JPH04118903U - パイプ切断装置 - Google Patents

パイプ切断装置

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Publication number
JPH04118903U
JPH04118903U JP2109191U JP2109191U JPH04118903U JP H04118903 U JPH04118903 U JP H04118903U JP 2109191 U JP2109191 U JP 2109191U JP 2109191 U JP2109191 U JP 2109191U JP H04118903 U JPH04118903 U JP H04118903U
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JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
pipe
cutting
shaft
moving shaft
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Withdrawn
Application number
JP2109191U
Other languages
English (en)
Inventor
幸雄 笠置
佳伸 吉川
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三菱重工業株式会社 filed Critical 三菱重工業株式会社
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Publication of JPH04118903U publication Critical patent/JPH04118903U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パイプ内の任意の位置に、装置を挿入して、
パイプを内側から切断する。 【構成】 一対のバイト9が揺動自在にスリーブ1内に
支持されている。バイト9を揺動するための移動軸2が
移動自在にスリーブ1内に内蔵されている。移動軸2を
移動するピアノ線8を内蔵したねじ込み軸4をスリーブ
1の後端側に取付ける。ねじ込み軸4を介してバイト9
に回転を伝達する駆動部10がバイト9を回転し、パイ
プを切削する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、種々の熱交換器に用いられる伝達管の予防保全工事に適用されるパ イプ切断装置に関し、伝熱管以外であっても長尺パイプが多数束となっている製 品を遠隔より切断するのに適したものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の構造は、図6に示すように、スリーブ11,カム付きのピアノ線12, 多数の継ぎ軸13,バイト14及び駆動部15等からなっている。パイプ16を 切断するときは、ピアノ線12を遠隔より引張ることで、バイト14が図中の矢 印方向に回動して突き出され、さらに、駆動部15から継ぎ軸13を介して回転 がバイト14に伝達されて、パイプ16が切断されることとなる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前述の従来技術においては、バイト14による切断時の切削抵抗をスリーブ1 1の外面で受けるのでスリーブ外径を切断するパイプ16の内径とほぼ同程度に しておく必要がある。
【0004】 そのためパイプ16の内面に補強等の目的で別部材のスリーブが取り付けられ たものについては、このスリーブ内を従来の切断装置が通過して切断加工するこ とは、不可能であった。
【0005】 そこで、このようにパイプ内径側に障害となるスリーブ等があっても、このス リーブ越しにパイプの切断が可能となる切断装置が必要となった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案によるパイプ切断装置は、パイプ内を移動しうるスリーブと、該スリー ブに内蔵されてピンを中心として回動する一対のバイトと、前記スリーブ内に移 動自在に内蔵され且つ移動して該バイトを回動する移動軸と、前記スリーブに取 付けられ且つ該移動軸の移動により前記スリーブより押し拡げられる振れ止め金 具と、前記スリーブの後端側に位置する継ぎ軸を介すると共にピアノ線により前 記移動軸に連結されるねじ込み軸と、該ねじ込み軸を回転することにより前記バ イトを回転する駆動部とを有することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
パイプ内に設置されたスリーブ越しにパイプを切断するためには、装置のスリ ーブ外周により切削抵抗を受けることができず、このような切削抵抗を受けるガ イド等を用いずに加工ができるように、バイトを2枚取付けることとした。つま り、2枚のバイトは、お互いの切削抵抗をバランスさせて切断するものである。 また、振れ止め金具が補助的に切断抵抗を受けるようにした。さらに、移動軸が 、2枚のバイト及び複数の振れ止め金具をスムーズにスリーブ内外に出入りする ように、スリーブ内で移動する。
【0008】
【実施例】
本考案の一実施例を図1から図5に示し、これらの図に基づき本実施例を説明 する。
【0009】 図1及び図2に示すように、スリーブ1の先端には、切断されるパイプに挿入 した時の案内となる蓋7がピン止めされ、また、基端には、継ぎ軸5との接続金 具1aがピン止めされる。スリーブ1の外面には、図5に示すように、振れ止め 金具6が4個、ボルト6aにより均等にネジ止めされている。さらに、スリーブ 1の内部には、パイプ切断用の2枚のバイト9及びバイト9を開閉するための移 動軸2が装着されていて、この移動軸2は、振れ止め金具6を拡開すると共に、 図1に示すようにバイト9を内装するような構造となっている。
【0010】 そして、移動軸2は、切断されるパイプの内部にスリーブなどの補強部材等が あっても充分通過できる外径寸法とし、さらに、テーパ部2a,2b,2cでそ れぞれバイト9の開閉、振れ止め金具6を拡開する。また、移動軸2の一端はピ アノ線8と結合されている。
【0011】 バイト9は、裁ちバサミのように一対で移動軸2に内装され、図3に示すよう に、ピン3でスリーブ1に取付けられている。振れ止め金具6は、図1に示すよ うに、移動軸2のテーパ部2cと接しないときは自分のバネ力で元の状態に復帰 する。
【0012】 継ぎ軸5は、ピアノ線8が通過する為の穴及び、両端にオルダム接手のごとく 90°交差した角度で凸部と凹部を有していて、切断されるパイプの切断位置に 応じて適宜本数を継ぎ足して、ねじ込み軸4に接続される。また、ねじ込み軸4 は駆動部10にねじ込み固定されている。駆動部10は、バイト9に回転力を与 えるとともにピアノ線8を引張る機能を有していて(図示省略)、回転力は駆動 部10からねじ込み軸4,継ぎ軸5,スリーブ1を経てバイト9に伝達される。
【0013】 駆動部10から回転力を与えつつ、ピアノ線8を引張ると、図2に示すように 、移動軸2が引張られ、バイト9を閉じていたテーパ部2bがバイト9から離れ 、テーパ部2aがバイト9を押し拡げるとともに、図2及び図4に示すように、 テーパ部2cが振れ止め金具6を押し拡げるため、スリーブ1の振れが抑制され 、バイト9により円滑に切削することができる。
【0014】 尚、1b,1cはスリーブ1に穿設された長穴である。
【0015】 次に本実施例による装置の作用を説明する。
【0016】 本装置をパイプの切断位置まで送り込むとき、図1に示すように、バイト9及 び振れ止め金具6は、スリーブ1内に収められている。切断位置に装置をセット すると駆動部10から継ぎ軸5を介してバイト9まで回転が伝達される。また、 ピアノ線8を引くことで、移動軸2を通して2枚のバイト9の刃先がスリーブ1 の外に突設されると共に、振れ止め金具6がスリーブ1の外に出て切断するパイ プ内周面に接し、振れ止め金具6が振れ止めの役目を果たしながら、パイプはバ イト9により切断される。
【0017】
【考案の効果】
本考案のパイプ切断装置によれば、切断装置のコンパクト化が図れ、パイプ内 面の数個所にスリーブのついたパイプなどでも、スリーブ越しに切断することが 可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るパイプ切断装置の収納
時の断面図である。
【図2】同じく切削時の断面図である。
【図3】図2のB−B矢視断面図である。
【図4】図2のC−C矢視断面図である。
【図5】図2のD−D矢視断面図である。
【図6】従来の技術の断面図である。
【符号の説明】
1 スリーブ 2 移動軸 3 ピン 4 ねじ込み軸 5 継ぎ軸 6 振れ止め金具 7 蓋 8 ピアノ線 9 バイト 10 駆動部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプ内を移動しうるスリーブと、該ス
    リーブに内蔵されてピンを中心として回動する一対のバ
    イトと、前記スリーブ内に移動自在に内蔵され且つ移動
    して該バイトを回動する移動軸と、前記スリーブに取付
    けられ且つ該移動軸の移動により前記スリーブより押し
    拡げられる振れ止め金具と、前記スリーブの後端側に位
    置する継ぎ軸を介すると共にピアノ線により前記移動軸
    に連結されるねじ込み軸と、該ねじ込み軸を回転するこ
    とにより前記バイトを回転する駆動部とを有することを
    特徴とするパイプ切断装置。
JP2109191U 1991-04-02 1991-04-02 パイプ切断装置 Withdrawn JPH04118903U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2109191U JPH04118903U (ja) 1991-04-02 1991-04-02 パイプ切断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2109191U JPH04118903U (ja) 1991-04-02 1991-04-02 パイプ切断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04118903U true JPH04118903U (ja) 1992-10-23

Family

ID=31906964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2109191U Withdrawn JPH04118903U (ja) 1991-04-02 1991-04-02 パイプ切断装置

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JP (1) JPH04118903U (ja)

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A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19950713