JPH04124304A - 長尺な高所建造物及びその周辺部材の保守点検作業方法並びにその設備 - Google Patents

長尺な高所建造物及びその周辺部材の保守点検作業方法並びにその設備

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JPH04124304A
JPH04124304A JP24363590A JP24363590A JPH04124304A JP H04124304 A JPH04124304 A JP H04124304A JP 24363590 A JP24363590 A JP 24363590A JP 24363590 A JP24363590 A JP 24363590A JP H04124304 A JPH04124304 A JP H04124304A
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Masaru Saeki
佐伯 賢
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1 本発明は、高架鉄道の軌道桁、橋梁、陸橋、高架道路、
高層建築物間の高架通路等の長尺な高所建造物及びその
周辺部材の保守点検作業方法とこれを実施するための設
備に関するものである。
【従来の技術] 例えば、懸垂型モルレール等の高架鉄道における軌道桁及びその周辺部材の保守点検(例えば、桁や支脚の外面塗装や損傷調査等)を行う場合、作業を行うための足場を軌道桁の高さに設置しておく必要があるが、従来においては、かかる足場を地上からの架設やリフト車の使用により或いは軌道桁から懸吊させることにより確保するようにしているのが普通である。 【発明が解決しようとする課題】
しかし、地上からの足場架設を行う場合には、作業を行
う都度、足場の組立て2分解作業や機材の運搬等が必要
となり、コスト、作業効率上問題がある。しかも、付近
に民家がある場合には、騒音公害対策も必要となる。 また、リフト車を使用する場合には、軌道桁の架設場所
が道路であると、リフト車の駐車に伴う交通規制を行う
必要があり、そのために多くの保安要員を必要としたり
、交通渋滞を招来する虞れがある。しかも、軌道桁がリ
フト車を駐車できないような場所に架設されている場合
(例えば、軌道桁が河川や地上鉄道を跨いで架設されて
いる場合)には、保守点検作業を行い得ない。これらの
問題は、地上からの足場架設を行う場合においても、同
様に発生する。 また、足場を軌道桁から懸吊させる場合には、作業の進
行に伴って足場の懸吊位置を移動させる必要があり1作
業効率が頗る悪い。しかも、安全性の面で問題がある。 本考案は、上記した問題を生ずることなく、軌道桁等の
長尺な高所建造物やその周辺部材の保守点検作業を効率
良く安全に行うことができる方法とこれを好適に実施す
るための設備を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
この課題を解決した本発明の保守点検作業方法は、作業
用足場を高所建造物の側面にその長手方向に沿って移動
可能に支持させておき、作業用足場を移動させながら、
作業用足場に乗った作業者が高所建造物やその周辺部材
の保守点検作業を行うようにしたものである。 また、この方法を実施するための本発明の保守点検作業
設備は、作業者が乗る作業用足場と、作業用足場を高所
建造物の側面にその長手方向に沿って移動自在に支持す
る支持機構と、作業用足場を移動操作する操作機構とを
具備するものである。
【作用】
作業用足場が高所建造物の側面にその長手方向に移動す
るように設けられているから、地上からの足場架設を行
う場合やリフト車を使用する場合と異なって、作業の都
度、機材、車輛の運搬や交通規制を行う必要がなく、少
ない人員で効率良く保守点検作業を行いうる。また、建
造物の架設場所に拘らず、保守点検作業を長尺な建造物
の全長に亘って良好に行いうる。しかも、足場を高所建
造物の長手方向に移動操作できるから、足場を軌道桁に
懸吊させる場合のような効率上、安全上の問題も生じな
い。
【実施例】
以下、本発明の構成を第1図及び第2図に示す実施例に
基づいて具体的に説明する。この実施例は、本発明を高
架鉄道の軌道桁及びその周辺部材の保守点検作業に適用
した例に係る。 第1図に示す高架鉄道である懸垂型モルレールにおいて
、1は軌道桁、2は軌道桁1に懸垂支持された車輛、3
は保守点検作業設備である。 軌道桁1は、第1図及び第2図に示す如く、下部にスリ
ット4aを形成した断面矩形状の桁本体4と、スリット
4aの両側に配して桁本体4に設けられた走行レール5
,5及び案内レール6.6と、桁本体4の外面に一定間
隔を隔てて取付けられだ補剛フレーム7・・・とを具備
する。この軌道桁1は所定の走行経路に沿って延びてお
り、地上に所定間隔を隔てて立設された支脚(図示せず
)の上部に架設支持されている。 車輛2は、第2図に示す如く、その上面部に前記スリッ
ト4aを通過せる懸吊体8を立設すると共に、この懸吊
体8の上端部に、各レール5,6に転接支持せる走行車
軸9・・・及び案内車軸10・・・を支持させることに
よって、軌道桁1に走行自在に懸吊されており、走行車
軸9・・・を回転駆動させることによって軌道桁1に沿
って走行せしめられるようになっている。 保守点検設備3は、第1図及び第2図に示す如く、スキ
ーリフトやゴンドラリフト等の固定循環式又は自動循環
式の索道機と同様の構造をなしており1作業者が乗る適
当数の作業用足場11・・・と、各作業用足場11を軌
道桁1にその側面に沿って水平移動自在に支持する支持
機構12と、作業用足場11を移動操作する操作機構1
3とを具備する。 各作業用足場11は、軌道桁1に対向する側面側を開放
した箱形のケージに構成されている。なお、作業用足場
11は、作業者が乗ったままで作業を行いうるものであ
ればよく、その形状、構造は任意であるが、安全性の面
から、ケージないしこれに類する形状のものとしておく
ことが好ましい。 支持機構12は、索条1−4を軌道桁1の両側面に沿っ
て走行自在に張設し、この索条14に握索機15を介し
て作業用足場たるケージ11を懸吊支持させてなる。索
条14に懸吊されるケージ11の数は任意であるが、軌
道桁1の両側において作業を行うためには、少なくとも
2個必要である。 索条14は、軌道桁1の補剤フレーム7・・・や支脚に
適当な支持フレーム16・・・を介して支持された受索
輪17・・・によって支持されている。支持フレーム1
6は補剤フレーム7等の軌道桁構成部材に後発的に取付
けうるものであればよく、その構成は任意である。握索
機15は、スキーリフトやゴンドラリフト等における搬
器懸吊用の握索機と同様のもので、ロンググリップとシ
ョートグリップとの協働作用により索条14を掴持する
構成とされている。なお、索条14には、軌道桁1等の
モルレール構成部材に支持させたテンションローラ18
により、所定のテンションが付与されるようになってい
る。 操作機構13は、索条14の両端部を巻取るドラム19
とこれを駆動する駆動機(例えば、ブレーキ内蔵型のギ
ャードモータ)20とからなり、ドラム19を正逆転駆
動させることにより索条14をイ方向又はその反対方向
に走行させるようになっている。すなわち、少なくとも
2個のケージ11.11を軌道桁1の両側面に沿ってイ
方向又はその反対方向に往復走行させるようになってい
る。なお、駆動機20の操作装置は1モルレールの適当
場所に設置した・運転室に設けてもよいし、ケージ11
内に設けておいてもよい。 本発明の方法は、以上のように構成された保守点検設備
3を使用して、次のように実施される。 すなわち、まず、各ケージ11に作業者が乗り込む。こ
の作業者の乗り込みは1モルレールのプラットホームに
おいて行うようにしておくことが好ましい。 そして、駆動機20によりドラム19を駆動させて、各
ケージ11を軌道桁1の側面に沿って移動させながら、
所定の保守点検作業を行う。 このとき、各ケージ11の移動ないし停止操作は、操作
装置が前記運転室に設けられている場合には、運転室内
のオペレータにケージ11.11内の作業者が無線機等
により指令することによって行うようにし、操作装置が
各ケージ11に設けられて・いる場合には、ケージ11
.11内の作業者が互いに連絡しながら行うようにする
。 なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の基本原理を逸脱しない範囲において適宜に改良
、変更することができる。 すなわち、上記実施例の保守点検設備3は、既存のモル
レールに後発的に装備させるように構成されたものであ
るため、ケージ11の支持機構12や操作機構13を後
発的に設置するための工夫を要するが、高所建造物を新
たに建設する場合には、かかる工夫は必要としない。例
えば、受索軸17等の索条支持手段は予め軌道桁1等の
建造物に一体装備させておけばよく、前記支持フレーム
16に相当するような部材は特に必要としない。 また、保守点検設備3は上記索道構造に限定されず、種
々の構造のものを採用できる。例えば、ケージ等の作業
用足場11を、上記索条14に車輪を介して懸吊支持さ
せておき、足場1】を曳索により走行させるようにして
もよい。或いは、足場11を、索条手段を使用せず、軌
道桁1の側面に設けたレールに走行自在に支持させてお
くようにしてもよい。この場合、足場11の走行駆動は
、例えば、レール側に設けたラックと足場11側に設け
たピニオンギヤとの歯合手段等によって行うことができ
る。また、軌道桁1の両側面に沿って移動する足場11
.11を、上記実施例のように連動走行させず、各々独
立して走行操作できるようにすることもできる。 また、作業用足場11の軌道桁1に沿う移動が、軌道桁
1の形状(軌道桁1が途中で分岐している等)や支脚等
の存在により軌道桁1の全長に亘って一連に行い得ない
場合には、一連の移動が可能な区間毎に独立した保守点
検設備3を配備するようにすればよい。 また、作業用足場11の移動経路は建造物の形状に応じ
て設定されるものであり、直線状の経路に限定されない
。例えばアーチ形状の橋梁等においては、これに沿う曲
線状の経路を作業用足場11が移動できるようにしてお
く。 さらに、ケージ等の作業用足場11には、」二記した操
作装置を配備する他、保守点検用の各種機器(例えば、
塗装装置や溶接装置等)を予め組み込んでおくことがで
きる。 勿論、本発明は、上記した高架鉄道の軌道桁の他、橋梁
、陸橋、高架道路、高層建築物間の高架通路等のあらゆ
る長尺な高所建造物について適用することができる。
【発明の効果】
以上の説明から容易に理解されるように、本発明の方法
によれば、冒頭で述べた如き問題を生ずることなく、高
所に位置する軌道桁等の建造物やその周辺部材の保守点
検作業を安全且つ効率良く行うことができる。 また、本発明の設備によれば、かかる方法を好適に実施
することができ、作業用足場を高所建造物に支持させて
おくため、既存の高所建造物にも容易に設置することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る保守点検作業設備の一実施例を示
す斜視図、第2図はその要部の断面図である。 1・・・軌道桁(高所建造物)、2・・・車輛、3・・
・保守点検設備、4・・・ケージ(作業用足場)、12
・・・支持機構、13・・・操作機構。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)作業用足場を高所建造物の側面にその長手方向に
    沿って移動可能に支持させておき、作業用足場を移動さ
    せながら、作業用足場に乗った作業者が高所建造物及び
    その周辺部材の保守点検作業を行うようにしたことを特
    徴とする、長尺な高所建造物及びその周辺部材の保守点
    検作業方法。
  2. (2)作業者が乗る作業用足場と、作業用足場を高所建
    造物の側面にその長手方向に沿って移動自在に支持する
    支持機構と、作業用足場を移動操作する操作機構とを具
    備することを特徴とする、長尺な高所建造物及びその周
    辺部材の保守点検作業設備。
JP24363590A 1990-09-12 1990-09-12 長尺な高所建造物及びその周辺部材の保守点検作業方法並びにその設備 Expired - Lifetime JP2872374B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002242424A (ja) * 2001-02-21 2002-08-28 Toho Gas Co Ltd 球形タンクの旋回足場装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002242424A (ja) * 2001-02-21 2002-08-28 Toho Gas Co Ltd 球形タンクの旋回足場装置

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