JPH04130701U - 癖毛伸し器 - Google Patents
癖毛伸し器Info
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- JPH04130701U JPH04130701U JP3557891U JP3557891U JPH04130701U JP H04130701 U JPH04130701 U JP H04130701U JP 3557891 U JP3557891 U JP 3557891U JP 3557891 U JP3557891 U JP 3557891U JP H04130701 U JPH04130701 U JP H04130701U
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- Pending
Links
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Landscapes
- Hair Curling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】パネル取りした毛髪パネルを真直ぐに引張るよ
うに扱きながら、しかもその髪を櫛歯部で綺麗に梳しな
がら、均一に且つ能率的にブロー乾燥させることができ
る櫛歯付きの癖毛伸し器を提供することにある。 【構成】中間枢支部2を支点として開閉し得る一対の把
柄部3,4及び毛髪挟み部5,6を有し、所定幅にパネ
ル取りした毛髪パネルを毛髪挟み部5,6で挟んで扱く
ことができる毛髪挟み1として構成したこと、この毛髪
挟み1の一方の毛髪挟み部5をドライヤの熱風によって
加熱し得る金属棒5′で形成し、他方の毛髪挟み部6を
心棒7の外側に耐熱性,耐薬性及び弾力性のある被覆チ
ューブ8を嵌着した毛髪圧迫棒9と、この毛髪圧迫棒9
に固定され前記毛髪パネルを前記金属棒5′及び毛髪圧
迫棒9で挟み扱く時に髪梳かしすることができる櫛歯体
11とを具備する構成としたことを特徴とする。
うに扱きながら、しかもその髪を櫛歯部で綺麗に梳しな
がら、均一に且つ能率的にブロー乾燥させることができ
る櫛歯付きの癖毛伸し器を提供することにある。 【構成】中間枢支部2を支点として開閉し得る一対の把
柄部3,4及び毛髪挟み部5,6を有し、所定幅にパネ
ル取りした毛髪パネルを毛髪挟み部5,6で挟んで扱く
ことができる毛髪挟み1として構成したこと、この毛髪
挟み1の一方の毛髪挟み部5をドライヤの熱風によって
加熱し得る金属棒5′で形成し、他方の毛髪挟み部6を
心棒7の外側に耐熱性,耐薬性及び弾力性のある被覆チ
ューブ8を嵌着した毛髪圧迫棒9と、この毛髪圧迫棒9
に固定され前記毛髪パネルを前記金属棒5′及び毛髪圧
迫棒9で挟み扱く時に髪梳かしすることができる櫛歯体
11とを具備する構成としたことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は癖のある毛髪(縮れ毛)を真直ぐに伸ばす癖毛伸し器に関する。
【0002】
毛髪の癖毛を真直ぐに伸ばす方法として、本考案者が案出した「Mr・ハビッ
ト法」という整髪法が知られている。この方法は以下の(1)〜(8)の施術工
程を経て癖のある毛髪を真直ぐに伸ばすものである。
【0003】
(1) 準備工程
癖のある毛髪をシャンプーし、軽くタオルで水気をとった状態にする。そして
フィンガドライで完全に乾かして癖毛の状態を確認し、一部の毛束を取ってブロ
ー(癖毛であっても、ブローすれば真直ぐの状態になる)することにより、癖毛
がどのくらい伸びるかを試験的に確認する。
【0004】
(2) 第1薬液(パーマ剤)の塗布工程
癖のある毛髪を所定幅(数センチ幅)にパネル取りし、この毛髪パネル全体に
第1薬液を斑なく塗布する工程を順次に繰り返して、毛髪一本一本に薬液が満遍
なく行き渡るように毛髪全体に前記薬液を均一に塗布する。
【0005】
(3) スチーマー加熱工程
前記(2)工程の終了後に薬液塗布の毛束を頭上に持ち上げてヘアピン等で毛
止め(この時、薬液が地肌に浸透しないようにタオル等でラップする)し、スチ
ーマーによって所定時間例えば55℃〜60℃の温度で約30分間加温して、毛
髪を膨潤させる。
【0006】
(4) プレーンリンス・トリートメント工程
前記スチーマーを取外し、膨潤した毛髪をプレーンリンスして、前記薬液(第
1薬液)を洗い流した後、トリートメント液を塗布して毛髪の絡みを防ぐように
する。
【0007】
(5) ブロー工程
前記(4)工程の終了後に良く梳かした毛髪を所定幅(数センチ幅)にパネル
取りし、この毛髪パネルをドライヤの熱風によって順次に乾燥させる。この時、
毛髪パネルにドライヤの熱風が均一に当たるようにする。このブロー工程は「M
r・ハビット法」の最重要ポイントである。
【0008】
(6) 第2薬液(毛髪固定剤)の塗布工程
前記(5)工程で熱風乾燥された毛髪を前記(2)(5)工程と同様にパネル
取りしながら、この毛髪パネルに固定剤である第2薬液を均一に塗布する。
【0009】
(7) プレーンリンス・トリートメント工程
第2薬剤の塗布後に前記(4)工程と同様に毛髪をプレーンリンスしてトリー
トメントする。
【0010】
(8) 仕上げ工程
前記(7)工程の終了後にタオルで水分を取り除き、軽くブロードライして毛
髪を乾燥させ、必要な場合にはドライカットを施して仕上げる。
【0011】
ところで、前記のようなMr・ハビット法の施術において、毛髪膨潤後のブロ
ー工程、すなわち前記(5)工程で使用する従来の器具は、主としてヘアブラシ
であるが、実公昭54ー8944号明細書に開示のようなヘアアイロンを使用す
ることもある。
【0012】
前記従来のヘアブラシ又はヘアアイロンを前記のようなブロー工程で使用する
と、以下のような問題があった。
【0013】
即ち、ヘアブラシを使用する場合には、所定幅にパネル取りした毛髪パネルを
真直ぐに引張りながらブロー乾燥させる操作が面倒であること、ブラシの中で毛
が重なり合うことがありドライヤの熱風によって毛髪パネルを均一に乾かすこと
が難しいこと、ブラシに頭髪が引掛かり扱き操作時に頭髪が引張られて痛みを感
ずる不具合があること、長さの短い毛髪の癖毛直しには使い難いこと等の問題が
ある。
【0014】
また、ヘアアイロンを使用する場合には、所定幅にパネル取りした毛髪パネル
を上下から挟んだ状態で扱くことができるが、髪を梳しながらブローすることが
できないこと、前記ヘアアイロンはヒータ加熱によって毛髪を乾燥させるので、
濡れている毛髪パネルを均一に乾かすことが困難であり、ドライヤの熱風乾燥に
比べて長い時間がかかること等の問題がある。
【0015】
この考案は前記従来のヘアブラシ及びヘアアイロンの問題点を解消するために
案出されたもので、その目的はパネル取りした毛髪パネルを真直ぐに引張るよう
に扱きながら、しかもその髪を櫛歯部で綺麗に梳しながら、均一に且つ能率的に
ブロー乾燥させることができ、特に長さの短い毛髪の癖毛直しに優れた効果を発
揮する櫛歯付きの癖毛伸し器を提供することにある。
【0016】
前記の目的を達成するために、この考案の癖毛伸し器は、中間枢支部2を支点
として開閉し得る一対の把柄部3,4及び毛髪挟み部5,6を有し、所定幅にパ
ネル取りした毛髪パネルHPを毛髪挟み部5,6で挟んで扱くことができる毛髪
挟み1として構成したこと、この毛髪挟み1の一方の毛髪挟み部5をドライヤD
の熱風によって加熱し得る金属棒5′で形成し、他方の毛髪挟み部6を心棒7の
外側に耐熱性,耐薬性及び弾力性のある被覆チューブ8を嵌着した毛髪圧迫棒9
と、この毛髪圧迫棒9に固定され前記毛髪パネルHPを前記金属棒5′及び毛髪
圧迫棒9で挟み扱く時に髪梳かしすることができる櫛歯体11とを具備する構成
としたことを特徴とする。
【0017】
前記構成の癖毛伸し器は、毛髪膨潤後におけるブロー工程すなわち前述したM
r・ハビット法の(5)工程で使用するものであって、所定幅にパネル取りした
毛髪パネルHPを一対の毛髪挟み部5,6で挟んで扱き梳すように移動させなが
ら、ドライヤDの熱風によって毛髪パネルHPを均一に乾かして行くという使い
方をなす。この使用時において、金属棒5′で形成される一方の毛髪挟み部5は
毛髪パネル挾持部の上側に位置し、ドライヤDの熱風によって加熱される。
【0018】
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
【0019】
図中1は癖毛伸し器の本体である金属製の毛髪挟みを示し、この毛髪挟み1は
中間枢支部2を支点として開閉し得る一対の把柄部3,4及び毛髪挟み部5,6
を有し、数センチ幅にパネル取りした毛髪パネルHPを前記挟み部5,6で図2
及び図3の如く挟んで扱くことができる構成となっている。
【0020】
また、この毛髪挟み1の使用時において毛髪パネル挾持部の上側に位置する一
方の毛髪挟み部5は、ドライヤDの熱風によって加熱し得る金属棒5′(前記把
柄部3の枢支側分岐部3aと一体又は別体の金属棒)で形成され、この金属棒の
外表面には円周方向の微細凹凸条(図示せず)が長さ方向全体に亙り間隔的に設
けられている。
【0021】
一方、前記毛髪挟み1の使用時において毛髪パネル挾持部の下側に位置する他
方の毛髪挟み部6は、心棒7(前記把柄部4の枢支側分岐部4aと一体又は別体
の金属棒で形成される)の外側に耐熱性,耐薬性及び弾力性のあるゴム,合成樹
脂等の被覆チューブ8を嵌着した毛髪圧迫棒9と、この毛髪圧迫棒9に固定され
前記毛髪パネルHPを前記金属棒5′及び毛髪圧迫棒9で挟み扱く時に髪梳かし
する金属製の櫛歯体11とから構成される。
【0022】
なお、前記櫛歯体11は毛髪圧迫棒9の両側に前記挟み部5(金属棒5′)が
閉じ嵌入できる間隔をもって対向するように、図示しない接着剤及び裏面被覆の
断熱材10を利用して強固に固着されるが、前記櫛歯体11を両側に櫛歯部を有
するU型断面形状の金属櫛で形成し、このU型断面の金属櫛を毛髪圧迫棒9に嵌
合し、両側からカシメ圧着して毛髪圧迫棒9を包持するように固着させることも
可能である。
【0023】
前記断熱材10の先端10aは、熱風加熱される前記挟み部5(金属棒5′)
の先端が皮膚に当たらないように金属棒先端部5aより前方に延出している。
【0024】
而して、前記構成の癖毛伸し器は、前述したMr・ハビット法の毛髪膨潤後に
おけるブロー工程で使用するものであり、所定幅にパネル取りした毛髪パネルH
Pを一対の毛髪挟み部5,6で図2,図3の如く挟んで扱き梳すように移動させ
ながら、ドライヤDの熱風によって前記毛髪パネルHPを均一に乾かして行くと
いう使い方をなす。
【0025】
この考案の癖毛伸し器は、毛髪挟み1の一方の毛髪挟み部5が金属棒5′で形
成され、他方の毛髪挟み部6が心棒の外側7に耐熱性,耐薬性及び弾力性のある
被覆チューブ8を嵌着した毛髪圧迫棒9と、この毛髪圧迫棒9に固定され毛髪パ
ネルHPを前記金属棒5′及び毛髪圧迫棒9で挟み扱く時に髪梳かしすることが
できる櫛歯体11とを具備する構成となっているので、前記挟み部5,6で挟ん
だ毛髪パネルHPを前記チューブ8で均等に圧迫しながら前記櫛歯体11で綺麗
に梳すことができる。即ち、所定幅にパネル取りした毛髪パネルHPを真直ぐに
引張るように扱きながら、しかもその髪を櫛歯体11で綺麗に梳しながら、ドラ
イヤDの熱風で均一に且つ能率的にブロー乾燥させることができる。
【0026】
また、前記毛髪挟み1の毛髪挟み部5,6が、前記のような構成になっている
と、長さの短い毛髪の癖毛直しにも有効に使用することができ、特にショートヘ
アの癖毛直しに優れた実用上の効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による癖毛伸し器の構成説明
図であって、同図(A)は毛髪挟みの開き状態を示す側
面図、同図(B)は毛髪挟みの閉じ状態を示す要部切欠
側面図である。
図であって、同図(A)は毛髪挟みの開き状態を示す側
面図、同図(B)は毛髪挟みの閉じ状態を示す要部切欠
側面図である。
【図2】図1(B)のII−II断面線に沿う毛髪挟み
部先端部分の斜視図。
部先端部分の斜視図。
【図3】毛髪パネルを毛髪挟み部で挟んだ状態を示す使
用状態の要部平面図。
用状態の要部平面図。
1…毛髪挟み、2…中間枢支部、3,4…把柄部、5…
一方の毛髪挟み部、5′…金属棒、6…他方の毛髪挟み
部、7…心棒、8…被覆チューブ、9…毛髪圧迫棒、1
0…断熱材、11…櫛歯体、HP…毛髪パネル、D…ド
ライヤ。
一方の毛髪挟み部、5′…金属棒、6…他方の毛髪挟み
部、7…心棒、8…被覆チューブ、9…毛髪圧迫棒、1
0…断熱材、11…櫛歯体、HP…毛髪パネル、D…ド
ライヤ。
Claims (1)
- 【請求項1】 毛髪の癖毛を真直ぐに伸ばす時の毛髪膨
潤後におけるブロー工程で使用する癖毛伸し器であっ
て、中間枢支部を支点として開閉し得る一対の把柄部及
び毛髪挟み部を有し、所定幅にパネル取りした毛髪パネ
ルを毛髪挟み部で挟んで扱くことができる毛髪挟みとし
て構成したこと、この毛髪挟みの一方の毛髪挟み部をド
ライヤの熱風によって加熱し得る金属棒で形成し、他方
の毛髪挟み部を心棒の外側に耐熱性,耐薬性及び弾力性
のある被覆チューブを嵌着した毛髪圧迫棒と、この毛髪
圧迫棒に固定され前記毛髪パネルを前記金属棒及び毛髪
圧迫棒で挟み扱く時に髪梳かしすることができる櫛歯体
とを具備する構成としたことを特徴とする癖毛伸し器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3557891U JPH04130701U (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 癖毛伸し器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3557891U JPH04130701U (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 癖毛伸し器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04130701U true JPH04130701U (ja) | 1992-11-30 |
Family
ID=31917699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3557891U Pending JPH04130701U (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 癖毛伸し器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04130701U (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4525164Y1 (ja) * | 1966-04-28 | 1970-10-01 | ||
JPS52104013A (en) * | 1976-02-25 | 1977-09-01 | Bradley Frank R | Method and device for measuring characteristics of selected portion of transmission channels |
JPS548944U (ja) * | 1977-06-21 | 1979-01-20 | ||
JPS635707A (ja) * | 1986-06-25 | 1988-01-11 | 松下電工株式会社 | ヘア−ドライヤ |
JPS63161902A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-05 | 瀧前 豊作 | 縮毛矯正用アイロン |
-
1991
- 1991-05-20 JP JP3557891U patent/JPH04130701U/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4525164Y1 (ja) * | 1966-04-28 | 1970-10-01 | ||
JPS52104013A (en) * | 1976-02-25 | 1977-09-01 | Bradley Frank R | Method and device for measuring characteristics of selected portion of transmission channels |
JPS548944U (ja) * | 1977-06-21 | 1979-01-20 | ||
JPS635707A (ja) * | 1986-06-25 | 1988-01-11 | 松下電工株式会社 | ヘア−ドライヤ |
JPS63161902A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-05 | 瀧前 豊作 | 縮毛矯正用アイロン |
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