JPH0412718Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0412718Y2
JPH0412718Y2 JP13769386U JP13769386U JPH0412718Y2 JP H0412718 Y2 JPH0412718 Y2 JP H0412718Y2 JP 13769386 U JP13769386 U JP 13769386U JP 13769386 U JP13769386 U JP 13769386U JP H0412718 Y2 JPH0412718 Y2 JP H0412718Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
upper wall
lead wire
hole groove
relay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13769386U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6344488U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13769386U priority Critical patent/JPH0412718Y2/ja
Publication of JPS6344488U publication Critical patent/JPS6344488U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0412718Y2 publication Critical patent/JPH0412718Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
  • Control Of Charge By Means Of Generators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、工程を簡略化して製造することがで
きかつ小型化を可能としたレギユレータに関する
ものである。
(従来の技術) 従来のレギユレータとしては、第1図に示す構
成のものが知られていた。同図のレギユレータ2
においては、中央部を上壁4と両側壁6,6とか
らなる側面コ字状のチヤンネル部8とするととも
に該両側壁の下端部から側方に取付け部10,1
0を延出してなるベース12を設け、平板状の基
板14の下面にパワートランジスタ16、コンデ
ンサ18、ミニトランジスタ20、抵抗22及び
チヤージランプ(図示せず)の点灯を制御するリ
レー24等の必要素子を装着し、該ベース12の
上壁4に所定間隔を介して相対向するように支柱
に26,26によつて該基板14を取付け、該基
板14を収納するカバーケース28は該ベースの
上壁4の端縁部にパツキン29を介してビス30
止めされ、各素子のリード線はベース12の下面
にリベツトを形成しこれにハンダ付けによつて接
続されるという構成を有していた。この場合、製
造の工程数が多くて複雑化するという難点の他
に、基板部分はパッキンを介してカバーケースを
ビスによりベースに密着させているので防水性は
関係ないが、ベース下面にリベツトを形成してこ
れにハンダ付けによつてリード線を接続するため
にその部分に封止剤を入れるため絞り加工したベ
ースを使つて完全に密封する必要がありそれだけ
コストアツプしかつ製造も難しくなり、さらに各
素子部分はケース内に完全に密封されているため
パワートランジスタから発生する熱を外部に有効
に放散できないともにチヤージランプ制御リレー
は外部から観察不能であるためカバーケースを外
さなければ焼損等の不具合を点検することができ
ないという不都合があつた。
一方、他の構成のレギユレータとしては、第2
図に示すものが知られている。第1図のものと第
2図のものとの構成の違いは、基板14の上面に
パワートランジスタ16、コンデンサ18、ミニ
トランジスタ20、抵抗22及びチヤージランプ
制御リレー24等の必要素子を装着し、該ベース
12の上壁4に該基板14を固定する点にあり、
その他の構成は上述した第1図と同じである。し
たがつて、第2図のものも第1図の場合とほぼ同
様の欠点を有している。しかし、第2図のものは
支柱26を用いることがないため第1図のもに比
べてその分だけ製造は簡単化されるが、基板部分
はパツキンを介してカバーケースをビスによりベ
ースに密着させているので防水性は関係ないが、
ベース下面にリベツトを形成してこれにハンダ付
けによつてリード線を接続するためにその部分に
封止剤を入れるため絞り加工したベースを使つて
完全に密封する必要がありそれだけコストアツプ
となつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、上記の点に着目して考案されたもの
で、製造工程が簡略化され、放熱効果に優れかつ
小型化を可能とし、その上チヤージランプ制御リ
レーの点検を容易としたレギユータを提供するこ
とを目的とする。
(問題を解決するための手段) 本考案の要旨は、中央部を上壁と両側壁とから
なる側面コ字状のチヤンネル部とするとともに該
両側壁の下端部から側方に取付け部を延出してな
るベースを設け、該チヤンネル部の上壁の上面に
パワートランジスタを装着し、平板状の基板の下
面にコンデンサ、ミニトランジスタ、抵抗及びチ
ヤージランプ制御リレー等の必要素子を装着し、
該ベースの上壁には該リレーの端部が該上壁から
下方に突出するようにリレー挿通用孔溝部を形成
しかつ各素子からの複数のリード線を挿通するリ
ード線挿通用孔溝部を形成し、該ベースの上壁に
所定間隔を介して相対向するように該基板を取付
けかつ該制御リレーの端部を該リレー挿通孔溝部
から突出せしめるとともに各素子のリード線を該
リード線挿通孔溝部に挿通させてレギユレータ本
体を構成し、該レギユレータ本体の該基板から該
ベースの上壁までをコーテイング剤に浸漬し、開
口部を下側としたカバーケースに該ベースの側壁
を介して該レギユレータ本体を嵌着してなること
を特徴とするレギユレータに存する。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を添付図面中、第3図
〜第5図に基づいて説明する。同図において、第
1図及び第2図と同一又は類似部材は同一の符号
を用いて説明する。
図中、2は本考案に係るレギユレータで、中央
部を上壁4と両側壁6,6とからなる側面コ字状
のチヤンネル部8とするとともに該両側壁の下端
部から側方に取付け部10,10を延出してなる
ベース12を有している。13は該取付け部10
の中央部分に穿設された取付け孔である。該ベー
スの上壁4の上面にはパワートランジスタ16が
装着されている。14は平板状の基板で、該基板
14の下面にはコンデンサ18、ミニトランジス
タ20、抵抗22及びチヤージランプ(図示せ
ず)の点灯を制御するチヤージランプ制御リレー
24等の必要素子が装着されている。
しかして、該ベース12の上壁4には該制御リ
レー24の端部が該上壁4から下方に突出するよ
うにリレー挿通用孔溝部32が形成されかつ各素
子からの複数のリード線Lを挿通するリード線挿
通用孔溝部34が形成されている。これらの孔溝
部32及び34は図示の例では連続しており、こ
の場合リード線Lの振り分けが容易にできるとい
う利点があるが、連続せず独立であつてもよいこ
とはいうまでもない。該ベース12の上壁4に所
定間隔を介して相対向するように支柱26,26
によつて該基板14は取付けられている。このと
き、該リレー24の端部は該リレー挿通孔溝部3
2から突出せしめられ、また各素子のリード線L
は該リード線挿通孔溝部34に挿通させられる。
このようにして、ベース12、基板14、支柱2
6及び各素子からなるレギユレータ本体Rが構成
される。なお、Cはリード線Lの端部に取りつけ
られたコネクターである。
28は、基板12部分を包囲する一方を開口し
たカバーケースである。前記ベース12の側壁
6,6には凹陥部又は凹孔38,38が開穿され
ている。該ベース12の側壁6,6に対応する該
カバーケース28の側壁28a,28aには突部
40,40が突設されている。従つて、該凹孔3
8と突部40とが一致するように、該カバーケー
ス28にレギユレータ本体Rを嵌着すれば、両者
は固定されるものである。図示の例では、ベース
12の側壁6に凹孔38が穿設され、カバーケー
ス28の側壁28aに突部40が突設されている
場合を示してあるが、この逆に側壁6に突部を設
け側壁28aに凹孔を設けて嵌着することも可能
である。この嵌着手段としては、その他の公知の
嵌着手段を採用してもよいことは勿論である。
本考案においては、該カバーケース28に該レ
ギユレータ本体Rとを嵌着する際に、パワートラ
ンジスタ16等の各素子の湿気、防水対策として
該レギユレータ本体Rの該基板14から該ベース
12の上壁4まで(第3図のA部分)を公知の塩
化ビニル系等のコーテイング剤の槽にドブ漬けし
た後、開口部を下側としたカバーケース28に直
ちに嵌着して、本考案のレギユレータ2を製造す
るものである。このコーテイング剤の作用は、上
記した防水作用の他に、振動防止及び固着効果を
高めるものである。また、本考案では、従来装置
におけるようなパツキン及びビスは不要であり、
また刷毛で各素子に封止剤を塗布することも不要
となる。
このような構成により、本考案では各素子部分
のコーテング剤へのドブ漬けによつて防水効果が
達成されるから、ベース12としては、従来のよ
うな絞りのベースを使う必要がなく、パツキン及
びビス止めも不要となり、カバーケースにレギユ
レータ本体を嵌着するだけであるから、従来に比
べて格段に製造工程が簡略化する。該リレー24
の端部を該ベース12の裏側に突出させた寸法だ
けカバーケース28の高さを低くすることがで
き、それだけ小型化される。また、該リレー24
のケースを透明プラスチツク製とすれば使用中の
不具合につき、車両に取付け状態でポイント及び
コイル部分の焼損が点検可能である。従来装置で
は、カバーケース28をベース12に固定させる
ビスを外してカバーケース28を取り外してから
でなければ点検できなかつた。さらに、本考案の
ベース12には、リレー挿通孔溝部32及びリー
ド線挿通孔溝部34が開穿されているから、各素
子(特にパワートランジスタの発熱)の熱を冷却
するための通風孔の役割を行うものである。従来
装置では、このような通風孔を設けることは不可
能である。
(考案の効果) 以上のように、本考案のレギユレータによれ
ば、製造工程が簡略化され、放熱効果に優れかつ
小型化を可能とし、その上チヤージランプ制御リ
レーの点検が容易となるという実用的効果が達成
されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のレギユレータを示す断面説明
図、第2図は他の従来のレギユレータを示す断面
説明図、第3図は本考案に係るレギユレータを示
す断面説明図でリード線を省略した図面、第4図
はリード線を図示した第3図の下面図及び第5図
は第3図の要部拡大図である。 2……レギユレータ、4……上壁、6……側
壁、10……取付け部、12……ベース、14…
…基板、16……パワートランジスタ、24……
チヤージランプ制御リレー、26……支柱、28
……カバーケース、32……リレー挿通用孔溝
部、34……リード線挿通用孔溝部、凹孔……3
8、突部……40。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央部を上壁と両側壁とからなる側面コ字状の
    チヤンネル部とするとともに該両側壁の下端部か
    ら側方に取付け部を延出してなるベースを設け、
    該チヤンネル部の上壁の上面にパワートランジス
    タを装着し、平板状の基板の下面にコンデンサ、
    ミニトランジスタ、抵抗及びチヤージランプ制御
    リレー等の必要素子を装着し、該ベースの上壁に
    は該リレーの端部が該上壁から下方に突出するよ
    うにリレー挿通用孔溝部を形成しかつ各素子から
    の複数のリード線を挿通するリード線挿通用孔溝
    部を形成し、該ベースの上壁に所定間隔を介して
    相対向するように該基板を取付けかつ該制御リレ
    ーの端部を該リレー挿通孔溝部から突出せしめる
    とともに各素子のリード線を該リード線挿通孔溝
    部に挿通させてレギユレータ本体を構成し、該レ
    ギユレータ本体の該基板から該ベースの上壁まで
    をコーテイング剤に浸漬し、開口部を下側とした
    カバーケースに該ベースの側壁を介して該レギユ
    レータ本体を嵌着してなることを特徴とするレギ
    ユレータ。
JP13769386U 1986-09-08 1986-09-08 Expired JPH0412718Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13769386U JPH0412718Y2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13769386U JPH0412718Y2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6344488U JPS6344488U (ja) 1988-03-25
JPH0412718Y2 true JPH0412718Y2 (ja) 1992-03-26

Family

ID=31041987

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13769386U Expired JPH0412718Y2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0412718Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02305770A (ja) * 1989-05-17 1990-12-19 Murata Mach Ltd 糸継時における糸端の解繊方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6344488U (ja) 1988-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6882539B2 (en) Electronic circuit board case and method of producing electronic circuit unit
JPH0412718Y2 (ja)
JPH0747996Y2 (ja) 半導体変換装置
CN216362392U (zh) 基于profibus通信的电机控制板及控制盒
KR100403861B1 (ko) 배선기구설치장치, 지지 플레이트, 지지 플레이트부재, 배선기구및 시일부재
JPS6144333Y2 (ja)
JPS6337565B2 (ja)
JPH0230823Y2 (ja)
JPH057689Y2 (ja)
JPH066549Y2 (ja) 基板固定装置
JP3023349U (ja) 電子機器の配線固定構造
JPS6116567Y2 (ja)
JPH025573Y2 (ja)
JP2005259893A (ja) 放電灯点灯装置及び照明器具
JPS6331499Y2 (ja)
JPS5926637Y2 (ja) 電線保護装置
JPH0629907Y2 (ja) 蛍光灯用ソケット取付装置
JPS6345782Y2 (ja)
JPH04353383A (ja) 冷蔵庫
JPH09298372A (ja) 回路装置
JPS6020307Y2 (ja) 露出埋込両用コンセントの構造
JPH0577814U (ja) 照明器具の取付構造
JPS59106937U (ja) 採光装置
JPH0836906A (ja) 灯具装着装置及び灯具装着用ソケット
JPH04141903A (ja) 照明器具