JPH04131010U - パラボラアンテナの仰角調整装置 - Google Patents

パラボラアンテナの仰角調整装置

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JPH04131010U
JPH04131010U JP3581591U JP3581591U JPH04131010U JP H04131010 U JPH04131010 U JP H04131010U JP 3581591 U JP3581591 U JP 3581591U JP 3581591 U JP3581591 U JP 3581591U JP H04131010 U JPH04131010 U JP H04131010U
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JP
Japan
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nut
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rod
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Pending
Application number
JP3581591U
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English (en)
Inventor
小川文義
Original Assignee
イワブチ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】仰角調整を迅速的確に行う。 【構成】パラボラアンテナの背面に背面枠1を取付けて
ある。背面枠1は突出部片7を備え、この突出部片7を
支持台11に立設した支持枠8の上端にボルト9および
ナット10によって回動自在に枢着してある。ボルト9
部の下方位置には支承部片12を設け、支承部片12に
よって案内ブロック13を回動自在に支持させ、この案
内ブロック13に貫通させた螺杆15の上端を背面枠1
の傾斜杆6に仲介枠19を介して回動自在に取付けてあ
る。また、螺杆15には前記案内ブロック13を介して
第一ナット16と第二ナット18を螺合してある。螺杆
15で傾斜杆6を押し上げまたは引張ってパラボラアン
テナをボルト9を支点に回動させる。回動杆24に備え
た長孔25に貫通したボルト23に螺合したナット26
を締付けることによって調整した仰角状態は維持され
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パラボラアンテナの仰角調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来技術としては、実公昭64−1768号公報所載の考案がある。
【0003】 同考案のアンテナ仰角調整装置は、支柱の上端に中央片と該中央片の相対する 両側を下方に屈曲して形成した側片とから成る取付基枠を載置し、前記中央片の 後端側に設けた透孔の直上に支持枠を配設して該中央片に仰角微調整用の調節ボ ルトを貫通させて先端に縦動枠に係合したナットを螺合して該ナットを介して縦 動枠を吊持し、縦動枠の両側片に設けた透孔に支持筒を貫通し、該支持筒の両端 を前記取付基枠の両側片に長孔に当位させ、該支持筒と長孔に両端にねじ部を設 けたボルト杆を貫通させると共に、両外方に突出したボルト杆の螺子部を取付板 の両側片に設けた透孔に嵌挿し、その先端にナットを螺合して取付けた基枠に取 付板を組付け、取付板にはその後方部位に前記支持筒と取付基枠を組付けたボル ト杆の挿入孔を設け、前方部位には、前記挿入孔を中心とした同一円周上に多数 の仰角荒調整用透孔を列設し、その任意の透孔に嵌挿した螺子とナットにより、 該取付板と取付板を組付けて成り、該装置により仰角調整をするには、取付板に 列設した多数の透孔のうち適宜の透孔に螺子を嵌挿し、ナットにより前記一対の 取付板を取付基枠に適宜な角度を持って仮止めすることによってアンテナの仰角 の荒設定をした後に、支持枠に貫通した調整ボルトとナットをスパナ等により回 動させて、該調整ボルトとナットにより吊持している縦動枠と縦動枠の両側辺の 透孔に嵌挿した支持筒とを上下方向に微動させることにより前記支持筒内に貫通 させたボルト杆を介してその先端に組付けた取付板を上下させ、取付板の取付基 枠への取付角度を微調整後、各部を締付けて固定するようにしている。
【0004】
【従来技術の問題点】 前記の従来例による仰角調節は、荒調整と微調整の2段階方式で行うようにな っており、微調整用の調節ボルトの長さは、上下方向に移動する支持筒内に貫通 させたボルト杆等に当接しないようにその長さを制限されるので、従って、微調 整範囲が限定され、その分、取付板に設けた荒調整用の透孔の数が多数必要とな るので、その選定が適切に行いにくく、選定が不適説であった場合には、一旦組 付けたボルトナットを外して再度適当な透孔を選び組直す必要があるので作業時 間の無駄が多くなり好ましくない。
【0005】 本考案は、前記の従来例の欠点を補い、仰角調整が迅速かつ的確に行えるパラ ボラアンテナの仰角調整装置を提供せんとするものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
パラボラアンテナの背面に取付けて該パラボラアンテナを支持する背面枠の突 出部片を、支持枠の上端部に回動自在に枢着し、該枢着部の下方位置において前 記支持枠に設けた一対の支承部片に、案内ブロックを回動自在に支承し、この案 内ブロックに緩く貫通させた螺杆に、前記案内ブロックを介して第一ナットと第 二ナットを案内ブロックに直接又は間接に接離自在に螺合すると共に、前記突出 部片に対して交差方向に配した、背面枠の傾斜部片の中間部に、前記枢着部と同 方向にして仲介枠を回動自在に枢着し、該仲介枠の自由端に前記螺杆の上端を取 付け、さらに、前記傾斜部片の下端には前記枢着部と同方向にして締付けボルト を突設し、該締付けボルトを回動杆に設けた長孔に貫通させて該長孔より突出す る締付けボルトの先端に締付けナットを螺合し、前記回動杆の下端を前記支持枠 に回動自在に枢着した構成としたものである。
【0007】
【実施例】
図面は本考案に係るパラボラアンテナの仰角調整装置の一実施例を示し、図1 は側面図、図2は一部欠截拡大側面図、図3は一部欠截拡大背面図、図4は螺杆 と第一ナットおよび第二ナットの関係を示す一部欠截拡大側面図である。
【0008】 図中、1はパラボラアンテナ80の背面に取付けて該パラボラアンテナ80を 支持する背面枠で、背面枠1はパラボラアンテナ80の中央部に取付けて背面方 向に突設した主体筒2と該主体筒2の先端に溶接したT字形の補助枠3のそれぞ れと、パラボラアンテナ80との間に適宜支持杆4,4,…を架設して構成した ものである。
【0009】 前記のT字形補助枠3は角筒より成る上杆5と該上杆5に上端を溶接した角筒 より成る傾斜杆6とで成り、両端に前記支持杆4,4の一端を取付けた上杆5の 中間部に傾斜杆6を介在するようにして突出部片7,7を設け、この突出部片7 を支持枠8の上端部にボルト9およびナット10によって回動自在に枢着してあ る。すなわち、パラボラアンテナ80は背面枠1の突出部片7,7を介してボル ト9を支点に回動して仰角が変わるようになっている。
【0010】 支持枠8は支持台11上に載置したもので、この支持枠8の前記ボルト9の下 方位置には一対の支承部片12,12を設け、該支承部片12,12に案内ブロ ック13を回動自在に支承させ、該案内ブロック13に設けた挿通孔14に螺杆 15を緩く貫通させ、挿通孔14より突出する螺杆15の下端側には第一ナット 16を、また上端側にはスペーサ17を介して第二ナット18を案内ブロック1 3に直接又は間接に接離自在に螺合し、前記のスペーサ17は、案内ブロック1 3と同様に螺杆15を緩く貫通させて該螺杆15に組付け、第二ナット18を操 作する際支承部片12が邪魔にならないように該支承部片12と第二ナット18 との間に空隙を保持するためのものである。
【0011】 前記T字形の補助枠3の傾斜杆6は、前記突出部片7の突出方向に対して交差 方向に配したもので、この傾斜杆6の中間部には前記ボルト9と同方向にして仲 介枠19を回動自在に枢着20し、該仲介枠19に前記螺杆15の上端を貫通さ せてこれにナット21を螺合して螺杆15の上端を仲介枠19に取付けてある。
【0012】 また、傾斜杆6の下端には前記上杆5と並行するようにしてL形杆22を取付 け、該L形杆22の端部に固着した平部片22aに締付けボルト23を貫通させ 、該締付けボルト23の先端を回動杆24に設けた長孔25に貫通させてこれに 締付ナット26を螺合してある。
【0013】 回動杆24は上端側を自由端となし、下端部を前記支持枠8にボルト27およ びナット28によって回動自在に枢着してある。
【0014】 そして、仰角調整を行うには、ナット10,28および締付ナット26を緩め ておき、アンテナの仰角を小さくする場合には第二ナット18を傾斜杆6方向に 移動させて第一ナット16を傾斜杆6方向に移動する方向に回動させると、螺杆 15は該第一ナット16に沿って降下して適宜の仰角を得られ、また、これとは 逆に、第一ナット16を前記傾斜杆より離れる方向に移動(降下方向)させて、 第二ナット18を傾斜杆6より離れる方向に回動させると、螺杆15は該第二ナ ット18に沿って上昇し大きな仰角角度を得られ、ナット10,28および締付 ナット26を締めることによって適宜の角度状態は保持される。
【0015】
【考案の効果】
本考案は上述の構造であるから、第一ナットあるいは第二ナットの緩める度合 いを適宜調整することよってまず仰角設定の荒調整が行え、続いて微調整動作に は入れるので、作業の無駄がなく、迅速かつ的確に仰角調整が行えるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】側面図。
【図2】一部欠截拡大側面図。
【図3】一部欠截拡背面図。
【図4】螺杆と第一ナットおよび第二ナットの関係を示
す一部欠截拡大側面図。
【符号の説明】
1 背面枠 6 傾斜杆 7 突出部片 8 支持枠 12 支承部片 13 案内ブロック 15 螺杆 16 第一ナット 18 第二ナット 19 仲介枠 24 回動杆 26 締付ナット 80 パラボラアンテナ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パラボラアンテナの背面に取付けて該パ
    ラボラアンテナを支持する背面枠の突出部片を、支持枠
    の上端部に回動自在に枢着し、該枢着部の下方位置にお
    いて前記支持枠に設けた一対の支承部片に、案内ブロッ
    クを回動自在に支承し、この案内ブロックに緩く貫通さ
    せた螺杆に、前記案内ブロックを介して第一ナットと第
    二ナットを案内ブロックに直接又は間接に接離自在に螺
    合すると共に、前記突出部片に対して交差方向に配し
    た、背面枠の傾斜部片の中間部に、前記枢着部と同方向
    にして仲介枠を回動自在に枢着し、該仲介枠の自由端に
    前記螺杆の上端を取付け、さらに、前記傾斜部片の下端
    には前記枢着部と同方向にして締付けボルトを突設し、
    該締付けボルトを回動杆に設けた長孔に貫通させて該長
    孔より突出する締付けボルトの先端に締付けナットを螺
    合し、前記回動杆の下端を前記支持枠に回動自在に枢着
    した、パラボラアンテナの仰角調整装置。
JP3581591U 1991-05-21 1991-05-21 パラボラアンテナの仰角調整装置 Pending JPH04131010U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6090403A (ja) * 1983-10-24 1985-05-21 Maspro Denkoh Corp パラボラアンテナ反射鏡の支持装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6090403A (ja) * 1983-10-24 1985-05-21 Maspro Denkoh Corp パラボラアンテナ反射鏡の支持装置

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