JPH0412616A - 直流回路の地絡検出装置 - Google Patents
直流回路の地絡検出装置Info
- Publication number
- JPH0412616A JPH0412616A JP2115153A JP11515390A JPH0412616A JP H0412616 A JPH0412616 A JP H0412616A JP 2115153 A JP2115153 A JP 2115153A JP 11515390 A JP11515390 A JP 11515390A JP H0412616 A JPH0412616 A JP H0412616A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ground fault
- circuit
- ground
- detector
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 6
- 230000008878 coupling Effects 0.000 abstract 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 abstract 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 abstract 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 16
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 10
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 9
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 3
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 3
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、直流回路の地絡検出方法に関するものであ
る。
る。
(従来の技v#)
例えば太陽光発電についていうと、将来小規模設備の普
及を図るべく、低コスト化の研究が今日盛んに行われて
いる。
及を図るべく、低コスト化の研究が今日盛んに行われて
いる。
ところでこの太陽光発電の発電回路内の直流側において
は留意すべき事項がある。即ち、太陽電池は面積的に広
く、また多数の電池が多段接続であることから1回路中
のあらゆる場所で、地絡を生ずる恐れがある。また地絡
が発生すれば、それが原因となって火災が発生する危険
もある。
は留意すべき事項がある。即ち、太陽電池は面積的に広
く、また多数の電池が多段接続であることから1回路中
のあらゆる場所で、地絡を生ずる恐れがある。また地絡
が発生すれば、それが原因となって火災が発生する危険
もある。
従ってこの種の発電回路には、適宜地絡検出装置を設け
なければならない。この場合、上述の如く設備は極めて
小規模かつ低コストであることが要求されているから、
その装置は極力コンパクトでかつ低価格のものであるこ
とが望まれる。
なければならない。この場合、上述の如く設備は極めて
小規模かつ低コストであることが要求されているから、
その装置は極力コンパクトでかつ低価格のものであるこ
とが望まれる。
この点、従来の直流回路のこの種の地絡検出手段につい
ては、第3図乃至第6図に掲げるものがあった。
ては、第3図乃至第6図に掲げるものがあった。
第3図に掲げたものは、直流電源51及び負荷52との
並列結線部の中性点(R□:R2)に地絡電流検出器5
3を接続したものである(第1従来技術)。なお図中に
示したR、、R−よ、直流電源51と負荷52を結ぶル
ープにおける。各々陽極(P)側と陰極(N)側の絶縁
抵抗を表わしている。
並列結線部の中性点(R□:R2)に地絡電流検出器5
3を接続したものである(第1従来技術)。なお図中に
示したR、、R−よ、直流電源51と負荷52を結ぶル
ープにおける。各々陽極(P)側と陰極(N)側の絶縁
抵抗を表わしている。
この方法によれば、陽極側、陰極側のいずれかの地点に
地絡が発生すると、回路の平衡がくずれて地絡電流検出
器53に地絡電流が流れるので、このことによって地絡
の検出をしようとするものである。
地絡が発生すると、回路の平衡がくずれて地絡電流検出
器53に地絡電流が流れるので、このことによって地絡
の検出をしようとするものである。
第4図に掲げたものは、直流電源61及び負荷62との
並列結線部の中性点(Rx=Rz)を接地し、さらに直
流電源61と負荷62を結ぶループにおける陽極側と陰
極側の電流経路に、夫々変流器等の計器用変成器64.
65を設け、当該計器用変成器64.65間に差電流検
出器66を設けたものである(第2従来技術)。なお図
中に示したR□R2は、直流電源61と負荷62を結ぶ
ループにおける、各々陽極(P)側と陰極(N)側の絶
縁抵抗を表わしている。
並列結線部の中性点(Rx=Rz)を接地し、さらに直
流電源61と負荷62を結ぶループにおける陽極側と陰
極側の電流経路に、夫々変流器等の計器用変成器64.
65を設け、当該計器用変成器64.65間に差電流検
出器66を設けたものである(第2従来技術)。なお図
中に示したR□R2は、直流電源61と負荷62を結ぶ
ループにおける、各々陽極(P)側と陰極(N)側の絶
縁抵抗を表わしている。
この方法によれば、地絡が発生すると、即ち絶縁抵抗R
’s、Rpが低下すると、負荷電流に地絡電流が加わる
から、陽極側と陰極側にその分の電流差が生ずる。従っ
て、この差電流を差電流検出器66によって検出するこ
とにより、発生した地絡が検出できるものである。
’s、Rpが低下すると、負荷電流に地絡電流が加わる
から、陽極側と陰極側にその分の電流差が生ずる。従っ
て、この差電流を差電流検出器66によって検出するこ
とにより、発生した地絡が検出できるものである。
第5図、第6図に掲げたものはいずれも交流電源を使用
するものである。
するものである。
即ち第5図に掲げたものは、直流電源71と負荷72を
結ぶループに地絡検出器73を接続し、さらに当該地絡
検出器73の接地側に交流電源74を介したものである
(第3従来技術)。なお、図中に示したR’s、 Rp
は、直流電源71と負荷72を結ぶループにおける、各
々陽極(P)側と陰極(N)側の絶縁抵抗を表わしてい
る。
結ぶループに地絡検出器73を接続し、さらに当該地絡
検出器73の接地側に交流電源74を介したものである
(第3従来技術)。なお、図中に示したR’s、 Rp
は、直流電源71と負荷72を結ぶループにおける、各
々陽極(P)側と陰極(N)側の絶縁抵抗を表わしてい
る。
また第6図に掲げたものは、前出第1従来技術において
、地絡検出器の接地側に交流電源を介したものである。
、地絡検出器の接地側に交流電源を介したものである。
即ち直流電源81及び負荷82との並列結線部の中性点
(R□=R2)に地絡電流検出器83の一端子を接続し
、地絡電流検出器83の接地側端子を交流電源84に接
続するとともに、当該交流電源84を接地したものであ
る(第4従来技術)。なお図中に示したRN、R,は、
直流電源81と負荷82を結ぶループにおける、各々陽
極(P)側と陰極(N)側の絶縁抵抗を表わしている。
(R□=R2)に地絡電流検出器83の一端子を接続し
、地絡電流検出器83の接地側端子を交流電源84に接
続するとともに、当該交流電源84を接地したものであ
る(第4従来技術)。なお図中に示したRN、R,は、
直流電源81と負荷82を結ぶループにおける、各々陽
極(P)側と陰極(N)側の絶縁抵抗を表わしている。
これら第3、第4の各従来技術によれば、地絡が発生す
ると交流の地絡電流が流れるので、これを地絡検出器に
よって検出して、地絡の発生を検出するものであり、回
路中のあらゆる箇所の地絡に対して応動する特徴を持っ
ている。
ると交流の地絡電流が流れるので、これを地絡検出器に
よって検出して、地絡の発生を検出するものであり、回
路中のあらゆる箇所の地絡に対して応動する特徴を持っ
ている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら上述の各従来技術には夫々以下のような問
題点がある。
題点がある。
まず第1従来技術によれば、直流電源51の中性点又は
第2図中の回路におけるRN=R,となる箇所で発生し
た地絡に対しては、地絡検出器53が応動しないという
問題がある。
第2図中の回路におけるRN=R,となる箇所で発生し
た地絡に対しては、地絡検出器53が応動しないという
問題がある。
また第2従来技術によれば、電源側の地絡に対しては応
動しないという問題がある。
動しないという問題がある。
また第3.4従来技術は、まず交流電源を別途用意する
必要があり、装置として具体化した場合全体として肥大
化してしまう。また極性の判別を行なおうとしても、波
形を比較するなどの手間がかかり、実用的ではなかった
のである6(課題を解決するための手段) この発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、あら
ゆる箇所での地絡に対して応動し、極性判別も可能な直
流回路の地絡検出方法を提供して課題の解決を図るもの
である。
必要があり、装置として具体化した場合全体として肥大
化してしまう。また極性の判別を行なおうとしても、波
形を比較するなどの手間がかかり、実用的ではなかった
のである6(課題を解決するための手段) この発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、あら
ゆる箇所での地絡に対して応動し、極性判別も可能な直
流回路の地絡検出方法を提供して課題の解決を図るもの
である。
そのためこの発明では、地絡電流検出器を直流回路の陽
極側と陰極側へと、適宜切替接続して直流回路の地絡を
検出するという構成を採ったものである。
極側と陰極側へと、適宜切替接続して直流回路の地絡を
検出するという構成を採ったものである。
(作 用)
陽極側に接続した場合、陰極側で地絡が発生すると直流
電源の陽極→地絡検出器→地絡点→直流電源の陰極とい
・うループが形成されるので、地絡検出器には地絡電流
が流れる。
電源の陽極→地絡検出器→地絡点→直流電源の陰極とい
・うループが形成されるので、地絡検出器には地絡電流
が流れる。
逆に陰極側に接続した場合には、陽極側で地絡が発生し
たとき、直流電源の陽極→地絡点→地絡検出器→直流電
源の陰極というループが形成されるので、地絡検出器に
は地絡電流が流れる。
たとき、直流電源の陽極→地絡点→地絡検出器→直流電
源の陰極というループが形成されるので、地絡検出器に
は地絡電流が流れる。
また電源の中性点で地絡が発生した場合には、陽極側並
びに陰極側のいずれに接続した場合でも地絡電流が地絡
検出器に流れる。なおこの場合、流れる電流の向きは相
互に逆向きである。
びに陰極側のいずれに接続した場合でも地絡電流が地絡
検出器に流れる。なおこの場合、流れる電流の向きは相
互に逆向きである。
従ってこのことを利用すれば、一定時間毎に陽極側、陰
極側に切替接続することにより、回路のあらゆる場所で
発生する地絡を検出することができるものである。
極側に切替接続することにより、回路のあらゆる場所で
発生する地絡を検出することができるものである。
(実施例)
以下、この発明の実施例を図について説明する。
第1図は第1実施例にかかる検出方法を実施するための
主要部の回路の説明図であり、1は太陽電池等の直流電
源、2は負荷、3は直流電源1と負荷2とを結ぶループ
における陽極側の絶縁抵抗、4は同陰極側の絶縁抵抗を
示しており、これらによって地絡検出の対象となる直流
回路が構成されているとする。
主要部の回路の説明図であり、1は太陽電池等の直流電
源、2は負荷、3は直流電源1と負荷2とを結ぶループ
における陽極側の絶縁抵抗、4は同陰極側の絶縁抵抗を
示しており、これらによって地絡検出の対象となる直流
回路が構成されているとする。
本実施例における直接の切替接続動作は三路スイッチ5
が担う。即ち三路スイッチ5の二つの独立端子には、夫
々直流電源1と負荷2とを結ぶループにおける陽極側と
陰極側が夫々接続され、さらにこの三路スイッチ5の共
用端子には、地籍電流検出器6が接続されている。この
三路スイッチ5は、切替制御装置7によって切替えられ
るものであり、また当該切替制御装置7の電源は直流電
源1に依拠している。而して切替制御装置7には適宜の
タイマーが設けられ、一定時間毎に切替制御装置7を作
動させ、三路スイッチ5のスイッチを陽極側(TP)、
陰極側(Tお)へと投入し、地籍電流検出器6はその都
度、′陽極側、陰極側に切替接続されるものである。
が担う。即ち三路スイッチ5の二つの独立端子には、夫
々直流電源1と負荷2とを結ぶループにおける陽極側と
陰極側が夫々接続され、さらにこの三路スイッチ5の共
用端子には、地籍電流検出器6が接続されている。この
三路スイッチ5は、切替制御装置7によって切替えられ
るものであり、また当該切替制御装置7の電源は直流電
源1に依拠している。而して切替制御装置7には適宜の
タイマーが設けられ、一定時間毎に切替制御装置7を作
動させ、三路スイッチ5のスイッチを陽極側(TP)、
陰極側(Tお)へと投入し、地籍電流検出器6はその都
度、′陽極側、陰極側に切替接続されるものである。
そして地絡電流検出器6がら出力される信号電流は適宜
の警報回路(図外)の作動スイッチ8へと入力され、こ
の作動スイッチ8のON、 OFFによって、警報回路
のブザー、ランプ等の警報手段が動作するようになって
いる。
の警報回路(図外)の作動スイッチ8へと入力され、こ
の作動スイッチ8のON、 OFFによって、警報回路
のブザー、ランプ等の警報手段が動作するようになって
いる。
なお地籍電流検出器6は一定値以上の地籍電流が流れた
場合に、動作して信号電流を出方する構成を有する。即
ち動作するときの地籍電流を11、直流電源1の電圧を
E、大地抵抗をR1、地籍電流検出器6の固有抵抗をR
11,地籍発生とみなせる程度に絶縁抵抗が低下した場
合の陽極側の絶縁抵抗を*RP、同陰極側の絶縁抵抗を
*RNとすれば、陽極側又は陰極側地絡の場合は、 i、≧E/CRt+R@+ (*R,or *RN))
また電源の中性点地絡の場合は、当該中性点の絶縁抵抗
をR8とすれば。
場合に、動作して信号電流を出方する構成を有する。即
ち動作するときの地籍電流を11、直流電源1の電圧を
E、大地抵抗をR1、地籍電流検出器6の固有抵抗をR
11,地籍発生とみなせる程度に絶縁抵抗が低下した場
合の陽極側の絶縁抵抗を*RP、同陰極側の絶縁抵抗を
*RNとすれば、陽極側又は陰極側地絡の場合は、 i、≧E/CRt+R@+ (*R,or *RN))
また電源の中性点地絡の場合は、当該中性点の絶縁抵抗
をR8とすれば。
11≧E/2(Rよ+R,十R0)
である(但し、直流電源1の内
部抵抗はいずれの場合も無視している)。
従って地籍電流検出器6の最小動作レベルは、上記の各
i5のうちの小さい方に合わせて設定されている。もち
ろん直流電源1におけるあらゆる箇所、即ち電圧がE−
E/2となる箇所での地籍に対しても応動するようにな
っている。
i5のうちの小さい方に合わせて設定されている。もち
ろん直流電源1におけるあらゆる箇所、即ち電圧がE−
E/2となる箇所での地籍に対しても応動するようにな
っている。
なお実際には、他に種々の要素が回路に加わるため、地
籍電流検出器の最小動作レベルは適宜その場の危険度に
応じて設定されるものである。
籍電流検出器の最小動作レベルは適宜その場の危険度に
応じて設定されるものである。
第1実施例にかかる検出方法を実施するための主要部の
回路は以上の構成を有しており、次に作動状況について
説明する。
回路は以上の構成を有しており、次に作動状況について
説明する。
(1)陽極側の絶縁抵抗3が低下したとき(陽極側が地
絡したとき) この場合には三路スイッチ5が第1図の状態、即ち陽極
側(Tp )に切替えられて地絡検出器6が陽極側に接
続されている状態では、地籍検出器6は作動しない。し
かし一定時間の後、切替制御装置7によって陰極側(T
N)に切替えられて地絡検出器6が陰極側に接続されれ
ば、直ちに地籍電流を検出して作動し、作動スイッチ8
をONさせる。この場合地絡検出器6が検出する地籍電
流の向きは、接地側から導入されて地絡検出器6を通過
する方向を有している・ (2)陰極側の絶縁抵抗4が低下したとき(陰極側が地
絡したとき) この場合には三路スイッチ5が第1図の状態、即ち陽極
側(T、)に切替えられて地絡検出器6が陽極側に接続
されている状態で、地絡検出器6は地籍電流を検出して
作動し、作動スイッチ8をONさせる。この場合地絡検
出器6が検出する地籍電流の向きは、三路スイッチ5側
から導入′されて地籍検出器6を通過する方向を有して
いる。
絡したとき) この場合には三路スイッチ5が第1図の状態、即ち陽極
側(Tp )に切替えられて地絡検出器6が陽極側に接
続されている状態では、地籍検出器6は作動しない。し
かし一定時間の後、切替制御装置7によって陰極側(T
N)に切替えられて地絡検出器6が陰極側に接続されれ
ば、直ちに地籍電流を検出して作動し、作動スイッチ8
をONさせる。この場合地絡検出器6が検出する地籍電
流の向きは、接地側から導入されて地絡検出器6を通過
する方向を有している・ (2)陰極側の絶縁抵抗4が低下したとき(陰極側が地
絡したとき) この場合には三路スイッチ5が第1図の状態、即ち陽極
側(T、)に切替えられて地絡検出器6が陽極側に接続
されている状態で、地絡検出器6は地籍電流を検出して
作動し、作動スイッチ8をONさせる。この場合地絡検
出器6が検出する地籍電流の向きは、三路スイッチ5側
から導入′されて地籍検出器6を通過する方向を有して
いる。
(3)直流電源1の中性点が地絡したときこの場合には
三路スイッチ5が陽極側(TP)、陰極側(TN)のい
ずれのポジションにあっても、地絡検出器6は地籍電流
を検出し、作動スイッチ8をONさせる。即ち一定時間
経過後三路スイッチ5が切り替わっても、依然として作
動スイッチ8はONになっている。従ってこの場合には
、中性点て地絡が発生していると認識できるのである。
三路スイッチ5が陽極側(TP)、陰極側(TN)のい
ずれのポジションにあっても、地絡検出器6は地籍電流
を検出し、作動スイッチ8をONさせる。即ち一定時間
経過後三路スイッチ5が切り替わっても、依然として作
動スイッチ8はONになっている。従ってこの場合には
、中性点て地絡が発生していると認識できるのである。
この場合地絡検出器6が検出する地絡電流の向きは、夫
々逆向きである。
々逆向きである。
従って、地絡がどの箇所で起こってもそれを検出でき、
しかもそのときの地絡電流の極性も判別できるものであ
る。
しかもそのときの地絡電流の極性も判別できるものであ
る。
なお以上の作用からも明らかなように、上記(1)の場
合には三路スイッチ5が切り替わるまで、即ち一定時間
を経ないと地絡が検出できないことになるが、凡そこの
種の地絡については、地絡電流が流れたから瞬時に検出
しなければならないというものではなく、多少の地絡電
流の放置があっても、実用上何ら問題はない、むしろこ
のようにいわば両極側を交互に間歇的に監視すれば、誤
作動もなく、しかも実質的に常時監視しているのと同一
の効果が得られるものである。従って、効果的な地絡検
出が行なえるという従来にはない特徴を有するものであ
る。
合には三路スイッチ5が切り替わるまで、即ち一定時間
を経ないと地絡が検出できないことになるが、凡そこの
種の地絡については、地絡電流が流れたから瞬時に検出
しなければならないというものではなく、多少の地絡電
流の放置があっても、実用上何ら問題はない、むしろこ
のようにいわば両極側を交互に間歇的に監視すれば、誤
作動もなく、しかも実質的に常時監視しているのと同一
の効果が得られるものである。従って、効果的な地絡検
出が行なえるという従来にはない特徴を有するものであ
る。
また上記第1実施例では、地絡の検出自体に要する電源
は直流電WXlからとっているので、別途専用の電源を
用意する必要はない、実施するための構成についても極
めて簡易であり、低コスト化、コンパクト化も容易であ
る。
は直流電WXlからとっているので、別途専用の電源を
用意する必要はない、実施するための構成についても極
めて簡易であり、低コスト化、コンパクト化も容易であ
る。
次に第2実施例について説明すると、本実施例は第1実
施例にかかる検出方法に、さらに地絡の発生箇所の極性
も判別しうるような構成を加えたものである。第2図は
第2実施例にかかる検出方法を実施するための主要部の
回路の説明図であり、11は太陽電池等の直流電源、1
2は負荷、13は直流電源11と負荷12とを結ぶルー
プにおける陽極側の絶縁抵抗、14は同陰極側の41!
縁抵抗を示しており、第1実施例の場合と同様、これら
によって地絡検出の対象となる直流回路が構成されてい
る。
施例にかかる検出方法に、さらに地絡の発生箇所の極性
も判別しうるような構成を加えたものである。第2図は
第2実施例にかかる検出方法を実施するための主要部の
回路の説明図であり、11は太陽電池等の直流電源、1
2は負荷、13は直流電源11と負荷12とを結ぶルー
プにおける陽極側の絶縁抵抗、14は同陰極側の41!
縁抵抗を示しており、第1実施例の場合と同様、これら
によって地絡検出の対象となる直流回路が構成されてい
る。
また本実施例においても直接の切替接続動作は三路スイ
ッチ15が担い、地絡電流検出器16との接続、並びに
切替制御装置17の構成、それによる切替え動作等は全
て第1実施例と同一である。
ッチ15が担い、地絡電流検出器16との接続、並びに
切替制御装置17の構成、それによる切替え動作等は全
て第1実施例と同一である。
而して本実施例では、さらに切替制御装M17によって
同時に三路スイッチ18も陽極側(cp)、陰極側(C
)l)へと切り替え投入される。即ち、三路スイッチ1
8はと三路スイッチ15と同時に同極側に切り替え接続
されるようになっている。また三路スイッチ18の各端
子は適宜の警報回路(図外)と接続されるが、共用端子
については途中に地絡電流検出器16から出力される信
号電流を受けて動作する作動スイッチ19が介在してい
る。
同時に三路スイッチ18も陽極側(cp)、陰極側(C
)l)へと切り替え投入される。即ち、三路スイッチ1
8はと三路スイッチ15と同時に同極側に切り替え接続
されるようになっている。また三路スイッチ18の各端
子は適宜の警報回路(図外)と接続されるが、共用端子
については途中に地絡電流検出器16から出力される信
号電流を受けて動作する作動スイッチ19が介在してい
る。
従って、地絡電流検出器16から出力された信号電流に
よって作動スイッチ19が投入された場合、その時の三
路スイッチ15のポジションに応じて当該警報回路への
ループが構成されるので、当該側々のループに応じて例
えば個別のブザー、ランプ等の警報手段を設けておけば
、地絡発生箇所の極性が直ちにわかるものである。
よって作動スイッチ19が投入された場合、その時の三
路スイッチ15のポジションに応じて当該警報回路への
ループが構成されるので、当該側々のループに応じて例
えば個別のブザー、ランプ等の警報手段を設けておけば
、地絡発生箇所の極性が直ちにわかるものである。
例えば第2図の状態(三路スイッチ15が陽極側(T、
)にあるとき)で地絡電流検出器16が作動した場合、
三路スイッチ18も陽極側(C2)にあり、警報回路に
はそれに応じたC2側ループが形成されることになる。
)にあるとき)で地絡電流検出器16が作動した場合、
三路スイッチ18も陽極側(C2)にあり、警報回路に
はそれに応じたC2側ループが形成されることになる。
それゆえ地絡発生箇所の極性も容易に認識できるもので
ある。
ある。
(発明の効果)
この発明によれば、地絡電流検出器を、直流回路の陽極
側と陰極側へと適宜切替接続して陽極側と陰極側とを交
互に監視を行なうことにより、実質的に常時監視と同一
の効果が得られるので、直流回路の地絡検出が極めて効
率よくかつ効果的に行なえる。
側と陰極側へと適宜切替接続して陽極側と陰極側とを交
互に監視を行なうことにより、実質的に常時監視と同一
の効果が得られるので、直流回路の地絡検出が極めて効
率よくかつ効果的に行なえる。
また電源の中性点を含め、直流回路の中のあらゆる箇所
で発生する地絡に対してもこれを検出することができる
。もちろん極性判別も可能である。
で発生する地絡に対してもこれを検出することができる
。もちろん極性判別も可能である。
また実施するにあたって要する装置等は極めて少数かつ
簡単なもので済むので、低コスト化、コンパクト化も容
易である。
簡単なもので済むので、低コスト化、コンパクト化も容
易である。
第1図は第1実施例を行なうための主要な回路の説明図
、第2図は第2実施例を行なうための主要な回路の説明
図、第3図乃至第6図はいずれも従来技術の説明図であ
り、第3図は第1従来技術の説明図、第4図は第2従来
技術の説明図、第5図は第3従来技術の説明図、第6図
は第4従来技術の説明図である。 なお図中、1は直流電源、2は負荷、3は陽極側の絶縁
抵抗、4は陰極側の絶縁抵抗、5は三路スイッチ、6は
地絡電流検出器、7は切替制御装置、8は作動スイッチ
である。
、第2図は第2実施例を行なうための主要な回路の説明
図、第3図乃至第6図はいずれも従来技術の説明図であ
り、第3図は第1従来技術の説明図、第4図は第2従来
技術の説明図、第5図は第3従来技術の説明図、第6図
は第4従来技術の説明図である。 なお図中、1は直流電源、2は負荷、3は陽極側の絶縁
抵抗、4は陰極側の絶縁抵抗、5は三路スイッチ、6は
地絡電流検出器、7は切替制御装置、8は作動スイッチ
である。
Claims (1)
- 地絡電流検出器を直流回路の陽極側と陰極側へと、適宜
切替接続することを特徴とする、直流回路の地絡検出方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2115153A JPH0681410B2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | 直流回路の地絡検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2115153A JPH0681410B2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | 直流回路の地絡検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0412616A true JPH0412616A (ja) | 1992-01-17 |
JPH0681410B2 JPH0681410B2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=14655637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2115153A Expired - Fee Related JPH0681410B2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | 直流回路の地絡検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0681410B2 (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06153303A (ja) * | 1992-11-09 | 1994-05-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 漏電検出装置 |
JPH06153301A (ja) * | 1992-10-30 | 1994-05-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 漏電検出装置 |
JP2004215439A (ja) * | 2003-01-07 | 2004-07-29 | Sharp Corp | 系統連系インバータ装置 |
US6992490B2 (en) | 2003-04-28 | 2006-01-31 | Honda Motor Co., Ltd. | Ground fault detection device |
JP2009244275A (ja) * | 2009-07-15 | 2009-10-22 | Bae Systems Controls Inc | 接地故障検出システム |
JP2010151488A (ja) * | 2008-12-24 | 2010-07-08 | Ntt Facilities Inc | 地絡検出装置および地絡検出システム |
WO2012023209A1 (ja) * | 2010-08-20 | 2012-02-23 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 接地装置 |
WO2012046613A1 (ja) * | 2010-10-08 | 2012-04-12 | 三洋電機株式会社 | 地絡検出回路及び地絡検出装置 |
JP2012078289A (ja) * | 2010-10-05 | 2012-04-19 | Origin Electric Co Ltd | 直流給電装置 |
JP2012083175A (ja) * | 2010-10-08 | 2012-04-26 | Sanyo Electric Co Ltd | 地絡検出装置 |
JP2013167521A (ja) * | 2012-02-15 | 2013-08-29 | Chubu Electrical Safety Services Foundation | 太陽光発電設備の絶縁測定装置及び太陽光発電設備の絶縁測定方法 |
JP2016038357A (ja) * | 2014-08-11 | 2016-03-22 | 株式会社Nttファシリティーズ | 直流地絡検出器 |
JP2017187344A (ja) * | 2016-04-04 | 2017-10-12 | オムロン株式会社 | 地絡検出装置およびその制御方法、制御プログラム |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57114978U (ja) * | 1981-01-08 | 1982-07-16 | ||
JPH01165973A (ja) * | 1987-12-23 | 1989-06-29 | Kawasaki Steel Corp | 直流回路の絶縁抵抗測定装置 |
-
1990
- 1990-05-02 JP JP2115153A patent/JPH0681410B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57114978U (ja) * | 1981-01-08 | 1982-07-16 | ||
JPH01165973A (ja) * | 1987-12-23 | 1989-06-29 | Kawasaki Steel Corp | 直流回路の絶縁抵抗測定装置 |
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06153301A (ja) * | 1992-10-30 | 1994-05-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 漏電検出装置 |
JPH06153303A (ja) * | 1992-11-09 | 1994-05-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 漏電検出装置 |
JP2004215439A (ja) * | 2003-01-07 | 2004-07-29 | Sharp Corp | 系統連系インバータ装置 |
US6992490B2 (en) | 2003-04-28 | 2006-01-31 | Honda Motor Co., Ltd. | Ground fault detection device |
JP2010151488A (ja) * | 2008-12-24 | 2010-07-08 | Ntt Facilities Inc | 地絡検出装置および地絡検出システム |
JP2009244275A (ja) * | 2009-07-15 | 2009-10-22 | Bae Systems Controls Inc | 接地故障検出システム |
JP5542942B2 (ja) * | 2010-08-20 | 2014-07-09 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 接地装置 |
WO2012023209A1 (ja) * | 2010-08-20 | 2012-02-23 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 接地装置 |
US9257829B2 (en) | 2010-08-20 | 2016-02-09 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation | Grounding apparatus |
JP2012078289A (ja) * | 2010-10-05 | 2012-04-19 | Origin Electric Co Ltd | 直流給電装置 |
WO2012046613A1 (ja) * | 2010-10-08 | 2012-04-12 | 三洋電機株式会社 | 地絡検出回路及び地絡検出装置 |
JP2012083175A (ja) * | 2010-10-08 | 2012-04-26 | Sanyo Electric Co Ltd | 地絡検出装置 |
US20120182024A1 (en) * | 2010-10-08 | 2012-07-19 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Ground fault detection circuit and ground fault detection apparatus |
US8797042B2 (en) | 2010-10-08 | 2014-08-05 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Ground fault detection circuit and ground fault detection apparatus |
JP2013167521A (ja) * | 2012-02-15 | 2013-08-29 | Chubu Electrical Safety Services Foundation | 太陽光発電設備の絶縁測定装置及び太陽光発電設備の絶縁測定方法 |
JP2016038357A (ja) * | 2014-08-11 | 2016-03-22 | 株式会社Nttファシリティーズ | 直流地絡検出器 |
JP2017187344A (ja) * | 2016-04-04 | 2017-10-12 | オムロン株式会社 | 地絡検出装置およびその制御方法、制御プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0681410B2 (ja) | 1994-10-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN1050238C (zh) | 用于监测电气设备接地完备性的检测器 | |
JPH0412616A (ja) | 直流回路の地絡検出装置 | |
US20080123226A1 (en) | Ground Fault Detector Interrupter | |
JPS62166725A (ja) | 回路遮断器用半導体トリツプ装置 | |
KR19990006937A (ko) | 태양광 발전용 접지 불량 검출 장치 및 방법과 이 장치 및 방법을 이용하는 태양광 발전 장치 | |
KR20160081058A (ko) | Pra의 상태 감지방법 | |
CN210894562U (zh) | 直流***的故障检测*** | |
JP2706426B2 (ja) | 直流回路の地絡検出方法並びにその装置 | |
JP2002044856A (ja) | 漏電リレー | |
US4532569A (en) | Method and apparatus for detecting improper polarity in a power distribution system | |
JPH11110002A (ja) | フェイルセーフシステム | |
US3579219A (en) | Leakage-current detector | |
JPH04238272A (ja) | 漏洩電流検知機能を備えた電力供給回路 | |
JPH0438479A (ja) | 漏電系統検出装置 | |
JPS6222542B2 (ja) | ||
CN211127138U (zh) | 一种直流屏输出回路接地自动隔离装置 | |
JPS6011533B2 (ja) | 直流送電保護装置 | |
JPH09107681A (ja) | 直流無停電電源装置 | |
JPH0678593A (ja) | モータの監視装置 | |
JPS61245221A (ja) | 負荷時タツプ切換装置 | |
JP3015589B2 (ja) | 瞬時電圧低下検出方法 | |
JP3074201B2 (ja) | ソリッドステートコンタクタ用異常検出回路 | |
JPH02281307A (ja) | 固体開閉装置の異常検出回路 | |
JPS6314563B2 (ja) | ||
JP2000106077A (ja) | 漏電リレー |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |