JPH04127460U - シール用oリングの溝 - Google Patents

シール用oリングの溝

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Publication number
JPH04127460U
JPH04127460U JP4296291U JP4296291U JPH04127460U JP H04127460 U JPH04127460 U JP H04127460U JP 4296291 U JP4296291 U JP 4296291U JP 4296291 U JP4296291 U JP 4296291U JP H04127460 U JPH04127460 U JP H04127460U
Authority
JP
Japan
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ring
groove
sealing
cylinder
depth direction
Prior art date
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Pending
Application number
JP4296291U
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English (en)
Inventor
正年 牧平
孝幸一 福井
英世 小柳
Original Assignee
日本鋼管株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 Oリングの脱落を防止できる、シール用Oリ
ングの溝を提供する。 【構成】 被シール部材に形成される、シール用Oリン
グ4を嵌め込むための溝であって、開口の幅が深さ方向
に亘って漸次広がっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、シール用Oリングの溝、特に、Oリングが脱落し難い、シール用 Oリングの溝に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ニトリルゴム等から作られるOリングは、気密、液密を必要とする接 触面に挟んで用いられ、接触面を通して液体や気体が漏洩するのを防止する機能 を有している。 上述したOリングによって、図3に示すように、摺動ロッド1とシリンダー2 との間の液体や気体の漏洩を防止するには、シリンダー2の内周面に矩形状の溝 3を形成し、溝3内にOリング4を、その一部を溝3外にはみ出して嵌め込む。 溝3外にはみ出したOリング4の一部は、摺動ロッド1をシリンダー2内に嵌 め込むと潰され、これによって摺動ロッド1とシリンダー2とが液密および気密 にシールされる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した、従来の、シール用Oリングの溝は、以下のような問 題を有している。 従来のOリング用溝3は、矩形状に形成されているので、即ち、溝3の開口 の幅は、溝3の深さ方向に亘って等しいので、Oリング4を溝3内に嵌め込んだ 後、摺動ロッド1をシリンダー2内に嵌め込む間に、Oリング4が溝3内から抜 け出やすい。この現象は、Oリング4の径が大径の場合に顕著である。 摺動ロッド1をシリンダー2内に装着後においても、Oリング4は、溝3か ら抜け出やすいので、溝3からはみ出したOリング4が、シリンダー2に噛み込 みOリング4の切断を招く虞れがある。
【0004】 従って、この考案の目的は、Oリングが脱落し難い、シール用Oリングの溝を 提供することにある。
【0005】 この考案は、開口の幅が深さ方向に亘って、蟻溝等のように漸次広がっており 、かくして、Oリングの脱落を防止することに特徴を有するものである。
【0006】 次に、この考案の、シール用Oリングの溝の一実施態様を図面を参照しながら 説明する。 図1は、この考案の、シール用Oリングの溝の一実施態様を示す断面図である 。 図1に示すように、この考案の、シール用Oリングの溝5は、蟻溝状に形成さ れている。蟻溝状に形成された溝5は、その開口の幅が溝5の深さ方向に亘って 漸次広がっているので、溝5内に嵌め込まれたOリング4は、溝5内から抜け出 にくい。
【0007】 従って、例えば、上述した、この考案のOリング用溝5を、図3に示すような シリンダー2のロッド摺動面に形成した場合、摺動ロッド1をシリンダー2内に 嵌め込む間に、Oリング4が溝5内から抜け出るといったことがなくなる。従っ て、大型のシリンダー2の場合において、Oリング4の溝5内への嵌込みが容易 に行える。 また、Oリング4が溝5内から抜け出にくくなることによって、溝5からはみ 出したOリング4が、シリンダー2に噛み込みOリング4の切断を招くといった 虞れもなくなる。
【0008】 図2に、この考案の別のOリング用溝6を示す。この溝6は、開口の幅が溝6 の深さ方向に亘って漸次広がっているが、溝6に一方の側面は垂直に形成されて いる。このような形状の溝6であっても、上述した蟻溝状の溝5と同様な効果が 得られる。
【0009】
【考案の効果】 以上説明したように、この考案によれば、開口の幅を溝の深さ方向に亘って漸 次広げることによって、Oリングの脱落を確実に防止することができるといった 有用な効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の、シール用Oリングの溝の一実施態
様を示す断面図である。
【図2】この考案の、シール用Oリングの溝の他の実施
態様を示す断面図である。
【図3】摺動ロッドとシリンダーとの間に設けられたO
リングを示す断面図である。
【符号の説明】
1:ロッド、 2:シリンダー、 3:従来の溝、 4:この考案の一実施態様の溝、 5:この考案の別の実施態様の溝。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被シール部材に形成される、シール用O
    リングを嵌め込むための溝であって、開口の幅が深さ方
    向に亘って漸次広がっており、かくして、Oリングの脱
    落を防止することを特徴とする、シール用Oリングの
    溝。
  2. 【請求項2】 被シール部材に形成される、シール用O
    リングを嵌め込むための溝であって、開口の幅が深さ方
    向に亘って蟻溝状に広がっており、かくして、Oリング
    の脱落を防止することを特徴とする、シール用Oリング
    の溝。
JP4296291U 1991-05-13 1991-05-13 シール用oリングの溝 Pending JPH04127460U (ja)

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