JPH04121702A - カラーフィルタの形成方法 - Google Patents

カラーフィルタの形成方法

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JPH04121702A
JPH04121702A JP2241267A JP24126790A JPH04121702A JP H04121702 A JPH04121702 A JP H04121702A JP 2241267 A JP2241267 A JP 2241267A JP 24126790 A JP24126790 A JP 24126790A JP H04121702 A JPH04121702 A JP H04121702A
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Japan
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color filter
film
filter
substrate
color
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JP2241267A
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Masahiko Ikeno
池野 昌彦
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 この発明は、固体撮像装置あるいはオートホワイトバラ
ンスセンサなどの受光装置のカラーフィルタや液晶カラ
ーテレビ、TPT−LCD (薄膜トランジスター液晶
)デイスプレィなどの発光装置のカラーフィルタの形成
方法に関するものである。
[従来の技術] 従来、カラーフィルタの製造方法としては染色法、印刷
法、電着塗装法、干渉膜蒸着法、染料蒸着法、顔料膜写
真製版法などがあった。
これらの方法の中で、CCDイメージセンサなどの固体
撮像装置用カラーフィルタには、主として染色法が広く
用いられてきている。
ここでは、従来技術の代表例としてこの染色法を取り上
げ、以下に詳しく説明する。
第6図は、従来の固体撮像装置用カラーフィル夕、特に
オンチップ型カラーフィルタを持っCCDイメージセン
サの概略断面図である。第6図において、1はシリコン
などの基板、2はこの基板1上に形成されたフォトダイ
オード、3はこのフォトダイオード2で光入射により発
生した電荷を後述のCCD部へ読み出すためのゲート電
極、4はCCD部のベリラドチャネル、5はこのベリラ
ドチャネル4上に配置されたゲート電極であって、ベリ
ラドチャネル4と共にCCD部を構成する。また、6は
分離酸化膜であり、これらゲート電極3、ベリラドチャ
ネル4、ゲート電極5および分離酸化膜6の上部には絶
縁酸化膜7を介して^溌遮光膜8が形成されている。ま
た、そのさらに上部にはオンチップ型カラーフィルタ膜
10が積層されており、これは透明樹脂材料から成る下
地膜11、中間膜12、保護膜13と色分解のため着色
されたパターンとにより構成されている。この着色パタ
ーンとしては原色系のものと補色系のものがあるが、こ
の例ではシアンフィルタ21aとイエローフィルタ22
aの組合せから成る補色系のカラーフィルタが用いられ
ている。
以上のような構造の従来の固体撮像装置においては、^
炉遮光膜8は、受光領域であるフォトダイオード2の上
部のみが開口されており、この受光領域以外例えばベリ
ラドチャネル4および電極5などのCCD部への光入射
を防止し、不要電荷の発生を防いでいる。また、^炉道
光膜8の開口部へ入射した光は、アンフィルタ21aも
しくはイエローフィルタ22aあるいはこれらの積み重
ねによるグリーンフィルタ(図示せず)の有無に応じて
色分解され、フォトダイオード2へ入射し、入射光強度
に応じた信号電荷を発生している。
ここで、以上説明したようなオンチップ型カラフィルタ
膜10を用いた従来の固体撮像装置の製造方法について
若干の説明を行なう。
第7図(a)〜(f)は従来の製造方法の中でカラフィ
ルタ膜の形成工程を説明する概略断面図である。第7図
(a)はカラーフィルタ膜10が形成される前の状態を
示しており、よく知られているシリコン半導体プロセス
によりフォトダイオード2、ベリラドチャネル4、ゲー
ト電極3,5などが形成されている。カラーフィルタ膜
10の形成工程においては、まず第7図(a)に示した
ような基板1上に第7図(b)に示すようにアクリル系
樹脂などの透明材料を例えばスピン塗布法により塗布し
て下地膜11を形成する。この際、下地膜11自体が紫
外線などに対して感光性を持っていれば、ポンディング
パッドやダイシングラインくいずれも図示せず)などの
上に不要な下地膜11を写真製版法により除去する。続
いて、第7図(c)に示すように、着色パターンの母材
となる水溶性のゼラチンあるいはカゼインなどの天然分
子材料もしくはPVA(ポリビニルアルコール)などの
合成高分子材料に重クロム酸アンモニウム塩などの添加
により例えばネガ型の感光性を付与した材料を塗布し、
1色目のフィルタ膜21を形成する。このフィルタ膜2
1をマスク31を用いて紫外線により露光し、続いて現
像処理を施すことにより、第7図(d)に示すように、
光の当たった部分のみ即ちフォトダイオード2上にのみ
フィルタ膜21が残される。引き続き、これをシアン色
の染料で染色することにより第7図(e)に示すように
シアンフィルタ21 aが形成される。
この後、中間膜12および2色目のイエローフィルタ2
2aを第7図(b)〜(e)に示した工程と同様の工程
を繰り返して形成し、最後に保護膜13を下地膜11.
中間膜12と同様の方法で形成する。この際、ポンディ
ングパッドやダイシングライン(共に図示せず)などの
上の不要なこれらの膜は、膜自体が感光性を有する場合
には写真製版法により、また感光性を持たない場合には
、更にこれらの膜の上部にレジスト膜を形成し、これを
マスクとして酸素プラズマなどによりエツチングして除
去し、最後にレジスト膜を除去して第7図(f)に示す
カラーフィルタ1110を得ていた。
以上の例は、基板1上に形成された複数個の固体撮像素
子チップ上にカラーフィルタを形成する方法について述
べた6通常、基板としては約LoCm(4インチ)から
約20cm (8インチ)までの径のものが一般に用い
られているが、上述のような力ラーフィルタの各材料の
薄膜を基板1上に形成する方法として、はとんどの場合
、スピン塗布法が用いられている。
しかし、スピン塗布法では基板サイズが約25em(1
0インチ)を越えるような大型な物の場合には、その上
に均一なミクロンオーダー厚みのムラのないF!膜をそ
の全面にわたって形成するのが困難であり、この傾向は
基板サイズが大きくなればなる程顕著であり、また、円
形よりは矩形である場合の方が均一な膜を得るのが難し
かった。
このため、例えば液晶カラーデイスプレーなど大型の矩
形基板上にカラーフィルタを形成する場合には、ロール
コート法が用いられることもあったが、この方法も塗布
する膜厚の制御性がスピン塗布法に比べて悪く、かつ均
一な膜厚を得るの難しいという欠点を持っていた。
[発明が解決しようとする課題] 従来のカラーフィルタの染色法による形成方法では上述
したような塗布、B光、現像、染色などの工程を色数に
応じて何度も繰り返さなければならず、また工程が複雑
であり、コストもかさんでしまうといった問題点があっ
た。
また、液晶カラーデイスプレーなどの大型基板を用いる
場合には、上記の問題点に加え、基板サイズが大きくな
るにつれて基板上にカラーフィルタ材料の薄膜を均一な
膜厚でムラなく全面にわたって形成することが困難にな
るといった問題点があった。
この発明は、このような問題点を解決するためになされ
たもので、少ない工程数でカラーフィルタを形成でき、
製造コストを低減できるとともに、基板のサイズや形状
によらず、均一な膜厚を全面に形成できるカラーフィル
タの形成方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係るカラーフィルタの形成方法は、カラーフ
ィルタ材料の液滴を基板上あるいは素子上に吹き付けて
微細なカラーフィルタを形成するものである。
また、この発明に係るカラーフィルタの形成方法は、基
板上あるいは素子上にカラーフィルタ材料とは逆の親媒
性材料で堤をあらかじめ形成し、その堤の中にカラーフ
ィルタ材料の液滴を個別に注入してカラーフィルタを形
成するものである。
さらに、この発明に係るカラーフィルタの形成方法は、
基板上あるいは素子上にカラーフィルタ材料の液滴を吹
き付けてカラーフィルタを形成した後、その上部に保護
膜材料の液滴を吹き付けて保護膜を形成するものである
[作 用コ この発明においては、液滴状のカラーフィルタ材料が基
板上あるいは素子上の、カラーフィルタが形成されるべ
き位置に直接、個別に吹き付けられ、基板に衝突したカ
ラーフィルタ材料の液滴が変形し、カラーフィルタ膜を
形成する。
また、この発明では、基板あるいは素子上の、カラーフ
ィルタ膜が形成されるべき領域の周囲に形成されたカラ
ーフィルタ材料とは逆の親媒性を有する堤によりカラー
フィルタ材料の液滴が吹き付けられて衝突した際にカラ
ーフィルタ材料が隣接する画素などの部分へあふれ出す
のを防止する。
さらに、この発明では、上述のようにして形成されたカ
ラーフィルタ股上に、さらに保護膜材料の液滴が吹き付
けられ、これが衝突、変形して保護膜を形成する。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図(a)はこの発明によりカラーフィルタを形成す
る際に使用される、カラーフィルタ材料の液滴を吹き付
ける吐出ヘッドを示す概略断面図であり、そして第1図
(b)は第1図(a)中のA部を部分的に拡大した断面
図である。第1図において、符号1〜8は従来例で説明
したものと同一であるので、ここでは説明を省略する。
なお、カラーフィルタ膜を形成する対象としてシリコン
ウェハなどの基板1を例にとって説明するが、固体撮像
素子チップなどの素子であっても同様に形成できること
に注目されたい。
40は基板1または素子に対向しで配置された吐出ヘッ
ドであり、移動機構く図示しない)により基板1表面に
沿って2次元的に移動するとともに、その先端と基板1
の距離が調整される。基板1上には要素2〜8からなる
固体撮像装置が既に形成されている。41は吐出ヘッド
40のノズルでありこのノズル41からカラーフィルタ
材料の液滴が吐出される。ここではカラーフィルタ材料
としてレッドフィルタ溶液51の例を取り上げており、
このレッドフィルタ溶液51は吐出ヘッド40上部のイ
ンクだめ44内に収納されている。このインクだめ44
はインク室42につながっており、インク室42内はレ
ッドフィルタ溶液51で満たされている。なお、インク
室42は上述したノズル41にもつながっている。
インク室42の背部には電歪素子43が配置されており
、これらインク室42および電歪素子43の周囲をケー
ス45が取り囲んでいる。電歪素子43は引き出された
端子43a、43bに所定の電圧がパルス状で印加され
ることにより変形し、インク室42の容積を一時的に縮
小する。これによりインク室42内の圧力が上昇し、ノ
ズル41よりレッドフィルタ溶液51の微小な液滴51
aが吐出される。吐出されたレッドフィルタ液滴51a
は基板1上の所望の位置、ここではフォトダイオード2
上の位置に衝突し、変形してレッドフィルタ膜51bを
形成する。
以上のステップで1画素分のレッドフィルタ膜51bが
形成されるが、この後、吐出ヘッド40は所定量移動し
て次の画素上にレッドフィルタ液滴51aを吐出する。
次に、以上説明した方法により原色系のR(:B(レッ
ド、グリーン、ブルー)カラーフィルタを基板1上に形
成する例について説明する。
第2図(a)〜(cl)は、固体撮像装置が形成された
基板1上にカラーフィルタ膜を形成する一実施例を説明
するための概略断面図である。第2図(a)は従来の技
術の項で説明したのと同様に、要素2〜8からなる固体
撮像装置が形成された基板1もしくは素子を示す。フォ
トダイオード2上で^3戸遮光膜8は開口されており、
この部分が光の入射領域すなわち画素となっている。
第2図(b)に示すようにこの画素に対向して吐出ヘッ
ド40のノズル41が位置合せされ、先に説明したよう
に端子43a、43b間にパルス状の電圧が印加される
ことによりレッドフィルタ液滴51aが吐出され、^炉
遮光膜8は開口部に衝突、変形、1画素分のレッドフィ
ルタ膜51bが形成される。この後、図示したように矢
印の方向に吐出ヘッド40は3画素移動し、ここでまた
次のレッドフィルタ液滴51aが吐出され、レッドフィ
ルタ膜51bが形成される1以上の動作を必要分だけ繰
り返すと、基板1の画素上に第1色目のレッドフィルタ
膜51bが形成される。この後、必要に応じて適当な熱
処理を施すことによりレッドフィルタ膜51bの溶媒成
分を揮発させ、レッドフィルタ膜51bを安定させる。
続いて第2図(c)に示すように、第2のカラフィルタ
溶液であるグリーンフィルタ溶液52を充填した別の吐
出ヘッド40により上述した場合と同様にしてグリーン
フィルタ膜52bをレッドフィルタ膜51bに隣接した
画素上に順次形成していく。
その後、必要に応じて熱処理を施した後、ブルーフィル
タ溶液を充填したさらに別の吐出ヘッドにより、上述し
た工程を繰り返し第2図(d)に示すブルーフィルタ膜
53bが形成され、もってRCB 3色の原色カラーフ
ィルタが形成される。
以上の実施例の説明ではカラーフィルタの材料として特
に述べなかったが、従来の技術で説明したのと同様にゼ
ラチンなどの水溶性材料に染料を混合した親水性の材料
や、顔料粒子を高分子材料中に分散させて有機溶媒で溶
液状にした疎水性の材料など、いずれも利用可能である
例えば低粘度のカラーフィルタ材料を用いた場合を考え
ると、ノズル41からの吐出時の液滴の速度あるいは大
きさによっては、基板1の画素上に液滴が衝突した際に
、カラーフィルタ溶液が必要以上に拡がって隣接する画
素上にまで飛び込むことがあり得る。これを防止するた
め、この発明の他の実施例では、画素間の領域上にカラ
ーフィルタ材料とは逆の親媒性の材料で作られた堤を形
成し、画素部を囲うようにしておき、その堤内部の領域
にカラーフィルタ材料の液滴を吹き付けるようにした。
以上、第3図(a)〜(d)の概略断面図を用いてこの
発明の他の実施例を説明する。
第3図(a)では、第2図(a)に示した^i戸遮光膜
8上に疎水性の高分子材料からなる堤または囲い50が
フォトダイオード2の周囲に形成されている。このよう
な材料としては例えばPGM^(ポリグリシジルアクリ
レート)やPMM^(ポリメチルメタクリレ−)−)な
どの合成樹脂がある。このような疎水性材料から成る堤
50をあらかじめ写真製版技術やスクリーン印刷技術な
どを用いて形成しておき、第2図について説明したのと
同様に第3図(b)に示すように吐出ヘッド40よりヘ
ッドフィルタ液滴を吐出し、レッドフィルタ膜51bを
形成する。ここではレッドフィルタ溶液51は水溶性の
材料を想定している。1画素分のレッドフィルタ膜51
bを吐出形成した後、所定のピッチだけ吐出ヘッド40
を移動させ、所定量のレッドフィルタ膜51bを形成す
る。その後必要に応じて熱処理を施し、レッドフィルタ
膜51bを安定させる。
続いて第3図(e)に示すように上述の場合と同様に2
色目のグリーンフィルタ溶液52により、グリーンフィ
ルタ膜52bを形成する。その後、上述したのと同様の
工程を繰り返し、第3図(d)に示すようにレッド、グ
リーン、ブルーの原色系フィルタがそれぞれ堤50内に
収まった状態で形成される。
以上の実施例の説明では3色構成の原色系のカラーフィ
ルタの形成例を説明したが、イエロシアン、マゼンタ、
グリーンなどの色を用いた補色系のカラーフィルタの形
成にもこの発明の形成方法を適用できることは言うまで
もない。
また、上記実施例ではレッド、グリーン、ブルー順でカ
ラーフィルタを形成する例を説明したが、形成順序はこ
れに限られるものではなく、任意である。
次にこの発明の更に他の実施例について第4図(、)、
(b)および第5図(a)、(b)の概略断面図を用い
て説明する。
すでに第2図(a)〜(d)および第3図(a)〜(d
)について説明した方法で形成されたカラーフィルタ膜
はそれ自体機能的には問題はないが、カラーフィルタ膜
の材料によっては機能的強度が低い(傷がつきやすいな
ど)、外気と反応して変質するといった場合がある。そ
こでこういった弱い材料を用いた場合の対策として、カ
ラーフィルタ膜上に保護膜が必要になることがある。
第4図(a)および第5図(a)は構造的には堤50の
有無が違うだけであるので、以下では両者をまとめて説
明する。レッド、グリーン、ブルーの3色のカラーフィ
ルタ膜51b、52b、53bが形成された後に、両国
の(a)で示すように吐出ヘッド40より、先に説明し
たPGM^やPH8八などの透明樹脂材料から成る保護
膜溶液54の液滴54mを吹き付ける。カラーフィルタ
膜上に衝突した保護膜液滴54aは変形し、カラーフィ
ルタ膜上に保護膜54bを形成する。
各色のカラーフィルタ膜上にステップ・パイ・ステップ
保護膜54bを形成することにより、第4図(b)およ
び第5図(b)に示すようなカラーフィルタが形成され
る。
以上の実施例では基板としてはシリコンウェハを取り上
げ、その上に形成された固体撮像装置上にカラーフィル
タを形成する例を説明したが、この発明の形成方法は薄
膜トランジスター液晶(TFTLCD)デイスプレィや
STN方式の液晶デイスプレィなどの液晶デイスプレィ
装置のカラーフィルタの形成にも使用可能であることは
言うまでもないまた、実施例では基板に沿って吐出ヘッ
ド40を動かす例を示したが、逆に吐出ヘッドの位置を
固定し、基板の方を移動させるようにしてもよい。
また、保護膜を1画素ずつ形成する例を示したが、この
場合複数の画素上を一度におおうように大型の液滴を吐
出ヘッドのノズルより吐出し、広い領域上に保護膜を形
成するようにしてもよい。
また、基板はシリコンウェハに限られるものではなく、
ガラス基板1五英基板など他の基板であってもよい。
[発明の効果] 以上、詳しく説明したように、この発明は、カラーフィ
ルタの構成要素の個々の色毎にそれぞれの液滴を画素上
に吹き付けてカラーフィルタを形成するので、色分離の
ための中間膜を形成する必要がなく従って工程が簡略化
できかつコストも上らず、また基板のサイズや形状にも
制限されることなく均一なカラーフィルタを形成するこ
とができるという効果を奏する。
また、この発明は、画素を囲むようにカラーフィルタ材
料とは逆の親媒性の材料で堤を形成し、カラーフィルタ
の液滴を注入するようにしたので、カラーフィルタ材料
が隣接する画素へはみ出すことがなく、精度の高いカラ
ーフィルタが得られるという効果を奏する。
さらに、この発明は、カラーフィルタ膜上に保護膜を形
成するようにしたので、カラーフィルタの強度と安定性
を高めることができという効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によりカラーフィルタを形成する際に
使用される吐出ヘッドを示す概略断面図、第2図はこの
発明の一実施例によるカラーフィルタの形成方法を説明
する概略断面図、第3図はこの発明の他の実施例による
カラーフィルタの形成方法を説明する概略断面図、第4
図および第5図はこの発明の更に他の実施例によるカラ
ーフィルタの形成方法を説明する概略断面図、第6図は
従来のカラーフィルタを持つCCDイメージセンサを示
す断面図、第7図は従来のカラーフィルタの形成方法を
工程順に説明する概略断面図である。 図において、1は基板、2はフォトダイオード、50は
堤、51aはレッドフィルタ溶液、51bはレッドフィ
ルタ膜、52bはグリーンフィルタ膜、53bはブルー
フィルタ膜、54aは保M膜液滴、54bは保護膜であ
る。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 代  理  人     曾  我  道  照菓 図((3) 5jこ し・ノドフィルタシ史)肖 第2図((3) 7′r2図(b) 5T。 し・ソドフィルタ族 l 第2図fc) 42図(d) 舅 図((3) 50:jL オシ図(1)) 第3図(C) (d) 第4図((3) カ40(b) 第5図to+ 5Ii 7r−5印(j)) ゛) 第 図 第7図(○) 7T7図 (C) 第7図Fd1 7V7図(e) 内−70(f) 手 続 補 正 書 1゜ 事件の表示 平成2年特許願第241267号 住 所   東京都千代田区丸の内二丁目2番3号名 
称(601)三菱電機株式会社 代表者 志岐守哉 4゜ 代 理 人 住 所 東京都千代田区丸の内3丁目1番1号 国際ビルディング8階 補正の対象 (1)明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 (1)  明細書中の下記の箇所における’ A f 
Z光膜8Jの記載を「遮光膜8」と補正する。 第3頁  第12行 第4頁  第3行、第7行 第12頁 第17行〜第18行 第15頁 第4行〜第5行 (2)  明細書第5頁第12の[アンフィルタJの記
載を「シアンフィルタコと補正する。 (3)  明細書第5頁第9行の「などの上に不要なJ
の記載を「などの上の不要な」と補正する。 (4)明細書第5頁第12行の「天然分子材f’l J
の記載を「天然高分子材料」と補正する。 (5)  明細書第7頁第6行の「ミクロンオーダー厚
み」の記載を「ミクロンオーダーの厚み」と補正する。 (6)  明細書第7頁第9行の「円形」の記載の前へ
「π板1の形状が」を挿入する。 (7)  明11jI書第13頁第4行の「A濾遮光膜
8は開口部」の記載を「遮光膜8の開口部」と補正する
。 (8)  明細書第13頁第7行の「3画素移動し、」
の記載を「例えば3画素分の距離を移動し、」と補正す
る。 <9)  明細書第15頁第13行〜第14行の「ヘッ
ドフィルタ液滴」の記載を 「レッドフィルタ液滴」と
補正する。 (1(3)明細書第15頁第18行の「所定量Jの記載
を「所定数」と補正する。 (11)明細書第17頁第3行の「機能的強度」の記載
を「機械的強度」と補正する。 (12)明細書第17頁第17行〜第18行の「ステッ
プ・パイ・ステップ」の記載を「順次Jと補正する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カラーフィルタが形成されるべき基板あるいは素
    子にカラーフィルタ材料の液滴を吹き付ける工程を含む
    ことを特徴とするカラーフィルタの形成方法。
  2. (2)カラーフィルタが形成されるべき基板あるいは素
    子上の、前記カラーフィルタの各構成要素が配置される
    べき各位置を囲みかつカラーフィルタ材料とは逆の親媒
    性を有する材料で作られた堤を形成しておく工程と、前
    記堤内に前記カラーフィルタ材料の液滴を個別に注入す
    ることにより前記カラーフィルタの各構成要素を形成す
    る工程とを含むことを特徴とするカラーフィルタの形成
    方法。
  3. (3)カラーフィルタが形成されるべき基板あるいは素
    子上にカラーフィルタ材料の液滴を吹き付けてカラーフ
    ィルタパターンを形成する工程と、その後、前記カラー
    フィルタパターン上に保護膜材料の液滴を個別に或は同
    時に吹き付けて保護膜を形成する工程とを含むことを特
    徴とするカラーフィルタの形成方法。
JP2241267A 1990-09-13 1990-09-13 カラーフィルタの形成方法 Pending JPH04121702A (ja)

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