JPH0413267Y2 - - Google Patents

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JPH0413267Y2
JPH0413267Y2 JP1985058849U JP5884985U JPH0413267Y2 JP H0413267 Y2 JPH0413267 Y2 JP H0413267Y2 JP 1985058849 U JP1985058849 U JP 1985058849U JP 5884985 U JP5884985 U JP 5884985U JP H0413267 Y2 JPH0413267 Y2 JP H0413267Y2
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bumper
front wall
air dam
wall
mounting piece
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動車のバンパ下部に取り付けられる
エアダムの取付構造に関するものである。
[従来の技術] 例えば実開昭55−71947号公報に開示されるよ
うに、金属からなるバンパ本体の前壁に、合成樹
脂からなるバンパフエースを取り付けるために、
バンパフエースの背面に垂直リブと水平リブとを
一体に成形し、これらのリブをバンパ本体に衝合
し、バンパ本体へ背面側から挿通したクリツプを
リブに係合してなるバンパ構造が提案されてい
る。上述の構造は、バンポ本体の前壁にバンパフ
エースを重合せ結合するものに限られ、バンパ本
体の下側に車両の走行抵抗を軽減するエアダムを
取り付けるものには、適当な重合せ面が得られな
いので適用できない。
そこで、実開昭60−57483号公報に開示される
エアダムでは、同公報の符号を引用して説明する
と、バンパの下縁水平壁部2bに取付フランジ2
bを重ね合せ、ボルト4とナツト5により結合
し、エアダム2の前壁2aの背面と取付フランジ
2bの下面とに垂直な補強リブ2cを備ている。
しかし、上述のエアダム2を一体に樹脂成形す
ると、前壁2aと取付フランジ2bとリブ2cと
が交差する部分の成形後の冷却性の問題から、前
壁2aの表面に成形歪(ヒケ)が生じ、外観を損
なうという問題がある。
第7図に示すように、成形歪の発生を少なく
し、あるいは発生してもバンパ7との結合部から
隠れるように、エアダム2の断面形状をほぼコ字
形とし、エアダム2の水平な取付片5をバンパ7
の水平壁部7aに重ね合せ、ボルト10により結
合することも試みられているが、この場合は意匠
的にバンパ7とエアダム2との一体感がなく、バ
ンパ7とエアダム2との重合せ部に〓間sが生じ
るなどの好ましくない現象が生じる。
[課題が解決しようとする問題点] 本考案の目的は上述の問題に鑑み、簡単な手段
によりエアダムをバンパに一体的に結合でき、優
れた外観を呈する、エアダムの取付構造を提供す
ることにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の構成は合
成樹脂から一体に成形されるものであつて、前壁
の下縁に後方へ延びる水平壁を結合し、前壁の上
下中間部分に長手方向に間隔を存して、バンパの
水平壁部に重合せ結合される複数の取付片を結合
し、前壁の背面と取付片の上面との角隅部に両面
に垂直なリブを結合し、前壁との間に間隔を存し
て前壁に垂直な連結板を取付片と水平壁との間に
結合し、リブと取付片の前壁への各結合部を薄肉
にしたものである。
[作用] バンパの水平壁部の下面にエアダムの前壁の背
面から後方へ突出する水平な取付片を重ね合せ、
ボルトとナツトにより締結する。これによりエア
ダムの上縁はバンパの前壁面に密接され、バンパ
との一体感をもつた取付構造が得られる。
取付片はエアダムの長手方向に間隔を存して多
数配設され、取付片の上面と前壁の背面とは垂直
ばリブにより補強され、取付片と水平壁とは垂直
な連結板により結合される。連結板は前壁の背面
から離れており、前壁に対するリブと取付片の結
合部は薄肉とされるので、合成樹脂からエアダム
を一体に成形する際に成形歪(ヒケ)が生じな
い。
[考案の実施例] 第2図はバンパ7に対するエアダム2の取付状
態を示す左コーナ部の斜視図である。バンパ7は
前壁に放熱器への冷却風を取り入れるための開口
15を備えられ、両端部は後方へ折り曲げられて
車体の側壁板に支持される。しかし、本考案はこ
のようなバンパ7に対する取付構造に限定される
ものではない。
第1,3図に示すように、バンパ7は断面ほぼ
コ字形のものであり、両端コーナ部17は第3図
に示すように後方へ折り曲げられて、車体の側壁
板に密接するように支持される。バンパ7の背面
に後方へ延びる水平壁部7aが、コーナ部17に
も水平壁部7aと連続する水平壁部17aがそれ
ぞれ備えられ、水平壁部7a,7aに長手方向に
間隔を存して多数のボルト穴13が備えられる。
第4,5図に示すように、エアダム2はバンパ
7と同様に車幅方向に延びる垂直な前壁2aと、
車体の側壁板に沿つて後方へ延びるコーナ部12
とを一体に形成され、断面形状はほぼ一様であ
る。第1図に示すように、やや傾斜した前壁2a
と、前壁2aの下縁から後方へ延びる水平壁2b
と、前壁2aの中間の高さから後方へ延びる水平
な複数の取付片5とが一体的に合成樹脂から成形
される。取付片5の上面と前壁2aの背面との角
隅部に、垂直なリブ3が結合され、取付片5の下
面と水平壁2bの上面との間に、垂直な連結板6
が結合される。連結板6と前壁2aとの間は、開
口4により離隔される。リブ3と取付片5は、前
壁2aとの結合部21を薄肉とされ、これによ
り、前壁2aの表面に成形歪(ヒケ)の発生をな
くす。
第5図に示すように、エアダム2のコーナ部1
2についてもほぼ同様である。コーナ部12の水
平壁12bは水平壁2bと連続する。取付片5は
長手方向に間隔を存して多数配設される。
第6図に示すように、取付片5の側縁に、前壁
2aの長手方向(車幅方向)に延びる切欠14が
設けられ、切欠14に後述するようにボルト10
(第1図)が係合される。コーナ部12において
は、切欠14は取付片5の後縁に備えられ、車体
の前後方向に延びる。
第4図に示すように、好ましくはエアダム2は
左右に2分割体として構成し、バンパ7に取り付
けた時、両者が互いに突き合されて一体感をなす
ように構成される。
第1図のように、U字形に折り曲げられかつナ
ツト8を一体に備えたクリツプ9を、バンパ7の
水平壁部7aを挟むように結合し、クリツプ9を
挟んでエアダム2の取付片5を水平壁部7aの下
側に重ね合せ、ボルト10を第6図に示す切欠1
4から水平壁部7aのボルト穴13へ挿通し、ナ
ツト8へ螺結する。
切欠14の車体前後方向の位置は予め設定され
ているから、エアダム2が左右の2分割体として
構成される場合は、各分割体を車体側方からバン
パ7に沿つて滑らせて、取付片5の切欠14を水
平壁部7aに予め支持したボルト10へ係合すれ
ば、エアダム2の上縁2cがバナンパ7の前壁に
弾性的に密接される。上縁2cバンパ7への係合
力は、取付片5と前壁2aとの角隅部に設けたリ
ブ3の剛性により保持され、前壁2aの全体的な
歪は取付片5と水平壁2bとを連結する連結板6
により抑えられる。
[考案の効果] 本考案は上述のように、取付片がエアダムの中
間の高さに備えられているから、前壁の上縁をバ
ンパに密接させて取り付けることが可能になる。
つまり、バンパの水平壁部にエアダムの水平な取
付片を重ね合せて取り付けるから、車体壁板にエ
アダムを直接取り付けるものに比べて、バンパと
の一体感のある優れた外観が得られ、エアダムと
して車体の両側方へ回り込む空気流を的確に制御
することができる。
連結板を前壁から離したこと、前壁の背面と取
付片の上面との角隅部に垂直なリブを結合したこ
と、リブと取付片の前壁に対する結合部を薄肉に
したことにより、成形歪(ヒケ)や取付上の誤差
によるエアダムの歪が解消され、バンパとエアダ
ムの一体感が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るエアダムの取付構造の側
面断面図、第2図はバンパに対するエアダムの取
付構造を示す左コーナ部の斜視図、第3図はバン
パの要部を背面側から見た斜視図、第4図はエア
ダムの斜視図、第5図は同背面側から見た斜視
図、第6図は取付片の平面図、第7図は従来のエ
アダムの取付構造の側面断面図である。 2……エアダム、3,6……リブ、4……開
口、5……取付片、7……バンパ、10……ボル
ト、21……結合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂から一体に成形されるものであつて、
    前壁の下縁に後方へ延びる水平壁を結合し、前壁
    の上下中間部分に長手方向に間隔を存して、バン
    パの水平壁に重合せ結合される複数の取付片を結
    合し、前壁の背面と取付片の上面との角隅部に両
    面に垂直なリブを結合し、前壁との間に間隔を存
    して前壁に垂直な連結板を取付片と水平壁との間
    に結合し、リブと取付片の前壁への各結合部を薄
    肉にしたことを特徴とするエアダムの取付構造。
JP1985058849U 1985-04-22 1985-04-22 Expired JPH0413267Y2 (ja)

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JP1985058849U JPH0413267Y2 (ja) 1985-04-22 1985-04-22

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JP1985058849U JPH0413267Y2 (ja) 1985-04-22 1985-04-22

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JPS61175059U JPS61175059U (ja) 1986-10-31
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6057483B2 (ja) * 1980-06-26 1985-12-16 日本鋼管株式会社 羽口流量制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6057483U (ja) * 1983-09-28 1985-04-22 富士重工業株式会社 エアダムスカ−ト

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6057483B2 (ja) * 1980-06-26 1985-12-16 日本鋼管株式会社 羽口流量制御方法

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JPS61175059U (ja) 1986-10-31

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