JPH04131178A - 水処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は水質浄化装置の改良に関する。

〔従来の技術〕

従来、庭園や公園の池等においては、水質を浄化し、さ
らに水の透明度を上げるために、水路の一部に砂濾過槽
を設け、水中に浮遊するゴミを除去することが行われて
いる。

しかし、単に砂濾過槽を設ける構造によると、目詰まり
しやすく濾過機能を失い易い。とくに夏場は富栄養化に
伴いアオコが発生し、濾過機能を早期に失う欠点がある
。

そこで従来、アオコを退治するために薬品を使うことも
あるが、庭園や公園の池等においては観賞のために鯉や
金魚を飼うことが多いので、薬品の種類によって、ある
いは薬品が所定量を超えると鯉や金魚が死滅することが
ある。

また近年は第２図に示すように、箱形の水質浄化装置本
体１の内部に、ジャケット２に収納して紫外線殺菌ラン
プ３を適数本装着し、さらに同紫外線殺菌ランプ３の下
側に位置して濾過槽４を設け、紫外線殺菌ランプ３から
生成される紫外線２５４、　ｎ　ｍにより、有害な有機
物を光酸化分解し、水中のアオコを雑藻することが行な
われている。

さらに、紫外線殺菌ランプ３より生成されるオゾンを水
中に噴射し、オゾンの強い酸化力により水中の亜硝酸態
窒素、鉄分、有機物を酸化又は分解することが行なわれ
ている。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、近年は技術の進歩により、紫外線殺菌ランプ
の殺菌能力が向上し、同じ量の水を処理するには、従来
より少ない本数の紫外線殺菌ランプで処理することがで
きる。

しかし、第２図に示すように、水質浄化装置本体は従来
の装置と同じ大きさで、紫外線殺菌ランプの本数が減少
すると、紫外線殺菌ランプから流れる水の外端までの距
離が長くなり、紫外線が減衰し、殺菌効果が劣る欠点が
ある。

また水質浄化装置本体は大型のままである欠点がある。

〔発明の目的〕

本発明は上記の諸点に鑑み発明したものであって、紫外
線殺菌ランプの殺菌効果を向上し、また水質浄化装置本
体を小形に構成することのできる水質浄化装置を提供す
ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は上記した課題を解決するために次の構成とする
。つまり水処理装置本体の内部に、紫外ｌＩＡ殺菌ラン
プを収納し、また同紫外線殺菌ランプの下側に位置して
濾過槽を設けて構成する。

また水処理装置本体の上半分は下半分より幅狭に構成す
る。

そして水処理装置本体の上半分に位置して紫外線殺菌ラ
ンプを配設し、下半分に位置して濾過槽を配設する。

また処理する水は紫外線殺菌ランプの上部より注入する
ように構成する。

〔作用〕

上記した水処理装置によると、水処理装置本体の上半分
を下半分より幅狭に構成しであるので、紫外線殺菌ラン
プから水処理装置本体の内側外端までの距離が短く構成
でき、流れる水全体に対し紫外線が効果的に照射され、
処理効果は向上する。

〔実施例〕

以下本発明を第１図について説明する。図において、１
１は箱形の水処理装置本体であって、上半分は下半分よ
り幅狭に構成しである。横断面において１例えば下半分
１００に対し、上半分は７０の割合に構成しである。１
２は水処理装置本体１１の上半分の幅狭部に位置して収
納してなる紫外線殺菌ランプであって、１ｏｏＯＯトン
の池の水を処理する場合、第１図に示す従来の構造では
、６５ワツトの紫外線殺菌ランプ２４０本が必要であっ
たが、本考案に係る構造によると、６５ワツトの紫外線
殺菌ランプ１６０本で従来の構造と同様の水処理効果が
ある。

１３は紫外線殺菌ランプ１２を装着してなるジャケット
であって、例えば石英ガラスで構成しである。

１４は一端をジャケット１３の内部に位置して構成して
なる集気管であって、紫外線殺菌ランプ１２から生成さ
れるオゾンを集めて散気板１５を通して水中に注入され
る。

１６はオゾン注入ブロアーであって、紫外線殺菌ランプ
１２から生成されるオゾンの代りにオゾナイザ−を用い
てオゾンを水中に注入してもよい。

１７は水処理装置本体の下半分に位置し、紫外線殺菌ラ
ンプ１２の下側に位置して構成してなる濾過槽であって
１例えば糸をボール状にまとめて濾過材を構成し、多数
積層しである。

１８は濾過材を載せるための例えば網体である。

１９は給水側の原水を送るためパイプであって、紫外線
殺菌ランプの上部より処理する水が落下するように配設
しである。２０は処理水排出孔、２１は水位センサー、
２２は濾過槽１７の下側に設けた逆洗用気根であって、
濾過材が目詰まりし汚れたときに気体を噴射し、洗い流
すように構成しである。

〔発明の効果〕

本発明は上記したように、水処理装置本体の上半分は下
半分より幅狭に構成し、同水処理装置本体の上半分に位
置して紫外線殺菌ランプを配設し、下半分に位置して濾
過槽を配設して構成しであるので、紫外線殺菌ランプか
ら水処理装置本体の外端までの距離を短く構成でき、流
れる水全体に対し紫外線を効果的に照射することができ
、処理効果は向上することができる。

また紫外線殺菌ランプの本数を減らしたにもかかわらず
、紫外線２５４ｎｍにより、水に含まれる有害な有機物
は光酸化分解され、且つアオコは雑藻することができ、
さらにオゾンの強い酸化力により水中の亜硝酸態窒素、
鉄分、有機物を酸化又は分解することができる。

また水処理装置本体の上半分は下半分より幅狭い構成し
であるので、その分水処理装置を小形に構成する効果を
有する。

さらに水処理装置本体の上半分は幅狭に構成しであるの
で、逆洗時に濾過材が狭い範囲に集まり互いに接触し洗
浄効果が上昇する等の効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る水処理装置の側面図、第２図は従
来の水処理装置の側面図である。 １１・・・水処理装置本体 １２・・・紫外線殺菌ランプ １３・・・ジャケット ・濾過槽 ２２　・ ・逆洗用気板

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、水処理装置本体の内部に、紫外線殺菌ランプを収納
   し、同紫外線殺菌ランプの下側に位置して濾過槽を設け
   てなる水処理装置において、前記、水処理装置本体の上
   半分は下半分より幅狭に構成し、同水処理装置本体の上
   半分に位置して紫外線殺菌ランプを適数本配設し、下半
   分に位置して濾過槽を配設し、また処理する水は紫外線
   殺菌ランプの上部より注入するように構成したことを特
   徴とする水処理装置。