JPH04128143U - ドア自動開閉機構 - Google Patents

ドア自動開閉機構

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JPH04128143U
JPH04128143U JP4407891U JP4407891U JPH04128143U JP H04128143 U JPH04128143 U JP H04128143U JP 4407891 U JP4407891 U JP 4407891U JP 4407891 U JP4407891 U JP 4407891U JP H04128143 U JPH04128143 U JP H04128143U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
drive lever
doors
levers
tip
Prior art date
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Pending
Application number
JP4407891U
Other languages
English (en)
Inventor
康晴 丹羽
Original Assignee
オークマ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by オークマ株式会社 filed Critical オークマ株式会社
Priority to JP4407891U priority Critical patent/JPH04128143U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 主軸頭の接近及び離れの動作によりリンクレ
バー機構を介して両開き二枚ドアが自動開閉する最も構
造簡単にして動作確実なドア開閉機構を提供する。 【構成】 マガジンカバー7に設けられ案内に沿って直
線移動する両開きの二枚ドア8A,8Bに、案内溝15
aを有するブロックを対称形に固着し、カバー7に固着
の固定ピン16A,16Bに旋回可能に枢支される二本
のレバー17A,17Bの先端ピン18を案内溝15a
に係合させ、往復台に固着のドッグ14と駆動レバー1
2A先端のローラ13が当接して旋回される駆動レバー
12B先端と、二本のレバー17A及び17Bをリンク
25と21により順次連結し、往復台,主軸頭の接近及
び離れ動作で駆動レバーを旋回して、レバー17A,1
7Bを互いに反対方向に旋回し、ばね28により常時閉
じ勝手に付勢されるドア8A,8Bの開閉を行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は例えば工具交換のたびに開閉させねばならないマガジンカバーのドア 等に用いられるドア自動開閉機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、マシニングセンタのマガジンカバーのドア等に用いられる自動ドア開閉 機構は、図5,図6に示すように、カバー101に固着の流体圧シリンダ102 によりドア103の自動開閉を行っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べた流体圧シリンダ102により自動開閉するドア開閉機構は 、流体圧供給装置が必要となり比較的構造が複雑でコスト高になるという問題点 を有し、更に元圧の変動や環境温度によって開閉時間が変化するという問題点を をも有している。 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、 その目的とするところは、簡単な構造で動作が確実なドア自動開閉機構を提供し ようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案におけるドア自動開閉機構は、往復台等移動 体に設けられたドッグにより前記ドッグの移動方向と直角な旋回軸のまわりで旋 回される駆動レバーと、前記二枚ドアの対称位置に設けられドア移動方向と直角 な案内溝を有するブロックと、前記カバーの該ブロックの移動幅のほぼ中央かつ 前記案内溝方向に所定距離離れた位置に設けられた二本の固定ピンと、該二本の 固定ピンにそれぞれ旋回可能に枢支され先端部が前記案内溝にそれぞれ移動可能 に係合される二本のレバーと、該二本のレバーの枢支点より所定距離はとなれた ドア側位置と反ドア側位置とを連結する第1リンクと、前記ドア側位置又は反ド ア側位置と前記駆動レバー先端を連結する第2リンクと、前記二枚ドアを常時閉 じ勝手に付勢するばねとを含んでなるものである。
【0005】
【作用】
往復台等移動台がカバーに接近すると、ドッグがローラに当接して駆動レバー が旋回され、第2リンクを介して二本のレバーの一方を時計回りに旋回させ、同 時に第1リンクを介して他方のレバーを反時計回りに旋回させる。そして二本の レバー先端のピンが係合するブロックを介して、ばねにより閉じ勝手に付勢され る二枚ドアがカバーに設けられた直線案内に沿って左右に開き、例えば主軸先端 部等の通過が可能となり、往復台等移動台が工具交換位置に位置決めされる。
【0006】
【実施例】
実施例について図1〜図4を参照して説明する。 図4のたて形マシニングセンタにおいて、床上に設置されたベッド1上前側上 に設けられたY軸方向の案内1aに沿ってテーブル2が移動位置決め可能に載置 されている。ベッド1上後側に固着の固定台3のX軸方向の案内3a上に、Z軸 方向の案内を有する往復台4が移動位置決め可能に載置され、Z軸方向の案内上 に主軸頭5が移動位置決め可能に載架され、主軸頭5に主軸6が回転可能に支持 されている。
【0007】 ベッド1の左側床上にNC制御箱10が設置されており、このNC制御箱10 上に工具マガジン装置が設置されている。工具マガジン装置は垂直旋回軸のまわ りで旋回可能は円板の外周上等間隔に複数のマガジングリッパを備え、このマガ ジングリッパに複数本の工具Tが垂直かつ下向きに把持されて貯蔵され、NC指 定のマガジングリッパを必要に応じて左側工具交換位置に割出すようにしたもの で、この工具マガジン装置はカバー7により覆われている。
【0008】 カバー7は工具交換位置の上方及び左方が切欠かれて開放され、この開放部に 両開きの二枚ドア8A,8Bが図示しないY軸方向の案内に沿って直線移動可能 に設けられている。カバー7にはドア8A,8Bの後方位置に中心穴を有する円 筒形のブラケット9が軸心を垂直にして固着されており、このブラケット9の中 心穴に回転可能に嵌挿される旋回軸11の両端に、同一長さの駆動レバー12A ,12Bが平行かつ同一方向に向いて固着されている。
【0009】 そして駆動レバー12Aの先端にピン10によりローラ13が回転可能に枢支 されており、往復台4の右側のローラ13対応位置に、先端に傾斜面14aを有 するドッグ14が固着されている。
【0010】 二枚ドア8A,8Bには移動方向に対して直角な案内溝15aが刻設されたブ ロック15A,15Bが対称位置に固着されており、カバー7には二枚ドアの各 ブロック15A,15Bの移動幅のほぼ中央かつ案内溝15a方向に離れた位置 に二個の固定ピン16A,16Bが固着されている。そしてこの固定ピン16A ,16Bに二本のレバー17A,17Bが回転可能に枢支されており、レバー1 7A,17Bの先端部に直角に突出するピン18が、ブロック15A,15Bの 案内溝15aにそれぞれ移動可能に係合されている。
【0011】 そしてレバー17Aの枢支点より一定距離Rだけドア側に離れた位置と、レバ ー17Bの枢支点より前記一定距離Rだけ反ドア側に離れた位置のピン22,2 3にリンク21が回転可能に連結され、駆動レバー12B後端のピン24とレバ ー17Aの前記ピン22にリンク25が回転可能に連結されている。更にカバー に固着のピン26とレバー17Aの中央部に螺着のピン27の間にばね28が張 設されており、これによりドア8A,8Bは常時閉じ勝手に付勢されている。
【0012】 続いて本実施例の作用について説明する。 主軸6装着工具による切削加工の一区割が終わると、主軸頭5がZ軸方向上側 の工具交換位置に位置決めされたのち、X軸方向左側の工具交換位置に位置決め される。この主軸頭5のX軸方向工具交換位置への移動で、往復台4に固着のド ッグ14が駆動レバー12A先端のローラ13に当接して駆動レバー12Bが旋 回され、リンク25を介して一方のレバー17Aがばね28の力に抗して時計回 りに旋回されると同時に、リンク21を介して他方のレバー17Bが反時計回り に旋回し、レバー17A,17B先端のピン18がブロック15A,15Bを左 右に押して図3に示すように二枚ドア8A,8Bが開き、主軸先端部の通過を可 能とする。
【0013】 そしてこの主軸頭5のX軸方向工具交換位置への位置決めで、主軸装着工具が マガジングリッパに把持され、主軸頭がZ軸方向上側に移動して工具から離れる 。次いで次工具Tを把持するマガジングリッパが工具交換位置に割出され、主軸 頭5がZ軸方向下側に移動して、次工具Tが主軸6に挿入され、主軸頭5がX軸 方向左側に移動して次工具がマガジングリッパから離れたあと、ドッグ14がロ ーラ13から離れ、ばね28の力でドア8A,8Bが閉じる。
【0014】
【考案の効果】
本考案は上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。 往復台等移動台の接近でドッグにより駆動レバーを旋回し、第2,第1リンク により二本のレバーを互いに反対方向に旋回して、ばねの力に抗して二枚ドアを 開くようにしたので従来の流体圧駆動式自動開閉ドアに比べて構造が簡単かつ動 作が確実となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のドア自動開閉機構の上視図でドア閉
の状態を表す図である。
【図2】図1のA−A線視側面図である。
【図3】本実施例のドア自動開閉機構の上視図でドア開
の状態を表す図である。
【図4】たて形マシニングセンタの姿図である。
【図5】従来の流体圧駆動式ドア自動開閉機構の上視図
である。
【図6】図5の側面図である。
【符号の説明】
4 往復台 5 主軸頭 7 カバー 8A,8B 二枚ドア 12A,12B 駆動レバー 15A,15B ブロック 15a 案内溝 16A,16B 固定ピン 17A,17B レバー 21,25 リンク 28 ばね

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カバーに設けられた案内に沿って互いに
    反対方向に直線移動する両開き二枚ドアの自動開閉機構
    において、往復台等移動体に設けられたドッグにより前
    記ドッグの移動方向と直角な旋回軸のまわりで旋回され
    る駆動レバーと、前記二枚ドアの対称位置に設けられド
    ア移動方向と直角な案内溝を有するブロックと、前記カ
    バーの該ブロックの移動幅のほぼ中央かつ前記案内溝方
    向に所定距離離れた位置に設けられた二本の固定ピン
    と、該二本の固定ピンにそれぞれ旋回可能に枢支され先
    端部が前記案内溝にそれぞれ移動可能に係合される二本
    のレバーと、該二本のレバーの枢支点より所定距離離れ
    たドア側位置と反ドア側位置とを連結する第1リンク
    と、前記ドア側位置又は反ドア側位置と前記駆動レバー
    先端を連結する第2リンクと、前記二枚ドアを常時閉じ
    勝手に付勢するばねとを含んでなることを特徴とするド
    ア自動開閉機構。
JP4407891U 1991-05-16 1991-05-16 ドア自動開閉機構 Pending JPH04128143U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4407891U JPH04128143U (ja) 1991-05-16 1991-05-16 ドア自動開閉機構

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JP4407891U JPH04128143U (ja) 1991-05-16 1991-05-16 ドア自動開閉機構

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JPH04128143U true JPH04128143U (ja) 1992-11-24

Family

ID=31924299

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JP4407891U Pending JPH04128143U (ja) 1991-05-16 1991-05-16 ドア自動開閉機構

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JP (1) JPH04128143U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100384750B1 (ko) * 2000-12-31 2003-05-22 대우종합기계 주식회사 머시닝센터의 유압치구용 atc 도어장치
JP2014058032A (ja) * 2012-09-15 2014-04-03 Emag Holding Gmbh 保護カバーを有する工作機械

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