JPH04119323A - 液晶プロジェクター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分骨コ この発明は、光源からの光を液晶パネルに照射すると共
に、入力された映像信号によって液晶パネルを駆動し、
射出された画像光をスクリーン上に拡大投写する液晶プ
ロジェクタ−に関する。

［従来の技術］ 液晶プロジェクタ−における光学系では、ダイクロイ・
ツクミラーで色分解および色合成を行うタイプのものと
、グイクロイックプリズムで色合成を行う前面投射型対
応タイプのものと、反射型液晶パネルを使って３本の投
写レンズで投写しスクリーン上で色合成する背面投射型
対応タイプのものがある。

そして、何れのタイプの液晶プロジェクタ−でも、光源
からの光を液晶パネル照射すると共に、入力された映像
信号によって液晶を駆動し、液晶パネルから射出された
画像光を投射レンズによってスクリーン上に拡大投写し
ていた。

［発明が解決しようとする課題コ 液晶プロジェクタ−においては、外光の影響を抑えてハ
イコントラストの画面を得るために専用の偏光スクリー
ンが一般に使用されている。

しかしながら、外光の少ない暗い部屋や比較的小さな画
面の場合には、液晶パネルの射出側に入射側の偏光フィ
ルタと直交関係にある偏光フィル夕を配することにより
普通のスクリーンでも鑑賞が可能である。

この発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、外光の
少ない暗い部屋や比較的小さな画面の場合には、普通の
スクリーンでも鑑賞することができると共に、比較的明
るく外光の影響のある場合に偏光スクリーンで鑑賞する
ことができる液晶プロジェクタ−の提供を目的とする。

［課題を解決するための手段］ 上述の課題を解決するため、この発明においては、液晶
パネルに光源からの光を透過させ、映像光として投写レ
ンズに射出し、投写レンズで拡大してスクリーンに投映
する液晶プロジェクタ−において、 液晶パネルの入射側および射出側に直交関係にある偏光
フィルタを配設すると共に、射出側の偏光フィルタを光
路に対し出入自在としたことを特徴とするものである。

［作　用］ 偏光フィルタ９付のスクリーン１０で映像を鑑賞する場
合には、第１１２１で示すように射出側の偏光フィルタ
５を光路から外して投写する。

また、外光の影響の少ない暗い部屋等で普通のスクリー
ン１０″ＣＨ像を鑑賞する場合には、第３図で示すよう
に射出側の偏光フィルタ５を光路中に進出させて投写す
る。

［実　　施　　例コ 続いて、この発明に係る液晶プロジェクタ−の実施の２
例について、第１図以下を参照して詳細に説明する。

第１図は、この発明に係る液晶プロジェクタ−Ｐの実施
第１例を示す概略構成図である。

この第１図において、液晶プロジェクタ−Ｐは。

投写機本体１に内蔵された光源２および偏光フィルタ３
、液晶パネル４、偏光フィルタ５と、投写機本体１の前
面に配設された投写レンズ６と、映像信号処理回路７お
よび液晶駆動回路８と、前面に偏光フィルタ９を配した
偏光スクリーン１０とから構成される。

光源２としては１例えば高圧水銀灯を改良したメタルハ
ライド・ランプが使用される。

入射側の偏光フィルタ３は、光源２から射出された光を
一方向に偏光させて液晶パネル４に射出する。

液晶パネル４は、第２図で示すように入射側ガラス基板
４２と射出側ガラス基板４３との間に液晶分子４１を封
止したものである。

射出側の偏光フィルタ５は、入射側の偏光フィルタ３と
直交関係にある偏光フィルタで、実施第１例においては
、偏光フィルタ９付のスクリーン１０を使用するので光
路から外されている。

投写レンズ６は、液晶パネル４から射出された映像光を
拡大して偏光フィルタ９付のスクリーン１０に投写する
。

映像信号処理回路７は、入力した映像信号Ａを所用の信
号形態に処理する。

液晶駆動回路８は、映像処理信号回路７からの入力信号
によって、液晶パネル４の液晶分子４１を駆動させる。

偏光フィルタ９は、偏光フィルタ５と同じく、入射側の
偏光フィルタ３と直交関係にある偏光フィルタで、スク
リーン１０と合体して偏光スクリーンを構成する。

そこで、映像信号処理回路７に映像信号Ａが入力される
と、その映像信号処理回路７によって所用の信号形態に
処理された後に、液晶駆動回路８に出力される。

そして、上記液晶駆動回路８によって液晶パネル４の液
晶分子４１が駆動され、映像信号Ａの内容により入射光
の偏光角を変えることができる。

一方、メタルハライド・ランプ等の光源２から発せられ
た光は、入射側の偏光フィルタ３により一方向の偏光の
光だけが通り、液晶分子４１で映像内容により偏光角が
変えられ、その後、投写レンズ６によってスクリーン１
０に拡大投写されることになる。

スクリーン１０に投写された光は、偏光フィルタ３と直
交関係にある偏光フィルタ９を通り、スクリーン１０で
反射され、再度偏光フィルタ９を通り放出される。

上記の液晶パネル４は、第２図で示すように、入射側ガ
ラス基板４２と射出側ガラス基板４３の間に液晶分子４
１が封止され、無電界時には、第２図（ａ）で示すよう
に液晶分子４１を上下で９００度スイットせた状態（偏
光軸が９０度回転する状態）で光が透過する。

また、電界が印加されると、第２図（ｂ）で示すように
液晶分子４１は、入射側ガラス基板４２および射出側ガ
ラス基板４３に垂直に配列し、施光しないで通過する。

このように、入射光は、偏光フィルタ３を通ってから入
射側ガラス基板４２、液晶分子４１で構成する液晶層、
射出側ガラス基板４３を順次通り、映像光として投写レ
ンズ６に射出される。

第３図は、この発明に係る液晶プロジェクタ−Ｐの実施
第２例を示す概略構成図である。

この第３図において、液晶プロジェクタ−Ｐは、実施第
１例と同じく、投写機本体１に内蔵された光源２および
偏光フィルタ３、液晶パネル４、偏光フィルタ５と、投
写機本体１の前面に配設された投写レンズ６と、映像信
号処理回路７および液晶駆動回路８と、スクリーン１０
’　とがら構成される。

この実施第２例において、実施第１例と異なる点は、偏
光フィルタ５が光路中に進出したことと、偏光フィルタ
９付のスクリーン１０でなく通常のスクリーン１０’が
使用されたことにある。

そこで、映像信号処理回路７に映像信号Ａが入力される
と、その映像信号処理回路７によって所用の信号形態に
処理され、その後に、液晶駆動回路８に出力される。

そして、上記液晶駆動回路８によって液晶パネル４の液
晶分子４１が駆動され、入力された映像信号Ａの内容に
従い、入射光の変更角を変える。

一方、メタルハライド　ランプ等の光源２から発せられ
た光は、入射側の変更フィルタ３により一方向の偏光の
光だけが通り、液晶パネル４の液晶分子４１で映像内容
に従い偏光角が変えられ、更に入射側の偏光フィルタ３
と直交関係にある射出側の偏光フィルタ５で偏光され５
　画像光とじて投写レンズ６に射出され、投写レンズ６
で拡大されてスクリーン１０′に投写される。

上記の液晶パネル４は、第４図で示すように入射側ガラ
ス基板４２と射出側ガラス基板４３の間に液晶分子４１
が封止され、入射側および射出側に各々偏光フィルタ３
．５が配置されている。

そして、無電界時には、第４図（ａ）で示すように液晶
分子４１を上下で９００度スイットせた状態（偏光軸が
９０度回転する状態）で光が透過する。

また、電界が印加されると、第４図（ｂ）で示すように
液晶分子４１は２　入射側ガラス基板４２および射出側
ガラス基板４３に垂直に配列し、施光しないで通過する
。

このように、入射光は、入射側の偏光フィルタ３を通っ
てから液晶パネル４の入射側ガラス基板４２、液晶分子
（液晶層）４１、射出側ガラス基板４３を順次通り、更
に射出側の偏光フィルタ５を通って映像光として投写レ
ンズ６に射出される。

［発明の効果コ 以上のように、この発明に係る液晶プロジェクタ−は、
液晶パネルの入射側および射出側に直交関係にある偏光
フィルタを配設すると共に、射出＠偏光フィルタを光路
に対して出入自在となし、偏光スクリーンが使用される
ときには射出側偏光フィルタを光路から外し、普通のス
クリーンを使用するときには射出側フィルタを光路に進
出させるようにしたものである。

したがって、外的条件およびスクリーンの種類に応じて
、それに対応した投写が行える。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る液晶プロジェクタ−の実施の一
例を示す概略構成図、第２図はその液晶パネルの動作図
、第３図はこの発明に係る液晶プロジェクタ−の実施の
第２例を示す概略構成図、第４図はその液晶パネルの動
作図である。 Ｐ・　　液晶プロジェクタ− ２・　光源 偏光フィルタ 液晶パネル 投写レンズ ・偏光フィルタ スクリーン Ｐ液晶プロジ・二りタ 第１図 （α） 第 図 （し）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）液晶パネルに光源からの光を透過させ、映像光と
   して投写レンズに射出し、投写レンズで拡大してスクリ
   ーンに投映する液晶プロジェクターにおいて、 液晶パネルの入射側および射出側に直交関係にある偏光
   フィルタを配設すると共に、射出側の偏光フィルタを光
   路に対し出入自在としたことを特徴とする液晶プロジェ
   クター。