JPH04121636A - 管路の探査装置 - Google Patents

管路の探査装置

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JPH04121636A
JPH04121636A JP24125390A JP24125390A JPH04121636A JP H04121636 A JPH04121636 A JP H04121636A JP 24125390 A JP24125390 A JP 24125390A JP 24125390 A JP24125390 A JP 24125390A JP H04121636 A JPH04121636 A JP H04121636A
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television camera
trolley
pipe
exploration
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Masahiro Ito
伊東 正宏
Shigeru Matsumori
松森 茂
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は新たに敷設された管路と敷設計画線との対比或
いは使用中の管路の屈曲検査及び内面検査等を実施する
ための管路の探査装置に関するものである。
〈従来の技術〉 現在、地中には多くの上水道管、下水道管等の管路が敷
設されている。これ等の管路を敷設する際の工法として
開削工法、推進工法等がある。
前記開削工法は地面を開削して溝を形成し、この溝にヒ
ユーム管等の管を直列に配列して管路を構成するもので
ある。この工法によって敷設された管路の水平方向の曲
がり及び垂直方向の曲がり(不陸)は外部から検査する
ことが可能であり、且つ敷設された管路に曲がりが住じ
ている場合にこの曲がりを修正することが可能である。
前記推進工法は掘進機によって地中を掘進しつつ、この
掘進機の後方からヒユーム管を順次接続して管路を敷設
するものである。この工法によって敷設された管路の水
平方向の曲がり、不陸は外部から検査することが出来な
い。また敷設後長期間を経過した管路には地盤の不等性
下等による不陸の発生、管の破損による流通障害、相銀
の侵入による流通障害等の障害が発生することがある。
特に下水道用の管路は下水の自然流下が原則とされるた
め、管路に不陸が発生すると、該部分に下水が滞留して
種々の不都合を生ずることとなる。
このため、管路の一方の開口部から該管路の計画線に沿
ってレーザー光を照射すると共に、管路の中心と一致し
たクーデ・ノドとこのクーデ・ノドを撮影するためのテ
レビカメラを装備した検査用台車を管路内に配設し、こ
の台車を移動させてターゲットの中心とレーザースポッ
トとのズレ量と方向を測定して管路の水平方向に対する
曲がり、及び垂直方向に対する曲がり等の屈曲検査を実
施している。
前記検査を実施するための検査装置は、管路内に配設さ
れ該管路内を自走或いは牽引されて移動する台車、台車
に装備されたテレビカメラのモニター、VTR等によっ
て構成されている。そして台車の移動量を消長器によっ
て測定しつつ、オペレーターが所定の検査位置に於ける
ターゲット中心とレーザースポットとのズレ量、方向を
測定して管路の屈曲量を測定すると共に、画像情報をV
TRに連続記録し得るように構成してでいる。
また下水道管では流通する下水による管路内壁の腐食等
が発生する虞もある。このため、管の内壁や管路内を撮
影するためのテレビカメラを装備した探査用台車を有す
る探査装置を用いて管路内を探査している。
前記探査装置は、管路内に配設され該管路内を自走或い
は牽引されて移動する台車、台車に設けられテレビカメ
ラを管路の円周方向に回動させると共に管軸方向に首振
りさせる駆動装置、テレビカメラのモニター、VTR等
によって構成されている。そしてオペレーターがモニタ
ー画面を監視しつつ、管の内壁を確認して台車の移動量
に対応した障害の発生位置を記録すると共に、画像をV
TRに記録させるように構成している。
敷設された管路の屈曲を検査する装置と管路内を探査す
る装置は異なる装置として構成されるのが一触であるが
、最近では探査装置の台車に傾斜計を装備して管路の探
査と不陸検査とを同時に実施し得る装置も提供されてい
る。
〈発明が解決しようとした課題〉 上記の如く、管路の屈曲を検査するための検査作業と管
路内の状況を探査するための探査作業とでは作業内容が
異なるため、夫々の目的に応じて構成された台車及び監
視装置を用いて検査作業及び探査作業を別個に実施して
いる。このため、管路の検査作業及び探査作業を連続し
て行う場合、検査装置と探査装置を用いてこれ等の作業
を行うこととなる。従って、装置を全く変更することが
必要であり作業コストの上昇要因となっている。
また管路の探査と同時に不陸検査を実施し得る装置を用
いることによって、台車を一度移動させることで管路内
の探査と不陸検査を実施し得るが管路の水平方向の曲が
りについては検査することが出来ず、検査としては不十
分である。
本発明の目的は台車に搭載されるユニットを交換するこ
とによって同一の制御部によって管路の検査と探査とを
実施すると共に、検査結果を集積して出力し得るように
構成した管路の探査装置を提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するために本発明に係る管路の探査装置
は、レーザー光を照射されるターゲット及び該ターゲッ
トを撮影するためのテレビカメラを装備した検査ユニッ
ト又は管路の内部を撮影するだめのテレビカメラを装備
した探査ユニットを選択的に搭載して管路内を移動する
台車と、前記台車の移動距離を計測するだめの計測手段
と、ターゲットを撮影したテレビカメラの画像からレー
ザー光の座標データを演算処理するための画像処理手段
と、管路の内部を撮影したテレビカメラの画像を映写す
る画面と、前記画面に文字入力すると共に操作情報を入
力するための入力手段と、前記画面を記録するためのビ
デオ記録手段と、前記ビデオ記録手段に記録された情報
を出力するためのビデオプリンターと、前記画像処理手
段によって演算した座標データを予め記憶された処理プ
ログラムに従って処理すると共に処理情報を記憶するた
めの制御手段と、前記制御手段に記憶された情報を出力
するためのプロッターとを有して構成されるものである
〈作用〉 上記手段によれば、管路の屈曲検査を実施する際には、
管路の計画線に沿ってレーザー光を照射すると共に、レ
ーザー光を照射されるターゲットとこのターゲットを撮
影するテレビカメラを装備した検査ユニットを搭載した
台車を管路内に配設して移動させることで、該検査を実
施することが出来る。また管路の内部を探査する際には
、管路内を撮影するテレビカメラを装備した探査ユニッ
トを搭載した台車を管路内に配設して移動させることで
、該探査を実施することが出来る。従って、同一の制御
部を用い、且つ台車に装備するテレビカメラの機能を変
更することで管路の検査、探査を実施することが出来る
即ち、台車にレーザー光を照射されるターゲット及びこ
のターゲットを撮影するテレビカメラを装備した検査ユ
ニットを搭載した場合、テレビカメラによって撮影した
画像データを画像処理手段に入力することによって、タ
ーゲットの中心に対するレーザースポットの偏位をX−
Y直交座標系の座標データに変換し、この座標データ及
び計測手段によって計測した台車の移動量のデータを制
御手段に入力することによって、制御手段では台車の移
動に伴って管路の位置に応じた曲がり量不陸量を演算し
て記憶部に記憶することが出来る。
そして前記検査結果を表示する場合には、制御手段に記
憶した情報を読み出し、プロッターによって検査した管
路の曲がり量、不陸量を出力することが出来る。
また台車に管路の内部を撮影するテレビカメラを装備し
た探査ユニットを搭載した場合、テレビカメラによって
撮影した画像データ及び計測手段によって計測した台車
の移動量のデータを制御部に入力することによって、モ
ニター画面に管路の位置データと内部の画像を映写する
と共にこの画像をVTRによって記録することが出来る
。また文字入力してこの情報を画像に重畳させる場合は
、入力手段の操作によって所望の文字情報を入力すると
共に該情報を画面の所定位置に重畳させることが出来る
。そして画像を出力する際にはプリンターを操作して該
プリンターによって固定像として出力することが出来る
〈実施例〉 以下上記手段を適用した探査装置の一実施例について図
を用いて説明する。
第1図(司、 (b)は探査装置の説明図、第2図は探
査装置のブロック説明図、第3図(a)、 (b)及び
第4図は台車の説明図、第5図(a)〜(C)は管路の
曲がり量、不陸量の記録図である。
本発明に係る管路の探査装置は、新設管路或いは既設管
路等の管路A内に、管路の屈曲検査を行うためのターゲ
ット及びテレビカメラを装備した検査ユニット2、又は
管路内部を映写するためのテレビカメラを装備した探査
ユニット3を選択的に搭載した台車1を配設し、この台
車1を移動させることによって、敷設された管路の屈曲
検査、又は管路内部に於ける管の破…5樹根の侵入等の
探査を実施するものである。
先ず、台車1及びこの台車1に搭載される検査ユニット
2.探査ユニット3の構成について第3図(a)、 (
b)及び第4図を用いて説明する。
図に於いて、台車lは水密性を持った筐体1aを有する
自走式台車として構成されている。筐体1aには複数の
車輪1bが回転可能に装着されており、この車輪1bを
筐体1aに内装された正逆転モーター、減速装置、クラ
ッチ等からなる駆動装置1cによって駆動し得るよう構
成されている。
筐体1aの上面に後述する検査ユニット2或いは探査ユ
ニット3を搭載するための座1d、及び各ユニ7)2.
3を取り付けるための取付片1eが設けられている。ま
た筺体1aの所定位置には2つのコネクタ1(,1gが
設けられている。コネクタ1fは地上に設置された制御
盤Cと台車lを電気的に接続するためのものであり、コ
ネクタIgは台車1と検査ユニット2.探査ユニット3
を電気的に接続するためのものである。
従って、駆動装置1cを駆動することで、台車lを前進
或いは後進させることが可能である。
検査ユニット2は管路の屈曲検査を行うためのユニット
であって、第3図(a)に示すように水密性を有する筐
体2aの端部にターゲット4が設けられられており、ま
た筐体2aの内部にターゲット4を撮影するためのテレ
ビカメラ5が設けられている。そして第1図(a)に示
すように、管路Aに配設されたレーザー光6をターゲッ
ト4に照射してレーザースポント6aを形成し、このタ
ーゲソ1−4をテレビカメラ5によって撮影した画像情
報を制御部Bに於いて解析することでレーザー光6に対
する管路Aの曲がり量及び不陸量を測定して屈曲検査を
実施し得るように構成されている。
筐体2aは台車lの座ld上に搭載され、該筐体2aの
両側に設けた固着片2bと台車lに設けた取付片1eと
を介して台車1に固着される。
テレビカメラ5としてはCCDカメラを用いている。ま
たテレビカメラ5はヘースプレート5aに固着されてお
り、このヘースプレート5aは筐体2aの内部に設けた
ブラケット2cに回動可能に装着されている。従って、
台車lが管路A内を直進移動中に該管路Aの周方向に回
動移動を行った場合であっても、テレビカメラ5は常に
水平状態を維持し得るように構成されている。
ターゲット4は第3図(b)に示すように、縦、横に複
数の線が刻設された半透明板によって構成されている。
そして管路Aの屈曲検査に際しては、ターゲット4の中
心0が常に管路Aの中心と一致し得るように構成されて
いる。
筺体2aの所定位置にはコネクタ2dが設けられている
。このコネクタ2dは台車lに設けたコネクタ1gを介
して制御盤Cとテレビカメラ5を電気的に接続するため
のものである。
筐体2aの両側面であってテレビカメラ5の中心と一致
した位置には、管路Aの内壁と接触して回転するローラ
2eが設けられている。このローラ2eのローラトップ
の距離は管路Aの内径と等しい寸法を有しており、従っ
て、検査ユニット2を台車1に搭載して管路A内を移動
させた場合、ターゲット4.テレビカメラ5を常に管路
Aの中心と一致させることが可能となる。
探査ユニット3は管路Aの内部を撮影して該管路への状
況を探査するものであって、第4図に示すように筐体3
aの端部から突設された回転フレーム3b、この回転フ
レーム3bに設けられた回動フレーム3c、更に回動フ
レーム3cに設けられたテレビカメラ7及び複数のラン
プ8等によって構成されている。
筐体3aは台車1の座1dに搭載され、筐体3aの両側
に設けられた固着片3d及び台車1の取付片1eを介し
て台車1に固着される。
筺体3aの内部にモーター、トルクリミッタ−減速装置
等からなる回転駆動装置3eが設けられており、この回
転駆動装置3eを駆動することによって回転フレーム3
b及び回動フレーム3cを管路Aの円周方向に回転させ
るように構成している。また回転フレーム3bの内部に
モーター トルクリミッタ−からなる回動駆動袋f3f
が設けられており、この回動駆動装置3rを駆動するこ
とによって回動フレーム3cを管路Aの半径方向に回動
し得るように構成している。従って、回転駆動装置3e
及び回動駆動装置3fを駆動することによって、CCD
カメラからなるテレビカメラ7を管路Aの円周方向及び
半径方向に回転させることが可能である。
筐体3aの所定位置にはコネクタ3gが設けられている
。このコネクタ3gは台車1に設けたコネクタ1gを介
して制御盤Cとテレビカメラ7各駆動装置3e、3fと
を電気的に接続するためのものである。
上記の如く構成された検査ユニット2.探査ユニット3
は夫々台車lの座!dに装着することが可能である。ま
た各ユニット2.3はコネクタ2d、3gと台車1のコ
ネクタIgを介して制御盤Cと電気的に接続することが
可能である。従って、台車lに検査ユニット2又は探査
ユニット3を選択して搭載することによって、管路Aの
屈曲検査又は内部探査を実施することが可能となる。
次に、本発明に係る探査装置の構成を第1図(a)。
(b)及び第2図を用いて説明する。
第1図(a)、 (t)lは管路Aの屈曲検査、内部探
査を実施する際の配置図である。管路Aに対する屈曲検
査及び内部探査は、咳管路に設置されたマンホール10
a、IObの区間を一単位として実施される。
予めマンホール10a、10bに於ける管路Aの深さ、
及び水平距離が計測され、これにより、マンボールJO
a、10・5間に於ける管路Aの勾配が予め算出されて
いる。
検査ユニット2又は探査ユニット3を搭載した台車1は
管路A内に配設され、該台車lと制?11盤Cとがケー
ブル11によって電気的に接続されている。ケーブルI
Iはスリップリングを有するケーブルドラム12に巻き
取られている。またケーブル11はケーブルドラム12
に設けたロータリーエンコーダ13と接触している。そ
して台車1の管路A内に於ける移動に伴ってケーブル1
1がケーブルドラム12から引き出され、この引出し量
をロータリーエンコーダ13によって検出することで、
管路Aに於ける台車1の位置を測定し得るように構成し
ている。
地上には台車1に搭載されたテレビカメラ5゜7を制御
すると共にこのテレビカメラ5.7によって撮影された
画像を処理するために第2図に示すように構成された制
御a装置Bを収容した制御盤Cが配置される。
制御装置Bは台車lの駆動制御及び探査ユニット3に於
ける回転駆動袋[3e、回動駆動装置3fを制御するた
めの駆動制御部B+と、テレビカメラ5.7によって撮
影された画像情報を処理するための処理制御部B2とに
よって構成されている。
駆動制御部B、は台車1の前後進を制御するためのスイ
ッチ1回動駆動装置3eの駆動を制御するためのスイッ
チ、回動駆動装置3fの駆動を制御するためのスイッチ
等のスイッチによって構成されたスイッチ機構21によ
って構成されており、これ等のスイッチを選択的に操作
することによって台車lを前進或いは後進させ、且つ台
車1に探査ユニット3を装備した場合にはテレビカメラ
7の管路Aに対する円周方向の回転と半径方向に対する
回動を行わせることが可能である。
処理制御部B2は、演算部としてのCPU22a。
予め所定のプログラムが書き込まれたROM22b。
演算部に対する処理情報を一次記憶するRAM22Cか
らなる制御手段22、フロッピーディスク等の外部記憶
装置23、インターフェース24、文字情報を入力する
と共に操作情報を入力するための入力手段となるキーボ
ード25及びマウス26、管路Aに対する検査結果を出
力するためのプロッター27、テレビカメラ5によって
撮影したターゲット4の画像から該ターゲット4に形成
されたレーザースボyトロaの位置をX−Y直交座標系
の座標データに変換するための画像処理装置28、テレ
ビカメラ5によって撮影したターゲット4の画像を映写
するモニター28a1テレビカメラ7によって撮影した
管路A内の画像を映写するモニター29、モニター29
と接続された記録手段となるVTR30、VTR30と
接続されたビデオプリンター31とによって構成されて
いる。
次に上記の如(構成された探査装置を用いて管路Aの屈
曲検査を実施する際の操作手順、及び管路Aの内部探査
を実施する際の操作手順について説明する。
第1図(a)は管路Aの屈曲検査を実施する際の説明図
である。
図に示すように、一方のマンホール10aにレーザー光
6を出射するためのレーザー発振器6bが設けられてお
り、このレーザー発振器6bの俯角は管路Aの勾配と等
しく設定されている。従って、レーザー光6はマンホー
ル10a、fob間に於ける管路Aの基準線となるもの
である。
検査ユニット2を搭載した台車lがターゲット4の中心
を管路Aの中心と一致させた状態でマンホール10b側
から管路A内に配設されており、また台車1と制御部B
とはケーブル11によって接続されている。
台車1が管路Aに於けるマンホール10b側の端部にあ
るとき、処理制御部B2によってテレビカメラ5による
ターゲット4の撮影を開始させると共に管路原点を入力
すると、画像処理装置28ではこのときのターゲット4
に於けるレーザースポット6aの位置を原点0として記
憶し同時に座標データ(0,0)を出力し、モニター2
8aには距離データ(0)が表示されて、各データが制
御手段22に記憶される。
駆動制御部B1を繰作して台車lをマンホール10a側
に向かって移動させると、台車1の移動に伴ってケーブ
ル11が引き出されてロータリーエンコーダ13を回転
させ、該エンコ一ダ13のカウント信号が制御手段22
に伝達される。この信号は制御手段22に於いて距離デ
ータに変換されてモニター28aに表示される。また管
路へに水平方向の曲がり不陸が発生している場合、ター
ゲット4が管BAの中心と一致していることからターゲ
ット4に於けるレーザー発振器)6aの位置が変化し、
この画像情報が連続的に画像処理装置28に伝達される
そして画像処理装置28では原点0に対するレーザー発
振器)6aの位置を検出して座標データを演算し、この
座標データを制御手段22に伝送する。
制御手段22では管路Aに於ける台車1の位置データと
該位置に於ける座標データを一致させて記憶する。前記
操作をマンホール10b側からマンホール10a側に連
続して実施することによって、管路Aの屈曲検査を行う
ことが可能である。
尚、管路Aの屈曲検査を実施する場合、画像処理装置2
8によるレーザースポット6aの測定は一定の時間を於
いて行っても良く、またキーボード25の操作によって
任意に行っても良い。何れにしてもモニター28aに表
示される管路Aに於ける台車lの距離情報は連続的に表
示されることが必要である。
上記の如くして管路Aに対する屈曲検査を実施した後、
キーボード25の操作により検査結果表示指令を入力す
ることによって、制御手段22に記憶されている管路A
の位置に応じたレーザースポット6aの座標データを読
み出してプロッター27によって、第5図(a)に示す
変位図、同図(b)に示す不陸図、同図(C)に示す見
通図を出力することが可能である。
次に、第1図(b)は管路Aの内部探査を実施する場合
の説明図である。
管路Aの内部を探査するための探査ユニット3を搭載し
た台車1が管路A内に配設されている。
台車lL!:ff1IIII装置Bとはケーブル11に
よって接続されている。
台車1が管路Aに於けるマンホール10a側或いは10
b側の端部にあるとき、テレビカメラ7による管IBA
内部の撮影を開始させると共に探査原点を入力すると、
モニター29には距離データ(0)が表示される。そし
てVTR30を作動させるとモニター29の画像情報が
記録される。
駆動制御部B、を操作して台車1を移動させると、該台
車1の移動に伴ってケーブル11が引き出されてロータ
リーエンコーダ13を回転させてカウント信号を制御手
段22に伝送し、モニター29に管路Aに於ける台車1
の移動距離データを連続的に表示する。同時にテレビカ
メラ7の画像情報がモニター29に映写されてVTR3
0に記録される。
管路A内を移動するテレビカメラ7によって、例えば管
路Aに発生したクラックを撮影した場合、駆動制jn部
B1を操作して台車1を停止させると共に回転駆動装置
3e、回動駆動装置3fを繰作してテレビカメラ7をク
ランクに対向させる。そしてオペレーターがこのクラッ
クの寸法を測定し、キーボード25を操作して必要な文
字情報をモニター29に重畳させると共に、例えば矢印
等の注意記号をマウス26によってモニター29に重畳
させる。
モニター29に重畳された文字情報及び注意記号等はV
TR30に記録される。
またキーボード25を操作して予め複数の文字情報、例
えば「クラックJ+  r相銀j等の情報をモニター2
9の一部に表示して置き、前記の如く、管路Aのクラッ
クを撮影した場合には、マウス26によってrクランク
1情報を選択して画面上の所定位置に重畳させることも
可能である。
前記操作を管路Aの全長にわたって実施することで、管
路Aの内部を探査することが可能である。
またVTR30に接続されたビデオプリンター31を操
作することによって、VTR30に記録された管路Aに
於けるクランクの形状1寸法等を出力することが可能で
ある。
〈発明の効果〉 以上詳細に説明したように本発明に係る探査装置によれ
ば、管路の屈曲検査を実施する場合には、検査ユニット
を搭載した台車を管路内に配設し、この台車を移動させ
ることで、該検査を実施することが出来、また管路の内
部探査を実施する場合には、前記屈曲検査と同一の制御
装置を用いて、探査ユニットを搭載した台車を管路内に
配設すると共にこの台車を移動させることで、該探査を
実施することが出来る。
従って、検査ユニット又は探査ユニットを選択して台車
に搭載することによって、同一の制御装置を用いて同一
の管路に対する屈曲検査と内部探査を実施することが出
来、また作業の段取りを変更すること無く連続した作業
を実施することが出来る。このため、作業コストを低減
することが出来る。
また検査ユニットを構成するテレビカメラによって撮影
された画像を制御装置に於いて画像処理することで管路
の屈曲状態を測定すると共に、この屈曲状態をプロッタ
ーによって出力することで、容易に管路の屈曲検査を実
施することが出来る。
また探査ユニットを構成するテレビカメラによって撮影
された管路内の画像及びキーボードによって入力した文
字情報をVTR等に記録し、この記録情報をビデオプリ
ンターによって出力することで、容易に管路の内部探査
を実施することが出来る。またモニター西面に入力され
た複数の文字列情報をマウスによって選択すると共に該
情報を画面の所定位置に重畳させることで、従来のキー
ボードの矢印キーの操作により文字情報の位置確定操作
に比較してオペレーターの作業負担を著しく軽減するこ
とが出来る等の特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、[有])は探査装置の説明図、第2図は
探査装置のブロック説明図、第3図(a)、 (b)及
び第4図は台車の説明図、第5図(a)〜(C)は管路
の曲がり量、不陸量の記録図である。 Aは管路、Bは制御装置、B、は駆動制御部、B。 は処理制御部、Cは制御盤、1は台車、1bは車輪、l
cは駆動装置、1cは取付片、If、Igはコネクタ、
2は検査ユニット、2bは固着片、2cはブラケット、
2dはコネクタ、2eはローラ、3は探査ユニット、3
bは回転フレーム、3Cは回動フレーム、3dは固着片
、3eは回転駆動装置、3fは回動駆動装置、3gはコ
ネクタ、4はターゲット、5.7はテレビカメラ、6は
レーザー光、6aはレーザースポット、6bはレーザー
発振器、8はランプ、11はケーブル、12はケーブル
ドラム、13はロータリーエンコータ、21はスイッチ
機構、22は制御手段、22aはCPLI、22bはR
OM、22cはRAM、23は外部記憶装置、24はイ
ンターフェース、25はキーボード、26はマウス、2
7はプロッター、28は画像処理装置、28a。 29はモニター、30はVTR,31はビデオプリンタ
ーである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)レーザー光を照射されるターゲット及び該ターゲ
    ットを撮影するためのテレビカメラを装備した検査ユニ
    ット又は管路の内部を撮影するためのテレビカメラを装
    備した探査ユニットを選択的に搭載して管路内を移動す
    る台車と、前記台車の移動距離を計測するための計測手
    段と、ターゲットを撮影したテレビカメラの画像からレ
    ーザー光の座標データを演算処理するための画像処理手
    段と、管路の内部を撮影したテレビカメラの画像を映写
    する画面と、前記画面に文字入力すると共に操作情報を
    入力するための入力手段と、前記画面を記録するための
    ビデオ記録手段と、前記ビデオ記録手段に記録された情
    報を出力するためのビデオプリンターと、前記画像処理
    手段によって演算した座標データを予め記憶された処理
    プログラムに従って処理すると共に処理情報を記憶する
    ための制御手段と、前記制御手段に記憶された情報を出
    力するためのプロッターとを有することを特徴とした管
    路の探査装置。
  2. (2)前記入力手段をキーボードとマウスによって構成
    し、管路の内部を撮影したテレビカメラの画像を映写す
    る画面にキーボードによって複数の文字列情報を入力し
    、マウスによって前記複数の文字列情報から所定の情報
    を選択すると共に、選択した情報を画面の所定位置に重
    畳させるように構成したことを特徴とした請求項(1)
    記載の管路の探査装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH085521A (ja) * 1994-06-16 1996-01-12 East Japan Railway Co 巡回検査装置及び巡回検査のための表示方法
KR100435056B1 (ko) * 2002-01-30 2004-06-09 김기진 자석을 이용한 접점스위치 장치
CN107355685A (zh) * 2017-09-08 2017-11-17 中冶建筑研究总院有限公司 一种精确确定地下管线内部缺陷位置的装置

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