JPH0413145Y2 - - Google Patents

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JPH0413145Y2
JPH0413145Y2 JP1091484U JP1091484U JPH0413145Y2 JP H0413145 Y2 JPH0413145 Y2 JP H0413145Y2 JP 1091484 U JP1091484 U JP 1091484U JP 1091484 U JP1091484 U JP 1091484U JP H0413145 Y2 JPH0413145 Y2 JP H0413145Y2
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JP
Japan
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wall
main body
case
ribs
lid
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Application number
JP1091484U
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JPS60123329U (ja
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、強度に優れ表面外観の優れたレコー
ド、カセツトテープ、タイプライター、ワードプ
ロセツサー等を収納するプラスチツクケースに関
する。
〔従来の技術〕
従来、中空二重壁構造の本体と蓋体からなり、
本体の底面内壁に凹溝状のリブを形成したプラス
チツクケースは実開昭58−149310号公報に示され
ている。
上記の従来例において、本体の底面内壁に凹溝
状のリブを形成することにより、ある程度ケース
自体の強度は向上するが、収納リセスに収納物を
収納した際、内壁が外壁方向に変形して強度上の
問題が発生することがあつた。そのため凹溝状の
リブを形成した箇所の内壁と外壁とをブロー成形
時溶着一体化することも考えられるが、内壁と外
壁を溶着する際、成形金型にて両側より圧縮して
溶着するため、溶着したケース外面側である外壁
部分の表面が成形不良となり易く、例えばブロー
成形金型に彫刻された深さ0.04〜0.4mm程度のシ
ボ模様がその部分のみケースの外壁において再現
されず表面外観を損なう欠点があつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記のことに鑑み創案されたものであ
り、落下衝撃、剛性等の強度に優れ、ケース外面
の表面外観に優れたレコード、カセツトテープ等
を収納するプラスチツクケースを提供するもので
ある。
〔考案の構成〕
本考案は中空二重壁構造の本体と蓋体からな
り、本体の底面内壁に凹溝状のリブを交差して形
成し、上記リブを交差した箇所の内壁と外壁とを
溶着一体化して構成したプラスチツクケースに係
る。
本考案において、プラスチツクケースとはポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリ塩
化ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体等の熱
可塑性プラスチツクの可塑化したパリスンを押出
し、凸形キヤビテイと凹形キヤビテイとを有する
分割金型にてパリスンを閉鎖し、ブロー成形して
なるプラスチツクケースであり、レコード、カセ
ツトテープ、タイプライター、ワードプロセツサ
ー、ビデオカメラ、測定器、オーバーヘツドプロ
ジエクター用プラスチツクシート、磁気デイスケ
ツト、磁気テープ、ギター、電子楽器等を収納す
るケースとして使用される。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を図面に基づき説明する
に、1はレコードとカセツトテープとを兼用して
収納するケースであり、中空二重壁構造の本体2
と蓋体3からなる。本体2と蓋体3とはブロー成
形時分割形式の金型にて圧縮し、薄肉化したヒン
ジ4にて一体に連設されており、5,5は基端の
ヒンジ6,6を介して蓋体3と一体に連設された
ラツチ、7,7は本体2に突設したラツチ受け用
突起、8は本体2と一体に構成されたハンドル、
9は収納リセスである。また、本体2の外壁表面
には0.04〜0.4mmのシボ模様が形成されている。
本体2の内壁2aにはケース1の側面10から底
面11を通り対向する側面10′にかけて凹溝状
のリブ12a,12b,12cが形成され、該凹
溝状のリブ12a,12b,12cと交差するよ
うケース1の側面10から底面11を通り対向す
る側面10′にかけて凹溝状のリブ12d,12
e,12fが形成される。そして、リブ12a,
12cと直交するリブ12d,12fの交点の内
壁2と外壁3は内壁2をリブの深さよりさらに外
壁3側に突出することによりブロー成形時溶着一
体化し、点状の支承部ad,af,cd,cfが形成さ
れ、同様にリブ12bと直交するリブ12eの交
点の内壁2と外壁3は溶着一体化し、点状の支承
部beが形成される。
プラスチツクケース1を使用するに際しては、
蓋体3を開けてレコードを収納した後蓋体3を閉
じラツチ5,5をラツチ受け用突起7,7に係合
し、ハンドル8にて持ち運ぶことができる。また
カセツトテープを収納するには、第2図にて示す
ように、リブ12a,12c及びリブ12eに板
状の仕切り部材13a,13c、及び13eを嵌
め込みカセツトテープをそれぞれ仕切られた収納
リセス9内に収納することができる。また、その
他凹溝状の任意の部分に仕切り部材を嵌め込むこ
とにより、適宜の外形寸法の異なる収納物を整理
して収納することができる。
〔考案の効果〕
本考案のプラスチツクケースは上記の通り、中
空二重壁構造の本体と蓋体とからなり、本体の底
面内壁に凹溝状のリブを交差して形成し、上記リ
ブを交差した箇所の内壁と外壁とを溶着一体化し
て構成したので、収納リセスに収納物を収納して
も交差した凹溝状のリブによつて内壁が変形する
ことがなく、また落下衝撃に対しても内壁と外壁
が溶着一体化されているのでケースが変形するこ
とがなく剛性に優れる。また、上記溶着一体化
は、リブの交差した箇所いて行われるので、従来
の如く、溶着したケース外面側である外壁部分の
表面が成形不良となることもなく表面外観も美麗
なプラスチツクケースを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るプラスチツクケースの斜
視図、第2図は開いた状態を示す上面図、第3図
は第1図のA−A断面図、第4図は第1図のB−
B断面図である。 1……プラスチツクケース、2……本体、3…
…蓋体、2a……内壁、2b……外壁、12a,
12b,12c,12d,12e,12f……凹
溝状のリブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中空二重壁構造の本体と蓋体からなり、本体の
    底面内壁に凹溝状のリブを交差して形成し、上記
    リブを交差した箇所の内壁と外壁とを溶着一体化
    して構成したことを特徴とするプラスチツクケー
    ス。
JP1091484U 1984-01-28 1984-01-28 プラスチツクケ−ス Granted JPS60123329U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1091484U JPS60123329U (ja) 1984-01-28 1984-01-28 プラスチツクケ−ス

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JP1091484U JPS60123329U (ja) 1984-01-28 1984-01-28 プラスチツクケ−ス

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Publication Number Publication Date
JPS60123329U JPS60123329U (ja) 1985-08-20
JPH0413145Y2 true JPH0413145Y2 (ja) 1992-03-27

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ID=30492538

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JP1091484U Granted JPS60123329U (ja) 1984-01-28 1984-01-28 プラスチツクケ−ス

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0510688Y2 (ja) * 1988-02-26 1993-03-16
JPH0611162Y2 (ja) * 1988-09-30 1994-03-23 キョーラク株式会社 プラスチック製中空二重壁構造のブロー成形品

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60123329U (ja) 1985-08-20

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