JPH0412738A - Ｘ線ｃｔ寝台装置用天板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的コ （産業上の利用分野） 本発明はＸ線ＣＴ診断において、被検体を載置するため
のＸ線ＣＴ寝台装置用天板に関する。

（従来の技術） 従来、この種のＸ線ＣＴ寝台装置用天板について、第９
図及び第１０図を参照して述べる。

即ち、図面において、１はボディマット２が敷設され、
被検体が載置される矩形状の天板本体（以下本体と称す
）であり、この本体１の長手方向先端部には、被検体の
頭部を支持するヘッドレスト３を挿着するため凹部４ａ
が形成された取付金具４が固着されている。ヘッドレス
ト３には、固定ネジ５が螺合された取イ」部３ａが形成
され、この取付部３ａを本体１の外側より上記取付金具
４の四部４ａに挿入し、固定ネジ５の締め付けを以てヘ
ッドレスト３を本体１に固定していた。この場合、四部
４ａ底面は、テーパ状に形成されて居り、固定ネジ５が
本体１の外側へ滑るのを防止していた。

（発明が解決しようとする課題） 然し乍ら、上述したＸ線ＣＴ寝台装置用天板においては
、ヘッドレス；・３は、本体１の外側より挿入され、固
定ネジ５を締め付けることで固定されるため、固定ネジ
５か緩んだり、或いは固定ネジ５を締め忘れた場合、ヘ
ッドレスト３が天板の外側に脱落するという問題点があ
った。

勿論、第１１図乃至第１３図に示すように、ヘッドレス
ト３を本体１の内側、即ちボディマット２側より挿入固
定しても良いが、この場合、ヘッドレスト３の取り付け
・取り外し時に、ボディマット２が邪魔になり、従って
、ボディマット２を一時取り外す必要が生じるため、作
業性が低下するという問題点があった。

本発明の目的は、上述した問題点に鑑み、ヘッドレスト
の取り付け・取り外しが容易にできると共に、脱落が防
止できるＸ線ＣＴ寝台装置用天板を提供するものである
。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明は上述した目的を達成するため、端部に、被検体
の頭部を支持するヘッドレスト等の付属品を、外側より
挿着するための取付金具が固着されたＸ線ＣＴ寝台装置
用天板において、　上記ヘッドレスト等の付属品が上記
取付金具より抜け出るのを防止するストッパー手段を設
けたものである。

（作用） 本発明においては、ヘッドレスト等の付属品の脱落を防
止するストッパー手段を設けたので、ヘッドレスト等の
付属品は、天板の外側へ脱落することなく、取付金具に
確実に固定される。

（実施例） 本発明天板に係わる一実施例を、第１図乃至第８図に基
づいて説明する。

第１図乃至第３図において、１１は矩形状の天板本体（
以下本体と称す）であり、この本体１１上には、図示略
すボディマットが敷設され、長手方向先端部には、患者
の頭部を支持するヘッドレスト１２を取り付けるための
取付金具１３が固着されている。この取付金具１３の中
央部には、ヘッドレスト１２の取付部１２ａが嵌入され
る凹部１３ａが形成されている。この四部１３ａには、
ヘッドレスト１２の取付部１２ａが、本体１１の外側よ
りその長手方向に挿入できるように開口部１３ｂが形成
されると共に、挿入された取付部１２ａが係合されるテ
ーパ部１３ｃが形成されている。又、上記ヘッドレスト
１２の取付部１２ａには、ヘッドレスト１２を取付金具
１３に固定するための固定ネジ１４が螺合されている。

１５は上記取付金具１３の凹部１３ａの開口部１３ｂに
装着された断面路Ｔ字状のストッパーである。このスト
ッパー１５は、第４図及び第５図に示すように、弾性を
有する板バネ部１５ａと、この板バネ部１５ａの一端部
にあって、ヘッドレスト１２の取付部１２ａの端面を押
圧するストッパ一部１５ｂと、このストッパ一部１５ｂ
の下部に形成されたレバ一部１５ｃとが一体に樹脂成型
されている。

更に、上記板バネ部１５ａの部分は、取付金具１３内に
固着され、このとき、ストッパ一部１５ｂの端面は、取
付金具１３の開口部１３ｂに臨むように支持される。尚
、１６は本体１１上に敷設された患者用ボディマットで
ある。又、１３ｄは、凹部１３ａ底面の固定ネジ１４と
の接触部に形成され、固定ネジ１４が本体１１の外側へ
滑るのを防止するテーバ溝である。

次に、第６図を参照して、かかる天板におけるヘッドレ
スト１２の取り付は方法を述べる。

先ず、本体１１の外側において、ヘッドレスト１２を、
取付金具１３への挿入装置に合せる（第６図ａ）。次い
で、ストッパー１５のレバ一部１５ｃを押すか或いはス
トッパ一部１５ｂを下側へ押圧し、ストッパ一部１５ｂ
を開く。このとき、板バネ部１５ａはたわむ。面して、
ヘッドレスト１２の取付部１２ａを取付金具１３の凹部
１３ａに挿入する（第６図ｂ）。そして、ヘッドレスト
１２の挿入が終了すると同時に、レバ一部１５ｃ又はス
トッパ一部１．５　ｂの押圧を解除する。このとき、板
バネ部１５ａにより、ストッパ一部１５ｂが元の位置に
復帰すると共に、取付部１２ａの端面を押圧し、ロック
が掛る。その後、固定ネジ１４を締め付け、ヘッドレス
ト１２の取り付けが完了する（第６図Ｃ）。

斯くシて、ヘッドレスト１２は、その使用中において、
ストッパー１５によって確実に自動ロックされ、固定ネ
ジ１４の緩み或いは締め忘れによる脱落は防止される。

第７図及び第８図は、ヘッドレスト１２の取付Ｈ１２ａ
とストッパー１５のストッパ一部１５ｂとの係合状態を
示す説明図である。

即ち、第７図は、ストッパ一部１５ｂ及び取付部１２ａ
の係合部が、テーパ状になっていないため、ヘッドレス
ト１２を引き抜く方向に力が加わると、ストッパー１５
が変形して、ロック効果が低下してしまう例を示す。

そこで、当該変形を回避するため、第８図に示すように
、ストッパ一部１５ｂ及び取付部１２ａの係合部を、テ
ーバ状に形成すれば、ヘッドレスト１２の引き抜き方向
に力が加わっても、ストッパ一部１５ｂと取付部１２ａ
とが互いに咬合し、より大きなロック効果が得られるこ
とになる。

又、ヘッドレスト１２を取り外す際は、レバー部１５ｃ
又はストッパ一部１５ｂを下側へ押圧し、ロックを解除
して、ヘッドレスト１２を取付金具１３より引き抜けば
良い。

尚、本実施例では、ヘッドレスト１２の取り付けについ
て述べたが、アームアップホルダ等の付属品の取り付け
においても同様の効果が得られることは言うまでもない
。

［発明の効果コ 以上説明したように本発明によれば、ヘッドレスト等の
付属品が取付金具より抜け出るのを防止するストッパー
手段を設けたので、ヘッドレストを天板の外側より取り
付けた場合でも、ヘッドレストの脱落が確実に防止でき
る。

従って１、ボディマット等を取り外すことなく、ヘッド
レスト等の取り付け・取り外しが容易にでき、更には、
患者を移動させることなく、ヘッドレスト等の取り付け
・取り外しができるので、作業性が向上できる等の効果
により上述した課題を解決し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第８図は本発明の実施例を示すもので、第１
図は本体上における取付金具の斜視図、第２図は取付金
具の平面図、第３図は第２図のＢ−Ｂ断面図、第４図は
ストッパーの斜視図、第５図はストッパーの正面図、第
６図（ａ）、　（ｂ）、　（Ｃ）はヘッドレストの取り
付は方法を示°す工程図、＼第７図（ａ）、　（ｂ）及
び第８図（ａ）、　（ｂ）はストッパーとヘッドレスト
の取付部との係合状態を示す説明図、第９図乃至第１３
図は従来例を示すもので、第９図はヘッドレストを外側
より取り付ける際の斜視図、第１０図は同断面図、第１
１図はヘッドレストを内側より取り付ける際の正面図、
第１２図は本体上における取付金具の斜視図、第１３図
は第１１図のＡ−Ａ断面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 端部に、被検体の頭部を支持するヘッドレスト等の付属
   品を、外側より挿着するための取付金具が固着されたＸ
   線ＣＴ寝台装置用天板において、上記ヘッドレスト等の
   付属品が上記取付金具より抜け出るのを防止するストッ
   パー手段を設けたことを特徴とするＸ線ＣＴ寝台装置用
   天板。