JPH04114172U - ピストン - Google Patents

ピストン

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Publication number
JPH04114172U
JPH04114172U JP1860291U JP1860291U JPH04114172U JP H04114172 U JPH04114172 U JP H04114172U JP 1860291 U JP1860291 U JP 1860291U JP 1860291 U JP1860291 U JP 1860291U JP H04114172 U JPH04114172 U JP H04114172U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
rod
pin
piston pin
buffer member
Prior art date
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Pending
Application number
JP1860291U
Other languages
English (en)
Inventor
古 日出男 瀬
Original Assignee
アイシン精機株式会社
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Publication date
Application filed by アイシン精機株式会社 filed Critical アイシン精機株式会社
Priority to JP1860291U priority Critical patent/JPH04114172U/ja
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  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、ピストン・ピストンピン・ロツド
系の軽量化を目的とする。 【構成】 ピストンのピン孔に保持されるピストンピン
をセラミツクスにより形成し、ピストンピンとロツドと
の間に耐摩耗性に優れる緩衝部材を介在させる。従つ
て、ピストン・ピストンピン・ロツド系の軽量化が達成
されると共に、ピストンピンとロツドとの間には耐摩耗
性緩衝部材が配設されているので、セラミツクス製のピ
ストンピンによつて主に鋳鉄等により形成されるロツド
が摩耗するようなことはない。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、ピストンに関するもので、特にそのピストンピンがセラミツクスに て形成されるものに関わる。
【０００２】
【従来の技術】
一般に、シリンダ内を摺動するピストンはロツドを介して出力軸に出力したり 、或いは、駆動源によりロツドを介してシリンダ内を摺動するようにピストンが 駆動される。
【０００３】 ここで、ピストンとロツドの係合にはピストンピンを用い、このピストンピン はピストンに形成されたピン孔に保持され、ピストンピンにロツドが回転自在に 支承されている。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述のものでは、ピストン・ピストンピン・ロツドの系全体の質量が 大きく、応答性の向上や機関の燃費改善の妨げとなつている。
【０００５】 そこで、本考案では、ピストン・ピストンピン・ロツド系の軽量化を、その技 術的課題とする。
【０００６】
【考案の構成】
【０００７】
【課題を解決するための手段】
前述した本考案の技術的課題を解決するために講じた本考案の第１の技術的手 段は、ピストンを、ピン孔と、ピン孔に保持されるセラミツクス製ピストンピン と、セラミツクス製ピストンピンに緩衝部材を介して回転自在に支承されるロツ ドとから構成し、緩衝部材はロツド内周面に一体的に嵌合される耐摩耗性部材に より形成されるようにしたことである。
【０００８】 また、前述した本考案の技術的課題を解決するために講じた本考案の第２の技 術的手段は、ピストンを、ピン孔と、ピン孔に保持されるセラミツクス製ピスト ンピンと、セラミツクス製ピストンピンに緩衝部材を介して回転自在に支承され るロツドとから構成し、緩衝部材はロツド内周面に溶射される耐摩耗性部材によ り形成されるようにしたことである。
【０００９】
【作用】
上述した本考案の技術的手段によれば、ピストンピンが軽量のセラミツクスに より形成されることで、ピストン・ピストンピン・ロツド系の軽量化が達成され る。
【００１０】
【実施例】
以下、本考案の技術的手段を具体化した実施例について添付図面に基づいて説 明する。
【００１１】 図１において、一般にアルミニウム合金等により鋳造または鍛造等によつて製 造されるピストン１０のピン孔１１にはセラミツクス（例えば窒化ケイ素系等） 製のピストンピン１２が保持される。そして、ピストンピン１１の外周上には耐 摩耗性部材（例えばセラミツクスやタングステンカーバイド溶射等）により形成 される緩衝部材１３を介して、ロツド１４がピストンピン１１に対して回転自在 に支承されている。
【００１２】 ここで、緩衝部材１３はロツド１４に、例えば焼き嵌め等の手段を用いて一体 的に配設されたり、或いは、ロツド１４の内周面に溶射される。
【００１３】 尚、従来の一般的なピストンに比べ、ピストンピン１２とロツド１４の接触面 積は大きくとられている。
【００１４】
【考案の効果】
以上に示した様に本考案では、ピストンピンが軽量のセラミツクスにより形成 されることで、ピストン・ピストンピン・ロツド系の軽量化が達成される。また 、ピストンピンとロツドとの間には耐摩耗性部材による緩衝部材が配設されてい るので、セラミツクス製のピストンピンによつてロツドの内径部が摩耗すること はない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案実施例のピストン１０の構成図を示す。
【符号の説明】
１０ ピストン、 １１ ピン孔、 １２ セラミツクス製ピストンピン、 １３ 緩衝部材、 １４ ロツド。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ピン孔と、該ピン孔に保持されるセラミ
    ツクス製ピストンピンと、該セラミツクス製ピストンピ
    ンに緩衝部材を介して回転自在に支承されるロツドとを
    有し、前記緩衝部材は前記ロツド内周面に一体的に嵌合
    される耐摩耗性部材により形成されることを特徴とする
    ピストン。
  2. 【請求項２】 ピン孔と、該ピン孔に保持されるセラミ
    ツクス製ピストンピンと、該セラミツクス製ピストンピ
    ンに緩衝部材を介して回転自在に支承されるロツドとを
    有し、前記緩衝部材は前記ロツド内周面に溶射される耐
    摩耗性部材により形成されることを特徴とするピスト
    ン。
JP1860291U 1991-03-26 1991-03-26 ピストン Pending JPH04114172U (ja)

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JP1860291U JPH04114172U (ja) 1991-03-26 1991-03-26 ピストン

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JP1860291U JPH04114172U (ja) 1991-03-26 1991-03-26 ピストン

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JPH04114172U true JPH04114172U (ja) 1992-10-07

Family

ID=31905074

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JP1860291U Pending JPH04114172U (ja) 1991-03-26 1991-03-26 ピストン

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JP (1) JPH04114172U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0538458U (ja) * 1991-10-23 1993-05-25 光洋精工株式会社 内燃機関のコネクテイングロツド結合構造

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