JPH04132940U (ja) 1992-12-10

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ID=31927382

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JP4917191U Pending JPH04132940U (ja) 1991-05-31 1991-05-31 紫外線照射装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101031749B1 (ko) * 2008-07-15 2011-04-29 이승규 인쇄물 건조장치의 냉각시스템
EP3168861A1 (de) * 2015-11-13 2017-05-17 IST METZ GmbH Bestrahlungsaggregat zur uv-bestrahlung von objekten
WO2019201960A1 (de) 2018-04-20 2019-10-24 Koenig & Bauer Ag Verarbeitungsmaschine mit einem strahlungstrockner und verfahren zum betreiben dieses trockners
DE102018206152A1 (de) 2018-04-20 2019-10-24 Koenig & Bauer Ag Trocknungsvorrichtung für eine bedruckstoffverarbeitende Maschine und Verfahren zum Betreiben einer Trocknungsvorrichtung

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DE102018206154B4 (de) 2018-04-20 2021-10-28 Koenig & Bauer Ag Trocknungsvorrichtung für eine bedruckstoffverarbeitende Maschine und Verfahren zum Betreiben einer Trocknungsvorrichtung
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