JPH04132932A - 自己相関型光ファイバ障害点位置検査機 - Google Patents

自己相関型光ファイバ障害点位置検査機

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JPH04132932A
JPH04132932A JP2255535A JP25553590A JPH04132932A JP H04132932 A JPH04132932 A JP H04132932A JP 2255535 A JP2255535 A JP 2255535A JP 25553590 A JP25553590 A JP 25553590A JP H04132932 A JPH04132932 A JP H04132932A
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Japan
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correlator
signal
light
optical fiber
code
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JP2255535A
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English (en)
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Naomichi Senda
直道 千田
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は光フアイバ中に生ずる障害点の位置を検出する
光フアイバ障害点位置検査機(OTDR)に関し、特に
ダイナミックレンジ及び距離分解能を改善した自己相関
型光ファイバ障害点位置検査機に関する。
(従来の技術) OTDRは光ファイバの破断点、不連続点などを標定す
るために用いられる検査機である。従来、同軸ケーブル
においても、パルス法において障害点の検索が行われて
いた。同軸ケーブルの一端からパルス波を伝播させると
、不連続点がある場合、インピーダンス不整合により反
射が生じ、入力端に反射パルス波が戻ってくる。完全に
破断した場合には、略100%の反射が生じ、入射パル
スと反射パルスの時間差から破断点の位置を測定するこ
とができる。光ファイバの場合も同様にパルス法を用い
て破断点を検出するが、破断点の反射率は、理想的な破
断状態(ファイバ軸に直角で鏡面状破断)の場合でも約
4%に過ぎない。破断の状態によっては殆ど反射波が生
じない場合かあり、この場合は後方散乱光を観測するこ
とにより光ファイバの障害を標定することができる。し
かし、シングルモード光ファイバのように損失の少ない
光ファイバの場合には後方散乱光は微弱であり、障害位
置を検出するためにはエネルギーの大きな光パルスを送
り込む必要がある。エネルギーの大きな光パルスを送る
ためには光パルスのパルス幅を広くすれば良いが、それ
では時間分解能が低下する。従って、振幅を大きくして
光パルスのエネルギーを大きくすれば良い。しかし、振
幅を大きくするにはレーザの発生する光のパワーには限
度があって必要な程度に十分大きくすることは困難であ
る。実効的にパルス幅を広くせず振幅を増大させる方法
として自己相関関数を用いた0TDRがある。自己相関
により自己相関関数を求める方法を第2図により説明す
る。(イ)はコードAの波形で、1.−1. 1. 1
.の4ビツトのコードで構成されている。(ロ)はシフ
トされたコードAでA1とする。(イ)と(ロ)の相関
を求める。
これは各時刻におけるコードAとA1の積の和を求める
もノテある。AXAIは0,0,0,1゜0.0となり
その和は1である。(ハ)においてA1を1つシフトし
たA2とAの相関を求めると、AXA2は0.0. 1
.−1.0.0となり、その和はOである。(ニ)にお
いてA2を更に1つずらせてAとA3の相関を求めると
、AXA、は0、−1.−1.1となり、その和は−1
である。
(ホ)において、同様にしてAとA4の相関を求めると
AXA4は1. 1. 1. 1となりその和は4にな
る。以下同様にコードAをずらせて相関を求めて合成す
ると、第3図に示すような波形の信号となる。即ち、振
幅1.パルス幅(ビット数)4のパルスの自己相関を求
めることによって振幅4のパルスを得ることができる。
この第3図の波形ではメインパルスの外側に多くのサイ
ドローブが存在するため、第4図のようにメインパルス
は同相で、サイドローブが逆相の波形を得るために第2
図に示した方法と同様な方法でコードBとシフトしたコ
ードB7との相関を求める。この結果の波形は第4図の
波形となる。ここで、第3図と第4図の波形を合成する
と、第5図の波形が得られる。この場合、第3図の波形
と第4図の波形は相補的であり、コンプリメンタリコー
ドと云われる。又、このように相関を取ると中央でピー
クが得られるコードとしてM、 J、 E、 Gola
yによって導入されたゴーレイコードが用いられ、第2
図と第3図の波形によってサイドローブが打ち消される
ので、コンプリメンタリゴーレイコードと呼ばれる。
(発明が解決しようとする課題) ところで、第3図のパルスを得るための第2図に示すゴ
ーレイコードをコードA1第4図のパルスを得るための
コードをコードB(図示せず)とする。コードAについ
て見ると、このコードの振幅は−1〜1の間に存在する
が、光信号には負パルスは存在しないので、正信号でオ
フセットする必要がある。このため、第6図に示すよう
な変換を行い、これを電気信号に変換した後再び合成し
て元の信号に復元している。第6図において、(イ)は
元のゴーレイコードで、(ロ)はコードAに1を加えて
2て除したコードA+、(ハ)は1からコードAを減じ
て2で除したコードA−である。このコードA+からコ
ードA−を減じると(ニ)に示すように元のコードAが
得られる。コードBについても同様である。このように
自己相関を用いた0TDRは合成波形のピーク値が大き
くなるのでダイナミックレンジの点で通常の0TDRに
比べて有利であるが、1データを得るために、A+、i
、Bや、B−の4個のコードによる4回の測定が必要な
ためダイナミックレンジの改善率は次式のようになる。
又、上記の4コードに対応した測定値は、AD変換され
た後メモリに取り込まれ、ディジタル演算されることに
なるが、4コードのパルス光の光ファイバへの照射は時
間的にシリアルに行われるため、演算処理の前後にメモ
リが必要となり、回路構成が複雑になる。又、ディジタ
ル演算を行うため信号処理が複雑である。更に、0TD
Rの距離分解能はコードの1ビツトの長さて決まるため
、1ビツトの長さを小さくし、照射回数を増やしてSN
比の低下を防ぐようにすると高速処理が不可欠となるが
、処理速度の高速化には限度かある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的は
、ダイナミックレンジの改善率を拡大し、距離分解能の
向上した自己相関型の0TDRを実現することにある。
(課題を解決するための手段) 前記の課題を解決する本発明は、2種類の相補的パルス
コード信号をオフセットすることにより作られた4個の
異なるパルスコードを持つ光パルスを被測定光ファイバ
に送出し、障害点位置からの反射光を元の2種類のコー
ドに戻した後、それぞれ自己相関を行って加算する自己
相関型光ファイバ障害点位置検査機において、前記4個
の異なるパルスコード信号により4個の異なる波長の光
をそれぞれ変調する第1.第2.第3.第4の電気光学
変調器と、該第1.第2.第3.第4の電気光学変調器
からの4個の異なる波長の光を合成して1個の光信号と
し、被測定光ファイバに導く合波器と、前記被測定光フ
ァイバから戻ってくる後方散乱光やフレネル反射光等を
前記4個の異なる波長の光に分離する分波器と、該分波
器により分離された光信号を電気信号に変換する第1.
第2、第3.第4の光電変換器と、前記第1の光電変換
器と前記第2の光電変換器の出力信号の差を求める第1
の減算器と、前記第3の光電変換器と前記第4の光電変
換器の出力信号の差を求める第2の減算器と、前記第1
の減算器の出力信号の自己相関を演算する第1の相関器
と、前記第2の減算器の出力信号の自己相関を演算する
第2の相関器と、前記第1の相関器の出力信号と前記第
2の相関器の出力信号を加算して等価的に送出光パルス
の反射光を単一光パルスに形成する加算器とを具備する
ことを特徴とするものである。
(作用) 2種類の相補的コードをオフセットして得られた4種類
のコードにより、4種類の波長の光を4個の電気光学変
調器により変調して合波器で1′個の光信号とする。被
測定光ファイバからの反射光を分波器により4種類の波
長の光に分渡し、それぞれ第1〜第4の光電変換器で電
気信号に変換した後、第1.第2の光電変換器出力を第
1の減算器で減算し第1の相関器で自己相関演算を行い
、第3.第4の光電変換器出力を第2の減算器で減算し
て第2の相関器で自己相関演算を行い、第1゜第2の相
関器の出力を加算して等価的に送出光パルスの反射光を
振幅の大きな単一パルスに形成する。
(実施例) 以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例のブロック図である。
図において、1は例えば第2図に示すゴーレイコードに
よるコードAの波形の信号を発生するAコード発生器、
2はコードAの信号の相補信号であるコードBの波形の
信号を発生するBツー8発生器である。3はAゴー1発
生器1の出力コードAをオフセットして次式に示すコー
ドAやとコードA−の波形の信号を出力するオフセット
シフタAである。
■ A、−−(1+A)         ・・・ (1)
1− −   (1−A)         ・・・ 
(2)オフセットシフタA3による波形変換を第6図に
示しである。図において、(イ)はコードAの波形、(
ロ)は(1)式の演算を行って得られたA+の波形、(
ハ)は(2)式の演算を行って得られたA−の波形であ
る。(ニ)は(ロ)のA+と(ハ)のA−の減算を行っ
て元のコードAに復元した信号の波形を示している。4
は同様にBツー1発生器2の出力のコードBの波形の信
号をオフセットして次式に示すコードB+とコードBの
波形の信号を出力するオフセットシフタBである。
B、−−(1+B)        ・・・ (3)■ B   −−(1−B)         ・・・ (
4)5は人力された波長λ、の光をコードAやの信号で
変調して出力する電気光学変調器、6は入力された波長
λ2の光をコードA−の信号で変調して出力する電気光
学変調器、7は人力された波長λ3の光をコードBやの
信号で変調して出力する電気光学変調器、8は入力され
た波長λ4の光をコードB−の信号で変調して出力する
電気光学変調器である。この波長λ1.λ2.λ3.λ
4の光は、被測定光ファイバの波長分散による影響を受
けない程度に、分波器によるクロストークを低下させな
い範囲で、できるだけ小さな波長差の光が選ばれている
9は波長がλ1.λ2.λ3.λ4の光波を合成して1
つの光波にする合波器で、その出力の光は光結合器10
により光コネクタ11を介して被測定光ファイバ12に
導入される。光結合器10は方向性を有しており、図の
光結合器10のC端子に人力した光はb端子から出力し
、b端子から入射した光はC端子から出力するように作
られている。
13は被測定光ファイバ12から戻って来た波長λ1.
λ2.λ5.λ4の光が合波された反射光等を各波長λ
1.λ2.λ2.λ4にそれぞれ分離する分波器で、分
波された波長λ1.λ2゜λ1.λ4の光を出力する。
14は波長λ1の光が入力されて電気信号に変換する光
電変換器で、その出力信号は被測定光ファイバ12の応
答特性をS (t)とすると、SAやと記される信号で
ある。
15.16.17は同様にして波長λ2.λ3゜λ4の
光が入力されて電気信号に変換し、電気信号Si、SB
、、SB−を出力する光電変換器である。18は信号S
A+とSA−が入力されてその差を求める減算器A、1
9は信号SBやとSB−か入力されてその差を求める減
算器Bである。
20は減算器Aの出力信号とAゴー1発生器1の出力信
号との相関を求めてパルス波を生成する相関器A121
は減算器Bの出力信号とBツー1発生器2の出力信号と
の相関を求めてパルス波を生成する相関器Bである。こ
の両出力は加算器22で加算され、サイドローブが打ち
消されてメインパルスのみが生成される。23は加算器
22の出力をディジタル信号に変換するAD変換器、2
4は複数回出射される光パルスによる反射光により生成
される電気信号を格納するメモリで、所定回数の信号が
格納されると平均化回路25に読み出されて平均化され
、表示器26に表示される。
次に、上記のように構成された実施例の動作を説明する
。Aゴー1発生器1で発生されたコードAの信号はオフ
セットシフタA3において(1)式、(2)式の演算処
理を受けてコードAや、コードA−の信号を出力する。
又、Bツー1発生器2はコードBの信号を発生し、オフ
セットシフタB4において(3)式、(4)式の演算処
理を受けてコードB。、コードB−の信号を出力する。
電気光学変調器5は人力されたコートA4の信号により
入力される波長λ1の光を変調して、コードAやにより
コード化された波長λ1の光を出力する。電気光学変調
器6,7及び8はそれぞれ入力されたコードi、B、、
B−の信号により波長λ2.λ1.λ4の光を変調して
コードABや、B−によりコード化された波長λ2.λ
3゜λ4の光を出力する。これらの4つの光信号は合波
器9で合成されて、λ1+λ2+λ3+λ4の信号とさ
れ、光結合器10から光コネクタ11を経て被測定光フ
ァイバ12に入力される。
被測定光ファイバ12から戻ってきた後方散乱光、フレ
ネル反射光等は光コネクタ11を経て光結合器10のb
端子に戻り、C端子から出力されて分波器13に導入さ
れる。分波器13は入力された光信号をそれぞれ波長λ
1.λ2.λ3゜λ4の光に分離し、波長λ1.λ2.
λ9.λ4の光をそれぞれ光電変換器14,15,16
゜17に入力する。光電変換器14,15,16゜17
はそれぞれの光を電気信号に変換し、以下に示すような
信号を出力する。即ち、光電変換器14からは電気信号
SA+ (コードA4の光による反射光からの電気信号
)が出力され、光電変換器15からは電気信号SA−が
出力されて減算器A18に人力され、光電変換器16か
ら電気信号SBやが出力され、光電変換器17から電気
信号SB−が出力されて減算器B19に人力される。
ここで、被測定光ファイバ12の障害点における応答特
性を5(t)とした時、コードAやを持った光信号の反
射波SA+は応答特性S (t)とコードAやの重畳積
分として表すことができ、次式の通りになる。(*:重
畳積分) S A、 −S (t)*Aや       ・・・(
5)SA−、SBや、SB−についても同様にして次式
が得られる。
S i−S (t)*A−・・・(6)SBや−S (
t)SB+       ・・・(7)SB、−−5(
t)*B−・・・(8)減算器A18は入力されたSA
+とSA−の減算を次式のように行って出力する。(5
)式、(6)式、(1)式、(2)式から、 SAや一8A−−3(t)*A+−8(t)*^−3(
t)*(A+−^−) −3(t)*A        ・・・(9)減算器B
19は入力されたSB+とSB−の減算を行い、上記と
同様に(7)式、(8)式、(3)式、(4)式から次
式の信号を出力する。
SB+−3B−−3(t)*B    ・・・(10)
相関器A20は(9)式の入力信号とAツー1発生器1
の出力信号との自己相関演算を行い、第3図に示す中心
付近に正のピークを持った次式で表される信号を出力す
る。
(s (t)*A )★A       ・・・(11
)但し、★・・・自己相関 相関器B21は(10)式の入力信号とBツー1発生器
2の出力信号との自己相関演算を行い、第4図に示す中
心付近に正のピークを持ち、その他の部分では第3図に
示す波形を加算により打ち消す波形の次式の信号を出力
する。
(S (t)*B )★B       ・・・(12
)加算器22は相関器A20と相関器B21の出力を加
算して第5図に示すように尖鋭でピーク値の大きな信号
にして、通常のレーザ発振器では出力されない値のパル
スを被測定光ファイバ12に入射させたのと同等の効果
を得る。この出力はAD変換器23においてディジタル
信号に変換され、メモリ24に格納される。成る一定数
の光パルスによる反射光がメモリ24に格納されると平
均化回路25は取り出して平均値を求め、障害点位置検
出の精度を高める。平均化回路25は平均化した画像デ
ータを表示器26に表示させる。
次に、上記の実施例によって得られる出力データの大き
さを求める。上記のように被測定光ファイバ12の応答
特性をS (t)とする。5(t)を求めるには成るパ
ルス幅を持ったデルタ関数δ(1)を入れた時の出力を
観測すればよい。このデルタ関数を作用させた信号は次
式で与えられる。
δ(t)+5(t)−J” 5(t)δ(t−τ)dτ
・・ (13)本実施例において用いたコンプリメンタ
リ・ゴーレイコードA、Bには次式の関係がある。
A*A+B*B−2Lδ(1)      ・・・(1
4)但し、L・・・ビット数 光電変換器14の出力は、(5)式〜(8)式から ’SAや−8(t)*^や−、l’  5(t)Aや(
t−τ)dτ・・・ (15) SA−−3(t)*A−−J’  5(t)A−(t−
τ)dτ・・・ (16) SB、−3(t)*Bや−、l’  5(t)Bや(t
−τ)dτ・・・ (17) SB−−8(t)*B−−J’ 5(t)B−(t−τ
)dτ・・・ (18) 減算器A18、減算器B19の入力信号SA。。
SA−、SB、、SB−は相関器A20と相関器B21
及び加算器22により次に示す演算が行われる。(15
)式、(16)式、(17)式、(18)式及び(14
)式から、 (SA、−3八−)★A+ (SB+−3B−)★B−
(S(t)*A+−3(t)*A  )★^+ (S(
t)*B、 −8(t)*B−)★B−8(t)*(A
や−A−)★A +5(t)*(Bや−B−)★B A+−A−−A、 B+−B、−−Bから与式−5(t
)*(A*A+ B*B)−2Lδ(t)IS(t) 
        ・・・(1つ)(19)式と(13)
式とを比べると、その出力は2L倍になっていることが
分る。これはコンプリメンタリ・ゴーレイコードを用い
た光パルスを被測定光ファイバに送ることにより、単に
デルタ関数を作用させた形状のパルスを送るのに比べて
、その出力が2L倍となって、反射率の小さなシングル
モードの光ファイバの障害点からの反射光及び後方散乱
光を捉えることができるようになる。
又、本実施例では4個のAや、i、B、。
B−の信号を同時に送り、必要な測定値SA、。
SA−SB、、SB−が1回の測定で得られるため、ダ
イナミックレンジの改善率がr丁7丁から、’Tとなっ
て、ダイナミックレンジが2倍に改善されて、小さい反
射係数の障害点からの反射光をも捕捉することができる
従来の自己相関型の0TDRでは別々に被測定光ファイ
バに入射される光ムこよ名反射光の4個の測定値をすべ
てメモリ上に取り込みディジタル演算を行って結果を求
める必要があるため、信号処理が複雑となり、信号処理
回路の負担が大きく、高速化のための制限条件となって
いるが、本実施例では最終的な結果までアナログ計算で
行うことができるようになり、ディジタル信号処理は基
本的には平均化だけなので、処理の高速化が容易であっ
て、高速処理が可能で、高分解能な自己相関型の0TD
Rを得ることができる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように本発明によれば、実効的に大
きな振幅の光パルスを送ることができ、ダイナミックレ
ンジの改善率が拡大し、距離分解能の向上した自己相関
型0TDRを実現することができるようになり、実用上
の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図はゴー
レイコードの自己相関の説明図、第3図は第2図による
自己相関によって得られた波形の図、 第4図は第2図のコードのコンプリメンタリ・ゴーレイ
コードにより得られる波形の図、第5図は第3図、第4
図の波形の和によって得られる波形の図、 第6図はコードAをオフセットシフタによって分離して
得る2倍号と、減算によって復元する状態の説明図であ
る。 1・・・Aコード発生器   2・・・Bコード発生器
3・・・オフセットシフタA 4・・・オフセットシフタB 56.7.8・・電気光学変調器 9・・・合波器       10・・・光結合器12
・・被測定光ファイバ 13・・・分波器14.15,
16.17・・・光電変換器18・・・減算器A   
   19・・・減算器B20・・・相関器A    
  21・・・相関器B22・・・加算器      
23・・・AD変換器25・・・平均化回路 XAl 0oO010000 XA2 XA3 oo−+−++o。 AX△6 第 図 第 図 0−101 4 To−10 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 2種類の相補的パルスコード信号をオフセットすること
    により作られた4個の異なるパルスコードを持つ光パル
    スを被測定光ファイバに送出し、障害点位置からの反射
    光を元の2種類のコードに戻した後、それぞれ自己相関
    を行って加算する自己相関型光ファイバ障害点位置検査
    機において、前記4個の異なるパルスコード信号により
    4個の異なる波長の光をそれぞれ変調する第1,第2,
    第3,第4の電気光学変調器(5,6,7,8)と、 該第1,第2,第3,第4の電気光学変調器(5,6,
    7,8)からの4個の異なる波長の光を合成して1個の
    光信号とし、被測定光ファイバ(12)に導く合波器(
    9)と、 前記被測定光ファイバ(12)から戻ってくる後方散乱
    光やフレネル反射光等を前記4個の異なる波長の光に分
    離する分波器(13)と、 該分波器(13)により分離された光信号を電気信号に
    変換する第1,第2,第3,第4の光電変換器(14,
    15,16,17)と、 前記第1の光電変換器(14)と前記第2の光電変換器
    (15)の出力信号の差を求める第1の減算器(18)
    と、 前記第3の光電変換器(16)と前記第4の光電変換器
    (17)の出力信号の差を求める第2の減算器(19)
    と、 前記第1の減算器(18)の出力信号の自己相関を演算
    する第1の相関器(20)と、 前記第2の減算器(19)の出力信号の自己相関を演算
    する第2の相関器(21)と、 前記第1の相関器(20)の出力信号と前記第2の相関
    器(21)の出力信号を加算して等価的に送出光パルス
    の反射光を単一光パルスに形成する加算器(22)とを
    具備することを特徴とする自己相関型光ファイバ障害点
    位置検査機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013524183A (ja) * 2010-03-31 2013-06-17 アルカテル−ルーセント 光リフレクトメトリを用いたシステムの監視

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JP2013524183A (ja) * 2010-03-31 2013-06-17 アルカテル−ルーセント 光リフレクトメトリを用いたシステムの監視

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