JPH04130367U - トイレ用床材 - Google Patents
トイレ用床材Info
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- JPH04130367U JPH04130367U JP3754291U JP3754291U JPH04130367U JP H04130367 U JPH04130367 U JP H04130367U JP 3754291 U JP3754291 U JP 3754291U JP 3754291 U JP3754291 U JP 3754291U JP H04130367 U JPH04130367 U JP H04130367U
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- Japan
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 22
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- 238000011010 flushing procedure Methods 0.000 abstract description 5
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- 235000017166 Bambusa arundinacea Nutrition 0.000 description 2
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Landscapes
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
- Floor Finish (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 トイレを洗うときには漏水が起こりにくく
し、しかも、トイレ床と廊下や隣室などの床と段差をな
くす。 【構成】 周囲に水切り用の立ち上がり部2aを有する
トイレ床パン2に、前記立ち上がり部2aの上端と同じ
高さの床面を形成するように上部床3を着脱可能に組み
合わせる。
し、しかも、トイレ床と廊下や隣室などの床と段差をな
くす。 【構成】 周囲に水切り用の立ち上がり部2aを有する
トイレ床パン2に、前記立ち上がり部2aの上端と同じ
高さの床面を形成するように上部床3を着脱可能に組み
合わせる。
Description
【0001】
この考案は、トイレ用の床材に関する。
【0002】
従来のトイレ用床材の1例を図4に示す。図4中、Aはその全体を表し、Bは
トイレに設置した状態を表す。図4にみるように、従来のトイレ用床材は、トイ
レを洗う際の排水のためにその底面40bの一部に排水口40dを設け、この排
水口40dを目皿4または蓋等のもので覆いかぶしていた。このようなトイレ用
床材に防水性能を持たせるために、底面40bの周囲に若干の立ち上がり部40
aを設けて外部に漏水しないような構造を持つトイレ床パン40が利用されてい
た。
【0003】
従来のトイレ床パン40で作られたトイレ床は、廊下または隣室の床5と床レ
ベルを比較すると一段下がった形の構造(矢印Mで示す)になる。
このため、トイレに入出するときには段差に注意して歩行する必要がある。特
に、老人あるいは身障者等の歩行に難のある人のいる家庭では、段差のあるとこ
ろを歩行するときには、歩きにくく、つまづいたり、よろけたりすることが多い
上、そのようなことが起こると、事故につながり易い。トイレに入出するのが億
劫とならず、安全に快適にトイレを利用するためには、どうしてもトイレと廊下
との段差をなくす必要がある。しかも、歩行に難のある人が利用する場合、床に
手をついたりころんだりしてもよごれないように、できるだけトイレ床を清潔に
しておく必要があるので、トイレを洗う必要性も高くなる。
【0004】
しかし、段差をなくすと、トイレを洗うときに漏水が起こりやすいという問題
がある。
そこで、この考案は、トイレを洗うときには漏水が起こりにくく、しかも、ト
イレ床と廊下や隣室などの床と段差がないトイレ用床材を提供することを課題と
する。
【0005】
上記課題を解決するために、この考案は、周囲に水切り用の立ち上がり部を有
するトイレ床パンに、前記立ち上がり部の上端と同じ高さの床面を形成するよう
に上部床が着脱可能に組み合わされているトイレ用床材を提供する。
上部床は、たとえば、トイレ床パン全体(便器設置台がある場合にはこの部分
を除く。以下同様)を覆う、板体であったり、簀の子であったりするが、これら
に限定されない。
【0006】
この考案では、トイレ床パンの底部には、必要に応じて便器設置台が設けられ
ていてもよいが、壁掛け式の便器を設置する場合には、便器設置台は設けられて
いなくてもよい。
【0007】
通常の使用時には、上部床を設置しておくことにより、廊下あるいは隣室等と
の段差がなくなる。上部床が着脱自在になっているので、トイレを洗うときには
、上部床を外して立てたりトイレの外へ出したりしてトイレ床パンの底部を露出
させた状態で洗うようにすれば、漏水は起こらない。
【0008】
以下に、この考案をその実施例を表す図面を参照しながら詳しく説明する。し
かし、この考案は、下記実施例に限定されない。
図1は、この考案のトイレ用床材の1実施例を表す説明図であり、図中、Aは
上部床を外した状態を表し、Bは上部床を置いた状態を一部分の断面で表す。図
1にみるように、このトイレ用床材1は、底部2bの全周囲にわたって水切り用
の立ち上がり部2aを有するトイレ床パン(下部床)2に、前記立ち上がり部2
aの上端と同じ高さの床面を形成するように上部床3が着脱可能に組み合わされ
てなっている。トイレ床パン2は、底部2bの中央一端側に便器設置台2cを有
し、そこから離れた一隅に排水口2dを有する。排水口2dは目皿4で覆われて
いる。立ち上がり部2aは、上面の内側部分が一段低くなっている。この一段低
くなった部分2eは、上部床3をうけてこれを支持するようになっている。上部
床3は、トイレ床パン2上面全体の便器設置台2c部分以外を覆い、かつ、外周
部が立ち上がり部2aの一段低くなった部分2eにかかるような形状を有する。
このトイレ用床材1は、通常は、上部床3をはっておき廊下や隣室の床5との段
差がない状態で使用される。トイレを洗うときなど必要に応じて、図1のAにみ
るように上部床3を外すのである。外した上部床3は、たとえば、トイレ床パン
2上に立てたり、外に出したりする。図中、6はドア下枠(またはドア下框)で
ある。
【0009】
図2は、この考案のトイレ用床材の別の1実施例を表す説明図であり、図中、
Aは上部床を外した状態を表し、Bは上部床を置いた状態を一部分の断面で表す
。図2にみるように、このトイレ用床材10は、図1に示したものにおいて、上
部床13が異なっていること以外は全く同じであるので、上部床以外の説明は省
略する。この上部床13は、横向きに並んだ角材13bに板13aを縦向きに間
隔をあけて張った簀の子であり、外形は図1に示した上部床3と同じである。角
材13bの高さは、トイレ床パンの立ち上がり2aの一段低くなった部分2eと
同じ高さであり、板13aを支持する。
【0010】
図3は、この考案のトイレ用床材のさらに別の1実施例を表す説明図であり、
図中、Aは上部床を外した状態を表し、Bは上部床を置いた状態を一部分の断面
で表す。図3にみるように、このトイレ用床材20は、図1に示したものにおい
て、上部床23が異なっていること以外は全く同じであるので、上部床以外の説
明は省略する。この上部床23は、縦向きに並んだ角材23bに板23aを横向
きに間隔をあけて張った簀の子であり、外形は図1に示した上部床3と同じであ
る。角材23bの高さは、トイレ床パンの立ち上がり2aの一段低くなった部分
2eと同じ高さであり、板23aを支持する。
【0011】
図2および図3のように上部床が簀の子であると、板の間から水などの液体が
トイレ床パン内へと落ちるので、上部床を伝って漏水するおそれが減少する。
この考案のトイレ用床材は、たとえば、従来のものと同様の素材で作られるが
、素材には特に制限はない。トイレ床パンと上部床とは同じ素材であってもよい
し、異なる素材であってもよい。
【0012】
この考案によれば、廊下あるいは隣室等と段差のないトイレ床が実現でき、老
人や身障者の方などの歩行に便利である。しかも、上部床が着脱自在になってい
るので、トイレを洗うときに上部床を外せば外部への漏水も起こらない。
【図1】この考案のトイレ用床材の1実施例を表す説明
図である。
図である。
【図2】この考案のトイレ用床材の別の1実施例を表す
説明図である。
説明図である。
【図3】この考案のトイレ用床材のさらに別の1実施例
を表す説明図である。
を表す説明図である。
【図4】従来のトイレ用床材であるトイレ床パンの1例
を表す説明図である。
を表す説明図である。
1 トイレ用床材
2 トイレ床パン
2a 立ち上がり部
3 上部床
10 トイレ用床材
13 上部床
20 トイレ用床材
23 上部床
Claims (1)
- 【請求項1】 周囲に水切り用の立ち上がり部を有する
トイレ床パンに、前記立ち上がり部の上端と同じ高さの
床面を形成するように上部床が着脱可能に組み合わされ
ているトイレ用床材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991037542U JP2584241Y2 (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | トイレ用床材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991037542U JP2584241Y2 (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | トイレ用床材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04130367U true JPH04130367U (ja) | 1992-11-30 |
JP2584241Y2 JP2584241Y2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=31919242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991037542U Expired - Fee Related JP2584241Y2 (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | トイレ用床材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2584241Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63142187U (ja) * | 1987-03-11 | 1988-09-19 | ||
JPH01250537A (ja) * | 1988-03-31 | 1989-10-05 | Toto Ltd | 便器ユニット |
JPH0235130A (ja) * | 1988-07-26 | 1990-02-05 | Matsushita Electric Works Ltd | トイレの床構造 |
-
1991
- 1991-05-27 JP JP1991037542U patent/JP2584241Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63142187U (ja) * | 1987-03-11 | 1988-09-19 | ||
JPH01250537A (ja) * | 1988-03-31 | 1989-10-05 | Toto Ltd | 便器ユニット |
JPH0235130A (ja) * | 1988-07-26 | 1990-02-05 | Matsushita Electric Works Ltd | トイレの床構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2584241Y2 (ja) | 1998-10-30 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |